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ディティールが違うと印象が変わる?!vol.4

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皆さまこんにちは、オーダースーツSADA立川店です(^^)

ディティールの違いについて、第四弾!

まずは、前回までのあらすじを軽くおさらいしましょう。

同じ生地で仕立てた2着のディティールの違いについて、“同じ生地=同じ印象なのか”“ディティールが違うと印象が変わるのか”に着目して比較しました。

詳しくは ディティールが違うと印象が変わる?!vol.1vol.2vol.3をご覧ください👀

前回までに『裏地の違い』『衿型の違い』『腰ポケットの違い』についてご紹介しましたが、まだ違いがございます。大きく分けてあと2つの違いがございますが、皆さまお気づきでしょうか?

では早速ですが、4つ目の違いをご紹介いたします。

④釦(ボタン)

左は“キッシングボタン、G釦の緑”、右は“重ねボタン、トリノの緑×茶色のフチ”でのお仕立てです。

キッシングのタイプは釦が隙間なく並んで出てくるデザインです。釦同士がキスしているように見えることから、「キッシングボタン(キッスボタン)」と呼ばれているそうです。

G釦は角張った形をしていて、マグネットネイルのような光沢をもっています。光の当たり方によって見え方が異なり、男女ともに人気の釦です。

生地の緑が映えるように、釦も緑で統一したそうですよ🍃

一方、重ねボタンのタイプは釦の一点が重なり合うように並べて付けるデザインです。職人が自分の高い仕立て技術をアピールする為にはじめられたと言われているようで、既製品よりも格の高い印象を与えることができます。

トリノはツルっとしたツヤのある質感で、イタリア製の釦です。アースカラーをコンセプトに仕立てたので、緑×茶のこちらの釦に惹かれました✨むしろ、“この釦を付けたい!”から仕立てたと言っても過言ではありません。笑

釦ホールが1つだけ茶色なのもこだわりです🌳

一般的には重ならないキッシングボタンはイギリス式、重ねボタンはイタリア式と言われていますが、オーダー感を出したいから!かっこいいから!という理由でディティールを決めるのも有りです👍

自分が着る1着をどう仕立てるかは自由です✨

実際、右のスーツはイタリア式の重ねボタン、イタリア製の釦で仕立てていますが、前回ご紹介のチェンジポケットはイギリスで多く用いるスタイルです。

もちろん、統一した方が正統的ではありますが、自由に選択できることもオーダーならでは!

是非、オーダースーツSADAで自分好みのスーツをお仕立てしてみてはいかがでしょうか?☺

皆さまのご来店、お待ちしております。

vol.5もお見逃しなく!!👀