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【スーツ 臭い】スーツの臭いを消す方法!汗を消臭していいにおいのスーツを着るためには?

ほぼ毎日スーツを着る生活を送っていると、知らないうちにスーツに臭いが付着してしまっている場合があります。スーツに付く臭いは2種あり、「内側からの臭い」と「外側からの臭い」に分けられます。外側からの臭いは、電車の中やオフィスの中で付着することが多く、空間そのものの臭いやその場にいる他人の臭いが移るケースがほとんどです。内側からの臭いは主に自分自身の体臭ですが、中にはワイシャツやネクタイといった小物に付着した臭いがスーツに移っていたり、スーツの一部分にカビが発生したりしている場合があります。臭いの原因が一つではない以上、ケースに合わせた対処法を取ることが必要です。さまざまな要因によって発生するスーツの臭いですが、いずれの場合も「スーツを洗濯する」「クリーニングに出す」などの方法で対処しましょう。なお、クリーニングに出す場合を除き、自宅でスーツを洗濯した場合に気を付けたいのは、洗濯後にきちんとスーツを乾燥させられているかどうかです。きれいに汚れを落としても、乾かす段階で生乾きになり菌が繁殖してしまうと、結果的に臭いが再発生してしまいます。この記事では臭い予防のコツも併せて紹介しますので、日ごろからスーツを大切にしたいと思っている方はぜひ実践してみてください。

多くのビジネスマンが毎日のように着ているスーツ。つい臭いがしてしまう事は多々あることでしょう。そこで今回はスーツのにおいを消す方法について紹介していきます。

スーツに匂いがついてしまう原因とは?

スーツに嫌な臭いがついてしまう理由を大きく二つに分けると、スーツの外側からの臭いスーツの内側からの臭いです。この章ではスーツに臭いがついてしまう原因について紹介していきたいと思います。

まずスーツの「外側からの臭い」に関してですが、そちらに関してはスーツの生地の表面が臭いの原因となっているケースが多いです。
臭いの原因となっているのは汗や煙といったものが大きく、臭いがついてすぐに落とせばほぼ完全に落とすこともできます。
しかし手入れを怠って臭い対策をしなかった場合、その臭いは記事の繊維の奥にまで潜り込み、スーツの外側だけでなく内側からも臭いだします。

また「内側からの臭い」はただ単に臭いの原因となっている物質だけが臭っているわけではなく、臭いの原因となっている物質をエサにカビや細菌が繁殖することにより、そのカビや細菌自体の臭いも発するようになります。
このようなカビや細菌を落とすのは容易なことではなく、一度や二度家庭内で洗濯したくらいで完全に落とすというのは至難の業です。

スーツを洗濯したとしてもそれを完全に乾ききる前にしまい込んだ場合、むしろカビや細菌に水分を与えるだけになり臭いが以前よりもひどくなるということさえあります。カビや細菌は湿った場所が大好きですからね。

このようにカビや細菌がスーツに定着すると素人には手に負えない状態になるので、そうなる前にしっかりとスーツの手入れをする必要があるのです。

スーツの匂いの種類

一言でスーツの匂いといっても、様々な種類があります。この章ではスーツの匂いの種類について紹介していきたいと思います。

汗や体臭

スーツの嫌な臭いとして一番知られているのが、汗や体臭などと言ったものです。

汗に関して言えば、元々は無臭でありすぐにはするものではないですが、汗を吸ったスーツに雑菌が繁殖してしまうと悪臭を発します。

雑菌は皮脂などのエサを食べることで増殖し、独特の嫌な臭いを放つようになります。特に素肌に直接ワイシャツなどを着ていると、汗を吸収しやすく臭いが発生する状況が揃ってしまいます。

また、スーツの繊維の中は高温多湿な環境であり、雑菌が繁殖するのにはかなり適しているのです。スーツは、営業の外回りなどで移動をする際に汗をかきやすいため汗や体臭に関しては、適切なケアを行ってにおいを抑える必要があります。

また汗の臭いに関しては何も毎日スーツを着る人だけが気をつければいいわけではなく、たまにしかスーツを着ない人でも悩まされるケースは多いです。
というのもスーツにて繁殖している雑菌は時間が経てば経つほど死滅するというものではなく、むしろ時間と共に指数関数的に増加していきます。

