【オーダースーツ カッコイイ】オーダースーツ選びはフルオーダーがおすすめな理由のアイキャッチ画像
【オーダースーツ カッコイイ】オーダースーツ選びはフルオーダーがおすすめな理由のアイキャッチ画像

【オーダースーツ カッコイイ】オーダースーツ選びはフルオーダーがおすすめな理由

皆さん、オーダースーツを作ったことはありますか?「既製品のスーツが身体に合わない…」「既製品のスーツに飽きた…」そんな方にはオーダースーツがおすすめです。オーダースーツにも、見本のサイズから仕立てる「パターンオーダー」基本の型紙データから一番体型に近い物を選ぶ「イージーオーダー」全身を採寸して、個人に合った型紙を作成する「マシーンメイドフルオーダー」手作業で生地を裁断し仕立てる「ハンドメイドフルオーダー」の4種類があります。オーダーながら早さを求めるなら、パターンオーダーかイージーオーダーを選ぶべきです。ですが、自分に合ったカッコいいオーダースーツを作りたいならフルオーダースーツ一択。かといってハンドメイドでは費用が掛かりすぎるので、現実的なのはマシーンメイドフルオーダーでしょう。当店「オーダースーツSADA」も、マシーンメイドフルオーダーを採用しています。ぜひ、コスパもよく身体にも最高にフィットするオーダースーツを作ってみてくださいね。今回は、これまでに600万点以上のスーツを仕立てた「オーダースーツSADA」の現役スタッフが、「カッコいいオーダースーツを作るために押さえておきたいポイント」を解説します。

カッコいいオーダースーツを作るために押さえておきたいポイントを解説!

カッコイイと言われるオーダースーツを作るにはコツがあります。

高い生地を使うだけ、流行の裾丈を取り入れるだけではカッコイイとは言えません。

今回は、誰が見てもカッコイイと感じるオーダースーツの作り方をご紹介します。 ポイントを押さえて、周囲の人を驚かせてしまいましょう!

なぜ既製品のスーツが体に合わないことがあるのか

既製品のスーツは、標準体型に合わせて作られています。 多くの方がカジュアルな衣服と同じように、着用して窮屈でなく、細身に見えればOKという感覚でスーツを選んでいます。 しかし、ヨーロッパで誕生したスーツはサイズ合わせが非常にデリケートな衣服で、本来は仕立て服です。 既製服では正しいサイズ感での着用が難しく、部分的にフィットしないのが実際のところです。 特に腕の長さや肩幅は、同じ身長170cmの方でも千差万別です。 肋骨を上から見た場合の形も、薄い楕円から厚みのある鳩胸の方まで様々です。 人の顔が違うように、体も一人ひとりに個性があります。 既製服スーツが体に合わないということは、ごく普通の事です。 既製服スーツがカッコよく着こなせないということを悩む必要もありません。 スーツの本来の仕立てである、オーダースーツを選択すれば、誰もが驚くほどのフィット感で着こなすことが可能になります。

スーツを作る前にまずは自分の予算を決める

スーツを作る前に、まずは予算を決めましょう。 オーダースーツは基本料金に、スーツの表生地、ボタンや裏地などの付属品、スーツの雰囲気を決めるデザインのオプションで最終的な価格が決まります。 オーダースーツ店によっては、一定のオプションが基本料金に含まれていたり、細かなオプションが全て別料金だったりする場合があるので、注意が必要です。 理想のスーツを作るために、オプションでどのくらいの追加料金がかかるのか、大きいサイズが別料金になっていないかなど、自分に必要な項目をチェックしておきます。 調べるのが面倒な場合は、オーダー時にスタッフへ予算を伝えておくのもおすすめです。 予算内でおすすめの組み合わせなども、参考になるので聞いてみましょう。

