
スーツに革靴がよく似合う選び方とは?!特徴や魅力、着用シーンを紹介! – オーダースーツSADA
スーツに合わせる靴といえば、ブラックやブラウンの革靴が定番です。しかし、いざ選ぼうとすると「どの色が正解?」「フォルムの違いが分からない」「TPOに合っているのか不安」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。特に最近は、カジュアルにも使える革靴が増え、選択肢が広がった分、余計に迷ってしまうものです。
そんな悩みを解決するには、まず革靴の基本的なフォルムの違いや、スーツとの相性、シーン別の選び方を理解することが大切です。色や形の選び方を押さえれば、「とりあえず無難」から一歩進んだおしゃれな印象を与えられます。
スーツには革靴がベストマッチ
スーツには革靴が最適です。とりわけ「本革製」の革靴には、履くほどに足に馴染み、経年変化で美しい風合いが深まるという魅力があります。
また、丁寧に手入れをすれば長期間の使用が可能で、通勤や商談などビジネスシーンにも信頼の一足として応えてくれます。
革靴の定番フォルム
革靴には、定番といえるフォルムが2種類あります。それが「内羽根」と「外羽根」です。
それぞれ仕様や見た目の印象が異なり、適したシーンも変わってきます。ここでは、その特徴と与える印象を解説します。
内羽根
内羽根とは、レースステイ(羽根)が靴ひもの部分の革全体をつま先の革に縫い込んだ仕様のことです。
ビジネスやフォーマルなシーンで使われることが多く、上品でエレガントな印象を与えてくれます。
外羽根
外羽根仕様は、靴ひも部分の革がつま先革の上に重なるタイプです。スポーティーで軽快感のあるカジュアルな印象を与えます。
ビジネス用の革靴で代表的なトゥの形状
ビジネス革靴のトゥは3種類あり、形状によって印象やフォーマル度が異なります。
ここでは、それぞれの特徴とおすすめのシーンを解説します。
ラウンドトゥ
先がラウンド(丸み)したクラシックなデザインで、革靴のスタンダードな形のひとつです。
捨て寸(足先から靴までのゆとり)の長さはモデルによって変わり、デザインごとに特徴も大きく異なります。
緩やかなカーブが柔らかい印象を演出するデザインです。
ポインテッドトゥ
ラウンドトゥとは対照的に、先端が尖ったシャープなデザインが特徴なのが「ポインテッドトゥ」です。
ウエスタンブーツやチャッカブーツなどにも多く見られる形状で、スマートでスタイリッシュ、かつ洗練された印象を与えます。
スクエアトゥ
スクエアトゥは、トゥの先端が水平で角ばったデザインが特徴です。
スマートでモダンな印象を与え、イタリアンブランドの革靴としてはスタンダードなデザインの一つとされています。
ビジネス用の革靴の代表的なデザイン
多彩なデザインのある革靴は、TPOに合わせて履き替えることで装いの印象を自在に変えられます。
色はブラックとブラウンが基本で、濃淡によって革の質感や雰囲気が大きく変化します。さらに、つま先の形や装飾などデザインの違いによっても、与える印象が変わります。
ここでは、ビジネスシーンでよく見られる代表的な革靴のデザインとその特徴を解説します。
ストレートチップ
ストレートチップは、つま先部分に一直線の縫い目が入ったデザインで、別名「キャップトゥ」や日本では「一文字(いちもんじ)」とも呼ばれます。
革靴の中でも格式が高く、スマートで堅実な印象を与えるため、ビジネスシーンや冠婚葬祭など、フォーマルな場面で広く選ばれる定番デザインです。
プレーントゥ
プレーントゥは、つま先から甲にかけて装飾やステッチのないシンプルなデザインの革靴です。
そのシンプルさゆえに、フォーマルからカジュアルまで幅広いシーンに対応できる汎用性の高い革靴として人気があります。
また、つま先の長さによって印象が変わり、長めだとフォーマル、短めだとカジュアルな雰囲気になります。
ウイングチップ
