ネクタイピンにはどんなものがある?最新のトレンドやおすすめの種類や選び方を解説-オーダースーツSADAのアイキャッチ画像
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ネクタイピンにはどんなものがある?最新のトレンドやおすすめの種類や選び方を解説-オーダースーツSADA

スーツスタイルを格上げするアイテムとして、近年注目を集めている「ネクタイピン」。ネクタイピンは形式的な飾りではなく、ビジネスシーンやフォーマルシーンでの印象を左右する重要なアクセサリーです。かつての堅苦しいイメージばかりではなく、いまどきのネクタイピンはデザインや素材のバリエーションが豊富。ミニマルなデザインで洗練された印象を与えたり、装いに絶妙なアクセントを添えたりと、ファッション性が向上しています。本記事では、ネクタイピンの種類やいまどきの選び方、トレンド、おすすめのデザインを初心者にも分かりやすく解説します。

ネクタイピンとは?役割と歴史を知ろう

ネクタイピンとは?役割と歴史を知ろう

ネクタイピン(タイバー)は、ネクタイの動きや乱れを防ぐことで、シャツとネクタイに一体感を持たせるアイテムです。

ネクタイピンはさかのぼること1850年頃のヨーロッパで誕生しました。当時のネクタイピンは、薄くて固定されにくかったネクタイが邪魔にならないようにする実用的な目的と、上流階級の身だしなみの象徴という社会的側面を兼ね備えていました。

初期のネクタイピンは、「タイタック」や「タイピン」と呼ばれるネクタイを針で留めるタイプのものが主流。その後1920年頃になると、現在のネクタイピンの主流となっているクリップタイプのものが広がっていきました。

近年では、「スーツスタイルの胸元を洗練させ、高級感を演出するアクセサリー」として、ネクタイピンの価値が見直されてきています。さまざまなデザインや種類が豊富になり、世代を問わずに自分に合ったものを見つけることができる選択肢が広がっています。

「ネクタイピン=おじさん」という固定概念を持っている方がいるのであれば、まずはそれを捨てて今回お伝えするネクタイピンの魅力を十分に理解し、ぜひ一度手に取ってみてください。

ネクタイピンの種類|定番からいまどきのデザインまで

ネクタイピンの種類を検討する際は、デザイン性だけではなく、着用シーンやネクタイの幅を意識しましょう。

ネクタイピンにはさまざまな形状があり、デザインや機能性に違いが見られます。

定番のクリップで挟みこむタイプは初心者でも扱いやすく、ビジネスシーンからフォーマルシーンまで対応できる汎用性の高いアイテムです。また、シンプルかつ小ぶりなミニマルデザインや、木製の無垢素材とカーボンなどの異素材を組み合わせたもの、ブランドコラボの一品などが、いまどきのトレンドとして注目されています。

タイバー(ワニ口式/クリップ式のネクタイピン)

タイバー(ワニ口式/クリップ式)

ネクタイの大剣と小剣をはさんで固定するタイバー(ワニ口式/クリップ式)は、現在主流のネクタイピンです。使い方がかんたんで、初めてネクタイピンに挑戦するという方でも安心して使える仕組みになっています。

いまどきのデザインとして、有名ブランドとコラボしたアイテムも多く登場しています。

ただし、長期間使用することでばねの力が落ちてくるというのがデメリットです。挟む力が弱まり落ちてくるようなことがあれば見栄えが悪くなってしまうため、買い替えを考えましょう。

スティックピン(タイタック式)

スティックピン(タイタック式)

ネクタイに針を刺して使用するタイプのものです。ネクタイピンの起源と同様の使用方法だといえます。デザインが華やかで非日常をモチーフとするようなものが多いため、ビジネスシーンにはあまり向いておらず、結婚式や披露宴などの晴れの舞台で活躍してくれます。

