スーツ向けのソックスってどんなもの?選び方を紹介のアイキャッチ画像
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スーツ向けのソックスってどんなもの?選び方を紹介

スーツの「ソックス」皆さんはどのように選んでいますか?スーツスタイルをコーディネートする際、意外と与える印象を左右しているソックス。もちろん、適当に選んではいませんよね?もし、あまり考えないで選んでいるのであれば、この記事を最後まで読んでいくことをおすすめします。なぜなら、ビジネスシーンやフォーマルなシーンでは、基本となるソックスの色や長さがある程度決まっているからです。ルールを守ったソックスを履いていない方は自分の知らないところで、上司や同僚からの評価がガタ落ちしているかもしれません。もちろんビジネスの基本として派手なものはNGですが、派手でなくてもNGとされる種類が多いのがソックスです。「色」「柄」「長さ」この3つのルールを押さえて、TPOに合ったソックス選びをしましょう。今回は、スーツを仕立てて99年の「オーダースーツSADA」の現役スタッフが、ソックスの正しい選び方と、スーツ向けのソックスとしては避けたいものを解説します。あわせて、どれを買えばいいか迷っている方向けに「おすすめのソックスブランド」も見ていきましょう。この記事を読めば、ビジネス・フォーマルにおけるソックス選びの基本はバッチリですよ!

スーツを着る際、ソックスも重要なものとなります。しかし、どのようなソックスなら良いのか悩むかもしれません。 そこで今回は、スーツ向けのソックスを買う際の選び方や避けたいものなどを紹介します。この記事を参考に、スーツ向けのソックスを購入するのも良いかもしれません。

スーツ向けのソックスを買う際の選び方

スーツ向けのソックスを買う際の選び方として、以下の3つが挙げられます。
  • 色は基本的に黒か濃紺
  • 柄は無地か小紋柄
  • 長めの丈のソックスを選ぶ
それぞれどのようなことなのか、1つずつ見ていきましょう。

色は基本的に黒か濃紺

ソックスの色はさまざまあり、地味なものから派手なものまであります。その上でスーツと合わせるのであれば、黒や濃紺を選ぶのがベストです。組み合わせ自体も、黒の革靴なら黒のソックスを履くといったように、同系色に合わせるのがおすすめです。 なお、上級者向けの方法としてあえて色柄を見せる方法も挙げられます。そうすることで全体のコーディネートにおけるアクセントとなります。ただし、あくまで上級者向けの方法であるため、無理に真似すると失敗するかもしれません。

柄は無地か小紋柄

ソックスの柄に関しては、無地もしくは小紋柄がおすすめです。基本的には地味な柄が良いとされています。ただし、ブランドのワンポイントがあるソックスはおすすめできません。そのようなソックスはカジュアルっぽさが出てしまいます。 また、スーツと組み合わせる際はスーツの柄との相性も考えましょう。例として無地のスーツを着るのであれば、落ち着いた柄のソックスを履くのがおすすめの組み合わせです。 なお、読者の中には「控えめな柄ならストライプ柄でも良い?」と思う方がいるかも知れませんが、避けておきたいデザインです。ストライプ柄は主にモーニングと組み合わせられるものであるため、一般的なビジネスシーンでは選ばれません。

長めの丈のソックスを選ぶ

ソックスを選ぶ際は色や柄だけではなく、丈も重要なポイントです。ビジネス向けの場合は、長めの丈がおすすめです。素肌が見えてしまうと、だらしなく見えてしまいます。 そのことを考えると、ビジネス向けのソックスとしておすすめのものがロングホーズです。スーツ向けのソックスとしてぴったりなものであり、素肌が隠れるほどの長さです。そのため、これからスーツ向けのソックスを買おうと考えているのであれば、ロングホーズをチェックしてみると良いでしょう。

スーツ向けのソックスとして避けたいもの

上記でスーツ向けのソックスの選び方を紹介しましたが、一方で避けたほうが良いものとはどのようなものなのでしょうか。恥をかかないためにも、以下のものは避けるようにしましょう。

スポーツソックス

スポーツソックスは丈の長いものがあるため、スーツに組み合わせても問題ないと思うかもしれません。ただ、スポーツソックスはクラシックなスーツとの相性が悪く、おすすめできないものです。 そもそもスポーツソックスはスポーツ向けのソックスであるため、スポーツとは関係のないスーツに組み合わせるのは間違っているといえるでしょう。そのような意味でも、スーツ向けのソックスとしては避けたい種類です。

ショートソックス

暑い夏はショートソックスで足元を涼しくしたくなるかもしれませんが、こちらもNGです。理由は上記で述べたように、素肌が見えてしまうとだらしなくなってしまうことが挙げられます。 確かに暑い夏の時期は、長い丈のものだとムシムシするかもしれません。ただ、ソックスの中には春夏用の長い丈のソックスもあります。そのため、夏は夏向けの長い丈のソックスを履くようにしましょう。

