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スーツ生地の素材を知ろう

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最終更新日
この記事の内容は、
2022年12月4日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(526日)

今日は初めまして。横浜店のスタッフ(45)です。

唐突ですが、皆さんはスーツを注文する時何を一番重視しますか?

色・柄・シルエット・ボタン・裏地、色々かと思います。

では、生地の素材を重視すると言う方はその中でもどのくらいでしょう。

そこで、今回は素材の話です。

ザックリですが、スーツに使われる素材は大きく分けると、

「ウール(羊毛)100%」「ウール+シルク」「ウール+ポリエステル」が主要です。

他にもコットンやリネンなどもありますが、大体全体的に使用される素材は

このあたりに絞られます。

まず、「ウール」はスーツの生地素材の代表格です。

なにより一年通じて着る事が出来る程です。まさにスーツに最適な素材と言えます。

そしてウールも種類がありますし夏冬でも生地の造りが違いますが、大きい特徴としては

「保温性」「防臭力」「通気性」「肌さわりの良さ」「そこそこのストレッチ性」の

5つが上げられます。また、繊維が細かいのでチクチクする不快感がありません。

しかしながら、毛玉が出来易い・乾きにくい・虫食いに弱い、

とデメリットもありますので、長く着るならお手入れが欠かせません。

(こういうとこは革靴と一緒ですね)

SADAに於ける、私のおすすめ生地は

「ストレッチ性に特化したFORTE(フォルテ):上下価格¥43,780(税込)」です

次に「ウール+シルク」の素材ですが、何より「シルク」がブレンドされた生地は

「光沢感」が際立つので「上品」「華やか」「高級感」の印象を与える仕上がりになります。

タキシードなど、式典で着用する様な専用の生地で良く見ます。

ただ、水に濡れると繊維の隙間に水分が入り込んで型崩れの原因になる為、注意が必要です。

あと、あまりストレッチ性が強くないので、サイズの具合にも注意しましょう。

(特にタイトなんかにした日には、、、)

最後に「ウール+ポリエステル」の素材です。

とにかく、ポリエステルがブレンドされた生地は「耐久性」と「防シワ性」に優れています。

ですので、スーツを着て作業をするとか毎日スーツを着るとか、

外回りの営業をしている方にはうってつけの素材です。

また、これから就職活動(リクルート)をするという方にもお勧めです。

ただ、こちらもポリエステルは化学繊維という事もあり、「静電気を溜めやすい」「毛玉が出来易い」「ストレッチ性が弱い」「外気温を取り入れる性質(夏は暑い空気、冬は冷たい空気を溜めこんでしまう)」があるので、着用シーンには気をつけて選びましょう。

SADAに於ける、私のおすすめ生地は「EDINBURGH(エジンバラ):上下価格¥32,780(税込)」

他にも種類は豊富にありますが、とりあえずこの3種類を抑えておけばOKです。

そして自分がどういうシーンでスーツを着るのかをイメージして生地を選びましょう。

販売員に言われるがまま選ぶなんて事ない様に、しっかり後悔の無い注文を!

でも、迷ったら是非横浜店にご相談ください。

横浜店の扉は手を当てればスルリと開きますよ。

そして仕事が早くスキル豊富なスタッフ達が丁寧にご案内させて頂きます。

それでは次回まで。

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