
紺ブレが似合うメンズになろう!年齢や体型別のおしゃれコーデや着こなしポイントも紹介-オーダースーツSADA
オフィスでもプライベートでも使えるメンズの紺ブレ。20代でも50代でもおしゃれに着こなせ、スーツとは違った印象を演出できる定番アイテムです。世界中でおしゃれな大人が愛用する紺ブレをおしゃれに着こなすコツ、体型や年代ごとのコーデのポイントを紹介します。
紺ブレの基本と特徴

紺ブレとは、学生服でおなじみの「紺色のブレザー(ネイビーブレザー)」の略称です。単体で使うテーラードジャケットの一種に分類され、生地に金ボタンやエンブレムが施されているものをブレザーと呼びます。とくに紺色が有名でブレザー=紺ブレのイメージが浸透していますが、ブレザーの色は紺色とは限りません。さまざまな色のブレザーがあり、トラッドスタイルでは幅広い年代に人気があります。
スーツとの違いは芯地や肩パッドの有無、厚みなどで、ブレザーのほうがよりカジュアルな位置づけです。アメトラやプレッピースタイルの流行により日本でも人気が急騰しています。
紺ブレの種類(シングル/ダブル)

ブレザーの種類は大きく分けて「シングル」「ダブル」の2種類です。一般的なスーツジャケットと同じくフロントボタンが1列ならシングル、2列ならダブルと区別します。
シングルはすっきりとしてスタイリッシュな印象、ダブルはどっしりとした重厚感ある印象が特徴です。与えたいイメージに合わせて選びましょう。
紺ブレの起源
紺ブレの起源は、シングルとダブルで異なるとされます。イギリスから伝わったブレザーが、時を経てアメリカでファッションアイテムとしての地位を確立しました。
シングル:1877年頃、イギリスのケンブリッジ大学のボートクラブが、他チームとの差別化を図るために着用した真紅のジャケットが起源とされます。大きな注目を浴び、各大学がこぞって独自のチームカラーやエンブレムをあしらったブレザーが広まっていきました。
ダブル:19世紀中頃にイギリス海軍フリゲート艦ブレザー号が制服として採用したことが起源とされます。ヴィクトリア女王訪問にあたり、真鍮のメタルボタンをあしらった濃紺のジャケットで乗組員の装いを統一したところ、女王が非常によろこんだことで各軍隊がユニフォームとして採用し広まりました。

ブレザーとは?特徴や起源、ジャケットとの違いから選び方の注意点やマナーまで解説
ブレザーとはどんな服か、特徴や起源などの基礎知識から、ブレザーとジャケットの違いまでを紹介。オフィスカジュアルやクールビズ、ウォームビズなどで昨今着用シーンが増えているブレザーを買う際の選び方や注意点、マナーやNG、着るシーンまで解説します。
紺ブレが似合う人

オンでもオフでも活躍する紺ブレが似合う人の特徴を紹介します。
姿勢がいい人
もともと軍隊の制服や団体のユニフォームで着用されてきた紺ブレは、とくに姿勢がよい人に似合います。背筋をピンと伸ばしスタイリッシュに着こなすと、見栄えよく好印象を与えられるでしょう。歩き方にも気を配ると、より格好よく着こなせます。
サイズ感を合わせている人
紺ブレに限らずスーツスタイルでは、サイズ感が重要です。サイズが合ったブレザーは、それだけで格好よく見えます。サイズ感が合っていないとだらしなく見えるので注意しましょう。余裕のあるサイズ感とブカブカは、似ているようで意味がまったく違います。ちょうどよいサイズ感の紺ブレを選びましょう。
紺ブレは、サイズ感が合っていれば誰にでも似合います。細かな採寸で一人ひとりの体型に合わせるオーダースーツなら、どんな体型の人でも理想的なシルエットの似合う紺ブレを仕立てられるでしょう。
清潔感がある人
紺ブレをおしゃれに着こなすためには清潔感が大切です。シワやシミのない清潔感ある紺ブレは、着る人の魅力を引き立てワンランク上のおしゃれを実現できるでしょう。
適度にクリーニングに出す、シワにならないようにたたんだりハンガーに掛けたりする、消臭スプレーで臭いケアをするなど、清潔感を損なわないようしっかりとケアします。
おしゃれな紺ブレの選び方のポイント

