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幅広いシーンで着られておすすめのネイビースーツ!シーンに応じた着こなし方も紹介

さまざまなシーンで着用可能なネイビースーツ。サッカー日本代表のオフィシャルスーツとしても長い間、ネイビースーツが採用されています。使い勝手のよさから人気のネイビースーツですが、「フォーマルなシーンや就活の際に着たらダメなのかな?」「シーンに合わせた着こなし方が知りたい!」という疑問を持たれている人も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、ネイビーの基本情報や魅力を解説したうえで、シーン別の着こなし方を紹介します。おすすめのコーディネートについても紹介しているので、参考にしてみてください。ネイビースーツの着こなしに悩まれている人や、ネイビースーツを新調しようとしている人は、ぜひ参考にしてください。

ネイビーの定義

まずはネイビーの定義ですが、ネイビーには色の濃さによってダークネイビー、ネイビー、ライトネイビー(ブルー)と大きく3つにわかれます。色が濃くなるほど落ち着きや誠実な印象を与え、フォーマル度合いが増します。ダークネイビーは重要な商談や、プレゼンテーションの際などにも適した色合いです。結婚式のようなフォーマルな場所でも好んで選ばれています。

中間色のネイビーは使い勝手もよく、ビジネスシーンで好まれている色合いです。ライトネイビーはさわやかでフレッシュな印象を与えますが、ややカジュアルで、ビジネスシーンでは着る場所を選びます。

このようにネイビースーツにも種類があり、落ち着きを見せたり、さわやかさを見せたりと与える印象が変わります。着るシーンによっては不相応の場合もあるので、TPOを意識しましょう。

ネイビーの魅力

ネイビーの魅力はさまざまなシーンで着用できることや、着る人を選ばない点です。着た人の印象を引き立てる点も好まれています。それぞれの特徴を解説していきます。

さまざまなシーンで着用できる

ネイビーはビジネスに限らずフォーマルな場やパーティー、就活の際など、どんなシーンでも合わせられる使い勝手のよさが魅力です。社会人になればスーツを着る機会が増えますが、新社会人などは経済的な理由から何着もスーツを持てない人もいます。そういった人でもネイビースーツを持っていれば着回すこともできて、たいへん便利です。

また、ネイビースーツは着る人を選ばず万人に合うようなスーツです。おしゃれが苦手な人やよくわからない人でもネイビーを選んでおくと、ひとまず安心でしょう。スーツを着る際にどれを着るか悩んでいると時間のムダでもあります。その点ではあまり何も考えずにネイビーを選んでも、ある程度はおしゃれに決まります。ビジネスでは定番のスーツともいわれているので、新社会人で初めて買うスーツはネイビーを買えば失礼にあたることもなくおすすめです。

ただし淡い色のライトネイビーはカジュアル度合いが強いことから、職場によっては受け入れられないこともあります。新入社員時代に着るのは、少しえらそうだと思われるかもしれません。職場の雰囲気や、先輩社員がどういったスーツを着ているか観察して選ぶのもひとつです。取引相手に合わせるのも大切で、重要な商談の際にもさけたほうがよいケースもあります。

好印象を与える

ネイビースーツを着ると知的さや上品さ、誠実、さわやかな印象を相手に与えます。仕事をするうえで第一印象は大切です。たとえば、暗めのカラーのスーツでうまく着こなせていない場合はみすぼらしさや野暮ったさ、暗いイメージを与える場合があります。暗いイメージを与えてしまうと不信感を与えるリスクや、実際にそうではなくても先入観から頼りない印象を与えるケースがあります。

第一印象をくつがえすのもたいへんですし、最初に悪い印象を与えてしまうと先入観から仕事がやりづらいこともあるでしょう。できれば第一印象は好印象を残せるよう努力しましょう。

ネイビースーツは知的さや上品さ、誠実な印象を与えるので、大事な会議や商談の場面で着ると効果的です。着ている本人にも自信や威厳、品格をまとうともいわれています。ネイビーを着ることで、仕事へのモチベーションを上げる効果も期待できます。大事な会議や商談のあとには格式高い場所で会食があった場合でも、会食の場で変に浮くこともなくおすすめです。

また、若い年代の人は若いうちにしかできないリフレッシュさや、さわやかさを売りに仕事をすると好印象です。このように、あらゆる場面や年代に合わせられるのもネイビーの魅力です。

