W杯へ挑むサッカー日本代表も着用するネイビースーツの魅力のアイキャッチ画像
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W杯へ挑むサッカー日本代表も着用するネイビースーツの魅力

2022年11月20日から12月18日にかけてカタールで開催される予定の22回目のFIFAワールドカップ。日本代表もスペイン、ドイツ、コスタリカと「死の組」と言われる強豪ひしめくグループEでの厳しい戦いが始まる。そんな日本代表が記者会見や移動の際に着用しているネイビースーツの魅力を今回はご紹介いたしたいと思います。

2022年11月20日から12月18日にかけてカタールで開催される予定の22回目のFIFAワールドカップ。日本代表もスペイン、ドイツ、コスタリカと「死の組」と言われる強豪ひしめくグループEでの厳しい戦いが始まる。そんな日本代表が記者会見や移動の際に着用しているネイビースーツの魅力を今回はご紹介いたしたいと思います。

サッカー日本代表が着用しているのはどんなスーツ?

最近のスーツのトレンドといえばスリム&スタイリッシュ。しかし、サッカー選手は下半身の筋肉が発達しています。

サッカー日本代表がW杯の記者会見などで着用するスーツを手掛けるのは、これまでもオフィシャルスーツを提供してきた「dunhill」(ダンヒル)。どのような仕上がりになっているのでしょうか?

サッカー日本代表が着用するスーツ

筋肉が発達したアスリートにはそもそも似合うスーツがあまり多くありません。最近のスーツは細身のものが多く、スーツを着こなせる方だけがカッコいいシルエットを手に入れられるもの。

サッカー選手は主に下半身の筋肉が発達しています。そうなるとジャケットとスラックスでサイズが合わないことも。また、下半身に注目するとふくらはぎと太ももの筋肉が発達しているので、やはり細身のスラックスは似合わないのかもしれません。

サッカー日本代表が着用するスーツはこのような選手の体型に合わせて作られています。スーツを着用するのは記者会見の場など一時的でなく、移動の際も常に着用します。そのため、魅せ方だけでなく実際に着用する場合にも無理のないように作られています。

サッカー日本代表が着用するスーツは一般の方に向けても販売されます。スポーツ選手はもちろん、スポーツ選手のように筋肉が発達した方にもおすすめです。

ここ一番のプレゼンや、絶対に外せない商談などビジネスマンには「勝負をしなくてはいけないとき」があります。そのようなとき、サッカー日本代表と同じスーツを着ていれば心強い味方になるのではないでしょうか?

シルエットはイギリスのブリティッシュスタイル

スーツのスタイルはブリティッシュスタイル。ブリティッシュスタイルといえば、くびれの大きい細身のイメージがあります。しかし、そこは選手の体にあわせてフィットするように作られているのです。

体にフィットするのでシルエットのイメージは結果としてスリムに。そしてショルダーは自然な形状になっており、移動時にも窮屈な感じがしません。チェンジポケットなどオシャレなディテールもブリティッシュスタイルならでは。適度な重厚感があるので、日本代表11人が集まると男らしさと集団の勇ましさを感じられるのです。

カラーは伝統的なネイビー

スーツのカラーはネイビー。ネイビーは伝統的な色であるだけでなく、真面目さや誠実さといった日本人の良さを表す色。フェアなスポーツマンシップと、実直に戦う日本代表の良さを表す色を採用しているのです。

ネイビースーツの魅力

サッカー日本代表も着用するネイビースーツ。私たちが着用する場合はどのような魅力があるのでしょうか?

ビジネスシーンでもフォーマルシーンでも使用できる汎用性

ネイビーのスーツの1番の魅力は汎用性の高さ。ビジネスシーンで幅広く着用できることはもちろん、フォーマルでも着用できます。

なぜ、ネイビーは汎用性が高いのでしょうか?それは色の濃淡や柄によって、与える印象が異なるため。一言にネイビーといってもそれぞれ着用シーンが異なります。

色の濃淡で与える印象をコントロール

ネイビーには3つの色のトーンがあります。1つずつ紹介いたします。

最も濃いダークネイビー

最も落ち着きと誠実さを表現できるのがダークネイビー。年齢やコーディネート、それに着るシーンを選びません。そのため、結婚式などフォーマルなシーンでも着用できるのが特徴。ネイビーの中でもオールラウンダーなのが、ダークネイビーなのです。

