元グラビアアイドル 山本早織さんが
女性用のオーダースーツ作りを体験!(前編)のアイキャッチ画像
元グラビアアイドル 山本早織さんが
女性用のオーダースーツ作りを体験!(前編)のアイキャッチ画像

元グラビアアイドル 山本早織さんが 女性用のオーダースーツ作りを体験!(前編)

前回、こちらのコラムで、婚活中の男性に向けて、婚活の成功率をあげるスーツについて指南してくださった山本早織さん。

前回、こちらのコラムで、婚活中の男性に向けて、婚活の成功率をあげるスーツについて指南してくださった山本早織さん。

女性もオーダースーツが作れることを知り、「私も魅力が上がるオリジナルの一着を作ってみたい!」とオーダースーツSADA銀座店を訪れてくださいました。

セミナーや講演会など人前に立ちプレゼンをすることが多いという山本さんですが、実はスーツを一着も持っていないのだとか。

「フォーマルな服装が求められる場で着用できるもので、でも女性らしさも出るようなデザインが良いな」という山本さんの要望に、

「女性のオーダースーツはお任せください!」と神田秋葉原店スタッフの佐々木がヘルプに駆けつけ対応させていただきました。

スタッフ佐々木が提案したのは、【シックな色味でありながら華やかさがあり、元グラビアアイドルである山本さんのスタイルの良さを引き立てるような一着】

「まるで洋服を一から作っているみたい」と楽しみながらお仕立てしていただいた山本さんの初めてのオーダースーツ作りをご紹介します!

セミナー会場でも輝く光沢のあるスーツを

素敵な笑顔を振りまきながら来店してくださった山本さん。

山本さん
「今までは洋服屋さんのセットアップなどを選んでいたのですが、私はバストが大きいことも合ってジャケットを着ると苦しいことが多くて、体に合ったものが良いんだろうなというのは思っていました。

女性がオーダースーツを作るというのはあまり聞いたことがなくて新鮮ですね。どんなスーツが出来上がるのか楽しみです」

スタッフ佐々木
「女性の体は既製のものに合わせにくいことが多いので、実は女性こそオーダースーツを選ぶ方が良いんです。理想にぴったりなスーツを提案できるよう頑張ります! 早速生地選びから始めましょう」

①生地選び

Sさん:
オーダースーツ作りは生地選びからスタート。豊富な種類の中から好みの生地を選びます。

山本さん
「こんなに種類がある中から選ぶんですね。洋服屋さんだと出来上がっているものから選ぶから、想像力を働かせないといけないんですね。難しい!」

スタッフ佐々木
「皆さん悩まれるところなんですけども、まずはどんなシーンで着用されるのかを考えていただいて、シーンにふさわしいお色味の中から好みの色をセレクトするのが良いかもしれません」

山本さん
「企業さんのセミナーや講演会など人前で話すことが多いんです。なのでかっちりとしたものが良いんですけど、髪の毛が金髪なので(笑)、あまり硬すぎず。でもちゃんとしている印象は出したいですね」

スタッフ佐々木
「それではビジネスシーンにふさわしいダーク系のお色味が良いですね」

山本さん
「柄も色々ありますが、ストライプやチェック柄などで相手に与える印象はどう変わりますか?」

スタッフ佐々木
「太いストライプは落ち着いた印象。細いストライプはスタイリッシュ、チェック柄はこなれた雰囲気を醸します。

ただ山本さんは一着目のスーツになりますので、無難な無地から始めても良いと思います。光沢のある生地ですと人前に立った時に綺麗に見えますし、良い生地のスーツなんだなという印象も与えることができるんです」

