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ジャケットの背裏の違いを知ろう

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最終更新日
この記事の内容は、
2023年3月9日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(404日)

皆様こんにちは。

その日、コートが必要かどうかの決断が必要になってくるほど、

日々暖かくなってきました。

しかし、ジャケットはまだ手放せないくらいには寒いのが現状です。

そこで、今回はジャケットの背裏仕様について、おさらいしてみましょう。

背裏仕様とは、「背抜き」「総裏」が一般的ですが、「クロスバック」という仕様も

あることをご存知でしょうか?

肩甲骨の部分まで裏地を展開する「背抜き」よりも更に上まで表地を抜いて、

より通気性を考慮した仕様です。

特に、暑がりな方にはこれからの季節を迎えるにあたって、

着用にご安心な仕様ではないでしょうか?

尚、こちらが「背抜き」仕様です。

表地の露出面が明らかに大きく採っている事が明らかではないでしょうか?

ただ、そこまで通気性は求めないという方は「背抜き」で十分です。

私も言うて春夏スーツは「背抜き」にしています。

一般的にオールシーズンのスーツと言うのは、この仕様が多く見かけられます。

こちらは「総裏」仕様です。

主立っては、保温性を考慮していますが、特にウールは乾燥した空気に触れると

収縮する性質があります。

そうなると、割と地味に型崩れの原因にもなりかねませんが、「総裏」にしておくと、

背中の端を全て縫い付けるので、その収縮を抑えてくれる役割をしてくれます。

特に、乾燥する冬場にはおすすめしたい仕様です。

と、こんな感じでザックリ解説しました。

とはいえ、オーダーなので背裏の仕様は季節関係なく、着用のお好みで是非。