たまにしかスーツを着ない人は、ある意味毎日スーツを着る人以上にスーツの臭いに気を遣う必要があるでしょう。

タバコや煙の臭い

他にもスーツの臭いとして知られているのが煙の臭いです。

というのもスーツは臭いを吸収しやすい素材で出来ており、喫煙者の近くにいるだけで、スーツにタバコの匂いがついてしまいます。

もし、毎日喫煙室に通うようなヘビースモーカーだった場合、スーツはたちまち煙草臭くなるでしょう。また、タバコの臭いは、汗の臭いと合わさると、さらに臭いが強烈になってしまう可能性があります。

タバコを吸わない人でも、会食などで焼き肉屋を頻繁に利用したりする場合、やはりスーツが煙臭くなるのです。このような臭いは付いたその日のうちであれば表面に残っており、取り除くのは比較的簡単です。
しかし放置した場合、臭いはスーツの生地の奥にどんどん入り込み、臭いを取ることは非常に困難になります。

雨の臭い

スーツの臭いとして挙げられるのは、雨の臭いです。スーツは濡れると臭くなります。

先述したように様々な分泌物が含まれている汗ですら臭いがないことを考えると、単純な水である雨が汗と同じように臭うことを不思議に感じる人も多いかもしれません。

スーツは皮脂や老廃物といった体から出る分泌物も溜め込んでおり、着れば着るほど繊維の中に入り込んでいきます。この分泌物は細菌にとって最高の餌となり、そこに雨によって水分が追加されることが格好の繁殖スポットとなるのです。
つまりスーツに汗の臭いがついた時と同じケースですね。スーツにとって雨は汗と同じかそれ以上に厄介な敵であると言えます。

ペットの臭い

またペットを飼っている人の場合、ペットの臭いがスーツにつくというケースも多々見られます。

というのもスーツの場合、室内で干すことが多々あると思うのですが、室内にペットがいた場合その臭いがかなり移りやすく、スーツが濡れていた場合なおさらです。

室内でペットを飼っている場合は、室内干しは控えた方がいいでしょう。もしワンルームで他にスーツを干せる部屋がない場合は、ベランダに干すかクリーニング店に出した方がいいでしょう。

食べ物の臭いがつく

スーツに食べ物をこぼすと、食べ物の臭いと汚れが付着して臭いがつきます。

直接スーツにこぼさなくても、強烈な臭いの放つ食べ物であれば近づいただけで臭いが移る可能性も。

食事をする際はスーツに臭いがつかないよう、ジャケットを裏返しにしておくなど対策が必要です。特に油物などを食べる場合は臭いが付着しないよう注意しておきましょう。

カビが発生する

スーツが雨で濡れた場合に、放置せずすぐに乾かすようにしないと湿気によりカビが発生します。また、スーツを着た後の手入れを怠ると、こちらもカビの原因に。

スーツを脱いだ後きちんとハンガーにかけず放置したりしても、スーツが傷み、汚れてカビと臭いの元となります。

スーツを長い間着ない、長期間放置しておく、通気性が良くない場所で長い時間スーツを着続けるのも良くありません。

このように、スーツのメンテナンスを怠ることで臭いの原因となるカビが発生。スーツをきちんと手入れしないとカビができてスーツの臭いの元となります。

自宅でできるスーツの匂いを取る方法!

スーツの臭いを消すには、早めに臭いに対して対処することが重要です。特に毎日スーツを着る人は、気をつけていてもスーツに臭いがついてしまうことが多いので、スーツを着た後のメンテナンスを欠かさないようにしましょう。

自宅でスーツの臭いを取る方法というのは決してないわけではなく、時には何の道具も無くてもできます。

そこで今回は、あまり道具を使わずに自宅でスーツの臭いを取る方法について紹介しています。

霧吹きで濡らす

応急処置的なものになりますが、一番簡単にできる臭い取りの方法としては霧吹きを使うというのが挙げられます。

具体的には霧吹きでスーツに水をかけて濡らしたうえで、ベランダや換気扇のついている風呂場などといった風通しのいい場所にスーツを干して短時間で乾かします。

スーツの中に含まれているにおい成分が、霧吹きの水と一緒に蒸発しますので、臭いが少し和らぐでしょう。もし用意できるのであれば、冷水ではなくぬるま湯を使えば、水分が蒸発するまでの時間が短くなるのでお勧めです。
だからといって霧吹きを使いすぎるとスーツが乾きにくくなり、カビや細菌も繁殖しやすくなりますので、霧吹きの量は少し湿らせる程度に抑えておいた方がいいでしょう。