おしゃれな紺ブレを選ぶコツを5つ紹介します。自分の好みと照らし合わせて素敵な紺ブレを選びましょう。
ボタン
紺ブレの特徴のひとつがボタン。一般的なスーツジャケットは水牛やプラスチックのボタンですが、紺ブレは象徴的なメタルボタンを使用します。ボタンの素材は代表的な真鍮のほか、ゴールドやシルバーのメッキが施されたものなど選択肢が豊富です。学校や会社の紋章、ロゴ、動物などの装飾が施され、アクセサリーとしての役割も兼ねます。
刻印入りで足の付いた真鍮のボタンデザインを選ぶとヴィンテージ感がアップ。足のないフラットなもの、光沢感がないものなどから好みで選びましょう。
生地・素材
紺ブレをおしゃれに着こなすためには、季節感の演出も大切なポイントです。春夏はウーステッド、モヘア、トロピカル、秋冬にはフランネルの生地がおすすめ。
- ウーステッド:羊毛をよった生地
- モヘア:高級感のある光沢で通気性に優れ生地
- トロピカル:手触りがなめらかで通気性にも優れた軽量生地
- フランネル:ふんわりと暖かみがある秋冬の定番生地
- ホップサック:夏場に重宝する圧倒的な通気性と耐久性の生地
シルエット
紺ブレのシルエットは、ウエストを絞るか絞らないかで大きく2種類に分けられます。ウエストを絞ったジャストサイズのシルエットが現在のトレンドですが、絞らず寸胴に見せるシルエットもクラシカルな紺ブレらしさを出せておしゃれです。
ビジネスシーンではジャストサイズを選び、スーツスタイルのアクセントとして楽しむとよいでしょう。
エンブレム
学校の制服やチームのユニフォームとして親しまれていた紺ブレは、胸元にエンブレムが付いているものも多く見られます。所属を示す場合は正装となりうるものの、ビジネスやフォーマルな場ではエンブレムなしが基本です。エンブレムありの紺ブレは、カジュアルなシーンのおしゃれとして楽しみましょう。
ステッチ
ステッチは、襟の端にある縫い目のことで、襟の補強やデザイン性を高める目的で施されます。
ステッチがあるとカジュアルな印象が強まるため、一般的に礼装や準礼装などのフォーマルな装いでは採用されませんが、紺ブレとの相性は抜群。ステッチ入りこそが正統な紺ブレだといわれるほどで、高級感が高まります。ぜひステッチ入りの紺ブレを選びましょう。
ポケット
紺ブレの腰ポケットは、外側にポケットを縫い付けるパッチポケットがおすすめ。とくにパッチポケットにフラップ(蓋)を付けたパッチ&フラップポケットがおしゃれです。フラップなしはフォーマルな印象になるため、用途に応じて選ぶとよいでしょう。
【年代別】紺ブレのおしゃれな着こなしとコーデ

紺ブレ選びのコツや着こなしのポイントが分かったところで、具体的なコーディネートの例を見てみましょう。おすすめの年代別おしゃれなコーデの一例を紹介します。
20代|トレンドを意識して
個性的なおしゃれも楽しめる20代は、トレンドを意識しつつ自由度の高いコーディネートがおすすめです。オーバーサイズなど時代のファッショントレンドを積極的に取り入れて、さまざまなコーディネートを楽しみましょう。
オーバーサイズの紺ブレダブル×ストライプのオックスフォードシャツ+ネイビーのワイドテーパードパンツ×黒のハイソールブーツ
30代|外しアイテムで個性を
30代の紺ブレコーデでは、トレンドを意識しつつも自分らしいスタイルを加えたコーディネートがおすすめ。差し色アイテムを取り入れたり、足元をスニーカーにしたりする外しのテクニックを取り入れると、こなれ感が出ておしゃれな着こなしになります。
エンブレム有の紺ブレダブル×マスタードカラーのカットソー+ベージュのスラックス×ネイビーのスニーカー
40代|定番を上品に
40代からは、定番コーデを活かしたシンプルな着こなしがおすすめです。安定感や威厳がある装いなど、年齢的に求められる雰囲気を演出できるようなコーディネートを意識しましょう。体型にフィットするデザインを選ぶと上品に着こなせます。
紺ブレシングル×白のシャツ×ネイビーのネクタイ×茶のポケットチーフ+白のスラックス×黒のローファー
50代|品格と余裕を演出
50代からの紺ブレコーデは、大人の余裕と品格を感じさせる組み合わせを意識しましょう。クラシカルな雰囲気で貫禄や上品さを演出しやすい紺ブレは、経験を重ねた50代からが本当に似合う世代です。おすすめなのは、伝統的な雰囲気で落ち着きや重厚さを感じさせるダブル。若作りし過ぎず年齢にマッチしたデザインを選び、ジャストサイズに仕立てて体型をカバーすると清潔感ある印象に整います。
アンクルパンツで抜け感を出したり、ウールハットとサングラスを合わせたりするとおしゃれで魅力たっぷりに着こなせるでしょう。
紺ブレダブル×ブルーのシャツ×カーキのネクタイ×黒のウールハット×サングラス+グレーのスラックス×黒の革靴
【体型別】紺ブレの選び方と着こなし