なぜネイビーのスーツは人気なのか

ここではネイビーが人気の理由について、ネイビースーツのルーツにスポットを当てています。また、ネイビーが日本人の肌の色と適している点も理由として挙げています。

ルーツに由来がある

ネイビースーツのルーツは英国海軍の軍服から来ているとされています。強さを誇っていた英国海軍が着用していたスーツの色がネイビーだったことで、ネイビーは勝利の色として広まることになりました。

日本では藍染(あいぞめ)という染色技法が古くからあるように、日本でも馴染みの深い色です。藍色を黒く見えるほど濃くした色を勝色(かちいろ)と呼び、戦国時代の武士からも好んで着用され、縁起のよい色だとされています。サッカー日本代表のサムライブルーも藍色から由来するとされており、オフィシャルスーツの色もネイビーが採用されています。

肌の色との相性が抜群

日本人のように黄色がかった肌にはネイビーの色が相性抜群とされています。黄色の反対側に位置する補色の関係であり、お互いの色を引き立てる効果があります。ネイビーといっても色の濃さがちがうネイビーがあるので、自分の肌にあった色を見つけるとよいでしょう。

ネイビースーツの定番柄

ネイビースーツにも柄が数種類あり、定番の柄について解説します。ここでは無地・ストライプ・チェック柄を取り上げています。柄によっては場所を選ぶこともあるのでシーンによって使いわけましょう。

無地

もっともスタンダードでシンプルな柄です。コーディネートしだいではフォーマルからカジュアルまで対応できるので、シーンに合わせやすい柄です。幅広く合わせられるので無地を選んでおけば無難で安心な点があります。無地のネイビースーツは落ち着いた印象を与え、就職活動の場でも着ることができます。初めて顔を合わせる取引先に着ていく際など、ビジネスの場で使いやすい柄です。

ストライプ

スーツの定番といえばストライプ柄を思い浮かべる人も多いでしょう。無地のようにかっちりとしすぎずに、どこかおしゃれさを感じさせる柄です。ストライプの幅が狭いほど上品で高級感があり、フォーマルな場に向いています。幅が狭くてストライプの線が細いものを選ぶと、無地のような見え方になります。もう一方でストライプの幅が広いものを選ぶと華やかで、カジュアルな印象になるでしょう。

またビジネスシーンでは、シャドーストライプやピンストライプといったストライプ柄がおすすめです。シャドーストライプとは一見すると無地のようにも見えますが、角度や光の当たり方によってストライプが浮き出るような柄です。ストライプが目立ちすぎないので、若手社員や大事な商談でも着回すことができます。

ピンストライプは細かいドットが線状に連なった柄です。ビジネスシーンではよく選ばれるストライプ柄でもあります。スマートで落ち着いた印象を与えますが、ストライプ同士の幅が広くなるとカジュアルな印象に変わります。

チェック

チェック柄はカジュアルで、やわらかさや華やかな印象を与えます。チェック柄が小さければビジネスシーンであまり目立ちませんが、柄が大きいと派手な印象を与えます。派手すぎると仕事柄によっては適さないこともあるので、注意しましょう。

つぎからは、着用シーンに応じたネイビースーツの着こなし方を解説していきます。どのような着こなし方をすればよいのか、迷ってしまう人は参考にしてください。

シーン別おすすめの着こなし【ビジネスシーン】

まずはもっともスーツを着る機会が多いビジネスシーンでの着こなし方です。ビジネスでスーツを着るのはマナーの一環でもありますが、相手に敬意を示し、信頼を得るためにもふさわしい格好をする必要があります。

ネイビースーツの選び方

どんなビジネスシーンでも困らないような、一般的なネイビースーツの選び方について解説します。

ビジネスの現場では初対面の人や、目上の人と仕事をする機会も多くあるでしょう。失礼に当たらないようにするためにもカジュアルさは少し抑えたうえで、スマートな着こなしが求められます。

スーツの色はダークネイビーが基本です。ビジネスでは信頼感を得るためにも誠実さや知性、落ち着きが信頼感につながります。ダークネイビーはその役割を果たします。柄は無地か、あまり目立ちすぎないシャドーストライプがおすすめです。オーダースーツでは裏地を選べますが派手な色はさけて、スーツの色よりやや明るめのブルーやシルバーがおすすめです。