なお、ネクタイに針を刺すため、使用のたびにネクタイが傷んでしまうというのがデメリットだといえます。

チェーンタイプのネクタイピン

チェーンタイプ

チェーンでネクタイを留めるタイプであり、チェーンを通したネクタイをシャツのボタンに引っ掛けて固定します。ネクタイにかかるネクタイがゴージャスな印象に変わります。

タイチェーンは装飾的な要素が強いため、こちらの結婚式やパーティーシーンなどで活躍するアイテムです。

スライド式ネクタイピン

スライド式ネクタイピン

スライド式はバネを使用せず、細い隙間にネクタイを挟んで固定するタイプです。洗練されたシルエットのものが多く、ビジネスからセレモニーまで幅広いシーンで活躍します。特にフォーマルなシーンでスライド式を着用すると、エレガントな印象を与えるでしょう。

いまどきのトレンドとしては、シンプルなミニマルスタイルが支持を集めています。また、照明の角度によって独特の表情を見せる、高級感あるカーボン素材を用いたものも人気です。

スライド式のデメリットは、固定する力の弱さです。あくまでもクリップの力で挟んでいるだけであるため、固定する力が弱いというのが難点だといえます。

ネクタイピンの選び方|スーツ初心者が失敗しないためのポイント

ネクタイピンの選び方|スーツ初心者が失敗しないためのポイント

ネクタイピンを選ぶ際は、基本的にネクタイの幅に適した長さで、TPOに合ったデザインのものを選びましょう。ステンレスや真鍮、シルバーなど各素材ごとに印象が変わるので素材選びも重要です。

初心者なら、汎用性の高いシンプルなシルバーカラーのネクタイピンを選ぶのが無難です。

サイズの目安:ネクタイ幅とのバランスをチェック

一般的に、ネクタイの幅に対して約3/4程度の長さのネクタイピンを選ぶと、バランスよくまとまります。

標準的なネクタイピンのサイズは、5~6cm程度が主流です。短めのネクタイピンを選べば現代的でスタイリッシュな雰囲気に、長めのものを選択するとクラシカルで格式高い印象を演出できます。

過度に長いものは、ビジネスシーンで悪目立ちする場合があるため注意が必要です。

色・素材はどう選ぶ?

ネクタイピンの色・素材の選び方について、よく見られるメッキ・シルバー・ゴールドについて解説します。

メッキ

デザイン性が高く、またリーズナブルな価格帯で販売されているメッキは初めてネクタイピンに挑戦する若い世代などにおすすめしたい素材です。

デザイン違いでいくつか揃えて、ネクタイやスーツに合わせて選ぶというのもおしゃれ上級者テクニックでしょう。

シルバー

シックで落ち着いた印象のシルバーは、世代を問わずに活躍してくれます。そのため、大切に長く使いたいという方におすすめです。プレゼントとしても人気の高い商品です。

ゴールド

インパクトを求めたいという方におすすめなのが、ゴールドです。

高級感があり、大人の男性の雰囲気が醸し出されます。周りと差をつけたコーディネートを楽しみたいという方は是非チェックしてみましょう。

【シーン別】ネクタイピンの選び方と付け方

【シーン別】ネクタイピンの選び方と付け方

ここまで、ネクタイピンの種類や特徴についてお話してきましたが、続いてはシーンごとに失敗しないネクタイピンの選び方および付け方についてご紹介していきます。

就活・ビジネスシーン

ネクタイピンに限らずですが、ビジネスシーンの基本はシンプルです。派手になることは避け、あくまでも相手に不快感を与えないファッションを心がけることが重要です。そこでおすすめなのが、「タイクリップ」の「シルバー」です。

タイクリップは、デザインがシンプルなものが多く、またバネでしっかりと挟んで固定されることから、ずれる心配も少なく安心して使用することができます。忙しいビジネスマンでもわずらわしさがなく、簡単にネクタイピンを取り入れられるというのが大きなメリットです。

素材に関しては、ビジネスシーンではシルバーが間違いありません。これ1本あれば、年を重ねても使い続けられ、結婚式などのパーティーシーンにも問題なく付けることが可能です。使いまわしがきくアイテムは、1つ持っていると非常に心強いものです。