紺ブレをおしゃれに着こなすには、体型に合わせたコーディネートもポイントのひとつ。シンプルなデザインゆえ年齢を問わず、フォーマルからカジュアルまで幅広く着られるのが紺ブレの魅力ですが、体型に合っていないと印象がよくありません。とくに体型が崩れやすい50代以降は、サイズ感に注意して狙い通りの印象を目指しましょう。
以下では体型の特徴に応じた着こなしのポイントを紹介します。標準体型は、クラシカルなシルエットの王道コーデがおすすめです。
細身体型
細身体型の人は、実際よりも長身に見られやすいのが特徴。スタイリッシュなⅠラインシルエットやがっちり体型に見せられるAラインシルエットなど、特徴を生かした以下のようなコーディネートがおすすめです。
- 紺ブレシングル×白のボタンダウンシャツ×グレーのスラックス×黒系革靴
- 紺ブレシングル×ゆったりめのグレーセーター×ボリューミーなベージュチノパン×白スニーカー
ふくよか体型
ふくよか体型はがっちりとした印象に見えるため、肩パットが薄いもしくは入っていないデザインがおすすめ。ふくよかさが強調されるダブルは避け、シングルのドロップショルダーを選んですっきりとしたシルエットに仕上げると、印象よくまとまるでしょう。
ダブルらしいゆとりある印象を生かし、緩やかなシェイプのウエストラインに仕立てると気になるお腹周りのシルエットをカバーできます。以下のようなコーディネートでゆとりを持たせ過ぎて清潔感を損なわないように注意しましょう。
- 紺ブレシングル×サックスブルーのシャツ×サックスブルーのスラックス×茶の革靴
- 紺ブレシングル×白シャツ×濃いブルーのネクタイ×グレーのスラックス×黒の革靴
低身長・高身長
背が低めの人は、ジャケットに着られている感を出さないためにYラインのシルエットを意識してバランスを整えます。シンプルなデザインで丈短めの紺ブレを選び、ハットや柄ネクタイなどのアイテムを積極的に取り入れ、目線を高くするテクニックを使うとスタイルアップして見えます。シャツインで腰の位置を高く見せましょう。
背が高めの人は、ダブルや丈長めの紺ブレも選択肢に入ります。サイズ感を意識して、きれいなシルエットの整えましょう。
- 紺ブレシングル×ネイビーシャツ×濃グレーのベスト×白の細身スラックス×黒の革靴
- 紺ブレダブル×レジメンタルタイ×カーキの細身スラックス×茶の革靴×白のハット
シーン別の着こなし実例集

シーンに応じた紺ブレの着こなしを実例で紹介します。
ビジネスシーンの紺ブレ着こなし
ビジネスシーンに最適なのは、スラックスや白シャツを合わせた定番コーデ。グレーやベージュのスラックス、清潔感を与えられる寒色系のネクタイを合わせ、足元はストレートチップやプレーントゥの革靴で全体を締めるときれいにまとまります。鞄はシンプルなビジネスバッグが無難です。
ビジネスシーンでは、紺ブレのおしゃれさを意識しすぎず、オーソドックスなスタイルに仕上げると良いでしょう。おすすめのコーディネート例は以下です。
- 紺ブレシングル×紺のギンガムチェックシャツ×紺のネクタイ×スリムなベージュスラックス
- 紺ブレダブル×白シャツ×グレーのネクタイ×グレーのスラックス×茶の革靴
カジュアルシーンの紺ブレ着こなし
カジュアルシーンでは、ラフにまとめたリラックス感あるコーディネートがおすすめ。カジュアルシャツ、ニット、カットソーにジーンズやチノパンを合わせて、スニーカーやローファーで足元にも軽やかな印象をプラスしておしゃれにまとめましょう。おすすめのコーディネート例は以下です。
- 紺ブレシングル×白カットソー×ジーンズ×スニーカー
- 紺ブレダブル×ストライプシャツ×白のチノパン×黒の革靴
冬におすすめの紺ブレ素材とインナー
冬の紺ブレコーデは、タートルネックやニットのインナーなど冬らしいアイテムを組み合わせて季節感を演出しましょう。冬らしい厚手のウール素材の紺ブレ、チェスターコートやステンカラーコートを合わせると、大人っぽい雰囲気が際立ちます。暖色系のマフラーを合わせて差し色にするとおしゃれです。
失敗しない紺ブレコーデの注意点

