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ウォーキング・ショーツ

読み方
ウォーキング・ショーツ

ひざ上までの長さのショートのパンツの総称。散歩用のパンツに用いられることが多いためこの名がついた。キュロットパンツ、バミューダパンツと同じ。バミューダとは大西洋のイギリス領バミューダ諸島で、イギリス軍が暑さをしのぐために着用したことからついた名前。ショーツの原型は中世のフランスで「ブリーチズ」と呼ばれ、男性の宮廷着として用いられていたもの。細身のニッカー型半ズボンのことで、丈は膝下のものが多かった。現代ではショーツスタイルといえばウォーキング・ショーツあるいはバミューダ・ショーツを指す。ウォーキングショーツは必ずこののものという決まったデザインがあるわけではないが、ショーツ丈は50cmから55cm前後の丈(総丈)で、これを「バミューダ・レングス」と言っている。適度なゆるみがあり歩きやすいもので素材はリネンコットン通気性がよい。ハーフパンツより細身でできているものが多い。