
日本人の股下平均は?スーツをかっこよく着るためのパンツの選び方、自分のベストなデザインの見つけ方を紹介-オーダースーツSADA
スーツを着たときに少しでもスタイル良く見せたいですよね。スーツをかっこよく着るためには、自分の股下の長さに加えて股下比率を知ることがポイントです。欧米人と比べて身長が低く股下が短い日本人は、欧米人のようにすらりとスーツを着こなすことは難しいと感じる人が少なくありません。しかし、スーツの選び方や自分に合うスタイルを知ることで、脚長効果を狙うことが可能です。そこで、今回は股下にスポットを当てて自分に合うスーツ選びのポイントを探ります。
そもそも「股下」とは?正しい測り方を知ろう
みなさんは、自分の股下の長さを知っていますか?スーツをかっこよく着こなすためには、自分の股下の長さを把握しておくことがポイントです。そもそも股下とはどこのことを指すのでしょうか。基本的なことから押さえていきましょう。
股下の定義と計測ポイント
「股下」という言葉の定義は、「人の股下」と「パンツ(スラックス)の股下」とで指す部分が異なります。「人の股下」とは、床に立った状態で「床から脚の付け根までの垂直の距離」です。一方、パンツの股下は「股の中央にある十字の縫い目から裾までの長さ」を指します。
ここで注意したいことは、パンツの股下が股から裾までの直線距離でないことです。といいますのも、パンツのラインは股から裾に向かって曲線を描いています。そのため、曲線部分の長さをパンツの股下ということが多いです。股から裾までの直線距離を測ってしまうと、実際のパンツの股下より短くなってしまいます。
股下を自分で測る方法【準備するもの・注意点】
自分の股下の長さを知るために、計測してみましょう。自分の股下の長さを測る方法を、立って測る方法と寝て測る方法の2種類紹介します。
立って測るほうが、実際にパンツを履いたときの状態に近い数値になるため、おすすめです。立って測るときは壁を利用することで、より正確な数値が出せます。
立って測ることが難しい場合や、寝た状態のほうが安定感があるため測りやすく感じるという人には寝て測る方法がおすすめです。それぞれの方法で準備するものや手順、注意点が異なるので、分けて解説していきます。
立って測る方法
立って測る場合は次のものを用意します。
- A.CDケースやハードカバーの本など、薄くて硬いもの
- B.付箋やテープなど、印を付けられるもの
- C.コンベックスなど、硬いメジャー
次の手順で測ります。
- 壁の前に平行になるように立ちます。
- Aを股に挟みます。このとき脚の付け根にAが当たるようにして下さい。
- Aの上端(股の位置)が壁に当たる部分にBを貼ります。
- 床からBまでの長さをCで測ります。
コツは予めBを持ってからAを股に挟むことです。そうすればAを壁に当ててから体勢を大きく変えずに済みます。また、Bを貼るときはAと上端を合わせるなど、どこまで測れば良いか分かるようにしましょう。
測る時はCが垂直に立っていることを確認してから測りましょう。垂直に立っていないと、実際の股下より値が小さくなってしまいます。立って測るときは、姿勢によって数値が異なるため、何回か測って平均値を出すのがおすすめです。
寝て測る方法
寝て測る場合は次のものを用意します。
A.500mLのペットボトルなど、円柱状のもの
B.コンベックスなど、硬いメジャー
次の手順で測ります。
- 壁に脚を付けた状態で床に寝ます。このとき、脚の裏が壁につくようにしてください。
- この状態で股の間にA.を挟みます。
- A.が動かないようにして、A.から体を離します。
- 壁からA.の端面(股の位置)までをB.で測ります。
コツは500mLのペットボトルを使用する場合は、中に水などの液体を入れておくことです。同様に他の円柱状のもので代用する時も比較的重いものを選ぶようにしましょう。これは体を離す時にAが動かないようにするためです。
それでも、Aから体を離す時はしっかり押さえないと動いてしまい、やり直しになります。また、立って測る時と同様にBは壁に対して垂直になっていることを確認して測りましょう。

サイズ表記の目安を知っておこう!メンズ・レディースの身体にフィットするスーツのサイズとは?-オーダースーツSADA
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股下を正確に測るならオーダースーツ店での採寸が安心
立って測る方法も寝て測る方法も、身近にあるものを使って自分でできます。しかし、どちらの方法もちょっとしたコツを押さえておかないと、上手に測れない場合があります。また、誤差が生じる場合を考慮して、何度か計測し直す必要もあるでしょう。
計測した数値が間違っていた場合、その数値を元にスラックスをオーダーすると、出来上がってきたものが思っていたのとは違う長さになってしまうトラブルを招きかねません。
股下の長さを正確に測りたいなら、オーダースーツを作る際にスタッフに測ってもらうのが間違いを起こしにくく、安心です。
日本人男性の股下平均と股下比率の目安とは?

