キャバルリーツイルで作られたスーツの魅力とは?おすすめの生地や着こなし方を紹介のアイキャッチ画像
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キャバルリーツイルで作られたスーツの魅力とは?おすすめの生地や着こなし方を紹介

キャバルリーツイルとは何か?

キャバルリーツイルは、綾織が急傾斜でなおかつはっきりと綾織の畝が見える生地です。スポーティーさがある一方で、生地特有の光沢からはドレッシーさも感じられます。スーツや乗馬服、運動用のユニフォーム、オーバーコートなど、さまざまな衣類に適した生地です。この記事では、キャバルリーツイルの魅力やおすすめの季節、スーツに適した色などを紹介します。また、キャバルリーツイルをオーダーメイドで仕立てる時のメリットも解説しているので、自分だけの1着が欲しいと考えている方はぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

キャバルリーツイルとは、綾織が65度の急傾斜となっており、なおかつはっきりと綾織の畝が見える生地を指します。キャバリーツイルとも呼ばれます。元は馬に乗った騎兵隊(Cavalry)の制服が由来で、彼らがキュロットに使用していた丈夫で耐久性・弾力性に優れた織物です。現代においても、スポーティーな服装やカジュアルウェア、ユニフォームなどに用いられ、運動量の多いパンツやスラックスに最適です。主に羊毛梳毛や、コットンで作られます。

キャバルリーツイルは古くからある伝統的な生地ですが、近年「クラシック回帰」の流行から再注目され、さまざまな生地ブランドで見られるようになりました。

キャバルリーツイルで作ったスーツにある魅力

キャバルリーツイルの生地はスポーティーさがある一方で、生地特有の光沢からドレッシーさも感じられます。スーツを作った場合、カジュアル以上・ドレス未満でビジネスシーンにおいても非常に使いやすいでしょう。

また、キャバルリーツイルはしっかりとしたハリとコシがありつつも、適度な弾力性と伸縮性を備えています。そのため、着用時は堅苦しさを感じず快適に過ごせるでしょう。スラックス単品でオーダーする方も多くいるようです。

キャバルリーツイルのジャケットの場合、襟の折り返しがとても美しく仕上がります。シワになりにくいのもビジネススーツでは重要なポイントと言えるでしょう。角度によっては玉虫色にも見えるため、エレガントな印象も与えます。

キャバルリーツイルで作られる生地について

前述のように、キャバルリーツイルは丈夫で弾力性に富んでいる生地です。そのため、スーツから乗馬服、運動用のユニフォームなどに特に適しています。ハリ・コシがあってウェイトも400g以上と頑丈なので、単品のパンツやオーバーコートの生地にもぴったりです。

また、従来は厚く重く作られることが多かった生地ですが、イタリアのブランドから出されるものは急傾斜の綾織の雰囲気を保ちつつ、軽く柔らかめに作られています。より快適な着心地を感じられるでしょう。

キャバリーツイルのスーツを作るなら色は何がいいか?

キャバルリーツイルの代表的な色と言えば、トープ(ベージュ)とされています。トープ色の生地で仕立てたスーツはクラシカルな印象が強くなるので、個性的なおしゃれが楽しめるでしょう。

ブラックやネイビーのキャバルリーツイルは、ツヤ感と滑らかさが強く出るため、ワイルドな印象となります。使い勝手の良さに加えて、かっこよさを演出したい方にもおすすめです。

ミディアムグレーの生地はナチュラルな光沢感があり、特に使いやすい色とされています。オン・オフどちらでも着用できる上品さがあるので、使い勝手抜群です。

キャバルリーツイルのスーツを作るならオーダーメイドがおすすめ

キャバルリーツイルのスーツを購入するなら、オーダーメイドがおすすめです。ここでは、スーツにおけるオーダーメイドの種類やメリットを紹介します。

オーダーメイドの種類

オーダーメイドには「フルオーダー」「パターンオーダー」「イージーオーダー」の3種類があります。フルオーダーは、細かく採寸したサイズを基にオリジナルの型紙からスーツを作成します。パターンオーダーやイージーオーダーは、あらかじめ用意された型紙の中から自分の体型に合うものを選び、サイズ調整します。

