【メンズ】リクルートスーツのビジネススーツの違いは?選ぶ時のポイントや就活以外でも使えるのか紹介のアイキャッチ画像
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【メンズ】リクルートスーツのビジネススーツの違いは?選ぶ時のポイントや就活以外でも使えるのか紹介

リクルートスーツは就活の時に着るということは知っていますが、それ以外のことは詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。
今回はリクルートスーツについて深堀りしてご説明していきます。

リクルートスーツとビジネススーツの違い

リクルートスーツとビジネススーツの違いについて4つの観点からご説明します。

着用目的

まず着用目的が異なります。
ビジネススーツはその名の通りにお仕事の際に着用するスーツです。
なので基本的にお仕事の際にはリクルートスーツではなくビジネススーツを着用します。
また、ビジネススーツはシンプルな作りのリクルートスーツとは異なり、色やデザインなど様々な種類があります。

一方、リクルートスーツは学生の就職活動向けのスーツで就活スーツと呼ばれることもあります。
就職活動の際に着るので面接、企業の説明会やOB、OG訪問など就職活動にかかわる場面で着用することになります。
面接の際にあえて個性を出すためにリクルートスーツを着ない方もいますが、面接の方から常識がないと思われてしまうこともあるためリクルートスーツを着用するようにしましょう。

実はリクルートスーツは日本独自のもので海外にはリクルートスーツはありません。
では海外ではどうしているのかというと、カジュアルな服装で就職活動をしているのかというとそうではなく日本と同様にスーツを着用しています。
しかしリクルートスーツのように黒などのダークカラーがメインではないというのが特徴です。

やはり就職活動の時にリクルートスーツという似たようなデザインのスーツを着るというのは、日本の協調性を重んじる風習が現れているのかもしれませんね。

ちなみにリクルートスーツは就職活動が終わってからも新入社員の間は着用しても問題ありません。
入社してから1、2年はリクルートスーツを着て経済的に余裕が出てきてからビジネススーツに乗り換えるといった方も少なくありません。
ビジネススーツはリクルートスーツよりも価格が高いので、すぐに購入するのが大変な方もいらっしゃると思います。

そのような方は仕事が落ち着いて金銭的にも余裕が出てきたら購入を検討するようにしましょう。

価格

リクルートスーツは基本的に学生の就職活動という短い期間での着用を目的として作られているので、価格は安価なものが多いです。

特に安いものでは数千円で購入できるものもあり、複数購入することも難しくないですね。
やはり安価なので品質があまり高くないものも多く、就職活動の際に頻繁に着る必要があるリクルートスーツは1着のみしか持っていないと型崩れや傷みなどで見た目に問題が出てきてしまいます。

そのまま着てしまうと面接官の方に良くない印象を与えてしまう可能性もありますので、複数購入して常に清潔な状態で就職活動に臨めるようにしましょう。

一方、ビジネススーツはお仕事で長く着用することが目的として作られているため価格がリクルートスーツよりも高くなっていることが多いです。
就職活動の期間は1年ほどですが、お仕事となると何十年という期間になりますので丈夫で長持ちするものを着る必要がありますよね。

ちなみにリクルートスーツのようなシンプルな色やデザインのビジネススーツを選べば、就職活動の際にリクルートスーツではなくビジネススーツを着用することも可能です。
よって、リクルートスーツとビジネススーツを別々で購入して出費を増やしたくないという人は、就職活動の時からビジネススーツを購入するのもおすすめです。

ただやはりデザインや色などはシンプルなので、おしゃれなスーツを着たいという方はリクルートスーツとビジネススーツは分けた方が良いかもしれませんね。

生地

リクルートスーツは就職活動という短期間での着用を目的として作られているので、長持ちするようには設計されていません。

スーツの素材はウール100%やウールとポリエステルの混紡のものが多いですが、リクルートスーツはウールとポリエステルの混紡のものがほとんどです。
ポリエステルはウールよりもシワになりにくいという特徴があるので、基本的にポリエステルの割合が多くなっています。