オーダースーツの種類を選んでお店を決める

カッコイイオーダースーツを作るための重要な条件が1つあります。 オーダースーツは、店舗によってオーダーの種類が違うため、これだけは事前に確認しましょう。 オーダースーツには4種類ありますが、スーツの仕上がりを左右するのは、型紙作成の有無です。 その点に注目して、オーダーの種類を見てみましょう。

  • パターンオーダー(個人の型紙なし) パターンオーダーは、個人の型紙を作りません。 ゲージ見本と呼ばれる仕上がったスーツを試着して採寸します。 自分に合うパターンを選んでオーダーするため、フィット感は既製服に近くなります。 お直しも、大きな変更はできません。 既製服と同程度の袖詰めや、着丈詰めなどが可能です。 全体バランスを整えられないため、袖は詰めるほど、袖口が太くなる傾向があります。 納期・・・1週間から1ヵ月 価格・・・2万円から5万円
  • イージーオーダー(個人型紙なし) イージーオーダーは、個人の型紙を作りません。 基本となる型紙データがあり、体型に最も近い型紙を使用します。 パターンオーダーよりも大きなお直しが可能ですが、限界値があります。 イージーオーダーは基本パターンがあるため、厳密にはパターンオーダーに分類されます。 一部ブランドでは、イージーオーダーでもフルオーダーに近いオーダースーツがありますが、その場合は、限界値を超える修正をハンドメイドフルオーダーの技術者が手作業で行います。 そのようなイージーオーダーは価格もフルオーダー同様高額になります。 納期・・・1週間から1ヵ月 価格・・・3万円から6万円
  • マシーンメイドフルオーダー(個人型紙あり) マシーンメイドフルオーダーは個人の型紙を作ります。 全身を採寸し、体のクセなども加味して自動設計システム(CAD)で型紙作成します。 生地の裁断も自動裁断機(CAM)で行います。 フルオーダーには、お直しの限界値がありません。 そのため標準体型と大きく異なるアスリート体型のスーツも作ることが可能です。 縫製期間を機械化したマシーンメイドフルオーダーは、ハンドメイドで2ヵ月かかっていた納期を1ヵ月に短縮しました。 フルオーダーの納期が短くなり、価格も手頃になったためビジネスなどの日常使いにも人気となっています。 納期・・・1ヵ月 価格・・・3万円から10万円
  • ハンドメイドフルオーダー(個人型紙あり) ハンドメイドフルオーダーは本来のスーツの仕立てを現代に再現したオーダーです。 全身を採寸し、技術者が型紙を作成、手作業で生地を裁断します。 しつけ糸で仮縫いをしたスーツを試着し、修正してフィット感を上げ本縫いへと進みます。 平面である生地を、曲線で縫い立体感を出すフルハンドメイドスーツは、納期も長く、価格も高価になります。 テーラーへ何度か足を運ぶ必要もあるため手間もかかりますが、フルオーダーのフィット感は格別です。 納期・・・1ヵ月から半年 価格・・・20万円から100万円

オーダースーツは価格が約3万円のラインが多く、同価格帯にパターンオーダー、イージーオーダー、マシーンメイドフルオーダーが混在しています。 同じ価格帯であれば、型紙を作るマシーンメイドフルオーダーがおすすめです。

カッコ良さで選ぶならフルオーダースーツ

オーダースーツの種類によって、それぞれメリットとデメリットがあります。 とにかく早くスーツを用意したい場合は、納期が短いパターンオーダーやイージーオーダーがおすすめです。 しかし、カッコ良さで選ぶ場合はフルオーダーと言えます。