紺ブレコーデで失敗しないために大切なのは、兎にも角にもサイズ感。紺ブレはサイズ感が合ってさえいれば、誰でもきれいに着られるアイテムです。妥協せずにしっかりと自分に合うサイズに仕立てましょう。
素材では、安価なポリエステルは避けます。上質なポリエステルは見た目と機能性を備えており、有効な選択肢のひとつです。しかし安価なものは見た目にチープさが現れるなど、紺ブレの重厚さやスタイリッシュさが損なわれてしまいます。
紺ブレのボタンは装飾性の高さが魅力です。さまざま素材やデザインが選べますが、シーンによってはマッチしない場合があるので覚えておきましょう。たとえば金のボタンは高級感があるものの、華やかさゆえにカジュアルな印象を与えます。ビジネスシーンでは銀色のほうがマッチするでしょう。
メンズ紺ブレをおしゃれに着こなすポイント

紺ブレをおしゃれに着こなすポイントは、紺ブレが持つ上品さを意識したコーディネートです。洗練された上品なコーディネートに仕上げましょう。
かっちりとした着こなしならダブル、スマートに見せたいならシングルの紺ブレとシチュエーションの応じて使い分けると、フォーマルシーンでもカジュアルシーンでもマッチします。
ジャストサイズできれいめにまとめるもよし、トレンドを意識したオーバーサイズでまとめるのもよし。紺ブレの魅力を余すところなく使ってコーディネートを楽しみましょう。
紺ブレと合わせるおすすめアイテム紹介

紺ブレザーと合わせるおすすめアイテムをいくつか紹介します。シャツ、ネクタイ、パンツの色や素材の組み合わせ次第で、ビジネスからカジュアルまで幅広く対応できます。
パンツの色はグレー、ホワイト、ベージュを合わせることが多く、とくにグレーパンツ×紺ブレの組み合わせは王道かつ鉄板です。著名なアパレルブランドがこぞって定番商品としてリリースしているので、選択肢が多いのも魅力でしょう。
インナーに合わせるアイテムは、無地やストライプ柄のシャツ、ボタンダウンシャツが清潔感がありおすすめです。ソリッドタイ、レジメンタルストライプ、小紋柄のネクタイと合わせてきれいにまとめましょう。シャツやネクタイの素材によって季節感を演出できると、印象がさらによくなります。春夏にはリネンやブロード、秋冬にはオックスフォードやフランネルなどがよいでしょう。
足元は黒やブラウンの革靴を合わせると、ビジネスシーンでもカジュアルシーンでも対応できます。プレーントゥやストレートチップなどかっちりしたタイプだけでなく、ローファーやウイングチップなども用意しておくとシーンに応じて使い分けられ便利です。
ポケットチーフ、時計、ベルトなどの小物にもこだわり、紺ブレらしさを最大限に引き出してた大人の着こなしを目指しましょう。
オーダースーツならではの紺ブレの魅力

サイズ感が重要な紺ブレは、細かな採寸や調整ができるかどうかが大きなポイントです。既製品は標準体型に合わせて作られており調整できる範囲も限られているため、人によってはぴったり合う紺ブレを見つけられない場合もあります。
そこでおすすめなのがオーダースーツです。中でも一人ひとりの体型に合わせて仕立てるフルオーダースーツは、細部までぴったりとフィットして理想的なシルエットを描きます。袖丈や着丈を細かく調整できるのはもちろんのこと、裏地やボタン選びの幅が既製品より広いことも魅力です。

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まとめ:メンズの紺ブレは一生モノの投資に

ビジネスからカジュアルまでシーンを選ばず、インナーの組み合わせによってオールシーズン着られる紺ブレは非常に使い勝手のよいアイテムです。とくに上質な素材を細かな採寸で体型にぴったりと合わせられるオーダーメイドの紺ブレは、一生モノ。
オーダースーツSADAなら、一人ひとりの体型に合わせて仕立てるマシンメイドのフルオーダースーツをリーズナブルに作れます。経験豊富なプロが1からサポートしてくれるため、オーダースーツがはじめての方でも何も心配はいりません。オーダースーツSADAで素材にもデザインにも体型補正にもこだわった1着を作りませんか?
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