ウイングチップは、鳥が翼を広げたようなW字型の切り替えが特徴で、切り替え部分には穴飾り(パーフォレーション)が施されています。
装飾性が高く華やかな印象を持つため、カジュアル寄りのスタイルによく合います。
W字型の切り替えのみで、穴飾りのない「ブラインドブローグ」も存在し、こちらは控えめでエレガントな雰囲気です。
ウイングチップは、冠婚葬祭や厳格なビジネスシーンにはあまり適さないため、TPOを意識して使い分けることが大切です。
Uチップ
Uチップは、フォーマルとカジュアルのバランスが良く、近年人気が高まっているデザインです。アッパーがU字型に縫い合わされたデザインで、もともとはカジュアルファッションに由来します。
つま先にU字型の切り替えが入っており、プレーントゥと同様に実用性が高く汎用性に優れていますが、よりカジュアルで柔らかい印象を与えます。
また、つま先周りが立体的に仕上がるため、履き心地がよく足の指が楽なのも特徴です。
モンクストラップ
モンクストラップは、靴紐の代わりにストラップとバックルで甲を固定するデザインの革靴です。別名「モンク」とも呼ばれ、15世紀の修道僧が履いていた靴に由来しています。
シンプルながらも金属バックルがアクセントとなり、他の革靴にはない高級感を演出します。
ストラップが1本の「シングルモンク」と2本の「ダブルモンク」があり、フォーマルからカジュアルまで幅広く使われる人気のモデルです。
ローファー
ローファーは紐がなく脱ぎ履きしやすいスリップオンタイプの革靴で、名前は「怠け者」を意味します。
一口にローファーといっても多くの種類があります。スーツスタイルによく用いられるローファーには以下があります。
・タッセルローファー:甲に房飾りが付いたデザイン
・ビットローファー:甲に金属飾りが付いたデザイン
・コインローファー(ペニーローファー):甲に切れ込みのあるデザイン
・ヴェネチアンローファー:装飾のないシンプルなデザイン
ローファーは、冠婚葬祭などフォーマルな場には不向きですが、普段使いやオフィスカジュアルにはこなれた雰囲気を演出してくれる定番デザインです。
革靴で人気カラー
ビジネスやフォーマルな場面で人気の革靴カラーには、さまざまな種類があります。
特にブラウン系は濃淡や色味によって印象が大きく変わるため、スーツとの相性を考えて選ぶことが重要です。
ここでは革靴の人気カラーと、それぞれに合うスーツの色を簡潔にご紹介します。
【革靴の色:ブラック】
●相性の良いスーツカラー:ブラック、ネイビー、ダークグレー
最もフォーマルな色で、冠婚葬祭からビジネスまで幅広く対応。
シャープで引き締まった印象を与える。
【革靴の色:ダークブラウン】
●相性の良いスーツカラー:グレー、ネイビー、ブラウン系
深みのある落ち着いた色で、艶やかで上質な印象を与える。
【革靴の色:ライトブラウン】
●相性の良いスーツカラー:ベージュ、ライトグレー、ネイビー
明るめの色味でカジュアル寄り。
欧米のファッションに取り入れられることが多い。
【革靴の色:ボルドー】
●相性の良いスーツカラー:ネイビー
赤みを帯びた深いブラウンで、ネイビーのスーツによく馴染む。
【革靴の色:バーガンディー】
●相性の良いスーツカラー:明るめのネイビー、白のスラックス
茶紫や赤紫系の色味で、こなれた印象を演出する。

おしゃれは足元から!靴で着こなしを格上げできるシューズ選びのポイント
スーツのトータルコーディネートを考えたとき足元も重要なものとなります。しかし、どのような靴を合わせるのが良いか分らない方もいるかもしれません。そこで今回は、ビジネスシューズの主な種類と選ぶ際のポイントなどを紹介します。
ビジネス用の革靴を選ぶ際の注意点
ビジネス用の革靴を選ぶ際は、デザインや色だけでなく、長時間履いても疲れにくい快適さにもこだわることが大切です。
履き心地が悪いと集中力やパフォーマンスに影響するため、見た目だけで選ぶのは避けましょう。
この章では、靴選びで見落としがちな2つの注意点について詳しく解説します。
