現代の「信頼」を勝ち取るためのディティール
こんにちは!オーダースーツSADA高崎店です。
今回はスーツの細やかな機能や見た目にかかわるオプション(ディティール)についてです。
ぜひ最後までご覧くださいませ。
「オーダースーツのディティールなんて、自己満足に過ぎないのでは?」
と思われているなら、少しだけ視点を変えてみてください。
スーツの長い歴史の中で生き残ってきた細部には、すべて「相手にどのような印象を与えるか」という機能的な役割が宿っています。
現代のビジネスシーンであなたの格を押し上げる3つのディティールをご紹介します。
AMFステッチ
襟の端に手縫い風のステッチを施す「AMFステッチ」。

一見すると装飾的に見えますが、そのルーツはミシンが普及する前、熟練の職人が襟の形を美しく保つために一針ずつ入れた補強の縫い目にあります。
かつては職人が手作業で入れていましたが、現代では特殊なミシンが開発されたことで、イージーオーダーや既製品でも見かけるようになりました。
このステッチがあることで、襟端にわずかな厚みと立体感が生まれ、Vゾーンの陰影が深まります。
現代のビジネスシーンにおいて、この繊細な凹凸は「細部にまで配慮が行き届く人物」という印象を無意識のうちに相手に植え付けてくれます。
本切羽(ほんせっぱ)
次に紹介するのは、袖口のボタンを実際に開閉できるようにする「本切羽」。

はじまりとしては戦場で外科医がジャケットを脱がずに袖を捲り上げて処置ができるように考案された「ドクターズ・カフ」という歴史を持っています。
現代において袖を捲る場面は少ないかもしれませんが、この仕様は「本物の仕立て」を象徴するアイコンです。
あえて一番下のボタンをひとつ外しておくことで、完璧に整えられたスーツスタイルの中に、ガチガチの堅苦しさではない「余裕」を生み出します。
台場(だいば)仕立て
最後はジャケットの内ポケット周りに表生地を贅沢に配する「台場仕立て」。

その名は、江戸時代に築かれた砲台「お台場」に形が似ていることに由来しますが、本来の目的は「内ポケットの縁を補強し、長く愛用する」ことです。
当然、これは着用中に見えることはほとんどありません。
しかし「目に見えない場所にこそ価値を置く姿勢」というのは誰に見せるためでもなく、自分自身の誇りのために細部を整えるということでもあります。
こうした自身が着ていて楽しめる・自信につながるスーツをお作りいただくことで、オーダースーツの楽しさをより知って頂けると思います。
歴史に裏打ちされたディティールは、決して過去の遺物ではありません。
それは、現代を戦うビジネスパーソンにとっての「無言のプレゼンテーション」です。
「なぜその仕様にするのか」という理由を知り、自分の意思で選択する。
そのプロセス自体が、あなたのスーツに魂を吹き込み、既製品には出せない自信へと繋がります。
現在オーダースーツSADAではご注文頂いてからお客様のお手元に届くまで1ヶ月と1週間ほどお日にちを頂いております。
着用のご予定がある場合は余裕をもってご来店くださいませ。
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