【最新版】2022年寒気到来。おしゃれなスーツとコートで防寒を。のアイキャッチ画像
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【最新版】2022年寒気到来。おしゃれなスーツとコートで防寒を。

 

過ごしやすい秋が過ぎ、本格的な冬が始まろうとしています。この時期になると「今年の冬は例年に比べて気温が高いの?低いの?」という疑問を持つ人が多いのではないでしょうか。また、日常的にスーツを着用する人であれば「寒い季節に適したスーツスタイルとはどういったものなの?」という疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。

冬場の寒い季節は厳しい寒さとのたたかいですが、夏場にはできないオシャレを楽しめる季節でもあります。この記事ではスーツスタイルで取り入れられる防寒対策の基本や秋冬スーツをオシャレに着こなすためのポイントをまとめましたので、最後までお読みいただけると幸いです。

気温に対して適切なスーツ・コート選びが大切

スーツライフを快適に過ごす上で、気温に合わせたスーツやコートなどの防寒具が欠かせません。スーツには「春夏用」と「秋冬用」という季節毎の種類があり、適切な時期に「衣替え」をする必要があります。気温に合わせた装いにしなければ、寒さや暑さによってスーツを着用することが苦痛になってしまうことでしょう。また、季節感のないスーツを着用していると周囲に悪い印象を与えてしまう可能性もあります。空調の効いた屋内でスーツを着用する場合はオールシーズンスーツという選択肢もありますが、屋外でスーツを着用する機会があるならば季節に合わせたスーツや防寒具の着用が必須であるといえるでしょう。

防寒にお勧めのスーツは?

スーツ生地には様々な種類がありますが、冬場の防寒に優れたお勧めの生地は「フランネル」です。「フランネル」はウールを起毛させた生地であり、繊維の中に空気を多く含むことで保温性に優れているのが特徴です。見た目もふんわりとして暖かみがあるので、季節感を取り入れた装いとしてポイントが高いといえるでしょう。

防寒を考えるとスリーピーススーツとすることもお勧めです。スリーピーススーツとはスーツ、ベスト、パンツを全て同じ生地で仕立てたものであり、冬場の定番スタイルといえます。フランネルの生地で統一したスリーピーススーツであれば、防寒対策としてこれ以上無いコーディネートといえるのではないでしょうか。

防寒にお勧めのコートは?

コートには様々な種類のコートがありますが、防寒にお勧めのコートはどういったものなのでしょうか。冬場でも太陽が出ているかいないかで体感温度が大きく変わることもあります。従って、スースライフを快適に過ごす上では温度調整が容易にできることが大切です。コートには取り外し可能な「ライナー」がついているものがありますが、これであれば毎日の天気を確認してからでもコートをアジャストできるのでお勧めです。

【2022年】今年の寒気の動向について解説

春夏用スーツから秋冬用スーツの衣替えは一般的には9月から11月にかけて行うのが一般的です。しかし、毎年気温の推移は変わるため、気温の変化にあわせて衣替えの時期を決める必要があります。目安としては最高気温が25℃を3日連続で下回った場合に秋冬用スーツに衣替えするとよいといえます。今年の気温の変化がどうなっているのか見ていきましょう。

【ラニーニャ現象】今年の秋は気温が下がるのが速い

「ラニーニャ現象」「エルニーニョ現象」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。ラニーニャ現象とは太平洋東部において海水面の温度が低くなる現象であり、エルニーニョ現象はその真逆の現象のことです。ラニーニャ現象とエルニーニョ現象は数年間隔で交互に発生しており、太平洋沿岸部の気候に大きな影響を及ぼすことが知られています。

今年は3年連続でラニーニャ現象の冬になるとの気象情報がありますが、ラニーニャ現象の冬はどういった特徴があるのでしょうか。ラニーニャ現象になると赤道付近において太平洋西部に温かい海水が蓄積され、東部は冷たい水が湧き上がる状態になります。インドネシア近辺での対流活動が活発になることで上空の偏西風がインド付近では北へ、日本付近では南へ蛇行するといわれています。つまり、日本では寒気が北側から流れ込みやすくなり、結果として気温の下がりが早くなるといえるでしょう。

気温は例年と比べて低い?

