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やわらかい印象が特徴的!今なお続く人気のチェック柄、グレンチェックのスーツを着こなそう!

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この記事の内容は、
2022年10月3日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(543日)

グレンチェックとは、イギリスの伝統的なチェック柄のことです。 ハウンドトゥース(千鳥格子)などの細かい格子を組み合わせたチェックパターンを指し示し、その主張しすぎない柄ゆえに、シンプルながらも品良く着こなしを格上げしてくれます。 

現在は、シンプルな黒と白地だけではない豊富な配色展開をしていることもあり、カジュアル・ビジネス・フォーマルとさまざまなシーンで使えるため、数多くのファッションアイテムに使われる人気の柄です。

この記事では、グレンチェック柄スーツの魅力と着こなし、どこで購入できるかについて紹介します。

オーダースーツSADA

神戸三宮店

さりげないグレンチェックがポイントのネイビースーツ

結婚式用ということでベストも合わせて、フォーマルな雰囲気に

グレンチェックスーツってどんな柄?

英国の伝統的なチェック柄のひとつです。季節を問わず着用可能で、全ての生地ブランドが定番として扱っている、といっても過言ではありません。

グレンチェックは、ハウンドトゥース(千鳥格子)とヘアラインストライプ(万筋)を組み合わせた複合柄で、正式名称はグレナカート・チェックといわれています。

スーツやジャケットの生地によく使われている柄で、王道は黒と白地で構成されたモノトーン柄ですが、ブラウンやグレー、ブルーにレッドなどのオーバーペーンを乗せたデザインも人気です。

グレンチェックスーツが持つ印象

この柄の持つイメージを簡潔にいうと、「上品さ」と「知的さ」です。

知的でクールな大人の雰囲気を演出したい人に最適で、例えば年若い方でも育ちの良さや品のある印象を周りに与えたい人には、オススメの柄といえます。

チェック柄のスーツということだけ聞くと柄物のイメージが先行してしまい、派手な印象を覚える方は多いかもしれませんが、グレンチェックは基本的に柄の入り方が細かく、元々がそこまでインパクトのあるデザインではありません。近くで見ると細かいハウンドトゥースの目を視認できますが、遠目だとくすんだグレー地のようにさえ見える、比較的無地に近いチェック柄です。

今でこそ多様な配色のものもありますが、基本的にはシンプルな色使いのものが多く、その色を拾って合わせるアイテムを選べるため、スーツ初心者の方から上級者の方まで楽しくコーディネートできます。

チェック柄の種類

チェック柄と一口にいっても、グレンチェックをはじめとしたさまざまな種類のチェック柄があります。その中でも代表的な6点について紹介します。

①ウインドーペーン

ガラス窓を意味する英名のチェック柄です。窓枠を思わせる方形の一本格子を指します。

英国カントリースタイルが育んだ代表的な柄で、クラシカルな印象を与えることができ、チェック柄の中でもスッキリとした上品さを楽しめるものです。

②ハウンドトゥース

柄の形が猟犬の牙に似ていることが名称の由来となっているチェック柄です。日本では鳥が飛んでいるように見えることから、千鳥格子とも呼ばれます。ツイードに多用される伝統柄で、白と黒といった2色使いが基本です。

③ガンクラブ

同色の濃淡、もしくは3〜4色の色を組み合わせたタイプのハウンドトゥースです。呼称のきっかけは、米国の狩猟クラブである「アメリカン・ガンクラブ」が制服に採用したことからきています。

