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あまり知らないスーツの袖の種類やボタンのつき方。袖口にこだわり自分らしい一着を!

K.H様/男性

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この記事の内容は、
2022年9月27日当時のものです。
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(660日)

スーツの袖口まで気を配ってスーツを選んでいる方はどれぐらいいるでしょうか。既製品のスーツでは、決まったパターンになっているのであまりそこまで意識しない方も多いかと思います。おしゃれを追求したい、個性を発揮したい、自分なりのスーツを仕立てたいという方は、是非、袖口にもこだわって見てください。色々な種類、仕様があるのを知ってスーツ選びに役立ててください。

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スーツは袖までこだわりたい

スーツにこだわるとき、多くの方は色・柄・サイズ・シルエットなどに注目するのではないでしょうか。さらに個性を出すならば、手元の「袖先」にまでこだわることをおすすめします。

スーツのコーディネートには、どんなシャツやネクタイを合わせるかを考える方が多いと思います。そのため、あまり実用的ではない袖口を気にする方は多くないように感じます。今は既製品のスーツが主流なこともあり、袖口にこだわる風潮自体薄らいでいるのもあります。

しかし、スーツにこだわるなら袖口も重要です。ビジネスシーンでは先方に手元を見せる機会もあり、何気ない所作でも手元は注目される部分です。袖口は、袖ボタンの種類や縫い方で印象は全く変わります。フルオーダーでスーツを仕立てる場合は、表地やネクタイだけではなく袖のしつらえまでこだわってみましょう。

スーツの袖ボタン

スーツの袖ボタンがなぜつけられるようになったかは諸説あります。いくつかの説をご紹介します。

①「ナポレオンがロシア遠征時に袖ボタンを考案した」という説

ナポレオンと聞いて不思議に思われるかもしれませんが、はるか昔のロシア戦役(ナポレオン戦争)の際、暖かな季節に始まった戦いは極寒の冬の季節まで長引きます。

防寒装備もないままロシアの厳しい寒さにさらされた兵士は、袖で鼻水を拭いていました。鼻水が付着した袖を相手の兵士に見られては、体調が悪いことを悟られます。これを危惧したナポレオンは、何とか阻止したいと考えました。考えた末、袖で鼻水を拭けなくするために金属製のボタンをつけるという方法が採用されたという説です。

②「医者がジャケットを着たまま腕をめくれるようにするため」という説

昔は医者といえど、スーツのジャケットを脱ぐのは失礼とされていました。しかし、患者を診る際は袖が邪魔になります。ジャケットを着たままでもすぐに袖をまくれるよう、医者が着るジャケットの袖にボタンをつけるようになったという説です。これは「ドクタースタイル」と呼ばれ、日本では本切羽(詳しくは後述)とも呼ばれます。かつては手袋をする方も今よりも多く、その脱着も考えて袖を開けてボタンで留めるようになったとも考えられています。

近代以降、スーツがオーダーメイド主流から既製品に移行し大量生産されるようになります。ビジネスシーンを中心に大勢がスーツを着用する時代へと変化しました。スーツで袖をまくる機会は減り、閉じたままの袖につけられたボタンは装飾品という位置づけになっていったとされます。

スーツの袖の種類

ジャケットの袖にはいくつかの種類があるため、スーツを選ぶ際の参考にしてみてください。

開き見せ、並びつけ

袖を開閉せず、ボタンは飾りとしてつけられている仕様の袖口を「開き見せ(あきみせ)」と呼びます。横一列にボタンを並べただけなので、「並びつけ」とも呼ばれます。開き見せのボタンホールは縫い目だけで、穴は開いていません。調整しやすいという利便性があるので、既製品のスーツでは一般的な袖口として採用されています。自然で目立つこともなく、ごく普通のつけ方になります。

重ねボタン

袖のボタンが重なっているのは「重ねボタン」です。ボタン同士がキスしているように見えることから、「キッスボタン(キッシングボタン)」とも呼ばれます。立体感のある重ねボタンは華やかで、イタリア風のオシャレさを演出できます。なお、冠婚葬祭などフォーマルなシーンでは避けましょう。オーダースーツを作る際はボタンの数を3~5個などから選べます。通常は4個ですが、袖口をアピールしたいならば5個選ぶのもおすすめです。