結婚式・パーティーシーン

結婚式や二次会など、華やかなシーンにおいてはネクタイピンの選択肢もぐっと広がります。

「タイタック式」や「チェーン式」は、ビジネスシーンには不向きである一方、パーティーシーンではしっかりと華を添えてくれるアイテムであるため非常におすすめです。「ゴールド」の素材を選べばより一層特別感を演出することができるでしょう。

ネクタイピン一つでネクタイの見え方もガラッと変わってくることから、ビジネスシーン、パーティーシーンそれぞれのアイテムを用意しておくと上手に使い分けることができるのではないでしょうか。

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いろいろと制約が多いスーツスタイルではありますが、ネクタイピンは男性が身に付けられる数少ないおしゃれアイテムの一つです。ここでは、ネクタイピンを使ったことがないという人やネクタイピンのことについてもっと知りたい方向けに、ネクタイピンの種類や上手な選び方、きれいな付け方などについてご紹介します。

ネクタイピンの付け方とマナー

ネクタイピンの付け方とマナー

ネクタイピンは、付けさえすれば良いという訳ではありません。トータルでの印象に影響を与えるため、付ける位置や角度に気を配ってください。適切な装着位置は、シャツの第3~4ボタンの間とされています。また、角度は水平に固定するのが基本的なマナーです。

胸元に近すぎる位置に付けたり、斜めに傾けて付けたりするのは、マナーを理解していないと判断される可能性があるためNGです。

特にビジネスシーンでは、マナーを意識した着こなしが重視されます。「控えめな上品さ」を演出できるネクタイピンの使い方を心がけましょう。

ネクタイピンは、ジャケットを着用している場合と、スリーピーススーツでベストを着用している場合、シャツだけの場合で付ける位置が変わってきます。

それぞれご紹介していきましょう。

ジャケット着用の場合

シャツの第3ボタンと第4ボタンの間を目安に付けます。

ベスト着用の場合

Vゾーンが開いていて、ジャケット着用時同様に第3ボタンと第4ボタンの間につけてもきちんと見える場合にはこの位置に付けます。一方で、Vゾーンが狭い場合には、あまりに上の位置にネクタイピンを付けると格好悪くなってしまうため、ネクタイピンは必要ありません。Vゾーンが狭いことで、ベストでネクタイが固定されるために、ネクタイピンなしでもずれにくいので安心です。

シャツだけの場合

シャツだけの場合、ネクタイピンで固定しないと見栄えが悪く、また汚れる心配もあるためネクタイピンは必須アイテムです。ジャケット着用スタイルよりもやや下のシャツの第4ボタンと第5ボタンの間くらいが付ける位置の目安です。

なお、いずれの場合もネクタイピンはシャツと一緒に留めるようにします。シャツに固定することで、ネクタイだけ垂れ下がって汚れるという心配がなくなりますし、左右の揺れを最小限にとどめることができます。

いまどきのネクタイピンとは?トレンドの特徴と選ばれる理由

いまどきのネクタイピンとは?トレンドの特徴と選ばれる理由

いまどきのネクタイピンとして注目されているのは、余計な装飾を削ぎ落とし洗練させたミニマルデザインです。また、素材へのこだわりも近年のメンズファッションのトレンドです。従来の金属製のものに加え、真鍮やチタン、カーボンなど、多彩な素材のものが登場しています。

ラインアップの豊富さが、さりげなく自分らしさを演出するアイテムとして、若手ビジネスパーソンを中心にネクタイピンが人気を得る理由といえるでしょう。

また、日本のクラフトブランドの製品や、ハンドメイド製品、ファッションブランドとの異業種コラボ商品なども市場を賑わせています。例えば、アイブランドのZoffとコラボしたメガネのシルエットが個性的なデザインや、セレクトショップのUrbanResearchとコラボしたスタイリッシュなデザインが注目されています。