脚の長さは単純に脚の長さだけでなく、身長に対する脚の長さ(股下比率)によって決まります。日本人男性の股下平均と股下比率の目安はどれくらいなのでしょうか。
身長別・日本人男性の平均股下一覧
身長 | 股下の長さ |
160cm | 72cm |
165cm | 74cm |
170cm | 76.5cm |
175cm | 78.7cm |
180cm | 81cm |
「人間工学基準 数値数式便覧」 (1992 年)によると、男子の平均股下高さは 74.20cmです。
また、日本人男性の平均的な股下の長さは、身長160cmの場合72cmです。身長を5cm刻みに見てみると、身長165cmでは74cm、身長170cmでは76.5cm、身長175cmでは78.7cm、身長180cmでは81cmになります。身長が5cm高くなるごとに約2~2.5cm脚の長さも長くなるといえるでしょう。
股下比率は身長160cm、170cm、180cmの場合は45cm、身長165cm、175cmの場合は44.9cmが平均的な数値です。
なお、データが古く更新データがないこと、年齢別にみると、18歳が最も長く 76.96cmであることも考慮しましょう。さらに、実際の数値には個人差があります。
参照:国土交通省|統計資料
https://www.mlit.go.jp/common/001225746.pdf
股下比率の計算方法と理想バランス
脚が長いのかそうでないのかは、どのような条件によって決まるのでしょうか。人の脚の長さは単純に股下の長さの数値だけを条件として決めることはできません。脚の長さを考える際には、身長という条件も一緒に考慮する必要があります。
股下の長さ(cm)÷身長(cm)×100
身長が違う2人の人がいた場合に、身長に対する股下の長さの割合が高い人のほうが脚が長いということになるわけです。股下比率の計算式は、股下の長さ(cm)を身長(cm)で割り、100をかけることで算出できます。
男性モデルと一般男性の股下比率はどれくらい違う?
経済産業省が人間生活工学研究センターに委託した調査の「人間特性基盤整備事業」(2004〜2006年度)によると、ほぼ45%前後です。ただし、この数値はあくまで平均値であり、個人差があります。
脚が長い人、理想体型の人といって思い浮かぶのは、モデルを職業としている人ではないでしょうか。モデルの平均股下比率は約47%といわれており、一般的な人と比べて2%長いです。そして、モデルの股下比率の平均は、美しいバランスの基準ともいわれています。
参照:日本人の人体寸法データベース2004-2006
https://www.hql.jp/database/cat/size/size2004

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股下比率とスーツの印象の関係|脚長効果でスタイルアップを目指す
スーツを着用する際、股下の長さは重要な要素です。スーツをかっこよく着こなすには、いかに股下を長く見せられるかがポイントとなります。ここでは股下をかっこよく見せるためのポイントを紹介していくので、参考にしてください。
股下比率が低いとどう見える?避けたい着こなし
股下比率が低い人の場合、視覚的により脚が短く見えるような装いは避けたいですね。パンツの選び方次第では、脚長効果が期待できるものもあるので、ぜひとも押さえておきましょう。
まず、避けたい着こなしの代表格といえるのが、股上の浅いローライズパンツです。ローライズパンツはウエストラインが下にあるように見えるため、脚が短く見えてしまいます。また、丈の長すぎるパンツは足元がもたついて見えるため、脚が短く見えてしまいがちです。股下比率が低い人は、すっきりとした長さの丈のパンツを選びましょう。
脚長効果を出すパンツデザイン・シルエットの選び方
パンツのデザインやシルエット選びによって、実際よりも脚を長く見せることができます。
パンツの形状は大きく分けて三つあります。
- スキニー:スキニージーンズのように腰から裾まで、全てがスリムな形状。
- ストレート:スキニーシルエットの反対で、全てにゆとりがある縦一直線の形状。
- テーパード:腰から太ももまではゆとりがあるが、膝から裾にかけて細くなる形状。
脚の長さに自信がない人はテーパードシルエットがオススメです。
テーパードシルエットは裾にかけて絞られるので、足元がすっきり見えて脚を長く見せられます。腰から太ももまではゆとりがあるので、穿きづらかったり動きづらかったりすることもありません。
スーツ初心者でも安心!スタイルアップできるおすすめのパンツデザイン
脚長効果を狙うには、股上が深いパンツを選ぶのがポイントです。股上が深いパンツはベルトがおへそのラインと同じ位置に来るため、全身で見たときにウエストが高い位置にあるように見えます。
股上が深いパンツは視覚的に脚の長さがウエストの位置まであるように見えるため、脚長効果が期待できるのです。また、正面から見たときにパンツの面積が縦に広くなるので、さらに脚が長く見えます。

