英國名作図鑑116 アビーホーン オーダースーツSADA 金沢香林坊店 投稿日 2025年10月24日 最終更新日 2025年10月27日 ★ 『アビーホーン』とは、 イギリスの老舗ホーンメーカー。 ★ 1749年 最高品質キャトルで有名なウスターシャー郡で G Jハンファーソンによって『ホーンワークス・ビュードリー』設立。 幅広い家庭用品を生産するだけでなく、 アメリカ独立戦争を含む18世紀の戦争で使用するための 火薬の角も生産し供給。 1854年 フローレンス・ナイチンゲールはクリミア戦争に 『ホーンワークス』のビーカーを持って行った。 また、彼女のホーンランプも、 『ホーンワークス』のランソーンの葉で作られたとも言われている。 1912年 グロスターシャーのランソニーアビー跡地の近くに移転、 『ホーンワークス』と改名。 1920年 『ジェームズ・グローブ&サンズ』が所有。 1923年 パーシー・レレシェに売却。 ランソニー・アビーのレールロードサインに触発されて 『アビーホーンワークス』と改名。 1932年 ケンダルで 『ジェームズ・トラウトン&サンズ』が所有する 古いホーン・コーム工場と合併。 1955年 ジョン・バーンズが会社を購入。 輸出市場が繁栄し、その輸出スキルが認められMBEを授与。 会社名は『アビーホーン・オブ・ケンダル』に変更。 1991年 ポール・クリースビーはジョン・バーンズから会社を購入。 古いホルムミルズの敷地にある小さな村ホルムに移転。 『アビーホーン・オブ・レイクランド』に変更。 1998年 スコットランド・アーバインのバイヤーズから 『ホーンクラフト』製造部を購入、合併し 『アビーホーン・オブ・レイクランド& ホーンクラフト』となる。 新しい市場には地域的すぎると判断され、 『アビー・ホーン』に変更。 ★ 牛や鹿といった動物の角を素材として、 伝統的な手法で靴べら、アクセサリー、キッチンツールなどを 250年以上にわたり、 職人のハンドメイドによる伝統的な製造方法を守り続けている。 ナチュラルマテリアルを使用しているため、 同じ模様や色味のものは2つとしてなく、 すべてが一点もの。 製品の原材料には、 ライブストックから出るホーンや、 シェッドアントラーなどを使用しており、 リサイクルやウェイスト リダクションにも貢献。 この規模でホーンプロダクツを専門に扱う、 英国で最後に残ったメーカーでもある。 コームやブラシに、カフリンクスなど、 ホーンの風合いを生かした小物も製作。 スプーンやサーバー、マグカップなど、 キッチンツールも手掛けている。 ★ 愛用のシューホーン・キーホルダー90mmは ジェニュインウォーターバファロー・ホーンで作られ、 アンティークなブラス製キーリングを採用。 その美しい質感と独特の模様が特徴。 ★ キャスケットハット : 『ハリスツイード』×『フェイルスワース』 ウィンザーリムラウンドスペクタクルズ : 『アルガ 』 デニムシャツ : 『バブアー』 コーデュロイトラウザーズ : 『バブアー』 ツイードウエストコート : 『ムーン』×『ポールスミス』 コットンメッシュダブルリングベルト : 『ハルシオン』 カントリーギリーブーツ:『トリッカーズ 』 フープピアス : 『リンクス』 アーマーリング : 『ヴィヴィアンウエストウッド』 ナックルリング:『ヴィヴィアンウエストウッド』 ★ 注:これらの作品は重田将秀店長の所有物であり オーダースーツSADAでは販売しておりません。 ★