メンズライクスーツ特集!着こなし方やコーディネートについて紹介-オーダースーツSADAのアイキャッチ画像
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メンズライクスーツ特集!着こなし方やコーディネートについて紹介-オーダースーツSADA

全世界でジェンダーフリーの普及が推進される中、性別の垣根を超えるファッションスタイルが注目を集めています。メンズライクスーツもまた、多様性という文脈において注目されているアイテムの一つです。最新のファッションとしてメンズライクスーツをおしゃれに着こなし、クールなスタイルを実現してみてはいかがでしょうか。

この記事では、メンズライクスーツの特徴や着こなしのポイント、おすすめの仕立て方などについて詳しく解説します。

実は密かにレディースでもメンズ仕立てのスーツが人気

近年、カジュアルシーンではレディース服をメンズが着たり、メンズがレディースの服を着たりと、ジェンダーフリーなファッションがメジャーになりつつあります。

その流れはスーツ業界にも現れており、メンズの装いになるようなコーディネート、いわゆるメンズライクなコーディネートをする女性が非常に多くなり、当たり前のファッションとして認知されるようになってきました。

なぜこのようなファッションが流行しだしたのか。それは、

「レディーススーツのピッタリとしたシルエットが好きじゃない」
「もっとシックなデザインのファッションを楽しみたい」
「ゆったりとしたスタイルでラフな着こなしをしたい」

などのような理由からメンズ仕立てのスーツを求める女性が増えているのです。

実は、男性向けに作られたスーツの型は女性を魅力的に、格好良く見せる要素をたくさん持っています。

男性のスーツはたくましくかっちりと表現するために作られているのが特徴です。そのスーツを女性が着用することで、身体を細く華奢に見せてくれますし、小顔に見える効果も期待できます。流行廃りの少ないメンズスーツは、いつまでも飽きの来ない着心地の良さや馴染み深さで、男性だけでは無く女性までも魅了しているのです。

しかし、既製品をそのまま着てしまうと、肩幅などが大きくズレが出てしまい、せっかくのかっちりしたメンズスーツの良さを半減させてしまいます。

メンズスーツを着こなしたいのなら、好みや希望を反映できるオーダースーツ専門店でメンズ仕立てのスーツをオーダーするのがおすすめです。

メンズライクスーツとは?

前述したような、男性的な要素を取り入れたレディーススーツのことを「メンズライクスーツ」といいます。

ここからは、メンズライクスーツの特徴と、メンズライクとボーイッシュの違いについて解説します。

メンズライクスーツの特徴

「メンズライク」とは、男性のファッションを思わせるようなコーディネートのことを指します。女性が着ることを前提として、男性的な要素を取り入れているのがメンズライクの特徴といえます。ビッグシルエットのパーカーやカットソーなど、ゆったりとしたアイテムを取り入れたスタイルが多いです。

メンズライクスーツの場合も、女性らしいラインが出にくい、ゆとりのあるシルエットを採用するのが一般的です。アイテム自体は女性向けにデザインされていても、色使いやシルエット、素材感などに「男っぽさ」が漂います。

このように、女性が着るという視点を保ちつつ、中性的なムードやクールさを演出できるのがメンズライクスーツの特徴です。

メンズライクとボーイッシュの違い

男性のファッション要素を取り入れるメンズライクと混同しやすい言葉に「ボーイッシュ」があります。ボーイッシュとは、男性の中でも特に少年のような雰囲気を感じさせるスタイルのことです。

ボーイッシュの場合、ファッションだけでなく、髪型や全体の印象にも関わってくるのが特徴です。全体的に、シンプルで動きやすく、甘さを抑えたコーディネートが多い傾向にあります。メンズライクとボーイッシュではややニュアンスが異なるため、どちらのスタイルが自分に合うのか検討してみましょう。

レディーススーツとメンズスーツの違いは何か?