おすすめのネクタイピン|スーツに合うアイテムは

おすすめのネクタイピン|スーツに合うアイテムは

ネクタイピン選びに迷ったら、まずはシンプルなデザインのものがおすすめです。胸元に付けるネクタイピンは、相手の目に自然と入るからこそ主張しすぎないデザインが安心です。

特に新社会人の方は、ビジネススーツに合うネクタイピンを選びましょう。ビジネススーツに合うネクタイピンなら、さりげない上品さを演出できるためです。また、初めてネクタイピンを選ぶ場合も、「シンプル&万能」を基準にすると失敗が少ないでしょう。

一方、プレゼントとして贈る場合は、高級感のあるネクタイピンが人気です。理想的なのは、ビジネスシーンから結婚式まで幅広く対応できるタイプです。

ネクタイピンをうまく活用したスーツコーディネート

ネクタイピンをうまく活用したスーツコーディネート

続いては、ネクタイピンを取り入れたスーツコーディネートをご紹介していきましょう。

1.ネイビーストライプスーツ×白シャツ×ブルーストライプネクタイ×シルバータイクリップネクタイピン

ザ・ビジネス王道というこちらのコーディネートは、はじめてネクタイピンに挑戦するという方にもぜひおすすめです。

シンプルなネクタイピンを選ぶことで、違和感なくスーツスタイルに取り入れることができます。

ストライプスーツを合わせることで洗練された印象を演出してくれます。

2.ブラウンスーツ×白シャツ×ボルドードットネクタイ×ゴールドクリップ式ネクタイピン

結婚式の二次会やパーティーシーンで華やかで目を引くコーディネートになること間違いなしのこちらのコーディネートは、暖色系で統一されており華やかさの中に温かみを感じることができます。ブラウンスーツを上手に着こなすテクニックとして同系色でまとめるということがポイントとして挙げられます。

ネクタイピンのような小物に関しても、それを意識してまとめることで統一感のあるコーディネートが完成します。

3.ブラックスーツ×白ストライプシャツ×グリーンストライプネクタイ×ゴールドタイタック式ネクタイピン

シンプルなコーディネートの中に、ワンポイントアクセントとしてゴールドのタイタック式のネクタイピンをプラスするだけでパッと目を引くおしゃれコーデが完成します。

シックな色味でまとめ上げているために、ゴールドのネクタイピンがより一層引き立ちます。

長く使うためのネクタイピンの正しいメンテナンス方法

長く使うためのネクタイピンの正しいメンテナンス方法

続いて、お気に入りのネクタイピンを長く使い続けるためのメンテナンス方法について紹介します。素材によってメンテナンス方法が変わってくるのでそれぞれ解説します。

メッキ

メッキ加工されているものはさびにくいためお手入れがしやすいというのがメリットです。基本的には、使用した後に柔らかい乾いた布で乾拭きしておけば問題ありません。

汚れが取れない場合には、中性洗剤をぬるま湯で薄めたものを布に付けてふき取るようにします。その後、乾いた布で水分をしっかりとふき取ることで変色を防ぎます。

メッキの弱点は傷や衝撃に弱いという点です。したがって、お手入れの際は柔らかい布を使用し、優しくふき取ることを意識しましょう。

メッキが傷ついてはがれてしまった場合には、なかなか自分で補修することが難しくなります。メッキはリーズナブルである分、耐久性が低いというデメリットがあることを頭に入れておきましょう。

シルバー

シルバーも基本的にはメッキとお手入れ方法は変わりません。使用後は、柔らかい乾いた布で汚れをふき取ります。汚れが取れない場合には、中性洗剤をぬるま湯で薄めたものを布に付けてふき取ります。その後、残った水分を乾いた布でふき取れば完了です。

シルバーは、空気中の汗や硫化成分などが反応して黒く変色してしまう硫化という現象が起こりやすい金属です。そのため、保管する際には蓋つきの箱などにしまって空気に触れにくいような工夫をしましょう。