スラックスの裾はシングルがおすすめです。ダブルだと少しカジュアルさが強いのと、見方によっては足が短く見えたりと、スタイルが悪く見えてしまいます。

ワイシャツや小物類(ネクタイ、革靴、ベルト)の選び方

スーツ以外にも着こなしを左右するものとして、ワイシャツや小物類があります。できる限り全体のまとまりを考えて色の数を増やさないことです。最大でも3つまでとし、3つ以上が混在すると全体のバランスが取りづらくなるためです。

ワイシャツの基本は白を選びましょう。社会人生活にも慣れてスーツもある程度着こなしてくれば、ピンクやブルー、パープルなどのワイシャツを選ぶのもおすすめです。スーツの柄は無地かシャドーストライプを選びましょう。目立つ柄はさけて、遠目にはわからない程度の控えめな柄がおすすめです。

つぎにネクタイですがスーツと同系色のブルー系がおすすめです。スーツとのコントラストをつくるために明るめのブルーや、光沢のあるブルーでも構いません。ネクタイの柄は無地もしくは白のピンドットや、斜めに太い線が入ったレジメンタルタイもおすすめです。

スーツを着こなすうえでは、足元にも注意を払わなければいけません。足元も見られるため革靴の手入れも重要ですが、ネイビーに合う革靴を選びましょう。おすすめは黒のストレートチップの内羽根です。もっともフォーマルな靴ともされており、履いていく場所を選ばないので1足持っているとたいへん便利です。

ほかにもブラウンの靴もネイビースーツには適しています。ブラックは上品な印象、ブラウンはやわらかでおしゃれなイメージを与えます。ストレートチップ以外にはプレーントゥもおすすめです。

またベルトにも気を遣いましょう。ジャケットで隠れがちですが、ジャケットの一番下のボタンは外すのがマナーなので目に入るポイントです。とくに夏場などは、ジャケットを脱いで商談するケースもあるでしょう。ベルトは靴の色と合わせて全体の統一感を出すようにし、バックルの色は基本的にはシルバーを推奨します。

ネイビースーツのおすすめのコーディネートを紹介!

ビジネスシーンのベーシックな着こなし方は前述した通りです。幅広く対応できるような着こなし方を紹介しましたが、着る機会が多いスーツなので、ふだんとはちがった着こなしをするのもおすすめです。おしゃれな着こなしをすることで、仕事に対するモチベーションが上がることもあります。周囲との差別化をはかって覚えてもらいやすくする効果もあるので、参考にしてみてください。

・若々しさを意識したコーディネート

ネイビースーツにサックスブルーのボタンダウンシャツを合わせたコーディネートです。ネイビーとカーキ色が混ざったレジメンタルタイを合わせて、若々しさを演出します。靴とベルトは黒色で、全体にまとまりのある色使いを意識しましょう。

・チェックシャツを着こなしておしゃれを演出

ネイビーのスリーピーススーツと、白べースに黒線のチェック柄が入ったワイシャツを合わせたスタイルです。チェックはカジュアル度合いが強いため、使い勝手がむずかしくもあります。加えてスリーピーススーツと同系色の暗めのネクタイを合わせることで、カジュアルさを抑え、落ち着いた印象を演出します。

・イエローネクタイでカジュアルにおしゃれを楽しむ

明るめのチェックのネイビースーツに淡いブルー基調のワイシャツ、深みのあるイエローネクタイでカジュアルさを演出。職種や職場の雰囲気によっても着る場面を選びますが、王道のスーツスタイルを一歩脱しておしゃれしたい場合にはおすすめです。

シーン別おすすめの着こなし【フォーマルシーン】

フォーマルな場として、結婚式の際に着るネイビースーツの着こなし方をメインで解説しています。結婚式以外にも葬儀の際や、子どもを持つ人にとっては卒園式や卒業式でスーツを着ることもあるでしょう。それぞれのシーンに応じてネイビースーツの着こなし方について解説します。

結婚式で着るネイビースーツの選び方

結婚式では礼服としてのブラックスーツが適していますが、カジュアルな結婚式も増えてきており、ネイビースーツを着る人も少なくありません。

ダークネイビーのなかでもとくに暗めの紺色(ミッドナイトブルー)はフォーマル度の高いスーツです。イタリアでは格式高い色とされており、フォーマルカラーとして扱われています。日本でもミッドナイトブルーのスーツであれば、主賓として結婚式に参加する際や、スピーチする際に着ても問題はありません。

ネイビースーツを結婚式の場で着ることに問題はありませんが、フォーマルな場でもあるのでマナーをわきまえる必要はあります。新郎よりも目立たないようにするためにも、光沢感のあるものはさけたほうが無難です。

