<strong>グラミー賞授賞式はメンズの華やかなタキシードやパーティスーツに注目!</strong>のアイキャッチ画像
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グラミー賞授賞式はメンズの華やかなタキシードやパーティスーツに注目!

輝かしい功績を多くの人から称賛され、世界中から注目を浴びるグラミー賞で、受賞者たちは注目度にふさわしい華やかな服装で着飾ります。メンズの多くはタキシードやスーツを着用しますが、日常的に着用するスーツとは大きく異なって目立つデザインやカラーが特徴的です。パーティシーンにおいて、明るいムードにぴったりとはまるスーツスタイルにはさまざまなものがあります。ハイブランドのスーツで上下を揃える方や、受賞者同士で統一感のあるカラーを選ぶ方、シックで上品な装いに遊びでアクセサリーを合わせる方など、十人十色の装いから目が離せません。ビジネスシーンだと体に適したサイズ感や落ち着いた色のスーツを着て、清潔感を第一とするのが一般的です。しかし、パーティシーンにおいてはよほどのタブーをおかさないかぎり、華やかさや自分らしさをアピールできるためスーツやタキシードの選び方が大きく変わります。この記事では、グラミー賞における著名人たちの装いや愛されている有名ブランド、人と被らないおしゃれな着こなしのポイントについて紹介します。タキシードやスーツばかりを主役にするのではなく、インナーで強いインパクトを残すポイントも紹介するので参考にしてみてください。

パーティで、お洒落で個性的なスーツを着用できる機会に「華やかにキメたい」という方が多いのではないでしょうか。

この記事では、グラミー賞に登場した男性有名人の衣装ブランドや華やかなスーツ、シューズなどのアイテムを使用した外しコーデをご紹介します。

ジャケットの丈やインナーの合わせ方による印象の違いをおさえ、ワンランク上の着こなしをマスターしましょう。

2022年グラミー賞授賞式|最新のメンズタキシードやパーティスーツ

スーツを恰好良く着こなすためには、シューズやアイテムを合わせると良いでしょう。ここでは、2022年にグラミー賞を授賞した「ジャック・ハーロウ」「BTS」「イギーポップ」を参考に、スーツの着こなし方を紹介します。

ジャック・ハーロウのシックな黒スーツ

ジャック・ハーロウは、第64回グラミー賞授賞式にジバンシィのスーツで登場しました。このコーデは、ジャケットの留め金にパドロックが装飾されたオールブラックのスーツにシルバーアイテムを合わせたシックな着こなしが特徴的です。

また、アクセサリーやシューズに光沢のあるものを選ぶことで、コーデにニュアンスをつけているという点もポイントになります。

その他、スーツを着用する際にはアイテムの素材選びも重要です。マットな質感のアイテムは落ち着いた雰囲気やフォーマルな印象を与え、ジャック・ハーロウのような光沢のあるアイテムを合わせることで、カジュアルさとエレガントさを兼ね備えた印象に仕上がります。

統一感&スマートさを纏ったBTSメンバーたち

第64回グラミー賞に登場した「BTS」が纏った衣装は、BTSがアンバサダーをつとめるルイ・ヴィトンのテーラードジャケットです。また、色味をホワイト・スモーキーブルー・ブラウン・キャメルとメンバーで統一しているのが特徴的です。

さらに、ホワイトスーツを着用しているメンバー二人は、スニーカーを足元に合わせることで、上品さとラフさを同時に演出しています。

このようにスーツにスニーカーを合わせる際には、カジュアルすぎるブランドやデザインを避け、ジャケットと同じコンセプトのブランドや、同系色のものでスタイルを統一させましょう。また、テーラードジャケットはスーツジャケットとは違い、さまざまなシーンや日常使いが可能であるため、1着もっていると利便性が高まります。

3ピーススーツなのに固すぎないイギー・ポップの着こなし

第62回グラミー賞授賞式では、イギーポップがクラシカルな3ピーススーツにシャツ無しというワイルドな姿で登場しました。この着こなしは「エレガント」と「ロックテイスト」という異なる2つの魅力を兼ね備えており、ロックミュージシャンである彼のパーソナリティを最大に生かしたスタイルといえるでしょう。

また、ライトグレーのスーツは男性のスーツに少ない色味なので、「ジェンダーレス」なファッションがお好みの方や人と「かぶりたくない」という方におすすめの色になります。

なお、足元にはスタッズが装飾されたブラックのサンダルを合わせています。このように、クラシカルなスーツにあえてシャツ無しスタイルを取り入れることや、自分らしいアイテムをプラスすることも外しコーデのポイントです。

グラミー賞授賞式で魅せるメンズの個性性的な着こなし術

グラミー賞授賞式のようにパーソナリティを生かした服装が推奨されるパーティでは、ドレスコードをベースにジャケットの丈やアイテム使いで抜け感や個性を出すのがおすすめです。