スーツの見栄えは数センチの差が大きな違いになります。 会った瞬間に、ハッとするようなスーツスタイルは、間違いなくジャストフィットのスーツです。 私服がカッコイイと話題になる芸能関係の方は必ず、どのような服もジャストサイズで着こなしています。 スーツも同様にサイズがフィットしているかどうかで、驚くほど見栄えが変わります。 採寸して型紙を作るフルオーダースーツであれば、肩からウエストへかけてのジャケットのラインや腰から裾へのパンツラインが、最適なサイズ感になります。 カッコイイスーツを作る時は、フルオーダーを選びましょう。 ラペルのロールがオーダースーツの証 スーツの首回りを包む上襟(カラー)は、首にぴったりと添うようなラインのスーツが上質なスーツです。 鎖骨あたりから前ボタンへとつながる下襟(ラペル)は、サーフィンの波のように立体的にカーブします。 このボタン付近の襟のロールで仕立ての良さが分かります。 ふんわりとロールする襟は、フルオーダーの証でもあります。 お店を選ぶ際は、襟にも注目してみましょう。

スーツの形、柄や色、生地、オプションを選ぶ

ここからはカッコ良いスーツのデザインについてご紹介します。 スーツの形はスーツスタイルと呼ばれ、ブリティッシュとイタリアンが代表的です。

ブリティッシュスタイル

ブリティッシュスタイルは、イギリス紳士風のかっちりとした雰囲気が特徴のスーツです。 ブリティッシュスーツを着用すると、逆三角形の肩からウエストへのラインが強調されます。 全体的に引き締まった印象になり、足が長く見える効果があります。 細身の方でも堂々とした雰囲気になるため、成人式など20代前半の方にも人気です。

ブリティッシュスタイルがカッコ良くスタイルアップして見える理由は、構築的なデザインにあります。 ブリティッシュスタイルに使われる生地はイギリス生地です。 イギリス生地は双糸と呼ばれる2本の糸を撚った太い糸を使っています。 打ち込みが強いハリのある生地で、スーツにしっかりとした立体感が出ます。 この立体感を活用し、体の表面にフィットしながら、新しいスタイルを構築するため、ブリティッシュスタイルは構築的なスーツと呼ばれます。 ジャケットのウエストの絞りは若干高めで、腰位置が高く見えます。 着丈がヒップギリギリで、そこからパンツラインが始まるため、腰位置が高く足が長く見えるように設計されています。

正面から見ると、下げた両袖とウエストの間の隙間が高い位置にあるため、肩と胸回りのボリュームが、ウエストへ向かって絞られ逆三角形スタイルが強調される仕組みです。 肩幅は、かっちりとした縫製で実寸よりも広くなります。 肩パットの調整で首から肩へのラインを整えるため、キリッとした肩周りが非常に美しく見えます。 ベストを加えたスリーピースは、さらに引き締め効果がありカッコ良く見えます。

ブリティッシュスーツの生地と色柄

ブリティッシュスーツの持つ、イギリス紳士のような上品でありながら不動の信念を感じさせるスタイルには、高級感のあるウール100%のネイビー系が良く合います。

硬派でかっちりとしたコーディネートと相性が良く、レギュラーやタブカラーと呼ばれる襟の開きが90度以内になるようなタイトなデザインのシャツが似合います。 ピンホールシャツなどを合わせ、ネクタイのノット(結び目)を若干上向きにすると、メガネの似合う知的コーディネートになります。

伝統的なネイビーやグレーのチェック柄でコーディネートする場合は、おしゃれでカジュアルな雰囲気に変わります。 例えば、新緑が美しい軽井沢でのガーデンウェディングでは、カジュアルな雰囲気がマッチして華やかな気分を盛り上げます。 この場合はダークカラーのシャツに蝶ネクタイで、遊び心を加えるのもおすすめです。

イタリアンスタイル

イタリアンスタイルは大人の余裕を感じさせるスーツです。 厚みのある胸板、広い肩幅、なだらかなショルダーライン、若干低めのウエストの絞りにはリラックス感を感じます。 ブリティッシュスタイルが、理想を追求するスタイルに対し、イタリアンスタイルはありのままのスタイルをより良く見せる効果を持っています。 イタリアンスタイルは、単糸で織られた柔らかく軽いイタリア生地で作られるため、しなやかに体にフィットします。 そのため、胸板が厚くがっちりとしてくる30代以降のスタイルや体の大きな方にも合います。

