大人の貫禄が出るスーツの選び方と着方は?基本から細かいテクニックまで丁寧に解説-オーダースーツSADAのアイキャッチ画像
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大人の貫禄が出るスーツの選び方と着方は?基本から細かいテクニックまで丁寧に解説-オーダースーツSADA

「大人の貫禄」は、人の見た目やオーラから漂う、落ち着いた威厳のことを指す言葉です。人生経験が豊かに見える人や、社会的地位がありそうな人などに使用されますが、スーツで大人の貫禄を出すためにはどうすればよいのでしょうか。スーツの選び方や着こなしのポイントを押さえ、落ち着いた大人のスーツスタイルを実現するとよいでしょう。

この記事では、スーツで大人の貫禄を出す前に考えることや、大人にふさわしいスーツの価格帯などを紹介します。大人の貫禄を演出したい方におすすめの着こなし方についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

スーツで大人の貫禄を出す前に考えること

スーツで大人の貫禄を出したい場合は、スーツ以前に気を付けるべきポイントも知っておきましょう。ここでは、大人の貫禄を出すための考え方や、スーツを着るときの基本的な身だしなみについて解説します。

「大人の貫禄」を出すための本質とは?

この記事では「大人の貫禄」を出すためのアイテムを紹介しています。どれも身に付けるだけで、今までとは違った雰囲気になるでしょう。もしかするとこれまでと同様に仕事をしても、周囲からの評価が違うものになるかもしれません。

しかし、「大人の貫禄」の本質はあくまでも仕事のパフォーマンスや人間としての魅力です。会社員である以上、他の社員の数倍も仕事ができないとなかなか認められないでしょう。そのような人は仕事に対して覚悟を持って取り組んでいます。休みの日でも仕事に対してアンテナを張る、ミスがあればすぐにリカバリーする、足りないと思う知識やスキルがあれば業務時間外でも勉強する。このように他の人の何倍もの努力をして、ようやく認められるのです。

仕事のパフォーマンスだけでなく人間力も求められます。会社で仕事をする限り、チーム戦であることを忘れてはいけません。同僚や部下が困っていたらフォローする、チームの雰囲気が悪いと思ったらムードメーカーになる、チームのミスがあったときミスした人を責めるのではなく淡々とリカバリーと再発防止に努める。会社で認められるにはこのような人間力も必要です。

仕事のパフォーマンスと人間力。この2つが合わさってはじめて会社員として多くの人から認められるのです。そのような人なら、いくら年齢が若くても役職がついていなくても「大人の貫禄」を放っているでしょう。そのような人がこの記事で紹介するアイテムを身につけると、より貫禄が増すのです。

少し見た目を変えたからといって、すぐに大人の貫禄を手に入れられたり、周囲の人からの評価が180°変わることはありません。パフォーマンスや人間性をこつこつと改善しながら、その先に着るもので発せられる「大人の貫禄」があることを忘れないでおきましょう。

基本的な身だしなみをチェック

まずは基本的なことができるか確認しましょう。

男性の場合は髭を剃るのは避けられないこと。特に髭が濃い人は苦労するでしょう。ただ、髭が濃いのときちんと剃らないことはまったく違います。たとえ、髭が濃くても毎朝髭を剃り、清潔な見た目を保ちましょう。

ただ、どうしても髭の濃さが気になる方もいるでしょう。髭の濃さが原因で自分に自信が持てない方は永久脱毛などのケアもおすすめです。単純に髭を剃る手間が省けるだけでなく、肌がツルツルになり自分の行動にも自信が出てくるでしょう。

髪型も気にしましょう。男性は髪が短いため、あまり本格的にセットしない人も多いかもしれません。寝グセは以ての外としても、前髪を上げて顔の印象を明るくするなど細かいことに気を遣ってみましょう。

大人の着こなしにオーダースーツがおすすめの理由

スーツで大人の貫禄や仕事ができる雰囲気を出したい場合は、オーダースーツを利用するのがおすすめです。

スーツの印象を大きく左右するのはサイズ感です。いかに高級な生地を使っていても、サイズ感が合っていないとちぐはぐでだらしない印象を与えます。既製品のスーツの場合、選べるサイズに限りがあるため、どうしてもジャストフィットを実現しにくいです。

一方、オーダースーツは事前に体のサイズを測って仕立てるため、自分だけのジャストフィットのスーツが仕上がります。その結果、スマートにスーツを着こなせ、大人の貫禄も出やすくなるのです。

生地やデザインにとことんこだわれるのもオーダースーツのメリットです。既製スーツでは選べない高級生地を使う、着用シーンに合わせたデザインで仕立てるなど、大人の着こなしを実現するうえでオーダースーツは外せない選択肢だといえます。

3.大人の着こなしができるスーツの値段と違いは?

