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ビジネスシーンで活躍するバッグの種類とは?選び方も徹底解説!

現代では、ビジネスバッグの選択肢が増えてきました。容量の多いボストンバッグや、セキュリティに徹底したアタッシュケース、カジュアルシーンや若年層が多い場面で使えるリュック、カジュアル寄りの場面で活躍するトートバッグ、スタイルチェンジが便利な3 WAYバッグ、撥水性のある合皮などの素材などさまざまです。豊富な種類の中で、ご自分のスタイルや用途に合わせ、選択していくことが重要です。またビジネスシーンにおけるバッグは、持った人の印象を決める重要なアイテムでもあります。ビジネスシーンでは、信頼を得るためにも、しっかり選ぶことが重要です。形状や素材、デザインがふさわしいか・ふさわしくないかを知っておくことで、相手に好印象を与えるバッグの持ち方ができます。本記事では、バッグのスタイル、素材、種類や使用する場面を詳しく解説していきます。ビジネスパーソン必見のバッグ選びのポイントをおさえて、ビジネスを成功に導くアイテムを手に入れましょう。

ビジネスバッグを選ぶ際には、自分のスタイルや用途に合わせた選択が重要です。またビジネスシーンにおいては、印象を左右するアイテムとして重要な役割を果たします。

この記事では、ビジネスバッグの選び方をはじめ、ビジネスバッグにおける種類別の特徴や収納力、使えるシーンについて解説します。ビジネスパーソン必見のバッグ選びのポイントをおさえて、ビジネスを成功に導くアイテムを手に入れましょう。

ビジネスバッグの選び方

ビジネスバッグを選ぶとき、着目すべき点は大きく分けて「サイズ・素材・自立するか」の3つです。ここでは各項目ごとに、どのような点に気をつけて選択すれば良いのかを解説します。

バッグのサイズ

ビジネスバッグを購入するうえで、サイズは重要な判断要素の一つです。人によって必要なサイズは異なるため、自分に合ったものを選ぶことが大切になります。例えば、毎日の荷物量や持ち歩く書類のサイズを基準に考えると良いでしょう。

バッグのサイズ表記は基本「外寸」ですが、収納したい書類のサイズを考慮する際には「内寸」で考えることが重要です。内寸は裏地がついているため、正確に測定することが困難ですが、外寸より1〜3センチ程度小さくなるものと覚えておきましょう。迷った場合はワンサイズ大きめの商品を選ぶのがおすすめです。

バッグの素材

ビジネスバッグの素材は、おもに「本革・合皮・ナイロン」に分けられます。どの素材にもメリットとデメリットが存在するため、一概にどれが良いとはいえません。各素材の特性を理解し、自分にぴったりなバッグを選びましょう。

本革

本革は使い込むほど味わいが増す素材であるため、バッグの変化を楽しみながら長く愛用したい方に向いているでしょう。また本革のバッグは雰囲気も抜群で、持っているだけで相手に落ち着いた印象を与えられます。

しかしながら「本体が重い・高価格帯のものが多い・水に弱い」といったデメリットも存在します。さらに、長期間の使用を考えるのであれば、こまめな手入れやメンテナンスなどの手間がかかる点にも注意しましょう。

合皮

合皮は水に強く、雨の日でも安心して使用できる素材です。また本革に比べると比較的安価で、手入れも簡単というメリットがあります。カラーバリエーションは豊富で、柔らかいデザインが多いため、黒のオーソドックスなバッグでは物足りない方におすすめです。

一方で、経年劣化が早いため長期的な使用には向きません。使用頻度にもよりますが、2〜3年で劣化するケースが多いでしょう。

ナイロン

ナイロンは軽量でありながら高い撥水性を備えており、雨の日も使用できる素材です。またパソコンやタブレットなどを収納するためのポケットや、書類を整理するための仕切りなど、利便性に優れているというメリットがあります。

しかし、軽量で柔軟性があるからこそ、型崩れしやすいデメリットがあります。また完全防水ではないため、長時間の雨や強い水圧には耐えられない可能性もあるでしょう。さらに、バッグの耐久性はほかの素材に比べて低く、頻繁に使用すると比較的早く傷んでしまいます。

バッグが自立するかどうか

ビジネスシーンにおいて、商談中にバッグが倒れてしまう事態は避けたいものです。そのためビジネスバッグを選ぶ際には、しっかりと「マチ」があり、自立するデザインを選ぶことが大切です。

マチがあると荷物を多く入れられるため、機能面のメリットもあります。柔らかなナイロン素材のトートバッグであっても、レザーでパイピングや補強が施されたアイテムであれば安心でしょう。