定番の型で作られていないタキシードやパーティスーツ

近年ショート丈・オーバーサイズのジャケットはファッション業界でもトレンドになっています。

第64回グラミー賞授賞式でBTSのJong kookは、ショート丈の華やかなテーラードジャケットを纏った中性的なコーデが特徴的です。

一方、第62回グラミー賞授賞式のイギーポップの衣装は、オーバーサイズのジャケットを使ったワイルドな外しコーデをしています。

さらに、第64回グラミー授賞式にてダニエルシーザーは、ディオールのメンズコレクションに登場したタキシード姿で登場しました。一般的なタキシード生地とは一味違うベルベットとシルクで仕立てられたタキシード姿は、海外セレブならではの高貴さを感じさせます。

ワイシャツ以外で内側を彩る

スーツの着こなしは、インナーによって大きく印象が変わるといっても過言ではないでしょう。第62回グラミー賞に登場したカリードは、「サルヴァトーレ・フェラガモ」の灰白色のスーツにくすみグリーンのタートルネックを合わせています。

このように、シンプルなスーツに鮮やかな色のタートルネックを合わせることで「インナーを主役」とするコーデに仕上げることも可能です。

また、第62回グラミー賞に登場したジョン・レジェンドは、アレキサンダーマックインの斬新なデザインのスーツに、白シャツとノーネクタイというシンプルなスタイルで、「スーツを主役」としたコーデをしています。反対に、コーデをカジュアルな印象に仕上げたい場合には、スタンダードカラーシャツ(縦襟のノーネクタイ専用のシャツ)を取り入れるのもおすすめです。

添えるアクセサリーの主張は強め

第64回グラミー賞授賞式で、BTSのⅤは春の訪れにふさわしい5色の花のブローチを合わせたスーツを纏っており、シンプルなスーツに合わせた大きな花のブローチが存在感を放っていました。

またグッチメインは、オールブラックのスーツにシルバーのきらびやかなネックレスを合わせているのが特徴的です。一般的にブラックのタートルネックは、重たい印象になりがちですが、このように首元に大振りのきらびやかなアクセサリーをもっていくことで抜け感を出すことも可能です。

さらに、第63回のグラミー賞に登場したウッドキッドもシンプルなモノトーンファッションに差し色となるゴールドの太いチェーンネックレスを取り入れています。このように、大振りのアクセサリーを主役としたコーデを組む際には、インナーやスーツの主張を控えめにした引き算コーデを意識するとこなれ感を出すことができます。

過去のグラミー賞授賞式でもよく着られていた有名ブランド

ここでは、世界有数のブランドメーカーの衣装を纏った有名人の着こなしやブランドの魅力や歴史について解説しております。

ルイ・ヴィトン

ルイ・ヴィトンは、1854年フランスのスーツケース職人であるルイ・ヴィトンによって1854年に創られたブランドです。ブランドのコンセプトは「旅」です。このコンセプトは、創始者であるルイが旅用トランク専門のアトリエを創業した1894年頃、主な移動手段が馬車と鉄道の時代にトランクの需要が高まっていたことに関連しています。

第63回グラミー授賞式では、ウッドキッドが2021年メンズコレクションに登場したコリエモノグラムのチェーンネックレスと裏地にモノグラムが施されたシューズを合わせています。また、第64回目には、ルイ・ヴィトンのアンバサダーであるBTSが2022年秋冬メンズコレクションをベースにカスタムメイドで作られたテーラードジャケットを身に纏っています。

ジバンシィ

ジバンシィは、1952年にユーベル・ド・ジバンシィによって立ちあげられたラグジュアリーブランドです。ジバンシィは、幼少期にパリで行われていた万博を訪れた際に、素晴らしい衣装に魅了されてデザイナーを志しました。元々は、レディースブランドでしたが1969年にはメンズ部門をスタートしています。

またジバンシィは、モード界を揺るがしたことでモードの神童と呼ばれ、「エレガント」というブランドコンセプトをベースに上品さとカジュアルさを取り入れたデザインを生み出しました。

第64回グラミー賞では、ジャックハーロウがジバンシイのコンセプトである「エレガンス=自分自身であること」を彷彿とさせるオールブラックのスーツを身に纏いました。またジャケットにはジバンシィの新しいシンボルであるパドロックが使われています。

ポール・スミス

ポール・スミスは、1970年にサー・ポール・スミスによって設立されました。設立当初は、オリジナルブランドを手掛ける会社ではなく、セレクトショップとして展開していたのです。

しかし、次第にそのセレクトショップが大好評となり、オリジナルブランドを手掛けるようになりました。最初は、男性のよさを引き立てる上品な装いがイギリス男性からの指示を集め、現在では、性別・年齢を問わずに愛されるブランドになっています。

また、ポール・スミスには二つのコンセプトがあり、一つ目は、「ひねりの効いたクラシック」で、イギリスの伝統的なスーツスタイルであるブリディッシュトラディショナルに実用性と遊び心を兼ねることで、ポール・スミス独自のデザインを生み出しています。