浴室に干して蒸気で濡らす

お風呂に入った後のバスルームに一晩の間スーツを干しておくという方法もあります。

スーツに蒸気をあてることで、汗を落とすことができ、臭いが落ちる効果が期待できます。

湯気が立ち上る浴室にスーツを干して、その後風通しの良いところで乾かすようにしましょう。

この際に浴室は蒸気を逃さないために換気はしないようにします。

クリーニングに出した時ほどではありませんが、スーツについた臭いを消すことが可能です。

この場合は次の日になったらベランダなどといった風通しのいい場所に陰干しして、スーツに残った湿気を乾燥させましょう。またバスルームに干す場合、スラックスは逆さに吊るすと、ウエスト周りの自重で引っ張られ、シワも伸びやすくなるのです。

スチームアイロンをかける

浴室に干すのと同様に、スチームアイロンをスーツにかけることで蒸気によって臭いを落とせます。

高温のアイロンをかけることで殺菌効果も期待できるため、高い臭い消しの効果が見込めるでしょう。

このときにスーツについている表示でどれだけ温度を出せるかの設定を確認しておき、スーツを傷つけないように注意します。

スチームアイロンならスーツのシワを伸ばすのと合わせて、スーツの消臭が可能です。

スーツを洗濯する

根本からスーツの臭いを取りたい場合は、スーツを洗濯する必要があるでしょう。

スーツの中には洗濯ができないものも数多くありますが、最近では家で洗濯しても大丈夫なスーツも出てきており、毎週家で洗濯する人もいます。

家でスーツを洗濯する際に気をつけなければならない点は、スーツの型崩れが起こらないかどうかです。
というのもスーツはかなりデリケートな衣服であり、下手に洗濯をした場合型崩れしてしまいます。

もし洗濯機を使ってスーツを洗う場合は、洗濯ネットに入れた上で、ドライコースなどを使って洗いましょう。また手洗いをする場合は、綺麗に畳んだ上で押し洗い、つけ置き、すすぎ洗いの順番に行いましょう。

いずれの場合も洗い終わった後は、ハンガーにかけて陰干しをし、半乾きの状態になったらアイロンをかけてもう一度干しましょう。

クリーニングに出す

自宅で臭いが取れなかった場合、クリーニングに出すというのがいいでしょう。
お金と手間がかかりますが、クリーニングに出すのが最も効果のある消臭方法です。

クリーニングと一言で言っても「ドライクリーニング」と「ウェットクリーニング」の2種類がありますが、臭いを確実に落とせるのはウェットクリーニングです。
確かに、ドライクリーニングでも、皮脂汚れなどのある程度の臭いは落とせますが、汗などの臭いは少し残ってしまうのです。スーツが化学品臭くなる可能性がありますので、臭い落としの観点からドライクリーニングを利用することはお勧めできません。

スッキリと汚れや汗の臭いを落としたい場合は、ウェットクリーニングを選択しましょう。

また、クリーニング後の独特な臭いは、衣服に溶剤が残っているケースが多いため、持ち帰り用のビニールを取り外して乾燥させます。

エアコンの近くなど、溶剤が乾燥しやすい場所に掛けて、臭いが抜けるまで待ちます。スーツは日焼けしやすいため、掛ける場所は、窓際などを避けます。直射日光が当たらない場所を選びましょう。

