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スーツにニットを合わせておしゃれに着こなす! ワンランク上のメンズコーデにする方法を解説

今回は肌寒くなってきた季節でスーツに合わせて活躍する、ニットの着こなし方をご紹介します! スーツ以上に種類のある商品の中から、自身に合ったものを選びおしゃれなメンズコーデを目指しましょう!

セーターとニットの違い

セーターとニットって同じものでしょ? 思うかもしれません。
確かにほとんどが同じものとして扱われていますが、実はしっかりとした違いが存在しています。

セーターとは「ニット素材」で制作された「トップス」のことで、反対にニットは「一本の毛糸」で制作されたものです。
ニットはトップスと思われるかと思いますが、ニット生地を使用するアイテムはその他にも存在するため「ニット=服」というわけではないのです。

またニットはセーターよりも伸縮性に優れており、シワになりにくく着心地がいいのが特徴です。

余談ですが、ニットの一種には「スウェット」があります。
スウェットとは平編みされた物の名称なんですよ。

スーツに合わせるニットの役割

スーツにニットを合わせることで防寒対策になるのはもちろん、主張が強くなりすぎない程度にカジュアルさを表現することができます。

やはりビジネスマンが着用する時は、外回りであったり寒さにさらされることもあります。
そういったときにおしゃれに着こなし、防寒するのがニットの役割です。

オフィスでもジャケットを着用していなくてもいい程の室温の時がありますよね。
だけどこの季節にワイシャツだけってのも少し寒い,,,そんな時こそニットの出番です。

というのも、ニットが取り入れられた理由は、平成17年頃から環境省が推奨してきた「ウォームビズ」という室温20℃で快適に過ごす生活様式が浸透したからです。

ウォームビズと聞いてピンと来ない方もいるでしょう。
しかし私たちは意識せずともこの生活様式に近いライフスタイルでいるのです。

よって会社のオフィスでもニットの着用シーンが増えてきたんですよ。
ちなみにウォームビズのコツは、「首・手首・足首」を暖めることを意識することです。

スーツの下に合うインナーとは

基本的にニットを着用するとインナーが目立たなくなるため、特にNGがあるわけではありません。
しかし寒くなってくると着がちなのがタートルネックのような、シャツからインナーが見えてしまうものです。

スーツを着用するうえで首からインナーが見えてしまうのは美しくないため着用は避けましょう。
また白のワイシャツを着用する場合、インナーの色にも気を付けましょう。

例えば黒のインナーなどは白のワイシャツに透けてしまい濁ったような色に見えてしまいます。
首元しか見えてない場合でも全体の印象に影響するので見えないアイテムにも配慮して選びましょう。

基本的にはインナーの色はワイシャツの色に合わせましょう。

スーツに合わせるニットの種類

はじめにニットには大きく分けて3種類存在します。

シンプルな「ニットベスト」と「セーター」そして「カーディガン」です。
どれも同じ生地が使用されることが多いですが、それぞれで違った特徴があります。

ニットベスト

ニットベストは袖がないため、ジャケットを着用したときに重圧感がでません。
サイズ感が大事になるスーツにはうれしいポイントですね。

セーター

セーターはニット以上に色や柄が豊富なのが特徴です。
ジャケットなしでも全体のシルエットが綺麗にまとまります。
スッキリとした印象で着こなせる事ができます。

カーディガン

カーディガンはニットやセーターとは違い前開きでボタンがあるのが特徴です。
ボタンがあることで着脱しやすく、季節の変わり目で温度調節がしやすいアイテムです。

どれも首の形は「丸首タイプ」と「Vネックタイプ」があります。
丸首のタイプは着用時にネクタイの結び目が見えなくなります。
ノーネクタイでの着用ができるためとても使いやすいアイテムです。

Vネックタイプはネクタイの結ぶ目が良く見えるので、選ぶ際はバランスを意識しなくてはなりません。

種類が豊富な分、色柄を意識して見ると気を付けなければならないポイントが多く出てくるかと思います。

次はそんなニットの色柄について見ていきましょう。

スーツに合わせるニットの色柄

おしゃれに着こなすのなら大事にしたいポイントの一つ、ニットの色や柄は特に意識したいですね。
色や柄はスーツの印象をコントロールしやすい素材であり、うまく選ぶとおしゃれ度が格段と上がりますよ。

ニットの定番色は「ネイビー」「グレー」ですね。
ビジネスシーンでも使える色でスーツとの相性が良いです。
ビジネスシーンで着用するスーツに合わせるのなら色は主張の強くなりすぎない落ち着いたものが良いですよ。