つぎにスーツのスタイルですが、シングル、ダブル、スリーピースと3つのスタイルがあります。フォーマル度が高いのはスリーピースといってジャケット、スラックス、ジャケットのなかに着るベストが同じ生地でつくられたスーツです。ベストをジャケットのなかに着ることでおしゃれさが増し、ジャケットを脱いだときでもスタイリッシュに決まります。結婚式はおめでたい席でもあるので、スリーピースで決めるのもおすすめです。

スーツの柄はあまり目立ちすぎないようにする必要があり、無地かシャドーストライプがおすすめです。無地だと華やかなシーンで少し地味に感じるかもしれません。そういった場合は、スーツ以外の小物類で個性を出すことも可能です。ここまではスーツの着こなしについて解説してきました。スーツ以外にも着こなしに注意すべき点はあるので、それぞれ見てみましょう。

ジャケットで一部が隠れるワイシャツですが、隠れるといってもワイシャツ選びは重要です。ワイシャツの着こなしがだらしなかったり、シワだらけだったりするとスマートに決まりません。結婚式では白シャツで無地が王道です。結婚式の二次会のパーティーのような場であれば、ピンクなどの色もよいかもしれません。そうでない限りは白シャツで無地が安全です。

またワイシャツの襟型も注意が必要です。襟にボタンが付いたタイプのボタンダウンシャツですが、フォーマルさに欠けるので結婚式ではさけてください。ビジネスの場であればカジュアルさが人気で、着る人も増えています。結婚式では一般的なレギュラーカラーや、襟幅の広いセミワイドカラーシャツを着るのがおすすめです。

小物類にも気を配りたいところです。革靴はつま先の一本線の柄が入ったひも付きのストレートチップや、柄がないシンプルなプレーントゥで、それぞれ黒色を選びましょう。内羽根タイプのストレートチップは、格式高い結婚式でも対応可能なので1足持っていると便利です。

ほかにもモンクストラップシューズも結婚式で履くことは可能です。モンクストラップとは、足の甲をストラップで固定したようなシューズのことです。ビジネスシーンでも人気ですが、カジュアルな場でも履けるので汎用性の高いシューズとなっています。

ネクタイは白かシルバーネクタイを選びましょう。胸元は人の目につきやすい箇所でもあるため、ネクタイによって全体のバランスが決まることもあります。ネクタイの素材はシルク製を選び、高級感や華やかさを演出しましょう。柄は無地や小さめのドット柄がおすすめです。

さいごにスーツのアクセントにもなるチーフです。チーフはネクタイの色と素材を合わせて、統一感を出すようにしてください。チーフの折り方はTVホールド(スクエアフォールド)、もしくはスリーピースの折り方が結婚式には適しています。

結婚式以外でのフォーマルシーンの着こなし

上記では結婚式でのネイビースーツの着こなしを解説しました。結婚式以外にも葬儀の際や、卒園式や卒業式でスーツを着る機会はあるので覚えておきましょう。

迷いがちな葬儀の場面ですが、通夜は急いで駆けつけたといった意味合いもあるので、ダークネイビーのスーツを着ることは可能です。ネクタイは黒無地を用意しておきましょう。また、3回忌以降であればダークネイビーを着ることも構いません。

親になると子どもの卒園式や、卒業式のシーンでスーツを着る機会もあるでしょう。ダークネイビーのスーツに、シルバーやグレーのネクタイをつけて参加しましょう。これらを理解しているだけで、いざとなったときに役に立つの参考にしてみてください。

シーン別おすすめの着こなし【パーティーシーン】

結婚式の二次会やパーティーシーンに着るスーツですが、ドレスコードがあれば従うようにしてください。格式高いフォーマルな場では、正装や準礼装を指定されることがあります。正装はモーニングコートや燕尾服が条件となり、準礼装となるとディレクターズスーツやブラックスーツを着るのが一般的です。

カジュアルな場でパーティーが催される場合は、略礼装という服装でブラックスーツやダークスーツが一般的です。ブラックスーツは黒を基調としたスーツで、ダークスーツはダークネイビーやダークグレーなど濃い色を基調としたスーツです。ドレスコードが平服の場合はダークスーツを選びましょう。

カジュアルな場では、ダークネイビーを着ることも問題ありません。シンプルな無地でシックに決めてみたり、薄めのチェック柄などでおしゃれに決めたりするのもよいでしょう。スーツのスタイルはスリーピーススーツが、よりフォーマルです。