細かなディティールにはイギリスで誕生したスーツに、イタリアらしい開放的な解釈が加えられています。 イタリアンスタイルの細やかな技術は、胸元を立体的に見せるバルカポケットや、袖口の重ねボタンなど、実に華やかです。 高めのゴージライン(鎖骨付近にある襟の縫い目)はスタイリッシュな洗練された印象になります。 ウエストの絞りを低くすることで、前ボタンの位置も低くなります。 そのためVゾーンが広くシャツとネクタイが映えます。 シャツ襟は社交的な雰囲気のあるワイドカラーが良く合い、リラックス感の陰にある自信が垣間見えるようなコーディネートがおすすめです。 特にイタリアの色合わせである、アズーロ・エ・マローネは、シャツ、ネクタイ、スーツにホワイト、ネイビー、ブラウンを組み合わせますが、スーツのシルエットとも非常にバランスがよく、大人のおしゃれと言えます。

イタリアンスーツの生地と色柄

イタリア生地は、温暖な気候のため、明るいブルーやベージュのチェックなど華やかな色柄の生地が豊富です。 オーダースーツの生地選びでは、ぜひイタリア生地に触れて見てください。 現代もウール生地の人気が衰えない理由が分かります。 化学繊維では再現する事のできない上品な光沢、ハリとストレッチ性、見た目と実用性を兼ね備えた高級生地は、一度触れたら忘れられない肌触りです。

オーダースーツのオプション

スーツのスタイルでシルエットを決め、生地を選んで質感を決めたら、オプションで自分好みにカスタマイズしましょう。

  • 裏地・・・着用時の袖通りや、着用中の動きやすさを左右する裏地はキュプラがおすすめです。静電気が起きにくい快適な着心地です。ビジネスで頻繁に着用する場合は、ポリエステルも手軽です。普段は見えませんが、見えないおしゃれとしてボルドーやシルバー、織柄などで楽しめる点もオーダーの魅力です。
  • ボタン・・・ボタンやボタン糸もお好み次第です。お気に入りのボタンやボタン糸を選びましょう。ボタンに選ぶ素材でも雰囲気が変わります。袖のボタン数は4つか3つが標準です。重ねボタンで付けるのもアクセントになります。
  • ラペルデザイン・・・標準のノッチドラペルや、ドレッシーに見えるピークドラペルなどがあります。
  • フロントカット・・・ジャケットの前合わせのカットを決めます。標準のラウンデッドや、開きの大きいカッタウェイなどから選びます。
  • ベント・・・エレガントなサイドベンツや活動的なセンターベントがあります。
  • パンツのタック・・・近年タック入りパンツの人気も伸びています。ワンタック、ツータック、リバースプリーツ(インタック)もおしゃれです。
  • パンツポケット・・・パンツのポケットの形は斜め、縦、L型などがあります。

オーダースーツでは、スーツデザインや生地など、気になるところに隅々までこだわってスーツを購入できます。

スーツが決まったらシャツやネクタイ、小物を選ぶ

オーダースーツのシルエットは、肩の美しさが特徴です。 スッキリとして無駄なシワが無く、ハリのある生地がスーツの特別感を出してくれます。 このスーツの土台の上に、シャツとネクタイをコーディネートすることで、スーツの雰囲気は様々に変化します。 シャツやネクタイを合わせる際の基本ルールを覚えておくと、コーディネートに悩まなくなります。

コーディネートは無地でバランスを取る

スーツは立ち姿の全体を考えてコーディネートします。 その中で、基本となるのが無地の使い方です。 スーツコーデには2無地1柄1無地2柄を意識して合わせる方法があります。 スーツ・ネクタイ・シャツの3つのうち、2つを無地にするか、1つを無地にするというルールです。 このルールを守るだけで、スーツスタイルのまとまりが違います。

