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スーツに合うメンズのヘアスタイルって?フォーマルで清潔感のある印象を与える方法とは

ビジネスシーンでは、相手に与える第一印象のイメージが非常に重要になります。学生時代までは自分の好きなスタイルに服装や髪型を自由に変えることができましたが、社会人になると、企業によって程度の差はあれどフォーマルさや清潔感が求められるようになります。

ビジネスマンらしいスタイルやフォーマルさ、どこまでが大丈夫なのかなど、疑問に持たれる方も少なくないでしょう。

この記事では、TPOはしっかりとわきまえつつ、自分に合ったビジネススタイルの髪型はどういったものなのか、詳しく解説しています。

ビジネスマンの髪型が重要な理由とは?

ビジネスマンにとって、髪型を整えることは、第一印象をイメージの良いものにするために非常に重要な要素です。どれだけ営業やプレゼンのスキルがあったとしても、だらしない恰好をしていては、相手から良いイメージを持たれません。

また、第一印象を左右する外見の印象の中で、髪型というパーツを印象づける割合は非常に大きいと言われています。

人のイメージに髪型はリンクしており、初対面であればなおさらです。好印象を持たれるために意識したいパーツであると言えるでしょう。

ビジネスマンに似合う髪型とは?


では、ビジネスマンにとって最適な髪型とは具体的にどのようなものが挙げられるのでしょうか。
基本的には、スーツやオフィスカジュアルの服装と合わせることが求められますから、さわやかで前向きな印象を持たれるようなスタイルがおすすめです。

マッシュショート

前髪を作るヘアスタイルとして人気のマッシュショートは、20~30代のフレッシュなイメージを持たせたいビジネスマンにとって定番の選択肢です。

マッシュヘアというと、その名の通りマッシュルームのような少し個性的なフォルムが印象的ですが、オフィスカジュアル風に落とし込むなら全体的に軽さを意識するのがおすすめです。シルエットの丸みは意識しつつ、こめかみや襟足周りはスッキリと整えてみましょう。

また、前髪をセンターパートで分けることで大人っぽい印象にするのもいいですね。

ツーブロック

ツーブロックは、サイドとバックを刈り上げてトップを少し長めに残すヘアスタイルです。

デザインヒゲとの相性も良いので、精悍さを引き立たせたい方にはぴったりです。こちらは刈り上げの位置を高めに設定すると、より男らしい印象に仕上げられます。

トップを長めに残しておくとナチュラルな雰囲気になります。しっかりとキメたいという日にはワックスやジェルなどでパリッと仕上げましょう。

七三ショート

「七三」と聞くと古臭い髪型と思われるかもしれませんが、サイドを刈り上げる現代風なアレンジを施した七三ショートヘアもビジネスマンに人気の髪型です。最近では「パートスタイル」と呼ばれます。

「ツーブロックほど極端に髪の長さにアクセントをつけたくない」という人は、地肌が透けない程度の長さで刈り上げをして、トップとつながるように長さにグラデーションをかけるとより自然です。

あとはグリースでふんわりとトップを七三に分けると、抜け感を出すスタイルに仕上がりますよ。
理髪店で「フェード(グラデーションの刈り上げ)で七三パート(分けること)にしたい」と注文すれば、希望の髪型に近づくでしょう。

ベリーショート

グリースやワックスなどの整髪料で毎日ヘアスタイルを整えるのは面倒だという人は、ワックスなしでそのままでもおしゃれに見えるベリーショートがおすすめです。

前髪を短めにカットすることで、前髪を下ろしていてもおでこが見えるので、軽い印象に仕上がります。

トップとサイドにボリュームの差をつけると、スタイリングで動きをつけなくてもメリハリのあるヘアスタイルになるでしょう。

パーマスタイル

流れやふんわり感を演出したいのに、髪質が直毛でアレンジができないという人には、パーマもひとつの選択肢に入るでしょう。

しっかりカールをかけるだけでなく、ふわっとクセをつける程度のナチュラルな質感にすることもできますし、全体にかけたりクセの気になる前髪だけ部分的にかけたりなども可能です。

ただし、パーマをかけることを禁止している企業もありますので、事前に確認することをおすすめします。

髪型に清潔感を出すには?


男性におけるヘアスタイルの場合、基本的には「長さを出し過ぎない」という点が清潔感をイメージさせるためには重要です。

例えば、前髪はおでこが見える程度に短くカットもしくは毛流れに軽さを出す、えりあしやもみあげの部分は刈り上げてスッキリさせる、といったスタイルが一般的ですね。

おでこや耳周り、首回りがスッキリとしていることで、顔全体や輪郭が相手からはっきりと見えます。こうすることで「しっかりとセットされている」という印象を与えるだけでなく、顔の表情がはっきりと伝わることで、さわやかさやフレッシュさを印象付けることにもつながります。

ただし、極端に短いヘアスタイル(坊主頭に近い刈り上げ)は、スーツに合わせると威圧感が出るためあまりおすすめできません。

顔の形に合わせた髪型とは?