山本さん
「光沢のある無地にします!」

山本さんが選んだのは光沢感が強いイタリア製の無地の生地。大人っぽい印象の濃いネイビーをチョイスしました。

②デザイン選び

続いてデザイン選び。悩みながらも山本さんらしい個性を出したデザインをオーダーしていきます。

【ジャケット前ボタン】
スタッフ佐々木
「まずジャケットの顔となるボタンです。ここを1つにするか2つにするかをお選びください。

1つだと女性らしく柔らかい印象、2つはリクルートスーツなどに多く、しっかりかっちりとした印象になります」

山本さん
「1つにします! 女性らしさがあるスーツにしたいですね」

【襟(ラペル)】
スタッフ佐々木
「襟の形にはノッチドラペルとピークドラペルという襟の角度が異なる2つのスタイルがあります。

ノッチドラペルはどんな場面でも使える万能なタイプ、ピークドラペルはパーティなどフォーマルなシーンで使われます。

胸元が華やかになる分、顔に注目がいきやすいのでセミナーで使うスーツの場合はピークドラペルがオススメです」

山本さん
「ピークドラペルの方がかっこいいですし、華やかに見えるのが良いですね」

【腰ポケット】
スタッフ佐々木
「腰ポケットも2種類ありまして、標準の真っ直ぐついている形と、少し斜めのハの字型になっているものです。

プラス1000円のオプションで、選んだポケットの上に小さな飾りポケット(チェンジポケット)を付けることができます。

ブリティッシュスタイルの名残になるのですが、チェンジポケットがあると腰高に見えてオシャレな印象になりますよ」

山本さん
「ハの字の方が女性っぽい感じがするので、斜めポケットにします。スタイル良く見せたいですし、オーダースーツらしさも出そうなのでチェンジポケットも付けてみます!」

【裏仕様】
スタッフ佐々木
「裏地には全体に裏地が付いている総裏と、肩甲骨から下部分に裏地が付いていない背抜きがあります。

背抜きは通気性が良いですが透けたり、表地が傷みやすいデメリットもあります」

山本さん
「女の子って寒がりだから夏でも室内は冷房が効いているので、裏地があった方が良い気がしますね」

【ベント】
スタッフ佐々木
「ジャケットにある縦の切れ込みのことをベントと言います。センターとサイド、切れ込みが入っていないノーベントの3種類から選べますが、女性の既製品のジャケットはほとんどがセンターかノーベント。

サイドベンツはオーダーならではのデザインなのでサイドにしてみてはいかがですか?」

山本さん
「確かに私が持っているジャケットにサイドはないですね! せっかくなのでサイドにします」

【袖ボタン】
スタッフ佐々木
「袖のボタンは2つ〜4つまでを選択でき、通常袖は開かない仕様ですがボタンホールを付けて開くようにもできますし、折り返して使用するスリットカフやロールカフという仕様もお選びいただけます」

山本さん
「裏地を見せたいのでロールにしたいですね」

スタッフ佐々木「では裏地が見える本開きにしましょう。ボタンは外してオシャレが楽しめる3つにしましょうか!」

【ボタンの種類】
スタッフ佐々木
「ボタンは有料無料とあり、バリエーションが豊富です。生地と同系色だと落ち着いた印象で、老若男女問わず多くの方に会われる方にはぴったりです。

ボタン一つでスーツの表情はガラリと変わりますし、意外とどんな色味でもマッチするので、生地の色と反対色の差し色を入れて遊んでみるのも良いですよ」

山本さん
「こんなにたくさんあるんですね。光沢のあるボタンも可愛い!ネイルもシェルのデザインにすることが多いので、生地と同系色の貝のボタンにしようかな」

スタッフ佐々木
「ネイルと合わせるというのは女性ならではのこだわりで良いですね!気分を変えたくなったら、仕立てたスーツのボタンを変更することもできますよ」

【裏地の種類】
スタッフ佐々木
「裏地も無料・有料とありますが、無料ですと無地になります。

今回袖口をロールにして裏地を見せるデザインにされていますので、多少遊びを入れても良いと思います」

山本さん
「袖をまくった時に『何その裏地! 見せてー』みたいなオシャレ感を出したいですね。
スカルとかアニマル柄とか時計柄とか、いろんな柄があるんですねー。生地がネイビーだからグレーとピンクが混ざった色味のイラストっぽい裏地にします!」

【パンツデザイン】
スタッフ佐々木
「ポケットが縦・斜め・L字型から選べます。斜めがメジャーですが縦だと縫い目に沿ってポケットが作られるので、シルエットが綺麗に見えます」

山本さん
「足を長く見せたいので、縦ポケットかな」

スタッフ佐々木
「お尻のポケットは左ボタン、左右ボタン、ボタンなし、もしくはポケットなしの4種類から選べます。

メンズスーツでは右側のポケットにハンカチを入れるという使い方をされていまして、その流れでレディスも付いているのですが、ボタンが付いている方のポケットは使わないという意味合いがあります」

山本さん
「ポケットがあることで視線が上がりそうですよね。ヒップラインが上に見えそうなのでボタンなしのポケットを付けます!」

【名前の刺繍】

スタッフ佐々木
「ジャケットに漢字・ローマ字・ドイツ語のいずれかから名前を入れることができるのですがどうしましょうか?

