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3つボタン段返りのスーツとは?特徴やボタンの留め方、オーダーメイドする際のポイントを解説

S.S様/男性

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最終更新日
この記事の内容は、
2022年8月26日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(692日)

スーツの段返りをご存じでしょうか。3ボタンスーツはクラシックの定番でしたが、古臭く感じたり時代遅れに感じたりする方も多く、今はあまり見る機会がありません。段返りにすれば印象も変わり、おしゃれな着こなしが可能となるのです。

本記事では3つボタン段返りのスーツについて解説します。3つボタン段返りの特徴やボタンの留め方がわかれば、クラシック過ぎず程よくカジュアルな着こなしが可能です。3つボタンスーツの着こなしに挑戦したい方はぜひ最後までご覧ください。

オーダースーツSADA

神戸三宮店

全体的にタイトなシルエットに仕上げていますが、適度なゆとりを残してスタイリッシュに。

スーツの段返り3つボタンとは

シングルジャケットタイプのスーツでは、フロントボタンは2つボタン・3つボタンが主流です。特に3つボタンタイプで下襟(ラペル)が第1ボタンを覆い隠す仕様を「段返り(だんがえり)」といいます。主に襟の種類が「ローリングダウンラペル」のスーツに使われ、チェスターコートやステンカラーコートにも用いられている仕様です。

3つボタンスーツには他にも「中掛け」や「2つ掛け」タイプもありますが、あまり見かけません。段返りは3つボタンスーツを代表する仕様となっているのです。同義で使われるケースが多い点にも留意しましょう。

段返り3つボタンのルーツ

段返り3つボタンは、1900年頃にボタンダウンシャツの生みの親であるブルックスブラザーズが開発したといわれています。やがてイタリアのサルトリアが好んで作るようになり、「クラシコイタリア」の定番になったのです。

段返り3つボタンの特徴・印象

段返り3つボタンのスーツはフロントに3つのボタンがありますが、第1ボタンが隠れているため、一見すると2つボタンのスーツと変わりません。ラペルの返しが深い作りで、立体的に見えやすいのが特徴です。Vゾーンが狭く、ネクタイやシャツの見える面積が小さいため、2つボタンのスーツよりもクラシックな印象が強まります。

段返り3つボタンの留め方

段返り3つボタンでは第1ボタンを留めないのが基本です。ボタンホールがあるため、ついつい留めてしまう方もいるでしょう。第1ボタンを留めるとウエストラインにシワができやすくなり、Vゾーンも狭くなってしまいます。シャツやネクタイのコーディネートをおしゃれに見せたい方はそのまま着用しましょう。

第3ボタンも「アンボタンマナー」の原則通り、留める必要がない箇所です。一番下のボタンを外せば腰回りにシワが付きにくくなり、きれいなシルエットと抜け感が出せます。3つボタン段返りのスーツを着る際は第1ボタン・第3ボタンをせず、第2ボタンだけ留めましょう。襟回りがふんわりとし、スマートですっきりした印象が残せます。

2つボタンと3つボタン段返りの違い

段返り3つボタン・2つボタンのスーツにはそれぞれ良さがあります。次は2つボタンの特徴と3つボタンとの違いを解説します。

2つボタンの特徴

現在のスーツスタイルにおいては定番で、全体的に細身のシルエットに仕上がるのが特徴です。ビジネスからフォーマルまでシーンを選ばずに着用でき、落ち着いた色柄を選べば1着を長く着られます。

3つボタン段返りとの違い

3つボタン段返りと2つボタンにはボタンの数に違いがあり、スーツのシルエットに影響します。前者はVゾーンが狭く、ウエストラインが絞られていないデザインで、クラシックな雰囲気が強まるでしょう。反対に後者はVゾーンが広く、ウエストラインにシェイプが出やすいのでスマートな雰囲気になります。他にもボタンの数が少なく、モダンな印象が与えられる場合もあるでしょう。

段返り3つボタンスーツはどんな人に似合う?