中間のネイビー

王道の色であり、ビジネスシーンでよく使われます。日本人の肌の色とも相性がよく、顔が明るく見える特徴も。普段使いはもちろん、大切な勝負のときにも着用できます。

最も淡いブルー

爽やかさやフレッシュさがあり、若々しくカジュアルな印象に。フレッシュな20代〜30代におすすめです。ややカジュアル感もあるため、着用シーンには気をつけた方がいいかもしれません。

柄の選択でカジュアルからエレガントまで

ネイビーのスーツは柄も豊富。しかし、柄の使い分けには気を使いますよね?ここでは柄の使い分けについて説明いたします。

迷ったら無地

まずは定番の無地。スタンダードなので、コーディネートを変えるとビジネスからカジュアルまで幅広く着用できます。結婚式でネイビーのスーツを着用するときにも無地がおすすめ。柄があると新郎より目立ってしまうことがあるからです。

定番の柄であるストライプ

柄を取り入れたいなら間違いないのがストライプ。ビジネスシーンでは定番の柄です。一言にストライプといっても、その幅によって印象が変わるのです。ストライプの間隔が狭いと、上級でエレガントな装いに、反対に間隔が広いと力強く華やかになりカジュアルな印象となります。

最もカジュアルなチェック柄

最もカジュアルなのはチェック柄。全体の雰囲気が柔なくなり、若々しい印象に。オシャレに着こなせますが、着用シーンはやや選ぶかもしれません。

最初の1着であり、1番の1着

ネイビースーツはどんなときでも着用できるもの。その汎用性の高さはビジネスマン人生という長い時間のなかでも存在感があります。

ビジネスマン人生のはじまりから使える

ネイビーはリクルートや、社会人一着目のスーツなど若いころから着用できるのです。リクルートはともかくとしても、社会人一着目のスーツとしてある程度の品質を持つスーツを作れば、そのまま長く着用できます。戦友である若い頃に買ったスーツとともに、長いビジネスマン人生を歩いていけるのです。

スーツの中でも1番になれる1着

スーツには他の色もあります。リクルートでよく着られるブラックや、外資系企業でよく着られるチャコールグレー。定番であるとともに、日本人に人気があるのはネイビー。ブラックやチャコールグレーを着る時期があっても、ネイビーに戻ってくる方も多いのではないでしょうか?

トップビジネスマンを対象とした勝負服(スーツ)の色の調査(※1)では、ライトグレーやダークグレーをおさえてダークネイビーが1番であったという調査結果も。 (※1)MEN’S EX調べ

ネイビーを着ると威厳や自信、それに品格を身にまとった心持ちになり、大きな一歩を踏み出す手助けをしてくれます。周囲からは知的さや上品さ、信頼を得られるというメリットも。あなた自身もそうですが周りの方を含めて、ネイビーはビジネスを成功に向かわせる色なのです。

ネイビースーツの着こなし

メンズスーツの定番であり汎用性も高く、長く着られるネイビースーツ。どのように着こなせばいいのでしょうか?

スタイル

ネイビースーツに限らず、スタイルは大きくわけて2つ。1つ目は英国紳士のようなかっちりとしたブリティッシュスタイル。2つ目は陽気なイタリア人のようなイタリアンスタイルです。

伝統的なブリティッシュスタイル

ブリティッシュスタイルは保守的な英国紳士のようなスタイル。厚手の生地や厚みのある肩パッドなど、イギリスの歴史と伝統がつまった重厚感のあるスタイルです。ジャケットのVゾーンは狭くて位置が高めであるため、フォーマル感の強い印象に。ウエストのくびれがやや大きいため、メリハリの効いたスリム感が特徴です。

お洒落なイタリアンスタイル

イタリアンスタイルは陽気なイタリア人のようなスタイル。薄手のさらっとした生地や自然な形の薄めの肩パッドにより、軽やかな着心地が特徴のスタイルです。Vゾーンは広くて位置が低めであるため、ブリティッシュスタイルよりはカジュアル感が強いのが特徴。もちろんビジネスシーンで着用できるカジュアル感なので安心してください。

シーン別コーディネートのおすすめ

ネイビースーツは汎用性が高いのが特徴。しかし、汎用性が高い=ネイビースーツさえ着ていればいい訳ではありません。汎用性が高いといわれるのはコーディネートの幅が広いため。シーン別にコーディネートを変える必要があるのです。ここではスーツやアイテムの選び方を紹介いたします。

フォーマル・パーティー

結婚式の二次会などフォーマルな場面ではどのようなコーディネートにすればいいのでしょうか?