消臭スプレーを使う

除菌・抗菌効果のある消臭スプレーを使うことで、スーツの臭い消しができます。スーツに消臭スプレーをかけるだけなので、手軽に行えるのが特徴の消臭方法です。

汗の臭いの元となる細菌の増殖を防ぐことができるので、一定の効果が見込めます。

ただし市販で販売しているスプレーは物によって効果が違うので、商品の効能をよく見てから購入してください。

香料については無香料のものを選ぶのが良いでしょう。

なぜなら香料付きのスプレーを使用するとスーツの嫌な臭いと混ざり合い悪化してしまう場合があるからです。

当然ですが頻繁に使用すると無くなってしまうのでコストがかかることも覚えておきましょう。

あまり手間をかけずにスーツの臭いを消したい、スーツのケアを行いたい方は消臭スプレーの使用がおすすめです。

冷風をあてる

出張先やホテルなどで適した環境や道具がない場合は、冷風をあて、臭いを飛ばすことで一時的な対処が可能です。

以下のような手順で短時間の間にある程度の臭い消しができます。

  • ドライヤーを冷風にしてスーツにあてる
  • 扇風機の風をあてる


スーツの近くで風をあてるとスーツにダメージを与えてしまう可能性があるので、少し離れた位置から冷風をあてるようにしましょう。

あくまで応急処置ですが、消臭スプレーなどがない場合はスーツに冷風をあてることで臭いを減らすことができます。

おすすめの匂いケアグッズ

このように臭いを落とす方法は色々ありますが、グッズを使えば臭いを落とす方法は格段に増えます。そこでこの章では、臭いを落とすために使えるグッズについて紹介していきたいと思います。

消臭スプレー

まず一番オーソドックスなのは消臭スプレーであり、かなり手軽で知られています。

消臭スプレーと香水の用途の違いについては、混同している人もいますが、消臭スプレーではその名の通り臭いを消せるのに対し、香水では新たにいい匂いがつくだけであり、嫌な臭いが消せるわけではありません。

また、香水の匂いとスーツの臭いが混じり合い、かえって臭くなるケースも考えられますので、香水を消臭目的で使うのは避けましょう。また臭いの原因が汗などによる細菌やカビの繁殖である場合、ただの消臭スプレーではなく除菌タイプのスプレーを使うようにするのがいいでしょう。特にスーツの外側だけでなく、内側からも丹念にスプレーを吹きかけると臭いがなくなります。

ドライヤー

またスーツの悪臭は、ある程度であれば風に当てることでも取ることができます。冷風に設定したドライヤーを20センチメートルほどの距離において冷風を送り続けても乾燥できます。

ドライヤーを持っていない方は、扇風機やサーキュレーションといった風を送るもので代用できます。この方法ではかなり手軽に嫌な臭いを取ることができますので、臭いを取るための時間があまりとれないときにおすすめです。

スチームアイロン

もし臭いを取るために十分な時間が取れるのであれば、スーツにスチームアイロンをかけて使うのがおすすめです。

というのもスーツにスチームを当てた場合、スーツに水分を含ませるだけでなく、含んだ水分が蒸発するときにスーツにしみ込んだ汗や老廃物なども同時に飛ばすことができます。

スチームアイロンを使えば、先ほど紹介した使用した後のバスルームにスーツを干すやり方と同じ手法を短期間で再現することができますので、非常におすすめです。


しかし上記のアイテムを使用したどのやり方にしても、個人で行う以上臭い取りにはやはり限度がありますので、もし臭いが取れなかったら迷わずにクリーニング店に出しましょう。

未然に防ごう!スーツのにおい対策6選

このようにスーツに嫌な臭いがついてしまったらそれを取り除く必要があるのですが、そもそもスーツに嫌な臭いをつけないようにすることこそが重要です。

この章ではスーツに臭いをつけないために気をつけなければならないことや対策について紹介していきます。

①汗をかいたらすぐに拭き取る

まずスーツの臭いとして代表的な汗の臭いですが、汗をかいたらすぐに除菌ウェットティッシュやハンカチなどで拭きとって、スーツを汚さないようにすることが大切です。

また他の人の汗がつく可能性もありますので、電車など密になりやすい空間では汗がつきにくくすることが大切です。

②ジャケットを裏返す

居酒屋や喫煙ルームなどにおいがあらかじめつくことが想定されている場所を訪れる場合、ジャケットを裏返しにしておくことでスーツに臭いがつく可能性を最小限に抑えることができます

