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アームホール

読み方
アームホール

アームホールは直訳すると腕の穴になるが、本来の意味としては肩先のの縫い目から脇下までの直線の長さのことを指す。スーツにおいては、時代のトレンドと主にアームホールが変わっていった。例えばバブル時代の場合、アームホールは大きく、も太くなっていた。しかし、現代はクラシックへの回帰がトレンドとなっており、正統派のブリティッシュスタイルが人気だ。結果として、アームホールは小さくなり、肩からにかけて細くなっている。なお、アームホールが小さいとシルエットを崩すことなく、スムーズに腕を挙げられるというメリットもある。
大きさに関しては、その人の体格次第で理想の大きさが変わるものだ。例えば肩からまでのシルエットを美しいものにしたいのであれば、アームホールを小さくして肩の位置に合っているものにするのが理想となる。ただ、既製品のスーツの場合は幅広い方が着こなせるようにする目的から、アームホールが少し大きくなっていることが一般的だ。
また、大きさはその人の職種によっても考える必要がある。職業によって動きやすいスーツと動きにくいスーツが異なるため、そこまで考慮してからスーツを選ぶことをおすすめする。