ジャケットのなかに着るワイシャツは白を選ぶと清潔感や、さわやかさを与えます。カジュアルなパーティーでは、薄い水色や薄いピンクなど淡い色のワイシャツも受け入れられています。ただ、あまりに派手すぎるワイシャツは注意しましょう。

靴は黒のストレートチップやプレーントゥがおすすめです。ローファーはNGで、結婚式などのお祝いの場ではスエード素材やアニマル柄は適していません。ネクタイは無地やドット柄などで、シルバーが基本です。カジュアルなパーティーの場合、派手すぎない明るめの色でも問題ありません。蝶ネクタイも許されるような雰囲気のパーティーで付けていくと、人目を引くでしょう。

上品で華やかな印象を与えるポケットチーフは白やグレーが定番ですが、ネクタイと色を合わせると無難です。折り方はTVホールドやスリーピークス、パフドスタイルなどがパーティーには向いています。

ほかにもカフスボタンやネクタイピンなどの小物でおしゃれに着飾ることも、パーティーならではの楽しみ方です。全体のバランスを崩さないような、派手すぎないものを選んでください。

シーン別おすすめの着こなし【就活】

さいごに就活の際に着るリクルートスーツの着こなし方法です。ブラックスーツが一般的ですが明確なルールはありません。ただし、ライトネイビーやブラウン、ライトグレーなどの派手な色のスーツはさけるべきです。そういったスーツを着ていくとビジネスマナーを知らない人間だと判断されてしまいます。第一印象を悪くすると、採用される確率は大きく下がるので注意しましょう。

ネイビーの場合もライトネイビーのような明るい色はNGですが、ダークネイビーはリクルートスーツとして着ても問題ありません。ブラックスーツが一般化されるまでは、ネイビーがよく着られていたほどです。

また、リクルートスーツでブラックスーツを選んでしまうと、入社後に着回すことができません。しかし、ネイビーであれば入社しても着回せるので、経済的で使い勝手がよいともいえます。

ほかにもネイビーを着ることで表情も明るく引き立ち、就活生らしいフレッシュさや、さわやかさを与えられます。落ち着いた様子や誠実な印象も与えられるので、堅いイメージの会社でもネイビースーツで対応可能です。銀行などの堅い業種から、IT関連、広告、テレビ、アパレル業界まで幅広い業種をカバーできます。

リクルートスーツの柄は無地かストライプを選びましょう。ただし、ストライプでも企業によってはカジュアルすぎるという理由で印象を悪くする可能性があるので、無地を選ぶほうが安心です。企業先を調べたうえでストライプを選ぶ場合は、柄が薄くストライプの幅が細いものをおすすめします。ストライプ柄はよい意味で他人と差別化ができたり、体の線をスッキリと見せたり、スマートに見せる効果があります。生地の質感は光沢のあるものはさけ、マットな質感を選んでください。

就活生はスーツに関する知識も乏しいと考えられるので、スーツ専門店のスタッフに相談して決めるのもおすすめです。

オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?
ここまでネイビースーツの魅力やシーンに応じた着こなし方について解説しました。ネイビースーツは使い勝手がよく、あらゆる場面に対応可能で、たいへん人気の高い色合いのスーツです。紹介してきたような着こなしをすれば、第三者への印象もよくなります。

ただし、着こなし方を学ぶことも大切ですが、スーツを着た本人に似合っているのかも重要です。そこでスーツを購入する際に検討したいのが、オーダースーツです。

スーツのコーディネートにまちがいがなくても、スーツのサイズが体にフィットしていなければスマートには着こなせません。ジャケットが体よりオーバーサイズだとダブついたり、逆に小さすぎたりしても窮屈な印象を与えます。オーダースーツ専門店のSADAであれば、一人一人の体を採寸し、体にフィットしたスーツの提供が可能です。採寸したデータは5年間保存されるので、一度採寸したあとは次回からネットだけで購入を完結させることもできます。

また、経験豊富なスタッフも店舗に常駐しているため、ネイビースーツの着こなしに不安がある人は相談が可能です。スーツを着るシーンを伝えていただければ、スーツから小物類までアドバイスが受けられます。使用用途が多い万能型のネイビースーツだからこそ、こだわりのオーダースーツをつくってみてはいかがでしょうか。SADAでは初回お試し価格として、19,800円(税込21,780円)からオーダースーツをつくれます。まずはホームページからお近くの店舗を予約していただき、足を運んでみてください。

渡辺 拓人