ジャケットを裏返しにすることによって、煙の臭いがつきにくくなり、万が一のことが起こったとしても汚れが目立つことがありません。

またジャケットをカバンなどに入れておけば、臭いがつく可能性は一段と下がります。もし丁度良くジャケットが入るかばんを持っていない場合、ビニール袋を持参してそこに入れるのもおすすめです。

ジャケットの表面に臭いを染み込ませないために、食事中はジャケットを裏返すようにしましょう。

③帰宅後はスーツのお手入れをする

帰宅してからスーツの手入れをすることも、臭いがつかないようにするのに効果的です。

特にブラッシングはかなり効果が大きく、ブラッシングをするだけである程度の臭いの原因は取れるとまで言われています。
スーツを着たまま放置するとスーツについた汚れやほこりによって臭いが強くなる可能性があるので、ブラッシングで取り除きましょう。

使用するブラシはスーツの生地を傷つけない「天然素材の毛」のブラシを使用することをおすすめします。

普段目につかない場所もほこりが溜まっている場合があるので、ポケットの中なども念入りにブラッシングしておきましょう。

欠かさずブラッシングを行なっていれば、クリーニングの頻度も減り、結果的に節約につながります。清潔で臭わないスーツを着るためには、ブラッシングをしてスーツを日常的にメンテナンスすることが大事です。


それでも臭いが気になるのであれば、スーツを着た後に重曹を溶かした水をスプレーで拭きかけて干すだけで、ある程度の臭いは対処できます。

④スーツは一度着たら数日間休ませる

最後に単純な話ですが、スーツを一度着たら数日間休ませるというのも大切です。

というのもスーツは連続して着ると臭いが残り、また雑菌が繁殖しやすくなります。ある程度休ませることによって、スーツの臭いが取れるという面もあります。

スーツを臭くしないために、複数のスーツを用意しておき、日ごとにスーツを替えるようにしましょう。
なぜなら同じスーツを何日も着ていると、汗やタバコによって臭いがひどくなっていくからです。
着用したスーツを一旦休ませることで、臭いが増すのをストップさせることができます。

上記で述べたようにスーツの着用後にブラッシングなどでケアを行うとさらに効果的です。

スーツを長持ちさせるためにも、1日スーツを着たら2日ほど休ませることを推奨します。
また、風通しが良い場所で保管することで、湿気を避けカビを防ぎ、臭いを軽減することが可能です。

同じスーツをずっと着ていると、臭い以外にもスーツの劣化を早めるデメリットがあります。

複数のスーツを用意して、スーツへの臭いとダメージを減らすようにしましょう。
それでも手入れをしなかったら臭いは残りますので、しっかりと手入れをするのが必要条件です。

⑤汗を吸収するインナーを着用する

汗を吸収する効果が期待できるインナーを着用することで、臭いを軽減できます。

ワイシャツを直接肌に着用すると、ダイレクトに汗を吸収して、臭いがひどくなる元となってしまうでしょう。

「吸汗速乾性」を謳っている商品であれば、臭いの元となる汗をすぐに乾かしてくれます。

汗をかきやすい状況でスーツを着用する場合は、機能性の高いインナーをスーツの下に着ておくのがおすすめです。

⑥臭いの原因に近づかない

スーツが臭う原因となる場所を避けることが、簡単な対策方法と言えます。

以下のような場所や気候の際にスーツを着て近づかない、または外出を控えることで、スーツに臭いがつく機会は減るでしょう。

  • 喫煙可能な場所
  • 煙の出る飲食店
  • 汚れが落ちにくいものを扱う飲食店
  • 汗の原因となる気温の高い日の外出
  • カビの原因となる雨が降っている日の外出

これらの場所を全て避けて通ることは出来ませんが、避けられる場合は避けることを心がけておけば、臭いの原因を減らすことができます。

スーツの臭いに関するQ&A

Q.消臭スプレーやスチームアイロンがスーツに与える影響は?