柄のパターンを変える

シャツとネクタイを両方柄にする場合やスーツの柄が強い場合は、柄のパターンを変えます。 ストライプのシャツに小紋柄のネクタイにするだけでも、胸元に奥行きが出ます。 柄と柄の間隔にも注目しましょう。 柄が細かく交差するチェックシャツに、ピッチが広いストライプを合わせるとメリハリがつきます。

迷ったら同系色でまとめる

色合わせで迷ったときは、同系色の濃い色と淡い色を合わせてみましょう。 スーツがネイビーであれば、ネクタイやシャツをブルーや水色にします。 ネクタイがボルドーであれば、淡いピンクのシャツも映えます。 メンズスーツのコーディネートは、使う色を3色以内にするとまとまりが良くなるため、同系色コーデは失敗が少ないと言えます。

万能カラーのグレーもおすすめです。 無彩色のグレーは、比較的に他のアイテムの色と馴染みやすく、グレーストライプのシャツや、グレーのラインが入ったネクタイなどは持っていると便利です。

革アイテムは統一する

スーツスタイルでは、靴とベルトの色を同じにするのが暗黙の了解です。 黒の靴には黒のベルト、茶の靴には、靴の色に近い茶のベルトを着用します。 遠目にみても統一感があり、色が多くなりすぎる失敗コーディネートも避けられます。 靴とベルトだけでなく、時計のベルトやバッグの色、名刺入れや手帳の色なども好みでさりげなく合わせるのもおすすめです。

眼鏡で別人コーディネート

オーダースーツは着る人の雰囲気を一変させます。 スーツに合わせて、いつもはコンタクトの方も眼鏡に変えて見てはいかがでしょうか? ブリティッシュスタイルに知的なスクエアや、イタリアンスタイルにおしゃれなウェリントンなどを合わせるのもおすすめです。 ぜひ、オーダースーツとの組み合わせを楽しんでください。

かっこよさはスーツだけでなくトータルコーディネートも大事

スーツは、これまでの歴史の中で、全体バランスを徹底的に計算された服です。 バランスが最も美しくなるというサイズ感や色柄のバランスを意識しましょう。

スーツのカッコ良さの秘密

元々スーツには体型カバー効果があるのですが、その効果が最大に発揮されるサイズ感があります。 最も分かりやすい所は袖丈です。 袖丈の黄金ルールは手くるぶしです。 腕を楽な状態で下げ、手首にある丸い骨、手くるぶしがギリギリ隠れる袖丈がジャストです。 スーツの袖から、シャツを出す長さは1㎝から1.5㎝までです。 この長さよりも長いシャツや短いシャツは、カッコ良さが半減します。 スーツの袖は必ず、手くるぶしを基準にサイズ合わせをしましょう。 この袖丈を守ると、前後左右360度カッコ良い袖先になります。 背後から見ると首の後ろと左右の袖先にシャツが見えます。 この3カ所にシャツが見えるバランスを意識します。

裾がダブつくのは絶対NG

スーツの着こなしを台無しにしてしまうのが、裾丈が長すぎることによる裾のダブつきです。 スーツはウエストから、裾まで直線が乱れない事を意識します。 シワが無いパンツが、スーツの足長効果を発揮させる条件です。 このパンツに唯一シワが入っても良い部分が、パンツと靴が触れるです。 そのため、その裾の長さによって種類が分かれます。

  • ノークッション・・・裾が靴に触れない長さをノークッションと呼びます。裾にシワは無く、ウエストから裾までラインが乱れることがありません。シャープな印象で細身スーツのパンツに合います。
  • ハーフクッション・・・裾が靴に触れて、裾のプレスラインに1箇所だけくぼみが見えます。標準的な裾丈で、細身スーツや標準スーツどちらにも合います。ビジネスや冠婚葬祭では、ハーフクッションが一般的です。
  • ワンクッション・・・裾が靴の履き口を覆う長さのため1箇所だけシワが入る裾丈です。裾幅が広い標準スーツに合います。靴を脱ぐと床上ギリギリの長さになります。全体的にシャープな細身スーツとは相性があまり良くありません。

細身スーツの場合は裾幅が17から18cm程度のものが多いため、裾丈を長くするほど靴の履き口に裾が引っかかり重なり合って足が短く見えてしまいます。 ハーフクッションかノークッションを選択し、シワのない裾丈にすることでスーツの体型カバー効果が発揮され、全体スタイルも良く見えます。

くるぶし丸見えの裾丈は?