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股下に合ったパンツの選び方|理想のシルエットを見つけるコツ
自分の股下の長さを踏まえて合うパンツを選ぶために知っておきたいコツを紹介します。
パンツの丈と裾幅の基本
最適なパンツの長さは人により異なりますが、「パンツの裾」「靴」「靴下」の関係を目安にして決めるのもおすすめです。主な裾の長さ3種類をそれぞれ説明します。
広い場面に対応できるワンクッション
ワンクッションとはパンツの裾が靴の上に覆い被さる程度の長さで、正面から見ると裾にたるみ(クッション)が一つできるのが特徴です。
比較的、年代が上の世代の方がよく着用されている長さで、落ち着いたビジネスマンの印象を与えられます。 ビジネスシーン、フォーマルシーンともにどちらでも活用できるデザインといえるでしょう。
スラックスの形が太いタイプの場合、とても似合う長さとなりますが、反対にスラックスの形が細身の場合は生地が余計に余ってしまうので避けたい長さです。
靴下は見えず、裾幅が20cm以上のゆったりとしたパンツに向いています。
今の主流であるハーフクッション
ハーフクッションはパンツの裾が靴の上に触れる程度の長さで、ワンクッションほどの足元の膨らみは無く、靴の甲にスラックスの裾が少し触れるような長さが特徴です。 ワンクッションで出る膨らみが軽減されるため、すっきりとした印象になります。 ハーフクッションの場合、立っている状態では靴下は見えません。
昔はワンクッションが主流でしたが、今ではこのハーフクッションが一般的とされています。スラックスの形が太いタイプのものでも、細いタイプのものでも、どちらのタイプでも似合う長さとなっているため、どのタイプでもすっきりとした印象を与えることが可能です。迷ったらハーフクッションを選ぶと良いでしょう。
この長さは裾幅が18〜19.5cm程度のパンツに向いています。ハーフクッションはワンクッションに比べ、若々しい印象になりますが、カジュアル過ぎないため、ビジネスシーンで取り入れても問題ありません。
若々しさを表現できるノークッション
ノークッションとはパンツの裾が靴に全く触れない長さで、正面から見ると裾にたるみはなく、カジュアルな印象を演出することが可能です。靴下は立っている状態でも見えるため、靴下選びには注意しましょう。
ノークッションは欧米のスーツスタイルで人気があり、こなれたスーツスタイルとしておしゃれな人に好まれています。
この長さは、爽やかでカジュアルな印象を与えるため、若い世代に好まれています。そのため、フォーマルシーンやビジネスの場面には選ばない方が無難でしょう。この長さは裾幅が17cm〜18.5cm程度のタイトなパンツに向いています。
パンツのシルエットと太さの特徴と選び方

パンツのシルエットによって脚が長く見える丈は異なります。自分が着用するパンツのタイプに合わせて適切な長さを選ぶことで洗練された着こなしが可能になります。スタンダードパンツとテーパードパンツの2種類を紹介します。
スタンダードパンツ(太めのタイプ)
パンツの幅が太めのスタンダードなスラックスの場合、「ワンクッション」か「ハーフクッション」が最適です。
スタンダードなスラックスの場合、腰元から足元までスラックスの太さが変わらず、最後に足元に膨らみが出ます。 これによって、自然と足元へ視線が落ちることになり、脚が長く見える効果が期待できるでしょう。
反対に「ノークッション」の長さを選んでしまうと、「寸足らず」な印象になり、ビジネスシーンでは少し間抜けな印象を与えてしまいかねません。
テーパードパンツ(裾に行くほど細くなるタイプ)
細めのスラックスは、すっきりとした印象を与えます。 長さは、靴の甲に触れるくらいの「ノークッション」か「ハーフクッション」が最適です。
「ノークッション」の長さを選ぶと、テーパードの形によく合い、スタイリッシュな雰囲気で脚が長く見えます。
「ハーフクッション」の場合、軽快なイメージを与えることができて、爽やかさをアピールできるでしょう。 反対に、テーパードタイプで「ワンクッション」の長さにしてしまうと、足元の布が余って野暮ったい印象になってしまいます。
裾の種類:折るタイプ?折らないタイプ?