どのヘアスタイルが自分に合っているのかわからない、という方は顔の形に合わせてヘアスタイルを整えてみてはいかがでしょうか。もちろん細かい骨格の特徴は人それぞれですが、大まかに顔の形は5種類に分けられます。

丸顔

丸顔さんの特徴は、顔の縦と横の比率が同じくらいであることと、頬から顎にかけてのシルエットに丸みがあることが特徴です。顔のパーツに曲線が多いことから、若々しい印象にみられる人が多いようです。

曲線感をそのまま生かすならマッシュショートがおすすめですが、子どもっぽく見られて嫌だと感じる型はサイドのボリュームを落として、縦長のシルエットにすると縦に長くシャープな印象に変わります。

面長

顔の長さに対して横幅が狭く、縦幅の比率が長い顔タイプの人を指します。顔の印象としては直線のパーツが目立つため、大人っぽい印象に見られる人が多い印象です。

縦に長い印象を補正するためには、前髪を下ろして横方向に動きをつけたヘアスタイルがおすすめです。丸顔さんとは逆に、サイド部分やハチ周辺に厚みを持たせることでひし形のシルエットに近づけます。

卵型

額と顎先の長さが同程度で、全体的に縦横のバランスが良い卵型さんは、どこかの部分を隠すというよりも相手に与えたい印象でヘアスタイルを変えるのがおすすめです。

どのような髪型でも似合いやすいのですが、「優しそう」「フレッシュ」といったイメージを持たせたいのなら、マッシュやパーマなどのふわっとしたスタイルがおすすめです。

反対に、頼りがいがありそう・大人っぽい印象であればツーブロックやアップバングのようなメリハリのあるスタイルが良いでしょう。

ベース型

野球場のホームベースのような、角張った印象が強い顔型です。直線の印象が強いため、クールで男らしい印象を持たれやすい反面、エラが張っていることを気にする人もいます。

ベース型の輪郭の場合、トップに丸みやボリュームを持たせるヘアスタイルがおすすめです。上部に丸みを持たせることで、全体的に角張った印象がカバーされ、輪郭とのバランスが取りやすくなります。

逆三角形

こちらも全体的に直線的なシルエットではありますが、顎先のラインが特にシャープで、ハチ周りにボリュームがあるタイプの人が逆三角形型になります。

シャープでキツい印象にならないようにするためには、ハチ周りのボリュームを落とすことが重要です。また、動きの少ないストレートヘアは直線のイメージを際立たせやすいため、軽くパーマで曲線を印象づけると良いでしょう。

また顎先のシャープさが気になる方は、襟足部分が見える程度に少しだけ長さを足すと、ヘアスタイルとのバランスの調和が取れますよ。

ビジネスマンに似合う髪の毛のカラーは?

特に、営業部門や接客業など顧客や消費者と顔を合わせる機会が多い職種では、ヘアカラー自体を禁止している場合も少なくありません。アパレルやメイクアップ、美容師などは規定がない場合もありますが、「染めても良いのかよく分からない」と悩んでいる方はどのような点に気を付けると良いのでしょうか。

色の明るさは「トーン」で伝えよう

日本人をはじめアジア人は、黒もしくは濃い茶色の地毛の人が多いため、明るい髪色はどうしても「チャラチャラしている」というイメージを持たれがちです。そのため、ビジネスマンとしてはあまり奇抜な髪色にしてしまうと難色を示されてしまうためおすすめできません。

ヘアカラーは日本ヘアカラー協会という団体で提唱されている、「トーン」という色の明るさの基準があります。

トーンは1に近づくほど黒く、14や16など数が大きくなるとより明るくなります。3から4トーン程度は地毛とほぼ変わらない色合いで、6から7トーン程度で他の人から「髪を染めたかな?」と気づかれる程度の明るさになっています。
そのため、「ヘアカラーは7トーンまで」と明確に明るさの規定がある企業もあります。

日本ヘアカラー協会では6~8トーン程度を標準的な社会人のヘアカラー基準としているため、もしどのくらいの明るさにしたら良いのかわからない方は担当の美容師にトーンで伝えるとイメージ通りに染められるかもしれませんね。

おすすめのヘアカラーは?

派手にブリーチ(脱色)したり、原色のカラーを入れたりするわけではありませんから、色はそこまで関係ないのではと思われるかもしれません。しかし、意外とニュアンスで感じられるカラーにもそれぞれ個性がみられるため、規定内で髪色をこだわりたいという人には色のイメージも美容師に伝えると安心です。

メンズのヘアカラーとして王道のカラーは、ブラウンとアッシュの2つです。

日本人の髪色は赤と黄色の色素が組み合わさって黒やそれに近いこげ茶のように地毛が発色しています。そのため、明るさを出そうとすると自然とブラウンの発色になるため、日本人には合いやすくナチュラルなカラーに見られます。

一方で「アッシュ」は日本語で「灰」という意味で、その名の通り少しくすんだグレーカラーに発色します。日本人に多い赤や黄色の色素からみられる「温かみ」を打ち消して、少しクールで大人っぽい印象に仕上げることができます。

また、ブラウンと比較して暗いアッシュカラーは一見黒に見えるような色をしていますが、地毛にはみられない透明感を出せるカラーとして高い人気を誇っています。

髪質にあったワックスを選ぼう!

