人生で初めてスーツを着る機会が「大学の入学式」という方は多いのではないでしょうか。
どんなスーツを揃えて、インナーや靴はどんなものをチョイスすればいいのか、知らないと見当もつきませんよね。
今回は、大学の入学式で着るスーツの基本の選び方や、購入のタイミング、男女別のスーツの着こなしチェックポイントについて解説しています。
この記事を読んで、大学の入学式で着るスーツのポイントをバッチリ押さえていきましょう!
大学の入学式で着るスーツの選び方
大学の入学式で着るスーツは、主に色・柄に気を配る必要があります。
以下の5つのポイントに気を付けましょう。
・スーツの色は黒が基本
・若々しく見せたい場合はネイビーもおすすめ
・グレーを選ぶなら色の濃いものに
・スーツの柄は無地が基本
・派手すぎなければストライプも
それぞれのポイントについて解説していきます。
スーツの色は黒が基本
大学の入学式で着るスーツは、「礼服」に近い黒が基本です。
とはいえ、フレッシュな大学生活のスタート、黒以外の色で若さを出していくのも一考でしょう。
とはいえ黒が基本であることを念頭に置き、派手過ぎない色をチョイスすることをおすすめします。
若々しく見せたい場合はネイビーもおすすめ
若さを出すためにネイビーをチョイスするのもいいでしょう。
ただし、入学する学校の校風によっては、華やかすぎて合わない場合があります。
過去の入学式の様子などを観察し、ネイビーでも大丈夫かは確認した方がいいですね。
グレーを選ぶなら色の濃いものに
グレーを選ぶのも悪くはないですが、白よりも黒に近い「ダークグレー」もしくは「チャコールグレー」と呼ばれる色をチョイスしましょう。
白に近いグレーは派手すぎて浮いてしまう危険性が高いです。
落ち着いたグレーを選んだ方が他のアイテムでのバリエーションの選択肢も増えるのでおすすめです。
スーツの柄は無地が基本
スーツの柄も、「礼服」を基準として考えると無地が基本です。
無地をチョイスしたうえで、他のアイテムで少し華やかさを出していくのがいいでしょう。
ネクタイや靴で地味すぎないように若干の変化をつけていきたいですね。
派手すぎなければストライプも
派手すぎず浮かない程度であればストライプ柄も選択肢です。
基本的に、目立たない「シャドーストライプ」を選ぶのがよいでしょう。
とはいえある程度目立ってしまうことは間違いないので、他のアイテムはシンプルに揃えることをおすすめします。
そもそも大学の入学式で着るスーツはいつ買うものなのか?
大学の入学式に着るスーツは1~2月に揃えていくのが基本となりますが、時期によって店頭に並ぶスーツが変わります。
以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
・新作が欲しいなら1月末~2月初旬
・2月中旬からはセールやキャンペーンが増える
・3月でも十分に間に合うが注意点もある
それぞれ、解説します。
新作が欲しいなら1月末~2月初旬
一般的に、新作のスーツが出てくるのは1月末~2月初旬です。
流行の最先端を取り入れたコーデで入学式に出席したい方は、このタイミングを狙ってスーツを揃えましょう。
ただし、新しいものを買うということは、それなりに費用が掛かる点には注意が必要です。
2月中旬からはセールやキャンペーンが増える
2月中旬ごろから、各社でセール・キャンペーンが始まり、お得にスーツを揃えられる可能性があります。
「なるべく安くスーツを揃えたい!」という方はこのあたりのタイミングを狙うといいでしょう。
ただし後半になってくると、売れ残った人気のないスーツが増えてくるのでその点には注意です。
3月でも十分に間に合うが注意点もある
3月にようやく合否が決まり、そこからスーツを揃える場合でも十分に間に合います。
ただし、欲しいデザインのスーツはもう売り切れていたり、高いものが残っている場合が多いです。
また欲しいスーツを取り寄せたくても、入学式に納期が間に合わない場合があります。
選択肢も狭くなってしまうので、合否が決まっていなくてもスーツだけは先に揃えておくと安心です。
スーツを購入するにはどこへ行けばいい?
