パンツのヒダ(タック)に隠された機能
こんにちは!オーダースーツSADA調布店です。
今回はスーツのシルエットや履き心地を左右するパンツの「タック(プリーツ)」について、その役割や時代の変遷をご紹介してまいります。
是非最後までご覧ください。
動きやすさと優雅さを両立させる仕立て
パンツの腰回りに入っているヒダ(ひだ)を「タック」と呼びます。この仕様は、英国の高級テーラー街「サヴィル・ロウ」の伝統的な仕立てから生まれました。
タックを入れることで腰回りや太ももに適度なゆとりが生まれ、座ったり歩いたりする際の動きやすさが格段に向上します。 さらに、立っている時にはヒダがすっきりと収まり、縦のライン(クリースライン)を強調して足を長く見せるという、機能美と優雅さを兼ね備えた工夫として定着しました。
ノータックブームからクラシック回帰へ
時代によってタックのトレンドは大きく変化してきました。
2000年代以降は、全体を細身に見せるスタイリッシュな「ノータック」パンツが世界的な主流となり、若者を中心に人気を博しました。 しかし近年のスーツ業界では、伝統的なスタイルを見直す「クラシック回帰」がトレンドとなっています。
適度なゆとりで上品な印象を与える「ワンタック」や「ツータック」が再び注目を集めており、快適な履き心地とおしゃれな立体感を両立できる仕様として選ぶ方が増えています。

パンツのタックは、見た目の印象だけでなく日々の快適性を左右する重要なディテールです。
体型や好みのシルエット、着用シーンに合わせてタックの数や深さを自由に選べるのもオーダーの大きな魅力です。ぜひご自身にぴったりの一着を仕立ててみませんか?
皆様のご来店を心よりお待ちしております。