A.注意して使用しないとスーツの生地にダメージを与えてしまいます。

消臭スプレーはスーツを濡らすことになるので、水洗いができないスーツに対してはダメージになる場合も。

商品の説明をよく読み、問題がないかきちんと確認し、消臭スプレーのかけすぎには気をつけましょう。

濡らした後にカビなどが発生しないよう、注意も必要です。

スチームアイロンも温度設定には気をつけ、スーツにあった温度でアイロンをかけるようにしましょう。

ドライヤーや扇風機の冷風であればスーツへのダメージは少ないので、スーツの傷みが気になるなら濡らさない方法での消臭がおすすめです。

Q.スーツを洗う場合はクリーニングに出すべき?自宅でも洗濯できる?

A.基本はクリーニングに出しましょう。ただしスーツが水洗いできる種類であればOKです。

スーツは基本的に自宅で洗濯できません。

水洗いが可能な「ウォッシャブルスーツ」がありますが、そういったスーツでなければ自宅での洗濯は避けた方が良いです。

スーツについた表示に「水洗い可」とあれば自宅で洗濯が可能で、不可であれば洗濯できません。

可能である場合も、スーツの色合いが変化したりしないよう、注意して洗濯を行うようにしましょう。
水洗い不可のスーツを自宅で洗濯してしまうと、以下のようなトラブルが発生する可能性があります。

  • スーツの色合いが変化して見た目が悪くなる
  • スーツにシワができる
  • 型崩れが起きる
  • スーツが縮む
  • スーツの劣化が激しくなる

スーツを劣化させないようにするために、臭いが気になる場合はクリーニングに出すようにしましょう。

Q.クリーニングに出してもスーツの臭いがとれない!

A.臭いを消したい場合は「ドライクリーニング」ではなく「ウェットクリーニング」に出しましょう。

ドライクリーニングでは、臭いの原因の一つである汗を落とすことができません。

水溶性である汗は、乾かすだけではクリーニングの効果が得にくいためです。

雑菌のエサとなる皮脂も落ちにくいので、値段はドライクリーニングより高くなりますがウェットクリーニングで出すようにしましょう。

Q.スーツの臭いをそのままにしておくとどうなる?

A.保管している他の衣服にも臭いが移ってしまいます。

臭いのついたスーツをそのまま放置すると、保管したクローゼットの周りの衣服にも移り、臭いの原因に。湿気によって雑菌はさらに繁殖します。

そうなる前に、以下のような手順で臭いを広げないようにすることをおすすめします。

  • スーツを着た後はブラッシングをかけ、きちんと所定の位置に戻す
  • 臭いがついた場合は消臭スプレーやスチームアイロンで対処する
  • 臭いがひどくなる前にクリーニングに出す

スーツの臭いは放っておいても良くなりません。「臭い」を感じたらすぐに上記の手順で消臭するようにしましょう。

オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?

オーダースーツSADAは2023年に創業100年を迎えた老舗のオーダースーツ専門店であり、全国各地に店舗を展開しています。

オーダースーツSADAの特徴として挙げられるのは、高度にオートメーション化された製造過程です。
これによって、個人型紙を作成するフルオーダースーツでありながら、非常に手頃な値段で製造することが可能となりました。ぜひ、オーダースーツSADAでフルオーダースーツの着心地を体感してください。

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スーツは、極端に汚さない場合でも臭いが付着するケースは多々あります。臭いを感じたら、ウォッシャブルスーツであれば洗濯をし、それ以外であればクリーニングに出しましょう。スチームを当てた後、風通しの良いところでしっかりと乾かすと臭いが取れる場合もあります。また、普段からも臭いの付着防止を心がけるのがおすすめです。こまめなブラッシングで表面のほこりを取り、消臭スプレーを適度にかけるなど、日常的に行える対策はいくつもあります。また、スーツは一度着用したら数日間は適切な保存環境で休ませましょう。着心地の良いスーツを見つけて、毎日着替えられるように複数購入しておくことをおすすめします。ウォッシャブルスーツを優先的に選ぶようにし、着用感も大切にしてください。複数のスーツを持つなら、いずれもオーダースーツにするのも効果的な方法です。安さを重視して市販のスーツを購入するのも一つの方法といえますが、オーダースーツは自分の体にぴったり合うように作られているため、余計なシワや崩れができにくく、臭い対策のために洗濯しても長持ちするでしょう。オーダースーツであっても手頃な価格で購入可能なものはいくつもあるため、店舗スタッフに予算の相談をしてみてください。