お名前だけでなく愛称でも座右の銘でもなんでも入れることができます」

山本さん
「せっかくなので入れたいです。ローマ字でsaoriでお願いします」

③採寸

続いて採寸です。見本のスーツを着用していただき、パンツはヒップ周りが苦しくないか、ウエストがシャツを入れた状態や食後でもきつくないか、ジャケットはバスト周りのサイズ感や肩幅などをチェック。

その後理想のスーツスタイルに向けて、細かな調整を行います。

【パンツ】
スタッフ佐々木
「パンツはストレートにするか、少し丈を短くしてテーパード、裾口にかけて広がるフレアのタイプにするかを選べます。

フレアが一番足長に見えますが、流行り廃りがあるスタイルにはなりますね。またパンツの幅や裾の絞り具合もお選びいただけます」

山本さん
「くるぶし丈くらいのテーパードがカッコ良い感じになりそうで良いですね。ヒールを履いた時に絞られている方がスタイリッシュに見えそうなので、絞って裾から色気を出していきたいです!」

【ジャケット】
スタッフ佐々木
「ジャケットはお腹周りのラインを見せていくか、ジャケット丈の長さ、袖口のサイズ感を見ていきます」

山本さん
「ラインを見せたいので少し絞りたいです」

スタッフ佐々木
「あまり絞りすぎるとバストに当たって襟が浮いてきてしまいますので、気持ち絞るように合わせます。丈の長さは短い方が良いですか?」

山本さん
「短い方がセクシーに見えますよね!」

スタッフ佐々木
「短すぎるとお尻が目立ってしまうので、少し短いくらいで調整しましょう。

袖口は手首から親指の付け根の中間くらいに来るのが標準なので、標準に合わせて、今回は袖をまくる仕様ですので、袖口の幅は少しゆとりがあるように作りますね」

【スカート】
スタッフ佐々木
「ウエストは緩すぎるとスカートがクルクル回ってしまいますので、気持ちつめるのが良いですね。スカートの丈の長さと裾の絞り具合をお決めいただけます」

山本さん
「膝下くらいまで伸ばしたいですね。裾口は絞りたいです!」

スタッフ佐々木
「ロング丈で裾口を絞ると歩きにくくなってしまいますので、ベントという切れ込みを少し長めにしておきます。

サイドの方がセクシーですので、サイドベントにしましょう」

山本さん
「普段履くヒールの高さとのバランス感も見れますし、自分の理想の長さを選べるのが良いですね」

【体の癖をチェック】
採寸の最後には怒り肩やなで肩、猫背なのかなど体の癖をチェックし、微調整をかけていくのですが、山本さんはさすが元グラビアアイドル。綺麗な姿勢のため修正いらずでした!

お仕立て完了まで1ヶ月

スタッフ佐々木
「デザインも採寸も以上で完了です。お疲れさまでした。」

山本さん
「スーツを持っていない私にはとっても新鮮な体験でした。バリエーションが豊富で何が正解なんだろうって選ぶのが難しかったですが、とても贅沢な時間でした」

スタッフ佐々木
「ありがとうございます。1ヶ月ほどでスーツが出来上がります。来店もしくは配送でお渡しをしておりますが、ご来店の上、試着していただくことをオススメしています」

山本さん
「着た上でチェックしてもらいたいので、お店で受け取ります。出来上がりがとっても楽しみです」

スタッフ佐々木
「お待ちしております! ありがとうございました」

後編では山本さんが実際に出来上がったスーツを試着した感想などをお届けします!

またオーダースーツSADAでは、初回のご利用時にはどの生地を選んでも5000円割引となり(礼服を除く)、1万9800円からスーツの上下を購入できます。女性の方もお気軽に足をお運びくださいませ。

—- プロフィール —-
結婚につながる恋のコンサルタント
山本 早織
https://saoriyamamoto.com/

元グラビアアイドル、元銀座のホステスという経歴から、現在は結婚相談所Agumやコミュニティオーナーを育てるオンラインサロン「salon de Saori」など幅広い事業を展開。
日刊SPA!では男性向け恋愛コラムを執筆。また、自身の体験を赤裸々に綴った日刊ゲンダイのコラム妊活奮闘記も人気。