スーツを購入するには主に以下2つの選択肢があります。
・一般のスーツ専門店
・オーダースーツブランド
それぞれ、簡単に解説します。
一般のスーツ専門店
町によくあるスーツ専門店でスーツを用意するのがもっとも簡単でポピュラーな方法です。
先述したようなセール・キャンペーンでお得にスーツを揃えられる可能性もあります。
どんなスーツを揃えればいいか分からない場合でも、スタッフに聞けばしっかりチョイスしてくれて安心です。
オーダースーツブランド
スーツをオーダーして作ってもらうという方法もあります。
人生でおそらく1度しかない大学の入学式、オシャレにバッチリ決めたい方にはこの方法もおすすめです。
正確な採寸や生地・色・柄の組み合わせから、この世にたった一つのあなただけのスーツを仕立てます。
入学式からオシャレに個性を出していきたい方は、ぜひスーツをオーダーしてみましょう!
新大学生でメンズスーツをおしゃれに着たい人へ
大学の入学式でレディーススーツをオシャレに着こなすためには、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
・ワイシャツは白が基本
・ネクタイは青がおすすめ
・ベルト・靴は色を合わせて統一感を
それぞれのポイントについて、解説していきます。
ワイシャツは白無地が基本
大学の入学式では、ワイシャツは白無地が基本です。
しかし、他の色がダメということはなく、派手でなければOKでしょう。
白以外で特に着用が多い色はブルーとピンク。
色の濃いスーツと合わせるため、どちらを合わせる場合も色の淡いものを選ぶといいでしょう。
ネクタイは青がおすすめ
大学の入学式でのネクタイは、フレッシュな印象の青がおすすめです。
とはいえ特にルールがあるわけではないので、派手すぎなければなんでもOKでしょう。
柄は無地またはストライプ・ドットを選び派手過ぎないものをチョイス。
目立ちすぎず、地味すぎずを意識して選んでいきましょう。
ベルト・靴は色を合わせて統一感を
靴とベルトは同じ色で合わせるととても統一感が出てすっきりと見えます。
ただし、靴・ベルト・スーツが全部同色になってしまうことは控えましょう。
また、靴は紐付きのビジネス用革靴が基本です。
靴を先に選び、靴のチョイスに合わせてベルトを決めていきましょう。
新大学生でレディーススーツをおしゃれに着たい人へ
大学の入学式でレディーススーツをオシャレに着こなすために、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
・レディーススーツは特に寸法に気を遣う
・パンツ・スカートの選択肢がある
・アクセサリーやインナーカラーでちょっぴりアレンジ
それぞれ、解説していきます。
レディーススーツは特に寸法に気を遣う
レディースの場合は特に、体のラインにしっかり合ったスーツを選ばないと見た目が崩れてしまいます。
寸法で気を遣うべき点は以下の4つです。
・肩幅:だらしなく見えないようにピッタリサイズに
・袖丈:手首より1cm長い程度がもっとも美しい
・胸・腰:バストやヒップのサイズにピッタリ合わせ、シワができないサイズに
・着丈:短すぎず長すぎず、バランスの良い長さに
しっかりした見た目にするためにこの4つは押さえておきましょう!
パンツ・スカートの選択肢がある
レディーススーツには下をパンツ・スカートどちらにするかという選択肢があります。
パンツの場合は知的さ・スマートさを印象付けることが可能です。
対してスカートの場合は、女性らしさ・フレッシュさを印象付けられます。
一般的にはスカートの方が人気ですが、入学シーズンは肌寒いため、寒さに弱い方はそれを見越してパンツで出席するのもありでしょう。
大学に指定されない限りはどちらがダメということは基本的にないので、自分のイメージ・用途に合った形で選ぶのがおすすめです。
アクセサリーやインナーカラーでちょっぴりアレンジ
派手すぎないアクセサリやインナーカラーをチョイスし、ちょっとしたオシャレ感を前面に出していきましょう。
アクセサリのおすすめは、シルバー・ピンクゴールドのネックレスです。
インナーカラーも、淡いピンクなどが華やかで女性らしい印象を出してくれます。
フレッシュさを優先したい場合は薄めの青などもいいでしょう。
フリル・リボンがついたインナーでオシャレさを演出するのもひとつです。
なるべく統一感のある色を選ぶイメージで、オシャレにコーデしてみましょう!