ビジネスバッグの種類①ブリーフケース

ブリーフケースの特徴

ビジネス用の書類を入れるためのスタンダードなフォーマルバッグで、薄い箱型の形状をしています。ブリーフケースは、各ブランドの定番商品として数多く用意されています。数年前まではシックなレザー製が主流でしたが、近年は機能性・利便性が高まり、デザインが多様化しています。また、書類の整理に便利な仕分けがついているのも大きな特徴です。

ブリーフケースの収納力

ブリーフケースのメリットは幅広いサイズ展開です。ビジネスで多く用いられるA4サイズの資料をはじめ、小さめのA5サイズ・大きな図面やプレゼン資料に多いA3サイズなど、必要なサイズに合わせて選べるでしょう。またバッグの厚さ(マチ幅)もさまざまで、収納力は種類によって異なります。資料のサイズや荷物量によって、適切な長さ・厚みのブリーフケースを検討しましょう。

ブリーフケースを使用できるシーン

ブリーフケースはビジネスシーンでの利便性が高く、どの場面でも合わせやすいでしょう。とくに書類・ノートパソコン・タブレット端末などを持ち歩く際に使いやすく、ビジネスマンや学生、新社会人などにおすすめです。初めてビジネスバッグを探すなら、まずは定番のブリーフケースから探してみるのが良いでしょう。

ビジネスバッグの種類②3WAYタイプ

3WAYタイプの特徴

3WAYタイプとは「手持ち・ショルダー・リュック」の3種類でスタイルチェンジが可能なビジネスバッグを指します。普段はブリーフケースとして使用でき、内蔵されているベルトを使えばリュックにもショルダーバックにもなるため、これ一つでさまざまなシーンに使用できます。

加えて、機能性に優れたデザインが多くあるのも魅力です。例えばキャリーケースに装着できるものは、出張や移動などのシーンに大変便利です。多機能ながらもスマートなデザインが多いため、ビジネスシーンに合わせやすい点もメリットといえるでしょう。

3WAYタイプの収納力

3WAYタイプは多数のポケットや小物入れがあり、非常に優れた収納力を持っています。そのため荷物を整理整頓しやすく、必要なものをすぐに取り出すことが可能です。また、マチ拡張機能を使えば荷物が増えた場合にも対応できます。さらにパソコン対応のポケットもついているので、ノートパソコンなどをストレスなく持ち運べるでしょう。

3WAYタイプを使用できるシーン

3WAYタイプは、シチュエーションに応じて携帯手段を選んでオールマイティに使うことができます。自転車通勤などで両手を使いたい場合にはリュック、商談やお客様に会うときには手提げ、徒歩や電車での移動の時には肩掛けが便利です。

また出張にも便利で、アクティブなビジネスパーソンにとって非常に使いやすいバッグといえるでしょう。しかし、ややスタイリッシュさに欠けるためカジュアルな印象になりやすい点がデメリットです。また摩擦に強いナイロンバッグであっても、こすれた服の生地が傷むことがあるため注意しましょう。

ビジネスバッグの種類③トートバッグ

トートバッグの特徴

トートバッグはビジネスとプライベートの両方で使用できる、程よくカジュアルなバッグです。従来の布製以外にも、革製やナイロン製など仕事で使いやすいトートバッグが登場しています。シックなカラーやレザーアイテムを選べば、ビジネスシーンでも十分使用可能です。またトートバッグは広い開口部があり、荷物の出し入れがしやすいのも特徴です。

トートバッグの収納力

トートバッグは肩掛けができるため、たくさんの荷物を持ち運ぶのに便利です。また、開口部が広いため荷物の出し入れも簡単です。しかし、仕切りがないタイプの場合は紙資料などが折れ曲がりやすく、とくに書類やパンフレットなど薄い紙は注意が必要です。これを防ぐにはファイルやポーチなどを別途用意し、荷物が折れる・散らかることがないようにしましょう。

トートバッグを使用できるシーン

カジュアルな雰囲気のオフィスであれば、トートバッグの使用は違和感がありません。ただし、すべてのビジネスシーンでトートバッグが適切とはいえないでしょう。例えば、営業やプレゼンテーションなどの場合には、使用を避けるべきです。

しかし、近年はナイロン製のトートバッグにパソコン専用の仕切りが付いたタイプも登場しており、年々ビジネスシーンに適応できるよう進化しています。シーンに合わせて臨機応変に使い分けることが大切です。

ビジネスバッグの種類④アタッシュケース

アタッシュケースの特徴

アタッシュケースは革やアルミニウム、ポリカーボネートなどの丈夫で高品質な素材で作られており、かっちりとしたフォルムが特徴です。このバッグは頑丈で機密性が高く、重要な書類の保管に適しています。なかにはカギが装備されているものもあり、書類や機密情報を安全に保管できるでしょう。また衝撃にも強く、書類などに折り目をつけずに持ち運びができるため、ビジネスシーンにおいて重宝されています。