スーツで大人の着こなしを実現したい方は、事前にスーツの値段の目安を押さえておくとよいでしょう。ここでは、スーツの平均的な価格帯と、スーツの値段を左右する要因について解説します。

3-1.大人の着こなしにスーツを購入する際の金額

大人のビジネスマンがスーツを購入する平均的な価格帯は大きく以下の4つに分けられます。

  • 5万円以下
  • 5万~7万円
  • 7万~9万円
  • 9万円以上

大人の貫禄を演出するためにスーツの購入を検討している方は、上の価格帯を参考にしつつ、予算に応じてスーツの値段を検討するとよいでしょう。なお、上記の価格帯はあくまでも目安であり、購入店舗や商品によってスーツの金額は変わってきます。

各価格帯の違いについては、次項で詳しく解説します。

3-2.金額の主な違いはスーツの生地と仕立て

前述したスーツの価格帯の違いは、生地と仕立ての違いがその主な理由です。スーツは基本的に同じ生地で全体を仕立てているため、どの生地を使うかによって価格が大きく変わります。

一般的に、ポリエステルなどの化学繊維は安価で、ウールなどの天然素材は高価な傾向があります。ポリエステル混の機能的な生地なら値段は安く、ウール100%の上質な生地なら高くなりやすいでしょう。

仕立てについても、手間や時間がかかる方法ほど値段は高くなります。オーダースーツでいうと、サンプルのサイズを簡単に調整するパターンオーダーなら3万〜5万円、一から型紙を作るフルオーダーなら20万円以上が相場です。

ただし、生地や仕立てが良いものほど大人の着こなしに適しているとは一概にいえません。年代にもよりますが、5万〜7万円や7万〜9万円の価格帯がコストパフォーマンスも高いのでおすすめです。

4.大人のスーツスマートな着こなしに使えるテクニック

スーツをスマートに着こなすためのテクニックを身につけておくと、大人の貫禄も漂いやすくなるはずです。ここからは、ネクタイやラペルなどにこだわることでスマートにスーツを着こなすテクニックを3つ紹介します。

ネクタイはプレーンノットで顔まわりをすっきりと見せる

スーツのデザインやアイテムをシンプルに仕上げると、素材の上質さが際立ち、エレガントさが増して見えるので大人の余裕感を演出できます。 ネクタイの結び方も重要でデザインやアイテムだけではなく、結び方で印象は大きく変わります。 中でもオススメなのが、”プレーンノット”で一番ノーマルな結び方です。 自己主張を抑えることで、ビジネスシーンで軽くみられず、大人っぽく知的な雰囲気に仕上がります。

ラペルにこだわる

ラペルとは、洋服のカラー(上襟)に続く身頃の折り返し部分(Wikipediaから引用)を言います。 一番顔に近い部分であると言えるため、ラペルが変わると印象もガラッと変わるんです。 大人の貫禄感を演出できるラペルの特徴は、”ナローラペル”と言う幅が狭く、最大幅が8cm未満と言われています。 スタイリッシュな印象が強く演出できるため、余裕な雰囲気を見せたい方は特にオススメです。

サテンネクタイで優雅さを

遠くからでも目に付くポイントの一つとしてネクタイが挙げられます。 サテン生地は、柔らかい生地感と光沢感が特徴で光加減では遠くからでもツヤッとした色感を認識できるためオーラを感じる事ができます。 同じサテン生地でも厚さによっては重厚感を演出できるので貫禄を見せたい方は集めのものをチョイスしましょう。

大人の着こなしにおすすめのスーツ

スーツスタイルで大人の貫禄を漂わせたい場合は、ダブルスーツやスリーピーススーツといったアイテムも検討する価値があります。ここでは、大人の着こなしにお勧めの3種類のスーツを紹介します。

ダブルのジャケットを着る

スーツのジャケットにはシングルとダブルがあります。シングルとは前身頃のボタンが1列に並んだスーツのこと。シングルにはオーソドックスな2つボタン、古くから着られている3つボタン、そして3つボタンの中では新しい段返りなどがあります。

一方、ダブルとは前身頃のボタンが2列に並んだもの。ダブルには4つボタンや6つボタンがありますが、いずれも全面に見えるボタンの数が多いこと、そしてボタンを結んだ面積が広いことにより、同じ人が着てもシングルに比べて「大人の貫禄」を持つようになります(シングルは1列のため、そもそも「面積」という概念がない)。

ダブルのスーツを着るとセンターのラインが太く見えるようになります。そのため、若い方や細い体型の方でも貫禄があるような印象を与えられるのです。

スリーピーススーツを着る

ダブルのジャケットと似たような効果ですが、スリーピーススーツも貫禄を出すために重要なアイテムです。世の中の多くのビジネスマンが着るのはツーピーススーツといって、ジャケットとスラックスのセットアップとなっています(ジャケットとスラックスでツーピース)。しかし、そこにベストが加わったものをスリーピーススーツといいます。

スリーピーススーツのベストは、基本的にジャケットやスラックスと同じ生地で作られます。ベストを着ることによりシャツが見える面積が狭くため、ネイビーのスーツであれば全身がネイビーに、グレーのスーツであれば全身がグレーに見えるのです。

スリーピーススーツを着ると「大人の貫禄」が出ることはもちろん、上半身と下半身の境界が分かりづらくなり、脚長効果が期待できます。よりスタイルが良く見えることで、ビジネスマンとしての貫禄を表現できるのです。

