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裏地を知り素材を知らば100戦危うからず

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最終更新日
この記事の内容は、
2022年12月10日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(525日)

今日は初めまして。横浜店のスタッフ(45)です。

昨日、ジャケットの内側の話しをしましたが、

気が向いたので今日は素材をテーマにします。

素材は大きく分けて6種類!

①ポリエステル

石油から生産された化学繊維です。丈夫で摩擦に強くシワにも強いのが特徴ですが、

静電気が起きやすいデメリットも。

②キュプラ

綿から生産された再生繊維です。しなやかで光沢感がありまた、

吸湿性と通気性もありますが、静電気が起こりにくいのも特徴です。

③レーヨン

木材から生産された再生繊維です。すべりが良く静電気が起こりにくいですが、

シワになり易いのがデメリットです。

④アセテート

木材または綿から生産された半合成繊維です。しなやかで軽いのが特徴ですが

摩擦に弱いのが特徴です。

⑤シルク

絹独特の風合いと優雅さのある、裏地素材では最高級品です。

特別な肌触りの良さが特徴ですが、水に弱いので汗に注意を。

⑥ナイロン

ポリアミド系の化学繊維で作られたこの繊維は、弾力性と引っ張りに強いです。

しかし、熱に弱いのでヒーターなどの傍には近寄らない様に。

という具合で、裏地の繊維は構成されています。

メンズとレディーススーツのジャケットは大体①と②が一般的に多く使われています。

ただ、②のキュプラは今年の4月に国内のキュプラ工場が全焼した影響で、

翌年の供給がストップするらしいので、在庫のある今の内に確保しときましょう。

では次に、選び方です。

①無地の表地

基本的には同系色がベターです。無いなら薄めのトーンにしましょう。

また、生地によっては透けそうだと思ったら、濃い目のトーンを選ぶと無難です。

コントラストが強いのも良いんですが、遊び感が強くなります。仕事用はご注意あれ。

②柄物(ストライプ・チェック等)

無地がベターですが、遊び感を入れたいなら表地とは違う柄にすると個性が引き立ちます。

更に違う色やトーンを選ぶと、愛着も一押しでしょう。

ザックリ言うと裏地はこんな感じです。

ただしかし。ここまで解説しといてなんですが。

オーダーです!好きな色・柄・素材を選びましょう!関係ありません!攻めていきましょう

人に勧められず、自分でセレクトしカスタムする!それがオーダーの醍醐味です!

好きと迷いを楽しみましょう!どうにも難しいと思いましたら、我々が居ます!

横浜店でどーんと行きましょう!(最後の画像は作者私物)

我が心と行動に一点の曇り無し。全てがオーダーです。

←To be continued