クールビズ中はネクタイをどうするの?OKな場面とNGの場面、就活中はどうするのかについて紹介!のアイキャッチ画像
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クールビズ中はネクタイをどうするの?OKな場面とNGの場面、就活中はどうするのかについて紹介!

現在多くの会社ではクールビズが取り入れられていますが、ネクタイをどうするかについてはまだまだ議論が分かれています。そこで今回は、クールビズ期間中のネクタイについて紹介していきます。

クールビズ中ネクタイは着用するべきか?

 

 現在は夏季においてノージャケットは浸透していきましたが、中には身だしなみがなっていないと指摘する人も多く、ネクタイに関しての扱いは人によっては大きく分かれます。環境省はクールビズに関して厳しく定義しており、「半袖シャツはOKだがポロシャツはNG」や「チノパンはOKだがジーンズはNG」など細かく定義しています。とは言え一般には「ノーネクタイ・ノージャケット」がクールビズであると言われており、額面通り受け取ればネクタイは着用しなくてもいいということになるでしょう。通常のビジネスの現場においては、ジャケットとネクタイのないスタイルがクールビズであると捉えて全く問題はありません。  何故クールビズというスタイルが生まれたのかについては色々言われていますが、夏場の服装を軽くすることによってクーラーを節約し、二酸化炭素の排出量を減らして地球環境を良くしようとする配慮の為です。「夏でもスーツ姿で暑いから涼しくしよう」といった事ではなく、ビジネスマナーが軽んじられるようになったわけではありません。このクールビズの実施期間は会社や地域などによって異なっていますが、一般的には6月上旬から9月末までの4か月間であり、その季節外ではいつも通りのビジネススタイルが要求されます。この季節外の時は、いくら暑くてもクールビズといってネクタイやジャケットを外すことのないようにしましょう。

クールビズ中ネクタイなしでOKな場面

 

 クールビズの期間中は、自社内で仕事をしている時は当然ネクタイを着用しなくても問題ありません。たとえ社内の重役たちが勢ぞろいする会議に1人新入社員が出席する場合でも、会社でクールビズを推奨している以上ネクタイをつけずに出席しても大丈夫です。また来客に対してノーネクタイで対応していいのか迷っている社員も多くいると思いますが、特に失礼には当たりません。というのも来客があったときでも「自社のルールの上で業務を行っている」ということに関しては変わりませんので、自社のルールにのっとって堂々とノーネクタイで挑んでも大丈夫です。とは言え上司がネクタイを着用して来客を応対している場合、重要な仕事の来客である可能性が高いですので、ネクタイをつけて接した方がいいでしょう。また自ら客先に出向く場合は、失礼と判断される可能性を極力排除するために、ネクタイをカバンに入れておいた方がいいでしょう。

クールビズ中ネクタイなしでNGな場面

 クールビズが一般的なものになったとはいえ、まだまだネクタイを付けなければならない場面は多いです。例えばお葬式や結婚式などといったフォーマルな場所では、ネクタイを付けることが要求されます。クールビズはあくまでビジネスシーンでのノーネクタイであり。冠婚葬祭の場所は当てはまりません。とは言え結婚式の二次会などといった場所では服装の軽装化・カジュアル化が進んでいますので、ネクタイが無くても構わないといった場合も多くなってきています。

クールビズ中の就活でネクタイは持ち歩くべきか?

 夏に就活を行う場合などは、クールビズで就活を行うべきか迷う人も多いかもしれません。結論から言えば、企業サイドから「クールビズでお越しください」などといった指定がある場合のみ、クールビズでの就職活動がOKです。もし服装指定がない場合や、「弊社はクールビズを推奨しています」程度の告知だった場合は、従来通りのスーツ姿での就活がベタです。