ラニーニャ現象の冬は冬型の気圧配置が強くなり、寒気が日本全体を覆う状態になります。従って、ラニーニャ現象下においては日本の冬は厳冬になるといえるでしょう。今年は11月の気温は例年並みですが、11月下旬からは冷え込む日が一気に多くなると予想されています。12月以降は日本海側を中心に雪の日が多くなる見込みですので、コートやマフラーなどの防寒具を揃えておきましょう。

【スーツ】具体的な防寒対策

寒い季節にスーツを着る上で防寒対策は欠かせません。しかし、スーツスタイルでできる防寒対策にはどういったものがあるのかが分からないという人もいることでしょう。ここでは具体的にどのように防寒対策すれば良いのかを解説していきます。

着用するスーツを早めに冬用にする

スーツには春夏用と秋冬用があることは既に紹介した通りです。秋冬用スーツは生地が重くて厚くなっているので冷たい空気を遮断する役割を担ってくれます。裏地についても春夏用スーツは「背抜き」となることが多いですが、秋冬用スーツは「総裏」です。「背抜き」仕様は夏の暑さや湿気を緩和する目的で取り入れられているため、寒い季節には向いていないといえます。防寒対策として早めに秋冬用スーツに切り替えることをお勧めします。

マフラーを利用する

スーツ姿でいると首元はどうしても冷えがちなのではないでしょうか。そんな時はマフラーを巻くと一気に暖かくなるのでお勧めです。マフラーの良いところは着脱が容易な点であり、寒い屋外ではマフラーを巻き、空調の効いた屋内ではマフラーを外すといった対応が簡単にできます。

スーツスタイルにはカシミヤやウールのマフラーがピッタリです。マフラーの色柄には様々な種類がありますが、スーツに合うのは落ち着きがある色で、主張し過ぎない柄のものといえるでしょう。スーツ用に購入したマフラーであっても普段着として着用できるため、スーツ用にひとつはマフラーを準備することをお勧めします。

ベストをニット素材のものにする

ベストには様々な種類があり、その素材も多種多様です。先に記載した通り、スーツの生地と合わせたスリーピーススーツとして着こなすのもひとつのコーデですが、勿論素材、生地のことなるベストを着用することも可能です。防寒対策として最も優れているのはニット素材のベストでしょう。ニットは複雑に絡み合った構造になっており、空気が動きにくくなっていることで暖かいのが特徴です。スーツスタイルにニット素材を合わせると見た目にも暖かみが増すので季節感のあるコーデとしてポイントが高いといえるのではないでしょうか。

靴下をウールのものに変える

防寒の肝は手首、足首、首の三首といわれているように足首の防寒も重要です。防寒対策として保温性が高いウールの「ロングホーズ」がお勧めです。「ロングホーズ」とは膝下まである靴下で「ハイソックス」とも呼ばれます。実は防寒対策に限らず、スーツスタイルに最も適した靴下は「ロングホーズ」であるといわれていることを知っているでしょうか。スーツスタイルでは本来素肌を見せないのがマナーなのです。防寒対策として着用しても、スーツのマナー上は何の問題もないので積極的に着用すると良いでしょう。

【コート】オシャレに寒気を乗り切るポイント

薄着で過ごす夏場とは異なり、秋冬の寒い季節はオシャレな装いを楽しむ絶好の季節です。防寒対策をしながらオシャレも楽しむことができれば一石二鳥といえるのではないでしょうか。ここでは特にコートを取り上げてオシャレなコーデとするためのポイントを紹介します。

スーツと合ったコートを選ぶ

コート選びにおいてはスーツとの組み合わせが重要です。スーツとコートがそれぞれ質の良いものであったとしても、組み合わせ方を間違えると野暮ったくなり台無しになってしまう可能性もあります。ここではスーツと合ったコートの選び方を「色」と「材質」という2つの観点でみていきましょう。

コートを選ぶ上で最も大切なのは手持ちのスーツとの色の組み合わせです。ダークネイビーやチャコールグレーグレーはビジネススーツの定番カラーといえます。この様なベーシックカラーのコートであればどんなスーツとも合わせやすいといえるでしょう。オシャレに着こなす上で最も簡単な組み合わせはスーツに近い色味のコートを選ぶことです。スーツの色と合わせて濃淡をつけるコーデも適度なグラデーションであればオシャレな着こなしとなるでしょう。

材質

コートの素材には主にウール、コットン、ポリエステルといった種類があります。その中でもウールは保温性が高いのが特徴であり、生地に独特の艶や質感があることからオシャレな着こなしにピッタリといえるでしょう。ウールは最も多く採用されている素材ですので、生地柄の種類も豊富にあります。ビジネスシーン用に仕立てたコートをカジュアルシーンで着用するといったこともできるのでお勧めです。

スーツに合ったコート選びの注意点

スーツスタイルをオシャレにするためには、スーツに合ったコート選びが欠かせません。ここではコートをスーツに合わせる上で注意しておきたいポイントを解説します。

柄の組み合わせ

スーツにコートを合わせる時には柄の組み合わせに注意しましょう。無地と無地などの無難な組み合わせであればシックで落ち着いた雰囲気となります。一方で、ストライプ柄のスーツにチェック柄のコートを合わせるとごちゃごちゃした雰囲気になり、スマートな着こなしとはいえないでしょう。ストライプ柄とストライプ柄の様に柄物を合わせる時も、ストライプの幅を変えたりシャドーストライプを取り入れるといった工夫が必要です。

