紺ブレが似合うに男になろう!年齢や体型別のおしゃれコーデや着こなしポイントも紹介!のアイキャッチ画像
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紺ブレが似合うに男になろう!年齢や体型別のおしゃれコーデや着こなしポイントも紹介!

”紺色のブレザー”こと”紺ブレ”。学生の頃に着ていたという方も多いのではないでしょうか?

実は最近、大人コーデをおしゃれに見せてくれるとして紺ブレ人気が高まっています。一般的なジャケットよりカジュアルで軽い着こなしを実現し、上品さも漂わせる紺ブレは普段のファッションやビジネスコーデにもピッタリ。ワンランク上の着こなしを楽しむ事ができます。

そこで今回は、オンからオフまで使える万能アイテム紺ブレについて、コーデの例や選び方、着こなしのポイントまで解説していきます。


紺ブレとは何か?

紺ブレとは紺色のブレザーのこと。飛行機のパイロットの制服や学生服によく着用されるジャケットの一種です。紺ジャケとは別のものであり、ここ数年のアメトラやプレッピーの流行により人気を集めています。

紺ブレの種類

ブレザーは一般的なスーツのジャケットと同じく”ダブル”と”シングル”があります。シングルはフロントボタン一列、ダブルはフロントに二列配置されています。

シングルはすっきりとしたスタイリッシュさが特徴なのに対し、ダブルは重厚感のあるどっしりとした雰囲気をまとうことが特徴です。それぞれの持つ特徴を捉え、与えたいイメージに合わせて選択をするのが良いでしょう。

紺ブレの起源

起源はイギリスといわれています。ですがシングルとダブルでそれぞれ異なる起源を持っています。

シングル:イギリスの大学のボート競技で、初めて着用されたことが起源とされる。

ダブル:19世紀中盤、海軍の制服として採用されたことが起源とされる。


紺ブレが似合う人

大人コーデに取り入れオンでもオフでも活躍する紺ブレ。こんな人が似合う!という特にしっくりくる人の特徴を挙げていきます。

姿勢がいい人

もともと軍隊の制服や団体のユニフォームとして着用されてきた紺ブレは、姿勢が良い人に特に似合います。ピンと伸びた背筋でスタイリッシュに着こなすと、その特徴が良く映え似合った印象を与えます。

姿勢の良さと合わせて歩き方にも気を配ると、より格好いい着こなしが出来るでしょう。

サイズ感を合わせている人

サイズの合っているブレザーは、それだけで良く似合います。紺ブレだけでなく、スーツを始めとしたどのファッションでも同じことが言えるでしょう。余裕のあるサイズ感とブカブカなのは、全く異なります。ただただ、だらしない印象を与えてしまわぬよう、サイズ選びは非常に重要です。

逆に言ってしまえばサイズ感がキチンとしていれば、誰にでも似合うということです。購入の際にシルエットまで意識すると失敗を防げます。しっかりと採寸を行い、プロの意見を聞きながら好みのジャケットを仕立て上げる”オーダースーツ”なら、どんな体型の人にもピッタリと似合わせることができます。

清潔感がある人

シワやシミの無い紺ブレを組み込んだコーディネートは、ワンランク上のおしゃれを実現し、その人に魅力を引き立たせます。

適度にクリーニングに出す、紺ブレを脱いだらシワにならない様にサッと畳む、ハンガーにかける、匂いが気になる時は消臭スプレーを吹きかける、など清潔感を損なわないようにお手入れもキチンと行いましょう。


紺ブレが似合わない人

紺ブレは、その歴史ある背景から学生から大人世代まで多くの人をおしゃれに見せるアイテムです。

しかし中には似合わない人が存在するのも事実。紺ブレが似合わない人の特徴と解決策までご紹介します。「似合わない気がする…」とお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

顔立ちが幼い

紺ブレはビジネスシーンでも使えるフォーマル感も十分にあるジャケットアイテムです。

そのキチンと感が故に、顔立ちが幼い印象のある方とは相性が良くなく、似合わないと感じてしまうこともあるかもしれません。

解決策:オーバーサイズな着こなしはせずに、ジャストサイズな着こなしをするとコーデのスタイリッシュさが強調されるでしょう。色味は抑えたシンプルな着こなしで大人感を演出すると尚良し。