まずスーツの色は暗めのダークネイビーを選びましょう。結婚式の主役の1人である新郎がライトグレーやシルバーなど明るい色のフォーマルスーツを着用します。新郎より目立つことのないよう、暗めのトーンで落ち着いたネイビーを選びましょう。

次は柄。基本的には無地がおすすめ。どうしても柄のあるスーツを着たい場合はシャドーストライプにするとささやかなオシャレを楽しめていいでしょう。また、光沢はあってもいいですが、新郎より目立たないように気をつけてください。

最後にインナーやアイテム。ワイシャツはスタンダードカラーの白がいいでしょう。ネクタイは同系色のネイビーや青にすると落ち着いたコーデの完成です。

ビジネス

ビジネスシーンではダークネイビーとブルーの中間を選ぶといいでしょう。無難なコーディネートの考え方はフォーマル・パーティーと同じ。スタンダードカラーの白いワイシャツと同系色のネクタイが無難です。

オシャレを楽しみたいときは、ネクタイをネイビーと白のレジメンタルにしてみましょう。ネクタイのストライプの幅はやや広めですと安定感があっていいかもしれません。

思い切ってネクタイの色を変えるのもおすすめ。赤の差し色の入ったネイビーのレジメンタルのネクタイもきれいに映ります。「少し派手かな?」と心配な方はスリーピーススーツにすれば、ネイビーの誠実さの中に赤の情熱的な感情を入れられます。

ジャケット、ワイシャツ、ネクタイで色を変えるときは3色まで、同様に柄を変える場合は2つまでとしましょう。色や柄の種類が多くなると統一感がなくなり、散らかった印象になってしまいます。デキるビジネスマンはスーツの着こなしもちゃんとデキているものです。

勝負服としてオーダースーツでネイビースーツを

勝負服としても使えるネイビースーツ。既製品ではなくオーダースーツにすることで、より愛着のある勝負服にできます。

オーダースーツでよりハイクオリティな仕上がりを

オーダースーツでは既製品で選択できない多くの仕様やオプションを決められます。

例えばサイズ。既製品のスーツではウエストと身長だけでサイズが決まってしまいます。しかも、上下のサイズはセットになっているため、ジャケットだけ大きくしたりスラックスだけ小さくしたりできないのです。

オーダースーツであれば上下それぞれはもちろん、部位ごとに細かくサイズ(寸法)を決められます。しかも、採寸はスタイリストやフィッターと呼ばれるお店の方がやってくれるため、自分の体のサイズを部位ごとに把握するような面倒もありません。

オプション指定が細かくできるのもオーダースーツの魅力。スーツの形状(シングルブレスト、ダブルブレスト)にはじまり、ベスト(スリーピーススーツ)、ディテール(ボタンのデザイン、本切羽、台場…)など選ぶのが大変なほど。あなたのこだわりを好きなだけ表現できるのがオーダースーツの魅力なのです。

勝負服ならではのおすすめの生地選び

色々な仕様を決められるオーダースーツ。その中でも醍醐味はやはり生地選びではないでしょうか?生地ブランドはもちろん、素材も選べます。ここでは勝負服に向いている高級生地ブランドをいくつか紹介いたします。

イギリスを代表する生地ブランド「JOHN FOSTER」(以下、ジョンフォスター)

1819年にクイーンズベリーで創業したジョンフォスター。創業当初は他社から生地を仕入れていましたが、その後工場を持つようになり自社での生産に切り替えました。

ジョンフォスターが作る生地はイタリアの生地に比べるとハリコシのあるしっかりした生地。しかし、イギリスの生地の中では比較的軽快感があるため、イタリアの生地とイギリスの生地のいいとこ取りができるのです。

耐久性も高いのでイギリスの湿気が多くジメジメした気候にも最適。イギリスと日本の気候は似ているので、日本にも合います。

イタリアを代表する生地ブランド①「REDA」(以下、レダ)

1865年にビエラで創業したレダ。ニュージーランドに自社牧場を持っており、原料の調達から生地の製造まで一貫して行っているのが特徴。

最先端の織り機と伝統的な職人の手作業を使い分けており、「変えるものと変えないもの」を意識した生地作りをしています。染料を分解してから自然に返したり、一部の電力を太陽光発電したりするなど環境への負荷を低減する活動も行っているのです。

レダの生地の特徴は機能性の高さ。熱処理により生地にツヤを与えるドルフィン加工や、生地表面の温度上昇をおさえるアイスセンスなど独自の技術を惜しみなく生地に投入しているのです。見た目がラグジュアリーであるのにコストパフォーマンスが高いのも魅力です。

イタリアを代表する生地ブランド②「Vitale Barberis Canonico(ヴィターレ・バルべリス・カノニコ)」(以下、カノニコ)