着丈

コートを選ぶ時には着丈と袖丈についても注意が必要です。スーツに合わせるコートであれば、ジャケットよりも着丈が長いことがマナーといえます。ただし、着丈が長ければよいというものではなく、膝上くらいまでの着丈のコートを選ぶことをお勧めします。着丈が短いとカジュアルな雰囲気となってしまう一方で、着丈が長すぎると野暮ったい印象となってしまうので注意しましょう。

袖丈

コートの袖丈については手首よりも多少長い程度がジャストフィットです。袖丈が短すぎると手を挙げた場合にジャケットやシャツが見えてしまうため、スーツスタイルの印象が悪くなることもあります。先に書いた通り防寒の基本は三首を冷やさないことですので、手首がしっかり隠れるコートを選ぶと防寒対策にもなることでしょう。

ビジネスシーンでの秋冬コート

ビジネススーツに合わせる場合はコートの種類にも注意が必要です。「ダウンコート」や「ダッフルコート」についてはカジュアルなシーンに向いたコートであるため、スーツに合わせることが無いように注意しましょう。一般的にはスーツに合うコートは「ステンカラーコート」「アルスターコート」「トレンチコート」「チェスターコート」「ポロコート」といわれています。それぞれご紹介します。

ステンカラーコート

ステンカラーコートは最もスタンダードなコートです。シンプルなデザインであるため、トレンドの動向に左右されないコートといえるでしょう。前ボタンを留めても外してもオシャレに着こなせるので、使い勝手がよいのも魅力です。

アルスターコート

アルスターコートはクラシックなタイプのコートであり、ダブルコートとも呼ばれます。アルスターカラーという襟は下襟よりも上襟が太くなっており、これがアルスターコートの特徴です。着用している人は多くないため、アルスターコートは個性を出すのに適したコートといえるでしょう。

トレンチコート

トレンチコートは元々戦地において兵士が着ていたコートです。そんなトレンチコートの特徴は機能性に優れている点といえるでしょう。戦地で着用されていた名残もあり、耐久性や防水性が抜群です。

チェスターコート

チェスターコートはテーラードジャケットの様な襟があるのが特徴です。ウエストを少し絞ったシルエットとなっており、スタイリッシュな着こなしになります。ビジネスシーンは勿論、冠婚葬祭行事でも着用出来る点も魅力といえるでしょう。

ポロコート

ポロコートはその名の通りポロ競技者が着用していたコートです。一見チェスターコートに似ていますが、襟やボタンなどのディテールが異なります。背面にベルトが付けられているのが特徴となっており、オシャレで個性的な着こなしができるでしょう。

オーダースーツSADAとは

オーダースーツSADAは1923年創業の老舗オーダースーツ専門店です。仙台市と中国の秦皇島市に自社工場を構えており、年間12万着ものオーダースーツを製造しています。多くの著名人にも愛用されているオーダースーツSADAの魅力を2つご紹介します。

オーダースーツSADAの魅力

優れたコストパフォーマンス

オーダースーツSADAの魅力はなんといってもそのリーズナブルな価格です。オーダースーツと聞くと「高いのでは?」と直感的に思う方も多いのではないでしょうか。しかし、オーダースーツSADAは主に2つの画期的な手法で、オーダースーツでありながらリーズナブルな価格を実現しています。

生地購入から縫製、販売までを自社完結

一般的なスーツ製造会社ではまず生地を商社が買い、生地卸業者などを経て縫製工場で製造します。多くの会社が関わるため、最終的なスーツの価格はどうしても高くなってしまうのです。オーダースーツSADAは生地仕入れから縫製、販売まで佐田グループで完結する体制を整えている為、こうした不要なコストを徹底的に排除できます。

先端技術導入による製造コスト削減

オーダースーツSADAではCAD(自動設計システム)、CAM(自動裁断機)を活用しています。これによりスーツの製造工程は究極にまで自動化されています。通常であれば職人が行う様な繊細な作業も自動化されている為、1点もののオーダースーツであってもほぼ職人が関与することなく完成させられます。これが抜群のコスパを発揮できる第2の仕組みです。

フルオーダースーツのフィット感

既製のスーツの場合、体の最も大きい部分に合わせてサイズを選んでいるため、体のすべての部分にフィットするスーツを探し当てることは難しいといえるでしょう。オーダースーツSADAでは体の20カ所もの部分を採寸して仕立てていくため、どんな体型の方でも自分の体にピッタリとフィットしたスーツを手に入れられます。

オーダースーツSADAで仕立てよう!

この記事に記載してきた通り、今年の冬は厳冬になると見込まれています。一気に冷え込む可能性もあるので、秋冬用スーツやコート、ベストなどの防寒グッズ、服装を早めに準備しておくことをお勧めします。寒い季節はオシャレを楽しむにはベストな季節です。この機会に自分にピッタリな一品モノのスリーピーススーツをフルオーダーで仕立ててみては如何でしょうか。オーダースーツSADAであれば、満足できる一生もののスーツを手にすることができるでしょう。

竹内 滋輔