低身長である

低身長の方が紺ブレを着ると、バランスが取れていないミスマッチな印象を与える可能性があります。

そもそもスーツやジャケットは海外発祥のファッションであり、日本人の体にはマッチしにくい設計です。学生で良くある話ですが、まだ成長途中の背の低めの男子が少し大きめの紺ブレを着ていると、ブレザーに着られている感がありますよね。低身長の方が紺ブレを着用すると、このような印象を持たれる可能があるのです。

解決策:目線を上に持たせるハットやサングラス、柄物のネクタイやシャツを着用する、インナーをインして腰の位置を高くするなど工夫をした着こなしを取り入れてみましょう。

サイズが合っていない

近年、オーバーサイズの着こなしが流行していますが、一歩間違えるとだらしなく見られてしまい、似合わないと思われる可能性もある着こなしだということを留意しておきましょう。肩幅や袖丈、裾のあまりがある場合には着こなしに要注意です。

また、デザインによってはもともとの骨格を悪目立ちさせてしまう可能性も。

解決策:購入の際には試着を欠かさず行いましょう。また、オーダースーツを活用してみるのも良いでしょう。好みのサイズ感でコンプレックスをカバーした紺ブレを仕立て上げられます。


おしゃれな紺ブレを選ぶコツ

おしゃれな紺ブレを選ぶにはいくつか”コツ”があります。今回、5つに絞りご紹介しますのでご自身の好みと照らし合わせて素敵な紺ブレ選びの参考にしてくださいね。

メタルボタン

刻印入りで足の付いた真鍮のボタンデザインを選ぶと、よりヴィンテージ感が強まる着こなしが出来ます。

一般的なスーツジャケットであれば、水牛やプラスチックのボタンが採用されますが、紺ブレを選ぶならメタルボタン一択です。

足つきの無いフラットなものや、紺ブレの特徴である光沢感が無いタイプのボタンもあります。好みでチョイスしてみましょう。

生地

紺ブレの生地には、春夏は「ウーステッド」「モヘア」「トロピカル」を秋冬には「フランネル」をチョイスすれば間違いないでしょう。紺ブレをおしゃれに着こなすためには、季節感のある装いもコツになります。

ウーステッド:羊毛をよった生地。
モヘア:光沢があり高級感のある通気性に優れた生地。
トロピカル:手触りのなめらかさが特徴の軽い生地。
フランネル:ふんわりと暖かみなある秋冬の定番生地。

シルエット

近年絞りのあるジャストサイズのシルエットが流行しています。しかし、紺ブレではストンと落ちる寸胴デザインのシルエットが紺ブレらしさを出せおしゃれです。

ビジネスシーンであればジャストサイズを着用し、スーツスタイルにアクセントを持たせつつ楽しみましょう。

エンブレム

学校の制服やチームのユニフォームとしても馴染み深い紺ブレは、胸元にエンブレが付いているものが多く見られます。

カジュアルなシーンで着こなしを楽しむならその装飾もアリですが、ビジネスシーンに用いる際にはエンブレムが無いものを選ぶと良いでしょう。

エンブレムは所属する団体を表すために用いられたシンボルです。歴史ある着こなしを楽しみたい方にはエンブレム有もおすすめです。

ステッチ

紺ブレを選ぶならぜひステッチ入りのものを選んでみましょう。襟にある縫い目のことをステッチと呼びますが、紺ブレとステッチは非常に相性が良いとされています。ステッチ入りこそが”正統な紺ブレ”だと言われるほどです。

襟の補強やデザイン性を高めるステッチですが、より格式高い着こなしが可能なステッチ無も人気があります。

ポケット

腰ポケットは、パッチ&フラップポケットがおしゃれです。

紺ブレはパッチ式ポケットを選ぶのがコツです。フラップ無しだとフォーマルな印象になります。用途から考えてみると良いでしょう。


紺ブレをおしゃれに着こなすポイント

紺ブレの着こなしのポイントは、紺ブレの持つ上品さを意識したコーディネートを組むという点にあります。

紺ブレを用いた着こなしは、コーディネートを洗練された上品なものに仕上げてくれます。

かっちりとした着こなしならダブルの紺ブレを。スマートに見せたい場面ではシングルの紺ブレを。シチュエーションの合わせて使い分けるとフォーマルシーンやカジュアルなシーンにもマッチします。