レディーススーツの場合、女性特有の曲線的なラインが強調されるシルエットになっています。一方、メンズスーツは直線的で硬質なシルエットが特徴です。

メンズライクスーツは、レディーススーツに男性らしい直線的なシルエットを採用しつつ、エレガンスを感じさせるファッション性も兼ね備えています。

近年では、男女の性別を問わないジェンダーレスがメディアでも大きく取り上げられています。スーツを着る際も、女性らしさにこだわりすぎず、自分らしいファッションを楽しむとよいでしょう。オーダースーツなら、自分の希望やこだわりを反映させながら、世界に一つだけのメンズライクスーツが作れるのでおすすめです。

ここではレディーススーツとメンズスーツの違いを3つ紹介します。

①型紙のパターン

ひとつ目の違いは、スーツを仕立てる際に使用する「型紙のパターン」が異なります。男性と女性では、骨格や体つきが大きく違うため、体の違いが大きく現れているのが特徴です。 主に首周りや胸元、ヒップなどが顕著に現れているといえるでしょう。

レディーススーツは女性らしい、しなやかな曲線ラインを作るパターンが採用されています。身体のラインがきれいに出るよう、くびれやバストラインがしっかりと設計をされているのが大きな特徴です。

反対にメンズスーツでは、それほどの曲線は無く、直線的な形が多くみられます。細身スーツでもレディーススーツほどの絞りはありません。

ジャケットの丈にも大きな違いがあります。レディーススーツではスタイルよく見せるために全体を細く、短めの着丈が設定されているのに対し、メンズスーツではヒップが隠れるほどの長さが設定されているのです。

②使用素材

一般的なレディーススーツは軽さや着やすさが重視されています。しかし、メンズスーツでは長く着用出来るかどうかが重視されており、かっちりとしたハリや艶を出した造りが特徴的です。

使用しているパーツにも違いがあり、フロントに使用される芯地には、メンズスーツに厚みと張りのある毛芯が使用されています。それに対し、レディーススーツには接着芯と呼ばれる軽さや薄さを重視したパーツが使用されており、軽さや着やすさを重視しているのが大きな違いといえるでしょう。

どれも女性らしさ、男性らしさといった点を強調する造りになっているのが分かります。

オーダースーツであれば、レディーススーツでも市販されている軽量化されたレディーススーツより、かっちりとした素材で仕立てる事が可能です。

③細かなデザイン

メンズスーツには、ボタンの数やポケットの形など、デザインに関して多くのルールが見受けられますが、レディーススーツにはそういった決まりはほとんどありません。襟なしのノーカラージャケットなどが良い例です。

メンズスーツの方が伝統的なデザインに沿ったものになっていると言えるでしょう。

メンズライクスーツを着こなすポイント

男性的な要素を取り入れたメンズライクスーツは、コツを押さえることでよりスタイリッシュな着こなしが実現します。

ここでは、メンズライクスーツを着こなすポイントについて「ジャケット」と「パンツ」に分けて紹介します。

ジャケット

メンズライクスーツの素材は、肌触りのよいレーヨンなどよりも、密度が高くてしっかりしているウールがおすすめです。

シルエットについてはゆとりのあることが大事ですが、ブカブカにならないよう気を付けてください。だらしない印象を与えてしまうため、程よいサイズ感を心がけましょう。

ジャケットのフロントボタンは2つが定番ですが、個性を重視するならダブルを選ぶのもよいでしょう。肩パットや芯地は、強度の高いものにすると男性らしさが強調されます。

スーツのカラーは、グレーやダークネイビーなどのシックな色がおすすめです。女性らしいピンクのシャツを合わせ、中性的な着こなしにするとおしゃれな印象を与えられます。

パンツ

パンツの素材はジャケット同様、ウールなどのしっかりとした生地を選びます。また、ジャケットと合わせ、ゆったりしたシルエットで仕立てることが大切です。ヒップや太もも周りのゆとりを重視し、ストンと落ちるようなシルエットにするのがおすすめです。

パンツの丈をやや長めにし、革靴を合わせると、よりメンズライクで個性的な雰囲気になります。

スーツはジャケットとパンツでセットなので、パンツのカラーはジャケットに合わせて選びましょう。カジュアルな場面なら、ベージュやチェック柄などの生地もラフな雰囲気でおしゃれです。

そにネクタイを着用すれば、よりクールでかっこいいコーディネートに仕上げることができます。

女性でもメンズスーツを就活や結婚式でも着てOK?