ファッションとしてのスーツの着こなしになるため、規定が厳しくないオフィスカジュアルやおしゃれ着としてのスーツの裾丈となります。 格式高いスーツというよりは、おしゃれな普段着に近い印象です。 着用する場面が限られるため、注意しましょう。

トレンドとマナーを間違えないオーダーを

スーツの着こなしには2種類あります。 SNSで話題となるような、ファッションとしての着こなしとビジネスや冠婚葬祭で失礼にならないマナーとしての着こなしです。 短めの裾丈が流行ですが、ビジネスや冠婚葬祭では失礼になる場合もあります。 大切な場面用の標準スーツを、1着は用意しておきましょう。 ダーク系で無地見えする色柄のスーツがおすすめです。 オーダーの場合は、トレンドの短めノークッションパンツに標準のハーフクッションパンツを追加で作ることも可能です。 スーツは場面にふさわしい色柄やデザイン、着こなしがあります。 スーツをオーダーする場合は、用途や着用頻度などを可能な範囲でスタッフに伝えます。 スタッフは、用途にふさわしい生地、マナー面や強度などでNGな生地を除外しながら提案します。 スタッフは情報が多いほど、適した生地やデザインがおすすめできるため、伝えたい事を事前にメモしておくのもおすすめです。 大切な場面でも安心な、ファッションとマナーを意識したスーツをオーダーしましょう。

オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?

オーダースーツSADAはマシーンメイドフルオーダーです。 工程数が多く、ハンドメイドでは高価になってしまうフルオーダーを、独自のシステムで機械化することで、大幅なコストダウンに成功しました。 採寸のプロが、全身20箇所以上を採寸し、肩の傾斜に合わせた肩パットの厚さから、猫背、反り身、O脚まで考慮して型紙を作成します。 肩の幅に合わせ、ウエストは無駄なくシェイプされます。 オーダースーツは体に合わせてスーツを作るため非常に動きやすく、シルエットが美しい点が人気の理由です。 しかも、オーダースーツSADAでは、フルオーダーでありながら既製服と変わらないお値段を実現しました。 オーダースーツSADAでは、専門スタッフがトレンドからマナーまでご案内します。 ぜひ、お気軽にご相談下さい。

既製品のスーツは標準体型に合わせて作られているので、「既製品は身体にフィットしない!」という方こそオーダースーツにチャレンジしてみましょう。オーダースーツを作る前には、ぜひ「予算感」をスタッフに伝えてからスタートしてください。オプションやカスタマイズまで加味し、予算感に合わせたスーツの提案が受けられます。スーツのスタイルは主に、イギリス紳士風のかっちりした「ブリティッシュスタイル」と柔らかく軽い生地の「イタリアンスタイル」の2種類です。この2種からベースとなるシルエットを決め、そこから生地や色柄を決めていきましょう。オーダースーツは「裏地」「ボタン」「ラペル」「ベント」などをカスタマイズできる点も魅力です。用途に合わせて自由にカスタマイズしてください。スーツ本体の出来ももちろんですが、スーツはトータルコーディネートが大事です。着丈や袖丈もしっかり調節し、シャツやネクタイなどの小物まで考えてチョイスしましょう。小物選びのポイントは、スーツ・シャツとのコーデを「1無地2柄」「2無地1柄」にすることです。また、革物は同一色でまとめること。最初からしっかり全体を意識して、オーダースーツを作ってみてくださいね。