 それではクールビズでの就職活動においては、どのような服装で臨むのが正しいのでしょうか?一般的には基本的な就活スタイルから、ジャケットとネクタイを無くしたものがクールビズでの就活スタイルです。改めてクールビズ用にスーツスタイルを一式揃え直す必要はなく、従来のスーツスタイルをそのまま使って大丈夫です。男性の場合はワイシャツとパンツ、女性の場合はブラウスとパンツ、もしくはスカートといった服装がベタです。

 スーツに関しては、ジャケットを着る必要はないですが、いざというときに必要になるかもしれませんので、ジャケットは脱いで持ち歩くのがおすすめです。ジャケットを持ち運ぶ際には、後ろを中心にジャケットを半分に畳んだ上で、腕にかけて持ち運びます。夏の期間だけ就職活動をするつもりであれば単品のパンツだけ購入して使ってもいいですが、もし秋以降も就職活動をする予定の場合は、普通のスーツを一式購入する事がベタでしょう。なお購入する場合は、パンツの損傷などの事を考えて、パンツが二つあるツーパンツスタイルのスーツセットを購入するのがおすすめです。クールビズにおいても、通常のスーツと同じく黒色や紺色、ダークグレーや無地といった暗めの色を使うことが通例です。当然ストライプ柄やリネン素材といった通常の就活では相応しくないとされているものに関しては、クールビズであってもNGですので、くれぐれも注意してください。ちなみに女性の場合はボトムスをスカートかパンツのどちらにしようか迷っている人も多いかもしれませんが、どちらを選択したとしても大丈夫でしょう。

 通常の就活ではジャケットに一番に目が行きますが、クールビズの場合はそのジャケットがないのでワイシャツが一番注目されます。ワイシャツに関しては、汚れが目立ちやすいということもありますので、清潔感こそが大切であると言えます。汚れやシワがつかないように、クリーニングや洗濯を頻繁にすることによって清潔に保ちましょう。シャツのデザインとしては、白無地でセミワイドやボタンダウンなどといったレギュラーカラーのものがベタです。通常の就活と同じく、色柄付きやイタリアンカラー、開襟デザインのシャツはNGですので、くれぐれも間違えて着ないように気を付けましょう。またブラウスに関しては七分袖やスキッパーカラーの袖であったとしても大丈夫です。また中学時代や高校時代の名残もあってか長袖のシャツを腕まくりする就活生もいますが、これは非常にだらしなく見えてしまいますので、NGです。腕まくりをするくらいなら、半袖のシャツを着た方がまだビジネスの現場ではマナーがあると判断されるでしょう。もちろん首元や袖口のボタンを外すことは重大なマナー違反ですので、ボタンは全て留めて着用しましょう。またシャツに関しては、裾を整えた上でパンツにしっかりと入れておきましょう。もしパンツから裾が出やすい人の場合は、ウエストにシャツの滑り止めをつけておくことによって、パンツから少しでもシャツが出にくくしておきましょう。

 またネクタイに関しては、先述したようにノーネクタイで大丈夫ですが、もしものことを考えると、ジャケットと一緒にカバンの中に入れておくのがおすすめです。ネクタイの色に関しては、ネイビーやグレー、えんじ色といった通常の就活でも用いられている色は大丈夫です。いくら涼しげに見えたとしても、ニットタイなどはNGですので、うっかりつけてしまわないように気を付けましょう。

 他にもシューズやベルト、靴下などといった小物についても見落としがちですが、このような細かなところも面接官は見ていますので、気を付ける必要があります。シューズに関しては黒色の靴や紐の革靴に関してはOKですが、スニーカーやサンダルはもちろんNGです。ベルトは黒色のレザーベルトに関してはOKですが、メッシュベルトはNGです。もちろんベルトそのものをしないノーベルトなんてものは論外ですので、クールビズとはいってもベルトはきちんとつけましょう。靴下は素肌が見えない丈の黒無地のものについてはOKですが、くるぶしソックスに関してはNGです。他にも女性の場合はベージュのストッキングを履くことを忘れないようにしましょう。

クールビズ中につけたいネクタイの種類

 