大学式の入学で着たスーツを普段着に使ってもいいのか?
結論から言うと、大学の入学式に着たドレススーツを他の用途で着回すことはおすすめしません。
大学の入学式で着るスーツは、ビジネスシーンで着る一般的なスーツと明確な違いがあるのです。
以下の4つのポイントについて解説します。
・本来入学式で着るのは「礼服」
・リクルートスーツと兼用することもある
・リクルートスーツを兼用してもいいが流行の廃れに注意
・仕事で着るのは基本的にNG
それでは、解説していきます。
本来入学式で着るのは「礼服」
本来、入学式や冠婚葬祭など改まった場で着用するのは「礼服」と呼ばれるスーツです。
礼服は基本的にブラックを基調とした濃い色で、肩などがぴっちりとした構造になっています。
また、艶や光沢がなく、この点でビジネススーツと明らかに違います。
屋内で見る分にはそこまで大きな差を感じませんが、ひとたび外に出ると質感が明らかに変わるのです。
「バレないだろ!」と思って入学式からビジネススーツを着る方もいますが、特に写真などに映ると案外はっきり分かるので避けた方が無難でしょう。
また、礼服だからと言って真っ黒すぎるものを選ぶと喪服のイメージになってしまう点も注意してくださいね。
リクルートスーツと兼用することもある
最近では、大学の入学式用にリクルートスーツと兼用したスーツを選ぶ方もいます。
コストの面から見ても着る回数の少ないスーツを着回せるのは大きなメリットで、スーツを買ってあげる親御さんの側としてもできればそうして欲しいということは少なくないでしょう。
リクルートスーツは、黒・ネイビーを基調としたスーツで、艶・光沢があまりないのが特徴です。
生地のポリエステル・ウールの割合がビジネススーツと異なるため、シワが形成されにくい代わりに質感が落ちています。
しかし礼服に近い質感となっているので、大学の入学式で着ても見た目上はあまり差し支えありません。
リクルートスーツを兼用してもいいが流行の廃れに注意
注意点として、リクルートスーツは意外と流行の影響を受けます。
一昔前までは、リクルートスーツと言えば「無地のネイビー」が基本でした。
最近の流行は「黒の無地」であり、一昔前の流行であるネイビーを着ていると他の就活生から浮いてしまうかもしれません。
つまり、大学生活は4年もあるので、入学式の時に着たリクルートスーツは、3~4年後の就活シーズンには流行からかけ離れたものになっている可能性があるのです。
ちょっと前の流行を着ているからと言ってダメということはないですが、周りと差がついてしまうことは明らかです。
大学の入学式にリクルートスーツで出席する場合は、結局再度スーツを揃える羽目になる可能性があることは念頭に入れておきましょう。
仕事で着るのは基本的にNG
礼服にしろリクルートスーツにしろ、就職が決まったあと普段の仕事で着るのは基本的にNGでしょう。
説明したように、礼服・リクルートスーツはビジネススーツと質感や形状が明らかに違います。
着回すのは、礼服であれば冠婚葬祭の範囲のみ。
リクルートスーツであれば就活の範囲のみがベストです。
リクルートスーツをどうしても仕事で着る場合は、最長でも「新卒社員として入社してから1年程度」がギリギリ許される範囲でしょう。
この考え方を念頭に置いてスーツを選んでくださいね。
オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?
「オーダースーツSADA」のオーダースーツは、初回19,800円(税込21,780円)(※2022年9月時点)の圧倒的な低価格で製作いたします。
もちろん、大学入学式用のスーツのお仕立ても可能です。
無償で1か月間、寸法の調整もできますので製作後についてもご安心ください。
この記事を見て頂いた方は、人生で初めて揃えて着るスーツとなる方が多いでしょう。
スーツのコーデから実際の着用方法、その後の保管方法までなんでも丁寧にご説明いたします。
ぜひ、経験のあるスタッフが揃った「オーダースーツSADA」にお任せください。
ご来店予約をお待ちしております。