パンツの裾には折り返しのないタイプ「シングル」と折り返しのあるタイプ「ダブル」があります。それぞれ特徴を解説するので、スラックス選びの参考にしてください。
シングル
シングルは折り返しがなく、すっきりとした印象のため、フォーマル度が高いタイプです。タキシードや燕尾服などの正礼装は、シングルで仕上げられています。
シングルはビジネスシーンに対応できるため、汎用性の高さで選ぶ人も多いでしょう。面接や取引先への訪問など、信頼感を印象付けたい際には、シングルを選んでおくのがおすすめです。初対面の方に多く会う職業の人は、シングルを選ぶのが無難といえます。
細めのパンツとも相性が良いので、身長を高くスラッとした印象に見せたい方もシングルを選ぶと良いでしょう。
ダブル
ダブルの裾はシングルに比べ、ややカジュアルな印象になります。こなれたスーツスタイルを目指す方や、ジャケパンスタイルなどのオフィスカジュアルに向いています。
裾をダブルにする際は、折り返し幅によって印象が異なるので注意しましょう。ダブルの裾幅には流行があり、時代によって人気の幅が異なります。ビジネスではオーソドックスな4cm幅にしておくのがおすすめです。
身長によってすっきりと見える幅も異なります。身長が高い人であれば、幅広の裾でも問題ありませんが、身長の低い人は注意してください。幅広の裾にすることで、目線が下に下がってしまい、脚も短く見えてしまいます。身長だけでなく、全体のバランスが悪く見える場合もあるので、自分の体型に合った最適な裾幅を見つけてください。
ダブルの裾が初めての場合は、スーツ専門店で熟練のスタッフにアドバイスをもらうのも良いでしょう。
腰の位置・ウエストラインにもこだわろう【脚長に見える黄金バランス】
股下比率が低い人は、裾が細くすっきりと見えるテーパードシルエットがおすすめです。パンツの丈は、カジュアルなシーンだけでなくビジネスシーンにも対応可能なハーフクッションを選びましょう。ハーフクッションにすることで余分なたるみができず、見た目がすっきりとします。
ウエストの位置はへその下に合わせましょう。ベルトをしなくても下にずり落ちないサイズが適切なサイズです。ウエストとスラックスの間に握りこぶし1つ分くらいの余裕があれば、食後や座っているときも苦しくありません。