就職活動や結婚式といったシーンは、服装で悩んでしまうポイントでしょう。

ここでは、女性でも就活や結婚式でメンズライクスーツを着用しても良いのかを解説します。

女性がメンズスーツを着て就活しても良い?

結論から言うと、自身の好みや性自認にあったスーツを着用しての就職活動は問題ないと考えて良いでしょう。
スーツの種類によって、企業の期待を裏切ることにはつながらないからです。

ただし、メンズスーツ・レディーススーツに限らず、就活ではTPOをわきまえた服装を選ぶ必要があります。基本的に、多くの企業は就活生に対して「礼儀正しさ」を求めています。その点、スーツは正装として恥ずかしくない恰好であり、企業に対して礼儀をはらっていると言えるでしょう。

また、面接においては企業に「自分らしさ」を見せる必要があります。無理をして自身の意に反する格好をしても企業に自分らしさを見せることは難しいです。

TPOを意識して、常識の範囲内で自分らしさをアピールするようにしましょう。

女性がメンズスーツを着て結婚式に参加しても良い?

基本的に、パンツスーツはフォーマルとは言えないため、結婚式で女性が着用するのはNGとされていました。

しかし、近年ではウェディングスタイルが多様化してきたのに加えて、パンツスーツのバリエーションが豊富になっています。これにより、カジュアルな結婚式ではパンツスーツでの参加が許容されるようになったのです。

ただし、あくまでも「パンツスーツはフォーマルな装いではない」ことを意識し、失礼のないように選びましょう。

また、格式高い結婚式ではパンツスーツはTPOに合わないため、避けるのが無難です。

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成人して以降、特に20代後半ごろから、結婚式や会社の式典、お子さんの入園式など、フォーマルな行事に参加する機会も、増えてきたのではないでしょうか。女性の場合は、フォーマルスーツの種類が男性よりも豊富で、着こなしにも悩みますよね。今回は、おすすめの人気コーデを、代表的なイベント別にご紹介します!

ジャケットはメンズ仕立て、パンツはレディースでも良いか?


結論を言うと、ジャケットにメンズ仕立てを用いるのなら、パンツもメンズ仕立てが良いでしょう。

これにはサイズ感やシルエットの観点から見てみると分かりやすいです。

女性向けに作られているレディースのパンツは程よい余裕はありますが、パンツのシルエットの沿い方などを見ると女性らしい曲線でしなやかなラインが協調されています。それに対して、メンズ仕立てのジャケットはラインが直線的で、レディースのパンツと合わせるとアンバランスになってしまいます。

そのような着こなしを求めているならレディースでも問題ありませんが、あくまでメンズ仕立てのスーツを楽しみたいのであれば、メンズ仕立てで揃える事がおすすめです。

既製品のメンズスーツが合わない女性はオーダーメイドがおすすめ

既製品のメンズスーツは、男性の身体に合わせて作られていることもあって女性がそのまま着てしまうと、肩幅や袖の長さ、パンツのウエストなど、着こなしが難しい面が多く出てきます。

せっかくジェンダーレスなファッションを楽しむなら、自分らしさを最大限に表現出来るオーダーメイドがおすすめです。細かなサイズ感の調整や選べるカラー、生地の選定に至るまで、こだわったスタイルを楽しむことができます。

メンズ仕立てのスーツには2パターンの方法がある

メンズ仕立てのスーツには2つの方法があります。

「レディーススーツをメンズ仕立てにする方法」と「メンズスーツを女性向けに仕立てる方法」の2パターンです。それぞれ見ていきましょう。

【パターン①】レディースをメンズライクに仕立てる

レディーススーツのパターンを利用してメンズライクに仕立てる方法です。

サイズをビックシルエット用に上げて調整しながらベストなものを探します。元がレディーススーツであるため、試着しながら好みのサイズ感を見つける事が出来るので微調整が行いやすいのが特徴です。

身体に沿う曲線的なラインでサイズを上げても違和感が少なくなります。

【パターン②】メンズの型をレディース仕様に仕立てる

メンズ仕立てでご希望のお客様が求められているのは、大体がこちらのメンズを女性向けにオーダーするパターンです。

メンズの直線ラインや紳士的なデザインは残しつつ、特に違和感の出やすい肩幅やウエストなどをお客様の身体に合わせて仕立て上げます。

メンズ仕様なので、コーディネートの幅が広がるベスト付きの3ピースのお仕立ても可能です。

オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?