1663年にビエラで創業したカノニコは他の生地メーカーに比べて圧倒的に長い歴史が特徴。また、ニュージーランドに自社工場を持っているので、生地を安定的に供給しています。

イタリアの生地の特徴はしっとりとしたツヤと滑らかな肌触り。その中でもカノニコの生地は発色がいいと有名です。カノニコの生地の中ではネイビーが人気。

暗めのネイビーは落ち着きの中に躍動感を持ち、明るめのネイビーは駆け抜けるような爽快感を持つのが特徴。年齢や着るシーンにあわせた、あなたに最適な一着がきっとみつかるはずです。

高級感を高めるおすすめのオプション

高級生地はそのままでも、もちろん存在感抜群。しかし、その存在感を唯一無二にしてくれるのがオプションなのです。

ベスト

ベストとはジャケットの中に着るインナーであり、スラックスと合わせると3点セットとなるため、スリーピーススーツとも呼ばれています。ジャケットを脱いだときもスラックスとの統一感を作れるスタイリッシュなアイテムなのです。

シックな色で統一すればウエストラインをカバーできたり、見た目の重心が上がって脚長効果が期待できたりと実用的なメリットも。また、寒い冬や夏の冷房が効いた寒い室内でも温かく過ごせるのも、外せないメリットです。

本切羽

本切羽とは袖口が開く仕様のこと。ジャケットの袖口についているボタンを外すと開きます。本格派にこだわりたい方や、スーツにこなれ感を出したい方におすすめのオプションです。本切羽はイタリアならではのオシャレなディテール。常に1つ開けたり、左右で開け方を変えたりと着こなし方もイタリアらしくオシャレなのが特徴です。

AMFステッチ

AMFステッチとは襟の縁などに入る手縫い風の縫い目のこと。ステッチそのものは自動車のハンドルやシートなどにも採用されているオシャレなデザインです。かつては実際に手で縫っていましたが、現在では専用のミシンを使います。

専用のミシンがあるといっても技術が必要であり手間もかかるので、誰でもできるわけではありません。太くて硬めの専用の糸を使うため、通常の縫製とは異なります。襟の縁に近い部分を縫うフォーマルな「コバステッチ」やステッチが2列になっていてカジュアルな「ダブルステッチ」などがあります。

アジャスター

スラックスについており、ウエストを調節できる便利なオプション。このオプションがあれば±6cmの調節が可能です。フォーマルな場面で着用するスーツは着用頻度が低いもの。久しぶりにクローゼットから出すと、サイズが合わなくなっていることもあるのです。お直しで対応できる場合もありますが、少し時間がかかってしまいます。お直しをする時間もないような急ぎの時にアジャスターがあれば、すぐに対応できるのです。

「オーダースーツSADA」とは?

「オーダースーツSADA」が作るのはフルオーダーのスーツ。そのため、あなたの体にぴったりとフィットするのです。今やっているスポーツ、あるいは過去にやっていたスポーツにより体の一部の筋肉が発達している方もいるでしょう。

でも、安心してください!

「オーダースーツSADA」では専門的な訓練を受けたスタイリストがあなたの体を丁寧に採寸いたします。もちろん、普段スーツを着ていて感じる悩みをお聞きしてスーツ作りに活かすことも可能。そのため、どのような体型の方にも満足していただけるスーツが作れるのです。

この記事で紹介したネイビースーツはもちろん、高級生地や生地の高級感をさらに高めるオプションも用意しております。

「オーダースーツSADA」の創業は1923年(大正12年)。なんと来年2023年(令和5年)は創業100周年なのです。長い歴史の中で培ってきた技術と、現在はたらく社員が持ち得るすべての技術をふんだんに使い、あなたが納得のいく一着に仕上げます。

「今まで既製品のスーツを着ても全体がダボッとしてしっくり来なかった。」「オーダーしても納得のいくスーツができなかった」という方はいませんか?その悩みを「オーダースーツSADA」が解決できるかもしれません。

「オーダースーツSADA」が気になる方は、ぜひ一度ご来店ください。まずはゆっくりご希望のオーダースーツについてお話してみませんか?

ぜひ、こちらから来店予約を。

https://www.ordersuit.info/stores/

この記事ではサッカー日本代表が着用するネイビースーツの魅力について解説しました。体にフィットしたスーツがカッコいいこと、ネイビースーツは広いシーンで長く使えることがわかりました。また、ネイビースーツをオーダーすればあなただけの一着を作れます。あなたもぜひ、ネイビーのオーダースーツを着て、サッカー日本代表と同じ気持ちになって会社という名のフィールドで戦いませんか?

大久保一雄