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スーツのズボンが破けた場合の対処法!簡単な予防法や破れる理由まで解説

スーツのズボンが先に破れてしまい、ジャケットが残ってしまったという経験はないでしょうか。最近流行のスリムスーツなどは特に破れやすい傾向にあります。なぜズボンが破れてしまうかというと、着用時の摩擦が大きいためです。歩いているだけでも自然と股周りが擦れていってしまいます。スーツにテカリを見つけた場合は、繊維が擦れて寝ている状態なので注意が必要です。また、耐久力を超えた圧力が加わった場合にも破れてしまうことがあります。具体的には、ポケットに分厚いものを入れた、脚を組んだ、サイズがタイトすぎるなどの理由が挙げられます。この記事では、スーツのズボンが破れてしまった際にどのような対処をすれば良いのかを紹介するとともに、ズボンの品質を長持ちさせるための予防法についても解説します。ズボンが破れないようにするには、普段から状態確認をこまめに行う他、生地を傷めない着用の仕方が大切です。既製品のスーツのサイズがなかなか合わず、どうしてもスーツのズボンが破れやすくなってしまう方には、オーダーメイドのスーツをおすすめします。「オーダースーツSADA」では、ツーパンツスーツや、サイズの合ったスーツを提供することが可能です。お困りの際にはぜひ店舗へ訪れてみてください。

クールビズでズボンだけ履く機会も多いスーツ。
「いつもズボンが破けてジャケットだけ残ってしまう」
「ズボンが破けたけど自分でどうにか直せないの?」

と悩む人も多いでしょう。
ズボンは摩擦が大きく、最近流行しているスリムスーツも破れる場合が多いです。

そこでこの記事では「ズボンが破けた時の直し方」や「破れる理由」「予防法」を分かりやすく解説していきます。

スーツのズボンが破けた原因

補修された布

スーツのズボンが破れやすい理由は、摩擦や圧力が関係しています。
「スーツのジャケットより先にズボンだけ破けた」といった経験のある人も多いでしょう。
ズボンが破ける原因について分かりやすく解説していきます。

■着ている間に自然と摩擦が生じるため

スーツのズボンが破ける原因は、簡単に言うと「着ている間にたくさん摩擦が生じる」ため。
??履いていれば自然と股周りが擦れていきます。

歩いている間に生地が擦れますが、自転車通勤をしている人は通勤の間にも摩擦が大きいです。
またスーツにテカリを見つけた場合は、繊維が擦れて寝てしまっている状態なので注意して履きましょう。

■想定外の圧力が加わった時

スーツのズボンは「耐久力を超える圧力が加わった」時にも破けてしまいます。
想定外の雑な使い方が続くと、スーツが傷んでいき突然破れてしまうのです。

例えば、

ポケットに分厚いものを入れる

・脚を組む

・サイズがタイトすぎる

などです。

ポケットに分厚い物を入れるのはNG。
ポケット周りが破れる原因になります。

座った時にお尻周りの生地に圧力がかかって破ける人も多いです。
特に脚を組む座り方は、ズボンに負担がかかりやすいので避けた方が無難でしょう。

タイトなサイズ感のズボンも注意しましょう。
常に引っ張られている状態になるので、雑に扱うと突然破けてしまう場合もあります。

スーツのズボンが破けた場合の自力の対処法

アイロン

スーツがすぐに必要な時に、ズボンが破けてしまい焦ってしまう場合もあるでしょう。
そこで自力ですぐにできる簡単な対処法をご紹介していきます。

対処法1.アイロン接着布を使う

スーツのズボンが破けた場合、自宅のアイロンですぐに応急処置ができます。
100円ショップなどに売られている「アイロン接着布」を使います。
小さな破れであれば糸や布を使わずに、アイロン接着布だけで対応できるので便利です。

使い方は以下の通りです。

1.ズボンを裏返し、ほつれた穴の繊維を整えます。
糸を整えないと表から見た時に違和感があるので注意。

2.アイロン接着布を穴よりひと回り大きめに切ります。
角を丸くしておくとはがれにくいのでおすすめ。

3.裏から接着布を穴の上にかぶせ、当て布をしてアイロンを当てます。
時間や温度は商品の説明をよく確認しましょう。

4.熱が冷めるまで置いておけば完了です。

破れが大きく接着布が表から目立つ場合は、共布を間に挟みましょう。
共布はスーツを買った時についてくるスーツの切れ端です。
接着布を共布よりもひと回り大きく切り、「穴→共布→接着布」の順に並べてアイロンで接着すればOKです。

対処法2.ミシンで共布を縫う

ミシンが使える人は共布を縫って修理するのも、強度が増すためおすすめ。

直し方は以下の通りです。

1.ほつれた部分を綺麗にカットし整えておきます。

2.共布を穴よりひと回り大きく切ります。

3.ミシンの縫い目の間隔は小さめに設定します。
糸の色は目立たないようスーツに合わせた色を選びましょう。

4.裏から共布をかぶせミシンで縫って完了です。
共布の上をジグザグに何度も往復するように縫っていきます。
スーツの繊維に合わせた方向に縫うと目立ちにくいです。

ミシンを使った方が簡単ですが、無い場合は同じ方法で手で縫ってもOK。
手縫いは本返し縫いなどで細かく縫うのがおすすめです。

対処法3.緊急時は安全ピン・ホッチキス

どうしても緊急で破けたズボンを直したい時は、安全ピン・ホッチキスで仮止めするのもアリです。
身近によくあり、コンビニなどでも簡単に手に入るので、時間がない時も安心です。