もし、黒ずんでしまった場合には研磨剤入りクロスを使ってみましょう。ひどい黒ずみでない限り輝きを取り戻すことができます。あまりにもひどくなってしまった場合には、専門店でのクリーニングを検討しましょう。

ゴールド

ゴールドの場合も、基本はほかの素材と変わらず使用後は柔らかい乾いた布で汚れをふき取るというお手入れ方法になります。

ゴールドはさびにくいため、正しいお手入れをしていれば長期間にわたって綺麗な状態で使い続けることができます。高価ではありますが、大切に長く使い続けるのであれば十分に価値のあるものだと言えるでしょう。なお、シルバーと比べると、傷がつきやすいという点に気を付ける必要があります。

そのため、ゴールドがさびてしまった場合には研磨剤入りクロスで磨くのではなく、あくまでも中性洗剤をぬるま湯で薄めたものを使って落とす方法をとります。研磨剤入りクロスでは傷がついてしまうため使用はNGです。この点がシルバーとはお手入れ方法が大きく異なるので、必ず覚えておきましょう。

ネクタイピンが映えるスーツとは?全体のバランスも重要

ネクタイピンが映えるスーツとは?全体のバランスも重要

胸元の印象は、その人の第一印象を大きく左右します。ネクタイピンの魅力を最大限に引き出すには、スーツとの調和が欠かせません。単体での見栄えだけではなくスーツと合わせた全体のバランスを意識すると、洗練された装いに仕上がります。

ネクタイピンを選ぶ際は、色・柄・素材の相性が特に重要です。チェック柄や鮮やかな色味のネクタイには、主張を抑えたシンプルなネクタイピンが調和します。逆に、無地やシンプルなネクタイには、デザイン性のあるピンを選ぶことで、胸元に適度なアクセントが生まれるでしょう。

フォーマルな場面、特に結婚式などのセレモニーに参列する際は、上品な輝きを持つネクタイピンがおすすめです。

さらに、オーダースーツのような体にフィットした一着を選べば、ネクタイピンの美しさがより引き立ちます。

まとめ:ネクタイピンを味方につけて、洗練された印象に

まとめ:ネクタイピンを味方につけて、洗練された印象に

ネクタイピンは、実用性に加え、スーツスタイルをおしゃれに整えられるアイテムです。いまどきのネクタイピンは、ミニマルデザインと素材の高品質化が特徴。無駄を削ぎ落としたデザインと、厳選された素材の組み合わせで、ワンランク上のビジネススタイルを演出しましょう。

ネクタイピン初心者であれば、まず定番のクリップ式で、シルバーカラーのシンプルな一本を選ぶのが最適です。

ネクタイピンの魅力を引き出すには、スーツ選びにもこだわりたいものです。自分らしいスタイルを完成させたいなら、プロのアドバイスが受けられるオーダースーツSADAがおすすめ。体型や好みに合わせた理想的なスーツと、センス良く選ばれたネクタイピンの組み合わせで、洗練された印象をかもし出せます。

ネクタイピンの必要性や種類、また素材別の取り扱い方法などを紹介しました。いまどきのネクタイピンは、デザイン性が高く、種類も豊富でおしゃれを楽しむ感覚で使うことのできるアイテムです。機能的にもネクタイとシャツをしっかりと固定し、動きやすくなるといったメリットがあり、見た目だけではなく重宝するアイテムです。これまで、手を出してこなかった若い世代の方もぜひ一度手に取ってみてください。スーツスタイルはジャケット、パンツだけではなくシャツ、靴、ベルト、そしてネクタイピンのような小物まで合わせてのトータルコーディネートで完成します。細部にまでしっかりとこだわりぬいたコーディネートは洗練された雰囲気を醸し出してくれるでしょう。ぜひ、普段のビジネススタイルや結婚式などのパーティースタイルにネクタイピンを取り入れておしゃれ度をアップさせてみてください。

(構成/志田実恵)