本切羽

「ドクタースタイル」と呼ばれる袖口を開いて開閉可能にしてボタンで留めるるのが「本切羽(ほんせっぱ)」です。袖口のボタンを開閉できるため、TPOに合わせた調整が可能です。以前はオーダースーツを中心に本切羽が用いられていましたが、現在では既製品にも採用されています。ワンランク上のおしゃれ感を演出したい方は、本切羽を選んでみてはいかがでしょうか。

カフリンクスをつけるのもおすすめ 

袖口にこだわりたい場合、ポイントとしてカフリンクスをつけるのもおすすめです。「カフスボタン」や「カフス」とも呼ばれます。スーツスタイルをよりエレガントにしてくれますが、種類が豊富で選ぶのを迷うこともあるでしょう。主流である「スウィブル式」のほかクラシックな「チェーン式」、上級者向けの「固定式」、アンティークな「スナップ式」などの種類があります。取りつけにコツもあるので、スーツ売り場の店員さんにアドバイスを受けると安心です。

スーツの袖の適切な長さ

袖丈とは、上着の肩先から袖口までの長さです。袖丈の長さは、袖口からシャツが1.5㎝程度見えるのが適切です。真っすぐに腕を下ろした状態で、親指の先から袖口までが11~12cmが目安となります。採寸する場合は肩先から袖口までの長さを測りますが、仕立ての際は親指からの長さを重視します。ジャケットを着用したとき、手のひらを外側に90度曲げた状態で手の甲に袖口が軽く触れる程度なのも目安です。

袖の長さが気になり手持ちのスーツの袖先を直したい場合、いくつか選択肢があります。自分で直す方法もありますが、失敗することを考えるとプロに依頼する方が賢明です。それぞれの依頼先の特徴は、以下のように整理できます。なお、袖先を直す場合の相場は2,000~3,000円程度です。

・スーツの購入店

ジャケットの袖丈直しは、購入した店に依頼するのが基本です。既製品を扱う量販店でも袖先の調整は可能です。ジャケットの袖先だけでなく、スラックスの裾やウェストの調整も対応しています。オーダースーツの専門店を利用する場合、仕立ての段階で自分に合う丈で仕立てます。ジャケットに限らず、購入後のお直しの手間や費用を気にしなくてよいので安心です。

・お直し専門店

お直し専門店は、さまざまな洋服や小物の修理、仕立て直しを専門に行います。技術の高さをウリにしているところであれば、袖口ではなく肩口から袖丈を調整し袖口デザインを美しく整えてもらえます。なお、内容やデザイン次第で金額が高くなることもあることも覚えておきましょう。

お直しの専門店は、店頭での受付だけでなく郵送対応を行っている店舗もあります。郵送する場合、お直しを希望する箇所や実際の画像をメールなどで送り、修理内容や概算の見積もりの連絡を待ちます。内容に納得できる場合は品物を郵送し、店舗側に状態を確認してもらうと正確な修理費用が決まります。振り込みなどで費用を支払うと、修理が始まります。所要日数は店舗によってさまざまです。仕上がると品物が返送されるので、状態を確認し完了となります。

・クリーニング店

街中のクリーニング店では、クリーニングに加え洋服の修理やお直しも依頼できるお店があります。シャツのクリーニングを持ち込む際に同時にお直しを依頼できるので便利です。

オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?

オーダースーツSADAは全国に実店舗を展開する老舗のオーダースーツ専門店です。メンズもレディースもフルオーダーで仕立てられ、ビジネス用途以外にもリクルートスーツや冠婚葬祭のフォーマルスーツまで幅広く受注しています。

生地の仕入れ・縫製・販売を一貫して自社で行っているため、リーズナブルに高品質なフルオーダーのスーツを提供できます。プロアスリートや政治家をはじめ多くのユーザーから支持されており、オーダースーツが初めてという方でも安心です。ベテランのスタッフがお客様の要望を伺い、どんな方でもぴったりのオーダースーツを手に入れられるでしょう。

既製品では難しいような優れた着心地を求めたい方は、納得の実績と品質を誇るオーダースーツSADAまで、来店予約の上ぜひご来店ください。

シングル2釦スーツ

生地素材
  • ミドルグレー 千鳥柄
  • ウール100%
  • ナチュラルストレッチ、撥水加工
  • 7-3822
裏地
  • チェス柄 ゴールド×グレー
  • キュプラ100% 
ボタン
  • 水牛釦 ブラウン
オプションその他
  • 袖口重ね釦
  • PP加工
担当スタイリスト 宮島