毎日のヘアセットは「おっくう」なものですが、ビジネスマンにとっては日々、身だしなみを整えることは必要です。そのためにも、自分の髪質に合ったワックスを選ぶことは大事なことで、間違えてしまうと髪がベタついたり、ヘアスタイルがメチャクチャになったりと大変なことになってしまいます。 

また、せっかくセットしたヘアスタイルが、ワックスが髪質に合わず、1日保たずに崩れてしまうこともあります。そんな悩みを解消するためには、自分に合ったワックスを知るのが一番の近道です。 

クリームタイプのワックス

クリームタイプのワックスは髪が比較的細めで癖毛タイプの人にオススメです。細かい束感や動きも繊細に表現しやすく、ショートヘアで立体的な束感や、ラフな動きを出したい人に向いています。 

普段セットしたあとに白く浮きやすい方など、初心者にも向いたワックスタイプです。固まりすぎない柔らかなクリームでパーマをかけたスタイルにも使いやすいのが特徴です。 

引用元:クリームタイプのワックス

硬めなハードワックス

ハードワックスは長時間ヘアスタイルをキープしたい人、髪が太めで直毛の人にオススメです。さまざまな動きをシッカリとキープできるので、普段はしないアップヘアなどに挑戦してみたい人にオススメです。 

クリームタイプと比べドライな質感なため、同じヘアスタイルでもクールな印象に仕上がります。たくさんの種類がありますので、カタログ等で探してみるのも楽しいでしょう。 

引用元:硬めなハードワックス

スプレーワックス

スプレーワックスは、ふんわりとしたエアリー感を演出したい人にとってオススメです。ワックスのカッチっとした感じも出しつつ、時間が経ってもベタつかないサラっと感はスプレーでしか出せません。 

スプレーをバランスよく付けるのが苦手な人は、クシを使うのがベストです。直接、髪に吹き付けるのではなく、クシにスプレーしてから使うとフワッとした自然な感じに仕上がります。 

引用元:スプレーワックス

アリミノ ピースフリーズ キープワックス

スーツスタイルにオススメのワックス剤です。メンズヘアワックスの中でも人気のあるワックスで、美容師も愛用しているワックスです。強力なホールド力だけでなく、香水のような爽やかな香りが魅力的です。髪に簡単に馴染ませるだけで立体的な束感ヘアを演出できます。 

ヘアアイロンなどで傷みがちな毛先に潤い感を持たせてくれる、ダメージケア付きなところも人気の秘密です。 

引用元:アリミノ ピースフリーズ キープワックス

アリミノ スパイスシスターズ フリーズ ワックス

アリミノシリーズとは違った質感のハードタイプのワックスです。髪質を選ばずに使える汎用性があり、幅広い髪質に使えます。軟毛から硬毛まで、がっしりスタイリングができるため、ワックス選びに困っている人にオススメです。 

引用元:アリミノ スパイスシスターズ フリーズワックス

ビジネスマンの髪型に似合うメガネは?

メンズのビジネスシーンでも合わせやすいおしゃれアイテムといえば、メガネがまず挙げられるでしょう。メガネのありなしで大きく印象を変えることができ、気軽にイメージチェンジをしてみたいという人におすすめです。

メガネの選び方としては、大きく「材質」と「フレームの形」、「カラー」の3種類に分けられます。

フレームの材質

ビジネススタイルに合わせるなら、メガネの材質はメタルフレームや薄めのセルフレームがおすすめです。
どちらもフレームそのものが大きく主張することがないため、フォーマルな場でも浮かずにこなれ感を演出できます。

フレームの形

フレームの形は、「ウェリントン」「スクエア」「ボストン」などがメンズにはよく好まれています。

「ウェリントン」は上側の辺が長く、下側に向けて細くなる台形のシルエットをしているフレームのことです。日本人に多いといわれている面長や丸顔の人に合うシルエットで、クラシックな印象を与えます。

「スクエア」はその名の通り長方形のシルエットというシンプルなフレームで、ビジネスシーンと非常に相性の良いシルエットです。よりフォーマルな印象を与えたい人にはぴったりの形です。

「ボストン」はこの中で最も立幅と丸みを感じさせるシルエットで、特に若い世代に支持を得ている形です。温厚で上品なイメージを与え、ベース型や逆三角形型など直線のパーツが目立つ顔型の人に向いています。

フレームのカラー

フレームのカラーは、スーツの色と揃えるとスマートな印象になります。

ブラックは王道の選択肢ではありますが、ビジネススタイルとの相性は抜群です。そのほか、フォーマル感がありつつも個性を演出したい人にはネイビーやブラウンなどがおすすめです。

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