段返り3つボタンのスーツは、クラシカルな雰囲気の強いトラディショナルな装いが好きな方におすすめです。ドレスコードのないカジュアルなパーティーであれば、さりげないディテールの違いでおしゃれを楽しめます。周囲とのコーディネートで差を付けたい場合は、クラシックな柄で統一し、スーツの良さを引き立ててみましょう。

【補足1】ボタンの数で異なるジャケットの種類

3つボタン段返りタイプのスーツとして、シングルジャケットに焦点を当てて解説してきましたが、ジャケットにはもう1種類の形状があります。それが「ダブル」です。

シングルジャケットは1列に1~3ボタンという形状ですが、ダブルジャケットは2列で4ボタンまたは6ボタンという形状になっています。日本のビジネスマンでダブルジャケットを着用している方は少ないかもしれませんが、シングルジャケットとはまた異なる印象を演出できるので、気になった方は手に取ってみてはいかがでしょうか。

80年代頃に流行したものとは異なり、現在では肩パッドが薄く、ラインもスタイリッシュな形状になっているものが多いので、ビジネスシーンやその他のフォーマルシーンでも十分使えるジャケットです。

【補足2】アンボタンマナーについて

先述した「アンボタンマナー」について、もう少し詳しく解説します。

シングルジャケットで段返りの場合は、真ん中のボタンを留めればOKでした。では段返りでない場合はどうするのか、これはボタンの数によって決まります。1ボタンであれば留める、2ボタンなら上のボタンを留める、3ボタンの場合は上から1個目と2個目のボタンを留める、このようになるのです。

ダブルジャケットの場合は少し異なり、4ボタンなら一番下のボタンを留めてゆとりを見せるか、上下とも留めるか、どちらかが一般的とされています。6ボタンの場合は、真ん中と一番下のボタンを留める2つ掛けがマナーに沿っているとされるようですが、上下どちらかを外すスタイルも人気があるようです。

アンボタンマナーは、スーツのシルエットをきれいに見せること、および無理にボタンを留めることでシワなど型崩れが発生するのを防ぐこと、この2点を目的としています。

3つボタンスーツをオーダーメイドで作る際のポイント

3つボタンスーツを購入する際はオーダーメイドがおすすめです。オーダーメイドなら自分の体型に合わせた1着が作れ、ボタンのカスタマイズも行えます。以下では3つボタンスーツをオーダーメイドで作る際のポイントを解説します。

段返りにする

3つボタンスーツでは段返りにするのが基本です。下襟の返しが深く、立体的な感じが強まります。2ボタンスーツと近い見た目になり、上品でかしこまり過ぎない印象になるのです。3つボタンスーツをカジュアル・ビジネスの両方で使う場合は段返りで作りましょう。

サイズ感を確かめる

3つボタンスーツも通常のスーツと同じで、ジャストサイズで作るのが大事です。ジャケットの着丈が短い場合や胸回りが詰まっている場合は、野暮ったい印象になってしまいます。他にもパンツの裾丈が長かったり、パンツの太ももがキツかったりするとみすぼらしい感じに仕上がる場合もあるでしょう。必ず採寸を行い、自分の体型の癖も考慮しながらスーツ作りを行ってください。

シルエットを意識する

3つボタンスーツを作る際はシルエットも意識しましょう。タイトなデザインやサイズ感のスーツを選べば見栄えも良くなります。具体的にはラペルが狭いものや、上襟と下襟の縫い目である「コージライン」が高めのスーツを選ぶのがポイントです。

オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?

スーツの段返りとは、第1ボタンが下襟の裏に隠れて見えづらい作りのことです。Vゾーンを立体的に見せる作りでおしゃれさを出し、従来の3ボタンにあった古臭さも抑えられます。3つボタン段返りスーツの第1ボタンはあくまで装飾品です。着こなす際は真ん中だけ留めましょう。

オーダースーツ専門店の「オーダースーツSADA」なら、段返り3つボタンのスーツも手軽に購入できます。有料オプションを使えば高級ボタンなどカスタマイズも自在です。スーツの購入はもちろん、相談や下見もできます。

生地から選べるフルオーダースーツの制作が自慢の「オーダースーツSADA」まで、まずは予約の上、足を運んでみてください。

3つ釦段返り シングルスーツ スペアパンツ付

生地素材
  • ウール100% ナチュラルストレッチ
  • ネイビー無地 春夏
  • 7-3542
裏地
  • キュプラ100% グレー無地
ボタン
  • 水牛釦 チャコールグレー
オプションその他
  • 袖口本開き
  • ミシンステッチ
  • PP加工
担当スタイリスト