オーダースーツSADAは、お客様の事を第一に考えてこだわりのスーツを自社工場にてお仕立てするオーダースーツ販売の専門店です。
ここでは、オーダースーツSADAのおすすめポイントを紹介していきます。

プロのスタイリストが多数在籍

お客様の身体にジャストフィットするスーツをお仕立てするために、採寸や細かな調整は経験豊富なプロのスタイリストが行います。

生地やボタン、デザインのお悩みも着用シーンに合わせてご提案をいたしますので、初めてオーダースーツをお仕立てする方もご安心ください。

希望の着心地やサイズ感、さまざまなご要望をお聞きしてお客様の希望に沿って世界に一つしか無いオーダースーツを作るサポートをいたします。

満足いただけない場合は「全額返金保証」

ご購入いただいてから1か月以内に「サイズが合わない」「イメージと違う」などご満足いただけなかった場合には、ご購入にかかった代金を全てお返しいたします。

ご購入後1か月以内なら着用後でも問題無く返金対応いたします。ご要望の際はお申し付けください。

※ご利用条件があり、一部サービス適応外となります。詳しくは各店舗にご相談ください。

オーダースーツSADAの「全額返金保証サービス」はこちら

買い替えの方へ、「スーツ下取りサービス」

今ご使用のスーツを新しく買い替えたい場合には、スーツ下取りサービスをご利用いただけます。

もう寿命で着れなくなったダメージのあるスーツでも下取り可能です。次回のスーツご購入にご利用いただけるチケットをお渡ししますので、ぜひご活用ください。

詳しい内容は、公式ホームページからご確認ください。

オーダースーツSADA 「スーツ下取りサービス」はこちら

初回お試し価格は税込み19,800円~(税込21,780円~)

新社会人の方、就活中の方など始めてオーダースーツSADAをご利用いただく方には初回お試し価格でオーダースーツをご購入いただけます。

オーダースーツSADAは、フルオーダーにも関わらず、既製品のスーツと変わらない価格の19,800円〜(税込21,780円〜)で仕立てることが可能です。(※2023年12月時点の価格です。価格は変更になることがあります。)

オーダースーツがはじめての方でも、オーダースーツに慣れている方でもきっと満足のいくスーツが仕立てられるでしょう。

オーダースーツSADAでメンズ仕立てスーツを

男性的なファッション要素を取り入れたメンズライクスーツは、おしゃれな女性の間で人気を集めています。ゆとりのあるシルエットやシックなカラーを意識しながら、メンズライクスーツで個性的な着こなしを楽しむとよいでしょう。

魅力的なメンズライクスーツを仕立てたい場合は、オーダースーツがおすすめです。オーダースーツならサイズ感やデザインなどを好みに合わせて自由にカスタマイズできます。

オーダースーツSADAで、世界に一つだけのメンズライクスーツを仕立ててみてはいかがでしょうか。

この記事では、近年注目を集める「メンズライクスーツ」について詳しく紹介しました。メンズライクスーツとは、男性的な直線的シルエットやハリのある素材感を取り入れたレディーススーツのことです。ジェンダーフリーや多様性が重視される現代にマッチしたスタイルといえるでしょう。しっかりとした生地を使い、ゆったりしたシルエットながらもだらしなく見えないサイズ感に仕立てることで、クールで洗練された印象を演出します。就職活動や結婚式などのシーンでも個性を出したいという人から支持を集めており、TPOに応じた着こなしが可能です。ただし、既製品ではサイズやバランスが合いにくく、メンズライクスーツの魅力が活かせないことも。そこでおすすめなのがオーダーメイドです。中でも「オーダースーツSADA」は、プロのスタイリストによる丁寧な対応、全額返金保証・下取りサービスといったサポートが充実しており、初心者でも安心して理想の一着を作れます。
ファッションに自由と個性を求める人にとって、メンズライクスーツは時代を象徴する選択肢のひとつです。

編集/湯浦 孝恵