ただし、スリーピーススーツには注意点があります。一定程度の年齢に達していたり、管理職じゃないと中身が伴っていないと思われることもあります。係長以上などきちんと部下がいる役職でないと、着るのは難しいかもしれません。

また、スリーピーススーツは目上の方の前ではあまり着ない方がよいかもしれません。貫禄が出るということは、見方を変えると「偉そうに見える」とも捉えられます。営業の仕事をしていると管理職になってもクライアントと会う機会があるでしょう。せめてクライアントと会うときはツーピーススーツを着たほうがよいかもしれません。

高級な素材を使ったスーツを着る

一般的なビジネススーツはウールとポリエステルなど化学繊維の混紡でできています。その理由はスーツに必要な光沢を持ちながら速乾性を両立させるなど、多くの機能を低コストで実現するためです。そのような事情もあり、一般的なスーツは混紡でできているのです。

しかし、スーツは必ずしも混紡でないといけない訳ではありません。きちんとコストをかければ天然繊維100%のスーツも作れます。また、ウールの中でもランクがあり、細い素材を使うほど高級といわれています。高級なウールを使うと光沢や肌触りなど、外観の違いが表れてきます。そのようなスーツを毎日着ていれば周囲の人は違いに気付くでしょう。

また、スーツに使われる天然素材はウールだけではありません。夏向けのスーツであればモヘア、冬向けのスーツであればカシミヤなど見た目だけでなく機能性の高い素材もあるのです。中には「ビキューナ」と呼ばれる高級な素材もあります。ビキューナとは「ビクーニャ」と呼ばれるラクダの仲間である動物から取れる毛で、刈り取れる量や刈り取れる人(会社)が決まっているため、非常に貴重な天然素材となっています。

大人の着こなしはオーダースーツで高級感を

オーダースーツは自分にあったサイズ感デザインのスーツを作る事ができるため、カッコよくスーツを着こなす事ができます。 カッコよく着こなす事ができるため、自然と自信や貫禄感を演出できるためとってもオススメです。 

スーツ量販店などで販売されている既製品(吊るしといいます)は、一見サイズが豊富で、その中から選べば自分の身体にピッタリ合うスーツが見つかると思うかもしれません。しかし、既製品のスーツは基本的に身長とウエストだけでサイズ分けがされています。しかも、あらゆる体型に対応するため、あるサイズと次に大きいサイズに開きがあることも。

一方、人間の身体は身長とウエストですべて決まるほど単純にはできていません。仮に身長とウエストが同じ人が二人いたとしましょう。両者を比べるとたいていの場合、腕の長さが違う、脚の長さが違う、肩幅が違うなど身長とウエストだけでは決まらないサイズがあるのです。

オーダースーツを製作するときは、はじめに体全体を採寸します。そしてそのうえで、「ウエストはタイトにしてほしい」や「肩は余裕をみてほしい」など要望を聞いたうえで図面を起こしていきます。そのため、必ずあなたの身体にフィットしたスーツができあがるのです。

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大人のスマートな着こなしはオーダースーツSADAにおまかせ

スーツで大人の貫禄を演出したい場合は、まず身だしなみなどの基本的なポイントを押さえることが重要です。そのうえで、ジャストフィットのオーダースーツを仕立て、スマートな大人の着こなしを実現するとよいでしょう。設定した予算内で高級生地を使うなど、自分の好みを反映させながら大人の貫禄が漂うスーツを手に入れてください。

オーダースーツSADAでは、独自のマシーンメイドで本格的なフルオーダースーツをリーズナブルに提供しています。コストパフォーマンスが高いスーツで大人の着こなしをしたい方は、ぜひオーダースーツSADAにご相談ください。

大人の貫録を出すための着こなしで、まず簡単にチャレンジできるのが「ネクタイをプレーンノットにする」こと。ネクタイにこだわりすぎて、いろいろな結び方を試していませんか?シンプルな結び方にするだけで、顔まわりがスッキリして「大人の余裕」を演出できますよ。ネクタイは、柔らかい生地感と光沢感を両立する「サテン生地」がおすすめ。厚めのサテンネクタイをチョイスすると「重厚感」が出て、まさに「貫禄」を感じさせます。ネクタイと合わせて、首回りはチェックしておきたいポイントです。もう一つの大事なポイントは「ラペル」。ラペルは、最大幅が8㎝未満と細い「ナローラペル」がもっともおすすめ。ラペル幅が適度に小さいと、スタイリッシュで「余裕」を感じられるコーディネートになります。ラペル幅はすぐには変えられませんが、スーツを新調する予定がある方はぜひ細めに調節してみてください。また、そもそもスーツを高級に仕立て上げてしまうのも選択肢です。ただし、若い方が高級スーツを買うと「スーツに着られている」印象になりがち。そこでぜひおすすめしたいのが「オーダースーツ」です。オーダーなら、あなたにジャストサイズのスーツが手に入ります。自然なカッコいい着こなしで、ぜひ自身と貫禄を演出していきましょう。

大久保一雄