メンズスーツの印象は股下の長さで決まる。サイズ選びのポイントを解説
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スーツの裾上げ方法
今持っているスーツの裾上げを行うにはどのような方法があるのでしょうか。裾上げする方法と裾上げする際のポイントを紹介します。
どこで裾上げするの?
まずは裾上げする方法を紹介します。
⚫︎お直し専門店に依頼する
洋服のリフォームを専門で扱う、お直し専門店に依頼する方法は、購入店舗やメーカーにかかわらず引き受けてもらえるのでおすすめです。裾上げもスピーディーに対応してもらえる場合が多く、急いでいるときに便利な方法です。
裾の長さを変える場合だけでなく、パンツのほつれや裾が下がってしまった際にもお願いできるので、ぜひ活用してみてください。
仕上げ方法や細かな注文にも対応してもらえることも多いので、納得した仕上がりになります。料金も900〜1,500円ほどが主流となっており、比較的リーズナブルなのも魅力です。ショッピングセンターや商業施設の中に店舗を構えていることが多いので、近くへ立ち寄った際は探してみてください。
⚫︎クリーニング店に依頼する
クリーニング店によってはパンツの裾上げのお直しサービスに対応しているところがあります。いつも利用しているクリーニング店で、お直しサービスがあるか見ておくと良いでしょう。
しかし、ほとんどの店舗では自社店舗内に対応可能なスタッフがおらず、外部に委託することが多いため、急いでいる場合には向きません。価格は1,000〜2,000円が一般的です。
⚫︎自分で裾上げを行う
ミシンなどを使って自分で裾上げも可能ですが、工程が多く時間も掛かるため、あまりおすすめの方法ではありません。
緊急でスーツの裾上げを行いたい場合は、裾上げテープを使う方法がおすすめです。テープをアイロンでつけ、好みの長さに裾上げができます。簡単ですが、応急処置として考えてください。
⚫︎購入店に依頼する
購入店で裾上げを依頼する方法が最もおすすめです。
購入時にそのまま裾上げの依頼をすれば、長さのアドバイスをもらえますし、スムーズです。購入時だけでなく、後日でも、購入した店舗へレシートなどの購入記録を持っていくと裾上げに対応してくれる場合があります。裾上げした糸がほつれてきた場合にも、再度対応してもらえる場合が多いので活用してみてください。
裾上げする際のポイント
お店や自宅で裾上げをする際は、フィッティングで次のポイントに注意してください。
フィッティングにはスーツを着るときに履く予定の靴を履いていくようにしましょう。最もよく履く靴を選ぶのがおすすめです。
裾上げをするときは、スラックスのウエスト位置が正しくなるようにスラックスを履きます。普段履いているときよりも、ハイウエストやローウエストになっていることも多いはずです。
ウエストは腰骨の位置に合わせるのが正しい位置となります。また、フィッティングの際は、ベルトも忘れずに着用しましょう。いつもよく履く靴を履いた状態で、背筋を伸ばし、まっすぐ前を向いた状態で測るのがベストです。

スーツの裾上げを行うときの目安は?おすすめの長さや選び方について解説-オーダースーツSADA
スーツの裾は、長さやシングル・ダブルの違いで与える印象や雰囲気がガラリと変化します。スーツの裾でおすすめの長さや選び方を紹介します。手縫いや裾上げテープで自分で裾上げする方法も解説しますが、おすすめは裾上げ不要のオーダースーツです。
オーダースーツで実現!自分の股下にぴったりのパンツを作ろう
既製品は汎用性のあるサイズ展開で商品が作られています。人それぞれ体型は異なるため、既製品ではサイズがしっくりこない場合も多々あるでしょう。
ウエストサイズに合わせて選ぶと股下や脚の長さが合わない場合があります。裾上げで対応できますが、裾上げでのサイズ合わせには限界があるでしょう。
オーダースーツSADAでなら、サイズを採寸してから仕立てるため、股下の長さも完璧にフィットした黄金バランスの一着が仕上がります。オーダースーツ初心者も安心の流れとサポート体制を兼ね備えているのもポイントです。

スーツってどう作るの?スーツの作り方やオーダーメイドと既製品の違いについてご紹介
この記事では、スーツがどのように作られるのかをご紹介し、オーダースーツと既製品スーツの違いについても解説します。
まとめ:スーツをかっこよく着るなら股下比率とパンツ選びが重要
スーツをかっこよく着るなら自分の股下比率に合う長さのパンツを選ぶことが重要です。パンツのスタイルによって見え方も違ってくるため、より脚長効果が狙えるスタイルや丈の長さとのバランスも知っておきましょう。
特にビジネスシーンでは、相手に良い印象を与えるすっきりとした着こなしを心がけたいものです。自分に合うパンツスタイルが分からない方や迷っている方は、オーダースーツSADAに来店予約のうえ、お気軽にご相談ください。
股下の測り方から、似合うスーツの作り方のポイントまでご紹介しました。欧米人に比べて股下比率が低い日本人でも、スーツをかっこよく着こなすことが可能です。最適なパンツの長さはパンツの裾、靴・靴下とのバランスによって決まります。スタイリッシュなパンツ選びのポイントは、股上が深めで、自分に合ったスリムな形のパンツデザインを選ぶことです。気に入ったスーツの長さに違和感を感じた場合には、美しく見える長さに裾上げしたり、オーダースーツを検討してみてください。自分の体型を細かく理解することで、自分に似合うデザインやピッタリのサイズのスーツを作れます。オーダースーツSADAでは、専門のスタッフがしっかりサポートするため、フルオーダーの楽しさ、快適さ、フィット感はもちろんのこと、着回しの相談や着こなしに関しての些細なお悩みにも親身にお答え致します。