カジュアルなデザインのソックス

上記で述べたようにスーツ向けのソックスは地味なものがおすすめであり、カジュアルなデザインのものはおすすめできません。カジュアルなものは悪目立ちしてしまい、残念なコーディネートとなってしまう恐れがあります。

スーツとの色合いが合わないソックス

どれだけ落ち着いているソックスであっても、スーツとの色合いが合わないソックスはおすすめできません。その1つとして挙げられるものが白いソックスです。 基本的にスーツはグレーやネイビーといった暗めの色のものがビジネスシーンで選ばれます。その上で白いソックスと組み合わせてしまうと、悪目立ちしてしまいます。ただ、カジュアルなシーンでは白いソックスが人気であるため、カジュアルなファッションをする際に取り入れると良いでしょう。

分厚いソックス

ソックスを選ぶ際は分厚さも重要なポイントであり、分厚いソックスはおすすめできません。あまりにも分厚いと、野暮ったくなる上にみすぼらしくなる恐れがある可能性があるためです。そのことから、分厚さのこともチェックした上で靴下を選ぶようにしましょう。

スーツ向けとしておすすめのソックスブランド

最後の項目では。スーツ向けとしておすすめのソックスブランドを5つ紹介します。どれを買えばいいのか悩んでいる方は、以下の中から選んでみてはいかがでしょうか。

BURBERRY(バーバリー)

イギリスのブランド「BURBERRY」は、上品なアイテムがそろっています。スーツに組み合わせても良いようなシンプルなものがそろっているため、ビジネスシーンでも問題なく履けそうな靴下を探している方にもおすすめです。

EMPORIO ARMANI(エンポリオ・アルマーニ)

イタリア生まれのブランド「EMPORIO ARMANI」では、上品かつダンディなアイテムがそろっています。そのため、大人っぽさを演出したいときにぴったりです。また、若いビジネスパーソンにも人気であることから、若者でも問題なく履けます。

THE SUIT COMPANY(ザ・スーツカンパニー)

コストパフォーマンスを考えるならば、「THE SUIT COMPANY」がおすすめです。ビジネスでも問題なく履けるソックスをそろえており、オンラインショップで購入することも可能。そもそも、「THE SUIT COMPANY」は紳士服量販店であるため、スーツと一緒にソックスを購入することもできます。

UNIVERSAL LANGUAGE

「UNIVERSAL LANGUAGE」は日本生まれのブランドであり、2004年に「新しい大人のためのストアブランド」として誕生しました。おしゃれなソックスながらもスーツを組み合わせることもできるため、守るべきポイントを守りつつおしゃれをしたい方に向いています。

HALISON

上記で紹介したロングホーズが欲しいのであれば、「HALISON」がおすすめです。1966年に創業された日本の靴下メーカーで、ハイゲージのソックスを多数販売しています。リピーターも多いことから、一度利用すればずっと「HALISON」のソックスを使い続けたくなるかもしれません。

スーツを買う際はソックスとの組み合わせも考えよう!

今回は、スーツ向けのソックスを買う際の選び方や避けたいものなどを紹介しました。スーツ向けのソックスは何でも良いというわけではなく、色や柄など注意すべきポイントがあります。そのため、これからソックスを買う方はスーツに合うかどうかを考えなから選ぶようにしましょう。そうすることで、理想的なソックスを見つけられるはずです。

スーツに合わせるソックスの色は「黒」または「濃紺」が絶対条件です。靴の色に合わせるのもポイント。色柄を見せていくコーディネートは、あくまで「オフィスカジュアル」やプライベートでの着用に限られるもの。オフィスカジュアルですらコーデを間違えると悪い印象になるので、無理には取り入れないようにしましょう。柄は「無地」「小紋柄」が基本。ブランドソックスにはよくロゴのワンポイントが入っていますが、カジュアル感が出るので避けましょう。選ぶとしても、隠れる位置にロゴが入っているものが良いですね。また、ストライプ系はNGです。ストライプは基本的に、格式の高い「モーニング」に合わせる柄。あくまで無地か小紋柄を基本に選んでくださいね。そして最後に長さ。必ず「長めの丈」のソックスを選びましょう。靴から素肌がはみ出て見えるのは、だらしなく見えるのでビジネスシーンでは絶対NGです。「ロングホーズ」がおすすめなので、ぜひチェックしてみてください。基本的に、解説した3つのルールにそぐわない「スポーツソックス」「ショートソックス」などはNGです。極端に分厚いソックスも、野暮ったく見えるのでNG。好印象を保つには、基本のルールを守ったソックス選びを心掛けてくださいね!

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