④タータンチェック

スコットランドのハイランド地方発祥である伝統的なチェック柄です。氏族や一族のシンボルとして発達し、現在では英国スタイルの象徴ともいえます。

柄だけで見ると非常にインパクトが大きいため、スーツに合わせる場合は、ブラックウォッチなどのレジメンタル・タータンの一種で色味を抑えてあげるのもオススメです。

⑤シェパードチェック

スコットランドの羊飼いが着ていた衣服に由来する、ディストリクトチェック(地方格子)です。

2色使いで、ブロック・チェックの交差していない部分に地色の斜め線が入っています。日本語では小弁慶といい、多色使いになるとガンクラブになります。

⑥タッタソールチェック

ロンドンにてリチャードタッタソールが開いた競走馬の競り市で、馬の鞍代わりや馬覆いの毛布、競走馬師のベストに使われていた格子柄が起源といわれています。

白、あるいは生成り(きなり)の地に黒や赤といった二種類のストライプが交わるチェック柄です。

グレンチェックのスーツに合わせたいアイテム

ここでは、グレンチェックのスーツに合わせたいアイテムとして、シャツ・ネクタイについて紹介します。

ネクタイの選び方

チェック柄のスーツを着こなすにあたって、全身を柄物にしてしまうと柄同士がケンカし、うるさく見えて落ち着きのない印象を与えてしまいます。せっかくのスーツが強すぎる主張の組み合わせにより、散らかったイメージになってしまうのです。

Vゾーンの組み合わせを考える時には、スーツ・シャツ・ネクタイのうち、柄物は2つまでに抑えましょう。特に、チェック柄のスーツと合わせる場合は、ネクタイはソリッド(無地)にするとまとまりやすくオススメです。

例えば、チェックのスーツにストライプのシャツを合わせたとしても、ネクタイをソリッドにするだけで全体のコーディネートがまとまります。

むしろチェックの柄が引き立ち、上品な雰囲気を演出できるのです。

色は、グレンチェックの色味やシャツなどを基準に選びましょう。比較的濃い色のものを選ぶと、引き締まって見えるためオススメです。

シャツの選び方

基本的に何でも合います。もちろん普通の白シャツでもいいのですが、あえてスーツの色味とは異なる色にしたり、柄物をもってきたりするのもおしゃれです。

また、必ずしもシャツにこだわることはなく、タートルネックのセーターなどを合わせるのもよいでしょう。

グレンチェックスーツを着用したいシーン

グレンチェックのスーツは、その多様性からさまざまなシーンで着用されています。色味やアイテムの合わせ方さえ気を付けていれば、ほとんどの場面に通用するといっても過言ではないでしょう。

一点注意しておきたいのが、お葬式での着用はNGという点です。お葬式では、黒の礼服を着用するのがマナーとされています。急な訃報を聞いてお通夜に駆け付けた場合はその限りではありませんが、その後の葬儀では必ず黒の礼服を着るようにしましょう。

オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?

自社工場による、工場直売の本格フルオーダースーツ専門店です。

「オーダースーツSADA」は、生地卸から小売りまでワンストップで展開しています。昭和初期に生地の卸売りから始まった佐田羅紗店が縫製業に進出し、現在では小売りまでを一貫して自社で手がけるグループになりました。 中間マージンを極小化することで、高品質なオーダースーツをお手頃価格でお届けできるシステムになっており、年間約14万着のオーダースーツを仕立てています。

豊富な生地ブランドから素材や機能・色柄を選び、好みに合わせてボタンや裏地、ポケットなどを選択した後、スタイリストと入念に打ち合わせしながら体型に合わせて採寸し、約1カ月後には自分だけのオーダースーツができ上がります。

「オーダースーツSADA」は、オーダースーツチェーン店舗数も国内最大級です。

全国49店舗のスケールメリットと工場直販の優位性を最大限に生かし、圧倒的なコストパフォーマンスであなただけの1着を仕立ててもらえます。(店舗数は2022年11月現在のものになります)

一人ひとりの採寸データに沿ってパターンを起こすフルオーダースーツのため、仕上がりまでに1ヶ月程度の時間を要しますが、仕上がるスーツはそれだけの価値にあふれた一品です。

予約は公式HPから1分でできますので、着たい時に確実に着られるように、早めのご注文をオススメします。

シングルスーツ 2ボタン 三つ揃え

生地素材
  • ウール100%
  • ビバーチェ 7-7534
  • ネイビー グレンチェック
裏地
  • キュプラ100%  
  • グレー
ボタン
  • G釦 No.95
オプションその他
担当スタイリスト 宮島