基本的には無地のものが好ましいです。
ニットに柄を入れるとカジュアルさが強くなりすぎてしまうので、ものによってはビジネスシーンには適さないものがあります。

色柄で印象を整えるために、意識しなければならないポイントと肝心なニットの選び方についてお話しします。

ニットを選ぶ際のポイント

ニットの選び方は、お持ちのスーツの色や柄を考慮するのはもちろん、着用シーンにも配慮しなくてはいけません。

ニットを合わせる際に意識していただきたいのは、着用場面でどのような印象でありたいのかを想像することです。

一般的にニットを合わせる際はビジネスシーンでの着用を目的とした方が多いかと思います。
考慮しなくてはいけないのが、職場での立場や環境です。

着用シーンでの注意点は後ほど解説いたしますが、選び方の基本は周りの環境に合わせることです。

なので無地で落ち着いた色味のものを選ぶのがベストですよ。
スーツの美しさは目立つことで演出されるものではなく、一歩引いた美しさが上品なのです。

色味の濃いもの同士でスーツとの統一感を持たせ、コーディネートすると全体のバランスを崩すことなく着こなせますよ。

選び方のポイントは同系色でまとめることです。

スーツカラー別のニットの着こなし方

先ほど同系色でまとめることがスーツとニットを着用するうえで大切だとお話ししたので、次はカラー別での着こなし方法を解説いたします。

スーツの定番色といえば、「黒」と「ネイビー」ですね。
黒はどんな色のニットでも着こなしやすいのが特徴ですが、スーツの色によって印象が変化しやすいネイビーを中心にお話しします。

ビジネスシーンで多く着用されるのが「ネイビー」と「ダークネイビー」が多いです。

どちらの色のスーツも同系色のニットが合うのはもちろんですが、定番のグレーニットも相性が良いです。
落ち着いた色味でスマートな印象を与えることができます。

ビジネススーツのスタイルにおいては受け入れられている色ですが、新入社員の方が着用するのは避けましょう。
ゆるく見られる場合もあるため、着用の際は環境を見定める必要があります。

ネイビースーツ+ワインレッド

色味の濃いものでしたら、ワインレッドもとても相性が良いですよ。
深い色味の赤には、誠実で真面目な印象を与える効果があります。ただしワインレッドのコーディネートはやや上級者向けと言ってもいいでしょう。

グレー同様に着用する際の環境に配慮するのはもちろん、目立たないと思われがちなネクタイの色も考慮しなければならないからです。

ネイビースーツ+グリーン

意外な組み合わせはグリーンニットです。
カジュアルな印象が少々強くなる色ですが、組み合わせる際のポイントはどちらかの色味を抑えることでバランスを保つことができます。

もちろんどちらの色味も濃くするのも落ち着いた「大人カジュアル」な印象になって素敵です。
ただし、着用できる場面は「オフィスカジュアル」が推奨されている職場に限ります。

どうしてもビジネスシーンにおいてグリーンは派手な色という認識があるため、十分に考慮する必要性があるので気を付けましょう。

ここまではネイビースーツの合わせ方でしたが、他の色のスーツでもおしゃれに着こなす方法をご紹介します。

グレースーツ+ネイビー

ネイビースーツにグレーのニットが合うように反対の組み合わせでも相性は抜群です。
グレーの面積が広くなることで、品格や知性を感じさせるコーディネートが出来上がります。

ニットの色味は程よく濃いものがよく、明るくしてしまうと全体のトーンが明るくなりすぎてしまい、ビジネスシーンでは許容されないカジュアルさへと変化してしまうので気をつけましょう。

グレースーツ+ワインレッド

シックな印象のグレースーツに差し色のワインレッドを加えることで「シャープで洗練された」印象になります。

どちらの色もおしゃれな色という認識が強いため仕事のできる都会的なイメージを与えることもできます。
ビジネスシーンだけでなくプライベートでも着こなせる特におしゃれな組み合わせです。

グレースーツ+グリーン

またこちらも意外な組み合わせだと思う方も多いでしょう。
この組み合わせはいわゆる「アースカラー」といい自然をイメージした色です。

なので季節感を演出することができ、温かみのあるコーディネートに仕上がります。
グリーンの色味を濃くすることで渋さを取り入れることができるので、幅広い年代で着用することができるのです。

これらが主にビジネスシーンでも着用いただける組み合わせになります。
もちろんこれだけではありません。
着用シーンを考慮すれば他のコーディネートにも挑戦できます。

では具体的にニットを着用するシーンとはどこなのか見ていきましょう。

ニットを着用するシーンとは

ざっくりとした答えは冠婚葬祭を除く、主にフォーマルな場面です。
冠婚葬祭といっても結婚式の二次会のようなカジュアルなシーンは除きます。

基本的にはビジネスシーンでの着用を考えている方が多いのではないでしょうか。
一概にビジネスシーンと言っても、仕事内容によっては適さないシーンも存在します。

例えば大事な商談や、謝罪しなくてはならない時。
改まった場面ではニットの着用は望めません。
改まった場面で分類するのならビジネスシーンだけでなく、ドレスコードのあるお店なども含まれます。

ニットを着用するにはいくつかの条件も存在します。

ビジネスシーンでの着用なら、何度もお話ししている職場での自身の立場と職場の環境です。
それぞれの会社で決められたルールがあります。
職場の環境は時間が経つにつれて把握することができますが、立場的な関係は勤務年数を参考にしましょう。

もちろんどんなにオフィスカジュアル化が推奨されていても、新入社員の着用は印象の低下につながります。
あくまで平均的な目安は勤務開始から1年以上経過した後です。

防寒として着用したいがお客様との関わりが多くて着れないという方はカーディガンがおすすめです。すぐに着脱できるからこそ仕事中にスタイルチェンジできるのでとても便利ですよ。

少々長くなってしまいましたが、スーツ同様に着用シーンに適した色柄のものを選んでいただきたいのです。
寒くなってくる季節に、ニットに合うスーツを用意するなんて選択もアリです。

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千地 淳子