二つ目は、「誰もが楽しめる洋服であること」というコンセプトがあり、フォーマル・カジュアルと幅広いシーンで活躍するデザインを数々と手掛けています。

第61回グラミー賞授賞式では、ショーン・メンデスがポール・スミスを着用しており、落ち着いたネイビーのスーツとブラックを組み合わせたポール・スミスらしい上品でエレガントな装いをしています。

サンローラン

イブ・サンローランは、1961年にパートナーのピエール・ベルジェとアメリカの起業家マックロビンソンとともに「イブ・サンローラン」を設立しました。

また、現在はコスメラインの名称を「イブ・サンローラン」、アパレルラインは「サンローラン」を名称としています。

サンローランは、2002年の引退会見にて、「ファッションは女性を装飾するだけではなく、彼女たちの不安を取り払い、自信を与えることを可能にさせる」という言葉を残しています。

60年前、女性は今よりも抑圧された環境に置かれていました。しかし、彼は「これから女性も社会で活躍する時代になる」と考え、女性が正装でパンツスーツを着る文化のなかった時代に「ル・スモーキング」と呼ばれるマニッシュなパンツを生み出しました。また、男性だけの装いであったサファリジャケットやPコート、トレンチコートを女性用にデザインしたのです。

また、第63回グラミー賞授賞式パフォーマンスでは、Jongk Kookgaがサンローランの真っ白なスーツ姿で登場しました。また、白いスーツにかき上げヘアというスタイルは、ブランドコンセプトの「ラグジュアリー」と「セクシー」を彷彿とさせるものでした。

流行のブランドも数多く登場している

世界4都市であるNYは、ファッションのトレンドをリードする都市のひとつでもあります。コーチ、ティファニー・ラルフローレンは、NY発祥のブランドで、本店でしか手に入らないレアなアイテムもあるようです。

またグラミー賞授賞式では、グッチ・ディオール・ジバンシィなどのラグジュアリーブランドのスーツを纏った海外セレブが多く見られます。ジバンシィのスーツを着用している男性有名人は、ジバンシィの新しいシンボルである「パドロック」をモチーフとしたアクセサリーを着用しています。

グッチは、パステルピンクのジャケットや、袖の折り返し部分にアニマル柄が入ったものなど、色や柄にトレンドを取り入れた衣装が多い印象です。また、ディオールは、ロングドレープがあしらわれたジャケットや、ベロアのタキシードなどの上品なデザインから、ジップジャケットを使用したカジュアルな衣装を纏った男性有名人の姿もありました。

「オーダースーツSADA」でパーティシーンのスーツを作ろう

オーダースーツSADAの魅力は、リーズナブルな価格で理想の1着をフルオーダーできることです。また、SADAは2023年には創業100年を迎える老舗店で、多くのスポーツ選手やコメディアンの方がSADAのスーツを利用しています。

スーツの基本スタイルの1つである「イタリアンスタイル」は、柔らかな仕立てで「中性的」「華やか」などの印象を与えます。イタリアンスタイルは、SADAでもオーダー可能なスタイルになっており、グラミー賞に登場した海外セレブのような個性的でお洒落なスーツを着用したい方におすすめです。

なお、スーツの色に正解はありませんが、会場の雰囲気やドレスコードに合わせたものを選ぶことで好印象を狙うことができます。SADAでは、100種類以上の生地ラインナップからお好みのデザインやポケットの仕様やボタンの種類など細部のデザインを無料で選択できるというのも魅力のひとつです。

また、デザインのみならず、スーツを長く愛用するうえで着心地は重要なポイントになります。SADAのフルオーダースーツは、ベテランのスタイリストが一人ひとりの骨格の癖や特徴を考慮しているので、理想の1着を仕立てることが可能です。公式ホームページからご予約のうえ、ぜひ店舗に足を運んでみてください。

グラミー賞授賞式でのメンズファッションは、日常では見ることができないような華やさあふれる装いが目を引きます。最新のグラミー賞は、黒いシックなスーツのセットアップに光沢感あるアイテムを合わせたスタイルからはじまり、やわらかなカラーかつややオーバーサイズでかっちりすぎないスタイルまで、多くのパーティスタイルが見られました。全体的に共通しているのは、決まりきった型で作られていないタキシードやスーツが多いという点です。あえてサイズ感をはずすだけでなく、素材自体に光沢や装飾を加えたものが多いのも特徴といえます。スーツにはワイシャツを合わせるのが一般的ですが、カットソーやタートルネック、ニットといったワイシャツ以外の服でスーツの内側を彩るのも上級者の着こなしです。ルイ・ヴィトンやジバンシィといった伝統的なブランドを好んで着用する著名人も多く、いかに注目を浴びる式典であるかが分かります。また、一般人であってもパーティシーンに参加する機会は数多くあります。自分に合うおしゃれなパーティスーツを着用して周囲と差を付けたいのであれば、オーダースーツの購入がおすすめです。オーダースーツ専門店である「オーダースーツSADA」であれば、希望のスタイルを基に自分だけの1着を作れます。来店予約の上、ぜひ足を運んでみてください。

小笠原 蓮奈(おがさわら れんな)