ジャストサイズならきれいめに、オーバーサイズならトレンドを意識したコーディネートを楽しむこともできますよ。


【年代別】紺ブレを使ったおしゃれなコーデ例

紺ブレを選ぶ際のコツや着こなしがわかったら次は実際にコーデを組んでみましょう。年代別におすすめのおしゃれなコーデを一例として紹介していきます。

20代の紺ブレコーデはトレンドを意識して

おしゃれで個性を出せる自由度の高いスタイルは、20代だからこそ積極的に取り入れて。近年のファッショントレンドのオーバーサイズも楽しみましょう。

上:オーバーサイズの紺ブレダブル×ストライブのオックスフォードシャツ
下:ネイビーのワイドテーパードパンツ×黒のハイソールブーツ

30代の紺ブレコーデは外しアイテムで個性を

30代からの紺ブレコーデは、流行の中にも自分スタイルを加えてコーデをまとめてみましょう。差し色アイテムや足元をスニーカーにしてみるなどちょっとした”技”を取り入れるとこなれ感が出て、よりおしゃれな着こなしを楽しめます。

上:エンブレム有の紺ブレダブル×マスタードカラーのカットソー
下:ベージュのスラックス×ネイビーのスニーカー

40代の紺ブレコーデは定番を上品に

40代からはシンプルに定番のコーデを活かした着こなしを。安定が求められつつある年齢なので、体型にフィットする落ち着いたデザインを選び、上品に着こなしましょう。

上:紺ブレシングル×白のシャツ×ネイビーのネクタイ×茶のポケットチーフ
下:白のスラックス×黒のローファー

50代の紺ブレコーデは素材に拘ってランクアップを

50代からの紺ブレコーデは、より風格や重厚感を出せるダブルをチョイス。かしこまりすぎないように、アンクルパンツで抜け感を演出するとおしゃれです。バッチリとウールハットとサングラスで決めると魅力満点の着こなしに仕上がりますよ。

上:紺ブレダブル×ブルーのシャツ×カーキのネクタイ×黒のウールハット×サングラス
下:グレーのスラックス×黒の革靴


【体型別】紺ブレを使ったおしゃれなコーデ例

シンプルなデザインで年齢を問わず着用できる紺ブレですが、体型別でも着こなしのポイントがあります。ここからは体型別の紺ブレおしゃれコーデを紹介します。

細身体型

細身体型の人は、ご自身の身長よりも高く見られる事が多くあります。その特徴を生かしてスタイリッシュなⅠラインシルエットや、がっちりとした体形に見せるAラインシルエットをコーディネートに取り入れて見るといいでしょう。

・紺ブレシングル×白のボタンダウンシャツ×グレーのスラックス×黒系革靴
・紺ブレシングル×ゆったりめのグレーセーター×ボリューミーなベージュチノパン×白スニーカー

ふくよか体型

がっちりと見えるタイプなので、肩パットが入っている紺ブレは避けましょう。シングルのドロップショルダーを選ぶとスッキリとしたコーデに仕上がります。ダブルはふくよかさを強調してしまうため、避けるのが無難です。ゆとりを持たせ過ぎたサイズ感と清潔感に注意。

・紺ブレシングル×サックスブルーのシャツ×サックスブルーのスラックス×茶の革靴
・紺ブレシングル×白シャツ×濃いブルーのネクタイ×グレーのスラックス×黒の革靴

低身長

低身長の方はジャケットに着られている感を出さないためにも、バランスを重視したYラインのシルエットを心掛けましょう。縦のラインを強調するハットや、目線を高くする柄ネクタイなどのアイテムも積極的に取り入れると、紺ブレをうまく着こなせますよ。シャツインは鉄則で腰の位置を高く取りましょう。

・紺ブレシングル×ネイビーシャツ×濃グレーのベスト×白の細身スラックス×黒の革靴
・紺ブレダブル×レジメンタルタイ×カーキの細身スラックス×茶の革靴×白のハット

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お客様のお越しをスタッフ一同お待ちしております。

天野 沙織