方法は、ズボンの裏から破けた部分の布同士をくっつけ、安全ピンまたはホッチキスで留めるだけ。
穴が残ってしまわないよう、安全ピン・ホッチキスの針はなるべく細いものを選びましょう。

あくまで応急処置ですが短い時間であれば効果的です。
生地が傷んでしまうため、自宅に帰ったらすぐに外しておきましょう。

応急処置に接着剤は絶対にNG

接着剤を使って破けた箇所をふさぐのは絶対にやめましょう。

接着剤は一度つけてしまうと二度と取れません。
接着剤を着けてしまったスーツは、後で改めて修理しようと思ってもできなくなってしまいます。
生地にダメージを与える恐れもあるので、絶対に避けるようにしましょう。

ジャケットが余った場合、ジャケパンスタイルとして着る

スーツのズボンが破けて残ってしまったジャケットは、ジャケパンスタイルで使うのもおすすめ。
ジャケパンスタイルとは、上下セットのスーツではなく、別々のジャケットとズボンを合わせるコーディネートです。
ジャケットと同じセットのズボンを再度作るのは難しいため、残ったジャケットを有効活用していきましょう。

例として、ネイビージャケットにグレーやベージュのパンツを合わせると、バランスの良いコーディネートに。
グレージャケットにネイビーやベージュのパンツを合わせると、大人っぽさを演出できるのでおすすめ。

ジャケパンスタイルのジャケットは、カジュアルな雰囲気なものが多いです。
そのため、フォーマルすぎるスーツや光沢感のあるスーツは合わないかもしれません。
カジュアルな雰囲気に合う、着丈の短めのジャケットを選ぶと良いでしょう。

破れてしまったスーツのズボンは捨てるしかない?

スーツのズボン

破けたスーツのズボンは必ずしも捨てる必要はありません。
ここまでは自分で直す方法を紹介してきましたが、応急処置に過ぎません。
時間に余裕があれば、修理専門店できちんと直してもらうのがおすすめ。
そのまま使うとまた穴が空いてしまうなど強度に心配もあります。

修理専門店が近くにない場合は、クリーニング店でも修理サービスを取り扱っている店舗があります。
最近では宅配でスーツの修理ができるサービスもあるため積極的に利用してみましょう。
料金は穴の大きさや補修方法によって大きく変わるので、しっかり相談しておきましょう。

破れたズボンを修理にだそう

ミシン

破けたズボンは応急処置だけでなく本格的に修理しましょう。
主な修理方法について2つ紹介します。

修理方法1.ミシン刺し(ミシンタタキ)

「ミシン刺し」は、破けた箇所の裏側に共布を当てて、スーツと同じ色の糸で縫って修理する方法です。
先ほど自力でできる対処法でも紹介した方法ですが、修理店ではプロの手でよりきれいに高い強度で補修できます。

【メリット】

・大きい破れでも対応できる。

・修理料金が比較的安い。(数千円ほどが目安)

【デメリット】

・修正跡が比較的残りやすい。
ズボンの股など目立ちにくい場所におすすめ。

修理する場合は共布があると料金が安く済みます。
購入時についてきた共布はしっかり手元に残しておきましょう。

修理方法2.かけつぎ(かけはぎ)

「かけつぎ」は、共布から糸を引き出して織り込んでいく修理方法です。
繊維を1本1本手作業で織り込むため、プロの高い技術を必要とします。

【メリット】

・修理の跡がほぼ分からない。

【デメリット】

・修理料金が高額。(小さな穴でも1万円を超える場合も)

・大きい破れは高額になってしまうため対応できない。

料金が高いので大切なスーツの修理の際に使うと良いでしょう。

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あらかじめ破れないための予防をしておこう

座っているスーツの男性

ここまでは、スーツのズボンが破けた場合の対処法を紹介してきました。
破れてしまってから焦るのではなく、あらかじめ予防をしておくのも大切。
ここからはズボンが破けないための予防法を5つ紹介していきます。

■ズボンのサイズを合わせる

そもそもサイズの合っていないズボンを履くと破れやすくなります。
近年スリムスーツも流行っていますが、サイズが小さいと常に圧力がかかった状態になるため破れやすくなってしまうのです。

スーツのズボンは3つのサイズを意識して購入すると良いでしょう。

・ウエスト
ベルトを付けた時に「ズボンと体の間に手のひらが1つ入る」のが目安。

・ヒップ
「お尻周りにたるみがなく、屈みやすいか」が目安。

・太もも裏
立った状態で「太もも裏を指でひとつまみできる程度」が目安。

筋肉があり太ももが太い人は、既製品のズボンだと股下に圧力がかかる場合も。
そんな人にはオーダースーツもおすすめ。
オーダースーツSADAでは、1人1人の体の形に合わせて、ぴったりのズボンを作成できます。
ぜひお試しください。