値段は少々高くなりますが、オーダーメイドで自分専用に作られたスーツは体にフィットし、快適に過ごせるでしょう。オーダーメイドで作ったスーツをオーダースーツと呼びます。

自分の体型に合わせたスーツを作れる

スーツの満足度に大きく影響するのが「着心地」です。どんなにスタイリッシュでトレンドをおさえていたとしても、着心地が悪ければ着用する回数は減ってしまうでしょう。これでは非常にもったいないですね。

実は既製スーツの場合、元の型紙が体型にぴったり合う方はほとんどいません。しかし、複数のスーツ店に出向いて自分の体に合った型紙から作られたスーツを探し出すには、多くの時間と手間がかかります。

オーダーメイドのスーツであれば、体を細かく採寸して自分だけの型紙を作ってもらえます。自分の体形に合ったスーツができあがるので、着心地も保証されます。

スーツの生地やデザインにこだわれる

出勤時間帯に歩いている人々を眺めてみると、皆似たような恰好をしています。既成のスーツはベーシックなデザインが多いため、どうしても似てしまうのです。既成のスーツに物足りなさを感じ、「スーツスタイルでも自分らしさを出したい」「もっと生地にこだわりたい」と考えている方は多いのではないでしょうか。

オーダースーツであれば、自分好みの生地選びからデザインのカスタマイズまで、とことんこだわってスーツを作れます。シルエット・襟型・ボタンの数や種類・ポケットの形・裏地など、自分らしいカスタマイズが可能です。型紙から作り上げた世界に1着のスーツになるため、満足度は非常に高くなるでしょう。

注意点として、生地や選択するパーツの種類によって料金が異なってきます。しっかりと確認しながらオーダーしましょう。

オーダーメイドで作ったスーツは長持ちする

小さいスーツを着用していると生地がこすれ合い、やがて破れてしまいます。特に脇の下や股部分などは摩耗が起こりやすく、破れやすい箇所です。また、大きいサイズのスーツはシワやヨレができやすく、結果として寿命が短くなる傾向にあります。

その点、オーダースーツはフィット感を大切にしており、好みのシルエットでサイズの調節が可能です。サイズの合ったスーツは生地の摩擦や負担が少ないため、劣化を防ぎ長持ちします。

また、既製品のスーツと比べるとオーダーのスーツ生地は上質な生地が使われているケースが多く、これも長持ちする理由のひとつでしょう。

仕事での印象が良くなる

ビジネスにおいて、多くの人は無意識に「相手の身なり」を観察しています。特に重役クラスの方やファッションに造詣の深い方の中には、見ただけでスーツの良し悪しが分かる場合もあります。そのような方を相手に仕事をする時に役立つのがオーダースーツです。たとえば、営業で大きな仕事を決めたい時などにオーダースーツを着ていくのも良いでしょう。自身のモチベーションアップにもつながります。

2回目以降のオーダーが簡単

オーダースーツは初回に詳細な採寸をするため、その後の体型に変化がなければ2着目からは採寸の必要がありません。生地や付属品を選ぶだけなので手順が簡単になります。

また、1着目のオーダースーツに着慣れてくると「次はもっとこうしたい」と思う部分が出てくるかもしれません。次のオーダー内容を考えることも楽しくなるでしょう。

オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?

オーダースーツSADAは、オーダースーツを取り扱っている専門店です。全国にチェーン展開しており、その店舗数は日本最大級です。また、オーダースーツSADAは2023年に創業100年を迎える老舗企業です。長い歴史と伝統から培ってきた技術とノウハウを活かし、高品質のオーダースーツをリーズナブルな価格で提供しています。

オーダースーツSADAがこれまでに仕立てたスーツは500万着以上に上り、タレントから政治家、YouTuberに至るまで多くの方々が着用しています。どのような体型にもフィットし、長い期間愛用できる「お気に入りの1着」が手に入るでしょう。

オーダースーツSADAでは今回ご紹介した「キャバルリーツイル」を使用したスーツも取り扱っています。個性的で快適な着心地であるのに加え、上質で長持ちする「キャバルリーツイル」生地で、スーツを仕立ててみてはいかがでしょうか。