アタッシュケースはワンランク上の印象を与えてくれるため、持つだけで「堅実・仕事ができる」といった人物像を演出できるのも魅力です。

アタッシュケースの収納力

アタッシュケースは容量が大きく変形しにくい形状のため、書類を運ぶ際には非常に優れたバッグです。一方で非常に重たいのがデメリットで、大容量の荷物を持ち運ぶ際には身体に負荷がかかる可能性があります。また基本的には仕切りがないため、荷物が複数ある場合には収納方法の工夫が必要です。アタッシュケースは、重要書類や文書をまとめて持ち運ぶ際には非常に便利なバッグですが、大量の荷物を運ぶには限界があるといえます。

アタッシュケースを使用できるシーン

アタッシュケースはセキュリティ面においても優秀で、安心して中身を持ち運ぶことができます。そのため防犯面を重視したい方や、重要書類を頻繁に持ち運ぶ方におすすめです。また頑丈で傷つきにくいため、パソコンなどの精密機械を持ち運ぶシーンにも適しています。加えて、持ち運ぶ以外にもオフィスで金庫の代わりとして利用する方も多くいます。

ビジネスバッグの種類⑤リュック

リュックの特徴

近年、ビジネスバッグとしてリュック(バックパック)を使う方も増えています。数年前まではビジネスシーンでリュックはタブーとされてきましたが、今ではスーツに似合うデザインの商品が多数販売されています。そのためスーツに合わせても違和感なくコーディネートでき、取り入れやすい点がメリットです。また、仕事だけでなくプライベートでも使用できるため、シーンを問わず活躍してくれるアイテムでしょう。

リュックの収納力

ビジネスバッグ用のリュックには多くの場合、パソコンなどの機器や書類を収納するスペースが備わっています。そのため必要な荷物をスマートに持ち運べるうえ、大容量でありながら身体への負担が少ない点も魅力です。ビジネスシーンで多くの荷物を持ち運ぶ必要がある場合には、リュックは非常に良い選択肢といえます。

リュックを使用できるシーン

リュックは、カジュアルなシーンや若年層が多い環境での使用に適しています。伝統や格式を重んじる企業ではリュックを好まない方が多いため、職場や上司の雰囲気、取引先の価値観などに合わせて使い分けましょう。とくに初対面のアポイントメントなど重要な場面では、リュックの使用は避けた方が無難です。

その他ビジネスバッグの種類

ここまで紹介したバッグの種類以外にも多数のビジネスバッグが存在します。ここでは簡単に、そのほかの4種類のバッグについて説明します。

まずは、手提げあるいは肩掛けができる「ボストンバッグ」です。底が長方形になっており、中ほどが膨らんでいる形状が特徴的です。大きさはさまざまで、出張用や出勤用など用途や荷物量に応じてサイズを選べます。なかにはPC専用のスリーブが付いたものや、3WAY使用のものもあるため、機能性も高く使いやすいでしょう。

続いて紹介するのは、スーツを折りたたんで持ち運べるようにした「ガーメントバッグ」です。こちらも豊富なサイズ展開がされており、スーツだけでなくネクタイや革靴など、ビジネスに必要なアイテムをまとめて持ち運べるものもあります。とくに出張の多いビジネスマンにおすすめの商品です。

また、出張時の荷物が多いときには「トロリーバッグ」が活躍します。これは、キャスター付きで転がして運べる小型のキャリーバッグです。ハンドル部分に装着できるバッグをセットで持っておけば、必要な容量に合わせた使い分けも可能です。

さらに、口枠式の開口部が大きく開くデザインで、山型のフォルムが特徴的な「ダレスバッグ」もおすすめです。大容量かつ安定した作りになっており、倒れにくいというメリットがあります。また、バッグには鍵が付いており防犯面でも安心です。高級感や重厚感のあるデザインが好きな方におすすめです。

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この記事では、ビジネスバッグの解説をしました。ビジネスバッグは「書類さえ入れば、なんでも良い」というわけではありません。ご自身のスタイルに合わせ、色や素材、スタイルを決めましょう。ビジネスシーンは、自分を見る第三者の視点もあるということを忘れないようにしなくてはいけません。フォーマルなシーンでは、明らかに不釣り合いになるリュックやトートバッグではなく、ブリーフケースやアタッシュケースを選ぶなど、どのバッグがどういう場面で活きるのかを知っておく必要があります。そのようなTPOを把握し、場面にフィットしたファッションを心掛けることで、ワンランク上のビジネスマンとして好印象を持たれ、自信も付いてくるでしょう。それぞれのバッグを所持しておくことで、場面場面でさまざまなスタイルを演出することが可能です。色や材質にこだわるのも醍醐味の一つであるため、ぜひこの記事を参考に、スタイリッシュなバッグ選びをしてみてください。

小笠原 蓮奈