■クリーニングや洗濯の頻度を抑える

クリーニングや洗濯の頻度が多いのも、ズボンが破けてしまう原因に。
特に水洗いはスーツの素材に負担がかかりやすく、スーツの寿命も短くなります。
クリーニングや洗濯は夏場は月に1?2回、その他の季節は1シーズン1~2回に抑えると、スーツも長持ちするでしょう。

■スーツは連続で着用しない

スーツの負担を少なくするためには、同じスーツを連日使わないのが重要。
スーツの素材は休ませると水分が蒸発し、本来の回復力で自然と元に戻ります。
休ませずに連続して着用すると、ダメージが回復されずどんどん傷んでしまいます。

1度着たスーツはハンガーで休ませ、ローテーションして着るようにすると長持ちします。
目安として「中2日」休ませると良いでしょう。
そのためスーツは3着以上あるとベストです。

着用頻度が少ない方でも2着以上用意しましょう。
ズボンが破けた際に修理に出す間、着るものに困りません。

■股にシック加工をする

「シック加工」と呼ばれる、股の内側の補強加工を入れたズボンを購入すると、股部分の破れを防止できます。
既製スーツにはあまり付いていませんが、オーダースーツを購入する場合は、オプションで追加できます。
オーダースーツSADAでは、シック加工のオプションも取り扱っているので、ぜひご相談ください。

■ツーパンツスーツ(スペアパンツ)を購入する

ズボンが破けた時のために、あらかじめ「ツーパンツスーツ(スペアパンツ)」を購入するのもおすすめ。
ツーパンツスーツとは、ジャケット1着に対して、ズボン2本をセットで販売している商品です。

夏場はズボンだけ履く機会も多いので、ジャケットに比べ先にズボンがダメになりやすいです。
その際、ズボンだけジャケットに合わせて買い換えるのはとても難しいです。
時期が変わると、生地の色や状態、デザインが微妙に変わってきます。
同じお店の全く同じ種類のズボンでも、時期が違えば違和感となってしまうのです。
そのためあらかじめ2本ズボンを購入しておくと安心です。

ツーパンツスーツは、ズボン2本をローテーションして履くのが大切。
1本目がダメになってから2本目を履くと、ジャケットの劣化具合と新品のズボンの雰囲気がチグハグになってしまうためです。

ズボンがダメになると、ジャケットをジャケパンスタイルで着るか、新しくスーツを上下購入しなくてはなりません。
ズボンが破れやすい方、夏場にズボンだけ履く機会が多い方は、ぜひツーパンツスーツを購入しましょう。

オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?

オーダースーツSADA

スーツのズボンが破けた場合は、焦らずに自分で補修したり修理に出したりしましょう。
日頃からの対策や購入の仕方を工夫すれば、スーツの破れを予防できます。

スーツのズボンが破れる原因には「ズボンのサイズ」も関係してきます。
オーダースーツSADAでは、あなたの体の形に合わせたオリジナルのフルオーダーメイドスーツを作成できます。
ズボンの破れにお困りの方は、オーダースーツSADAでオーダーメイドスーツを検討してみてはいかがでしょうか。

オーダースーツSADAでは「シック加工」のオプションもご用意しています。
シック加工はズボンを股ずれ防止用のあて布で補強。
表地に汗が伝わりにくくなり生地を劣化から守る機能があります。
「シック加工」は+1,000円(税込1,100円)からお仕立てできます。
※2022年9月21日時点の価格です。価格は変更になることがあります。

オーダースーツSADAではシック加工だけでなく、高級ボタンや機能性裏地など豊富なオプションをご用意しております。
こだわりが強い方でも満足いただけるオプションが充実しています。
オーダースーツ未経験の方もぜひお気軽にご利用ください。

スーツは摩擦に弱く、歩いているだけでもダメージが蓄積してしまいます。また、圧力がかかることにも弱いため、普段からポケットに分厚いものは入れないようにしましょう。他にも、脚を組むクセをつけないことや、身体のサイズに合ったものズボンを着用するということが大切です。万が一破れてしまった場合、自力で補修する方法はありますが、絶対に接着剤を使ってはいけないということを忘れないようにしましょう。「アイロン接着布をつかう」「ミシンで共布を縫う」の他、緊急時は「安全ピンやホッチキスで塞ぐ」といった手段も有効です。プロに補修を頼む際は、破れた箇所や破れ方によって適した補修方法が違うことを理解しましょう。ミシン刺しは大きい破れでも対応でき、修理料金が比較的安く設定されています。修正跡が比較的残りやすいため、ズボンの股など目立ちにくい場所におすすめです。かけはぎは修理の跡がほぼ分からない代わりに、修理料金が高額です。そのため、大きい破れは高額になってしまうため対応できない場合があります。「オーダースーツSADA」では、自分にジャストフィットのズボンやツーパンツスーツをお手軽に作れます。ぜひ店舗に訪れてみてください。