 先述したようにクールビズ期間中はノーネクタイが基本ですが、たとえ猛暑の夏でも商談やプレゼンなどといったきちんと着こなさなければならない場面はあります。そのようなときにいくらクールビズだからといってノーネクタイで挑むのはいささか賢い選択であるとは思えません。もちろんだからといって通常時と同じネクタイで臨むというのもあまり賢い選択ではなく、暑苦しく見えるというデメリットもあります。クールビズ期間では、素材や色味などで清涼感を演出し、少しでも周りに涼しい印象を与えることが何よりも大切なのです。クールビズ期間中のネクタイの着用は、ただでさえ襟に重さが見えますからね。

 周りに涼しさを与えるポイントとしては、寒色系やベールトーンのネクタイを着用することが挙げられます。一番下手なのはやはり青系のネクタイを使う事ですが、パープルやグリーンの系統のネクタイでも同等の効果があります。またたとえイエローやピンクなどといった暖色系のネクタイだったとしても色が淡いペールトーンであれば、周りに涼しげな印象を与えることが出来ます。寒色系やベールトーンのネクタイと白のワイシャツの相性は最良ですので、清涼感を手軽に出したい時はおすすめです。

 また涼しさを醸し出す方法は何も色だけに限らず、リネンやニットといった涼感のある素材を使う事によっても出すことが出来ます。ネクタイの素材といえば上質な光沢をしていることで知られているシルクの素材が一般的ですが、クールビズの期間に限って言えばリネン素材がおすすめです。サラサラとした触り心地のいい生地や独特の風合いを見せるネップ感により、見た感じも非常に涼しげです。他にも普段はカジュアルすぎて敬遠されがちなニットタイに関しても、クールビズ期間中に限って言えばおすすめです。ニットタイの中でもざっくりとした編み方のものであれば、雰囲気も軽快でありクールビズの雰囲気にとてもマッチしています。

クールビズ用ネクタイを使ったコーデ

 

クールビズ期間中のネクタイスタイルは、いかに相手が暑苦しく感じないようにするかがカギを握っています。クールビズ期間中にはネクタイだけを締めてジャケットを着ないという人もいますが、ネクタイを締めているのにジャケットを着ないのは失礼であると捉えている人もまだまだいますので、やはりジャケットは不可欠であると言えます。

 クールビズ用のネクタイを使ったコーデで一番人気なのは、やはり涼感の溢れるネイビーコーデなのではないかと思います。スーツからシューズ、さらにはネクタイまで全てをネイビーで揃えることによって、より手軽に上品さを醸し出すことが出来ます。このコーデの肝となっているのは、やはりリネン素材のネクタイです。リネン素材はネクタイの人気ランキングの一覧でもよく上位に載っているほど多くのビジネスマンに好まれています。とりわけ夏のスーツスタイルでは豊かな風合いによって清涼感だけでなく、おしゃれ感も醸し出せるということもあって非常に人気を博しています。とは言えネクタイの色のトーンがあまりにも暗かった場合は清涼感が薄れますので、明るめのトーンのネクタイを着用することを勧めます。

オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?

 オーダースーツSADAの最大の特徴としては、スマートフォンやタブレットなどから自分自身の体形に完全にフィットするオーダースーツを作ることが出来るという点です。スーツの製造は宮城県の仙台と中国の河北省秦皇島市にある自社工場で行っており、自社製造ということもあって高品質な生地をふんだんに使いながらリーズナブルな価格でスーツを提供することが出来ています。また高級インポート生地に関しても取り扱っていますので、最高級のその上のスーツを着たい人にとってはまさにおすすめです。オーダースーツSADAは首都圏を中心に店舗を展開していますが、北は北海道札幌市、南は熊本県熊本市まで展開しており、全国津々浦々でオーダーメイドのスーツを仕立てることが可能となっています。また関連店舗には経験豊富な販売員がいますので、オーダースーツを作るのが初めての人は彼らからアドバイスをもらいながら作ることが出来るのです。