「捨て寸」を考慮したサイズ
革靴は「捨て寸」を考慮したサイズを選ぶようにしましょう。
「捨て寸」とは、足の指先と靴のつま先の間にある適度なゆとりのことを指し、一般的に1.0〜1.5cmほどの空間が理想とされています。
このゆとりがあることで、歩く際に足が靴の中で前後に動いてもつま先が当たらず、窮屈さを感じにくくなります。
スニーカーの場合は、捨て寸をあまり考慮せずにサイズが設定されているため、足の実寸より大きめのサイズを選ぶケースが一般的です。
革靴を選ぶ際は、適切な捨て寸のあるサイズ選びが快適な履き心地のポイントとなります。
甲のフィット感
もう一つの重要な注意点は、甲のフィット感です。
革靴の甲部分には、適度な余裕が必要ですが、隙間が大きすぎると靴の中で足が動きやすくなり、歩行時に靴が擦れて痛みや履きジワの原因になります。
特に、甲や指の付け根に靴が当たると「噛まれる」ような不快感が出ることもあるため、ぴったり締めすぎず、しっかりと足を包み込むフィット感を重視しましょう。
革靴のメンテナンス
革靴は高価なものですから大切に扱って長く付き合って行きたいものです。
そのためには、革靴と誠実に向き合い、その価値を認めて丁寧に履くことが大切です。
革靴を履くときは靴べらを使い、シューキーパーを入れて型崩れを防ぎましょう。
また、革靴を傷めないために、一度使ったら二日休ませるのが基本です。
革靴のメンテナンスは月に1回を目安に行うことで、長く美しい状態を保つことができます。
靴磨きに必要なアイテム
・豚毛のブラシ
毛にコシがあり、クリーム乗りの良さが特徴。
・馬毛ブラシ
毛が柔らかく、ホコリを落とす時に最適なブラシ。
・靴クリーナー
革靴の表面についた汚れを落とす。
・靴クリーム
革に輝きと潤い、さらに栄養を与える。
・クロス
クリームを塗りこむ、磨くために使う。
革靴の保管方法
革靴を履き終えたら、まずはブラシで表面のホコリを落としましょう。軽くクロスで拭いた後、中敷を半分ほど出して乾かします。これにより、細菌の繁殖を防ぎ、臭いの発生を抑えます。
中敷きが乾いたら、靴棚などにしまいますが、この際に靴同士が密着しないように注意してください。長期間保管していると、靴の表面のクリームが剥がれてしまい、メンテナンスの効果が損なわれてしまうためです。
革靴全体の湿気をとるために、シューズバッグに入れて、クローゼットなどに吊るして保管するのがおすすめ。3ヶ月に1度を目安にして、陰干ししましょう。
もし、雨などで濡れてしまったら、表面の水滴をクロスで拭き取り、中に新聞紙を入れて湿気を吸収させます。新聞紙は様子を見て数回取り替えると効果的です。

スーツにブーツはOK?マナーやスーツスタイルに適した靴の探し方を解説! – オーダースーツSADA
ブーツはおしゃれな反面、カジュアルな印象を与えやすいため、ビジネスやフォーマルな場面で適しているか迷う方もいるでしょう。スーツにブーツを合わせたいと考えている方に向けてブーツの選び方やマナー、コーディネートのポイントを解説します。
革靴を味方に、スーツスタイルを格上げしよう!
革靴にはさまざまな種類やフォルムがありますが、ビジネスやフォーマルシーンでは「内羽根仕様」「ストレートチップ」「ラウンドトゥ」を選べば間違いありません。
色は、洗練された落ち着きを演出したいなら「ダークブラウン」、ややカジュアル寄りにしたいなら「ライトブラウン」がおすすめ。ジャケパンスタイルには、淡いネイビースラックスなど明るめのパンツと合わせるとバランスが整います。
ブラウンの革靴を選んだ場合は、ベルトやバッグも同系色で揃えることで全体が引き締まり、統一感のある着こなしに。
さらに、靴をかっこよく見せるには日々のメンテナンスも欠かせません。豚毛ブラシやクリーナー、クリームを使って汚れや乾燥を防ぎ、艶を保つことも大切です。
TPOに合った選び方と丁寧なケアで、革靴の魅力を最大限に引き出しましょう。