ネクタイはどのように生まれたの?
こんにちは!オーダースーツSADA調布店です。
今回はスーツのVゾーンに欠かせない「ネクタイ」について、その起源やどのようにして現代の形へ進化を遂げたのかをご紹介してまいります。
是非最後までご覧ください。
ルイ14世を守ったクロアチア兵の首飾り
ビジネスシーンやフォーマルな場で当たり前のように締めているネクタイですが、その原点は17世紀のヨーロッパにまで遡ります。
当時、フランス国王ルイ14世を護衛するために派遣された「クロアチア兵」たちが、首元に独特な布を巻いていました。 これは、無事を祈る妻や恋人がお守りとして持たせたものと言われています。
この首巻きを見たルイ14世が大変気に入り、ファッションとして取り入れたことがネクタイの始まりです。 ちなみに、フランス語でネクタイを意味する「クラバット(Cravate)」は、クロアチア人を意味する言葉が語源となっています。

結び目の変化と現代スタイルへの到達
19世紀に入ると、スカーフ状の布を様々な結び方で楽しむスタイルが流行し、徐々に現在のような細長い帯状の形へと変化していきました。
そして20世紀初頭、アメリカのネクタイ製造業者ジェシー・ラングスドルフによって大きな革新がもたらされます。 生地を斜め45度に裁断する「バイアス仕様」を発明したことで、結んだ際にも伸縮性があり、形崩れしにくく美しいノット(結び目)が作れるようになりました。
この発明により、私たちが日常的に使用している現代のネクタイの構造が完成したのです。

何気なく選んでいるネクタイの一本にも、パートナーへの愛や歴史的な仕立ての工夫が深く刻まれています。
スーツを仕立てる際には、ぜひVゾーン全体のコーディネートや背景にあるストーリーも意識しながら、お気に入りのネクタイを選んでみてはいかがでしょうか?
皆様のご来店を心よりお待ちしております。