ポリエステルは通気性が悪いため動き回る必要がある就職活動においては、少し着心地の悪さを感じることはあるかもしれません。
また、安価なものは作りが丁寧ではないこともあるため1着のみの着用となるとすぐに傷んでしまう可能性もあります。

長持ちさせるために適切にお手入れをすることが大切ですね。
適切なお手入れのポイントはサイズの合ったハンガーを使用することと、着用後のブラッシングです。

ハンガーは素材や形によって役割が変わります。
木製のハンガーは丈夫でスーツの型崩れを防ぎ、湿気を吸い取ってくれるのでおすすめです。

また、着用後のブラッシングも重要でブラッシングをすることで毛玉を防いだり虫食いを予防することが出来ます。
害虫はウールやカシミヤなど高級な素材を好んで食べるので、スーツは毎日のブラッシングを行うことが大切です。

反対にビジネススーツは長期での着用が目的とされているので、ウールのような丈夫な生地で作られていることが多いです。
リクルートスーツと同様にポリエステルとの混紡のものもありますが、ビジネススーツの場合はウールの割合が高くなっています。

リクルートスーツはポリエステルという素材上、少し安っぽい印象がありますがウールの割合が多いことでビジネススーツはリクルートスーツよりも上質な見た目となっています。

ビジネススーツはリクルートスーツよりも長持ちするように設計されていますが、リクルートスーツ同様に日頃のお手入れが大事なのは同じです。
長持ちするビジネススーツをさらに長く使えるように、しっかりと日頃のお手入れも行っていきましょう。

色柄やデザイン

リクルートスーツとビジネススーツの違いに色柄やデザインもあります。
リクルートスーツは就職活動ということで、多くの方に受け入れられる必要があるので色はブラックやネイビーなどダークカラーが基本となります。
デザインも無地のものがほとんどで広く受け入れられやすいようになっています。

反対にビジネススーツの色はライトグレーやベージュ、ブラウンなど明るい色のものも多くなっています。
デザインもストライプやチェック柄など無地ではないものも多くあり、フォーマルな範囲内でおしゃれを楽しむことも出来ます。

新入社員の間はお仕事の際にリクルートスーツを着用することも可能ですが、おしゃれを楽しみたい方はビジネススーツに切り替えるのも良いかもしれませんね。
自分の好きな洋服を着ることで毎日のお仕事に彩りを加えていきましょう。

リクルートスーツは必ず就活の時に買うべきなのか?

リクルートスーツを就職活動の時に必ず買うべきなのかというと一言でいえばNOです。
確かにリクルートスーツは学生の就職活動を目的として作られていますが、リクルートスーツ以外のスーツを着用してはいけないというルールはありません。

かといって、スーツなら何でもよいのかというとリクルートスーツのように黒やネイビーなどのダークカラーであったりデザインは無地のものを選ぶ方が無難です。
ビジネススーツの中にはライトグレーやベージュなど明るい色のスーツもありますが、就職活動においては少しカジュアルすぎるので面接官の方に不安を与えてしまう可能性があります。
なので、リクルートスーツではなくとも就職活動の際には落ち着いたシンプルな色のスーツを着用するようにしましょう。

【メンズ向け】リクルートスーツを選ぶ時のポイント

リクルートスーツであれば基本的にどのようなものでも問題ありませんが、就職活動をしやすくなるような素材を選ぶことが大切です。
例えばストレッチ素材のものであったり、自分で洗濯できる素材であったり、シワになりにくい素材で作られているものもあります。

就職活動では移動距離が長いこともあり、ストレッチ素材の方が着心地がよく疲れにくいですよね。
また、移動距離が長いとスーツが汚れてしまいますので自分で洗濯が出来ると安心です。
ただし頻繁に洗濯すると早く痛んでしまうので注意しましょう。
就職活動では第一印象が大切ですので、シワがついているスーツで臨んでしまうと悪い印象を与えてしまうこともあります。

よって、このように様々な素材のリクルートスーツがありますので就職活動を行いやすくなる素材を選ぶようにしましょう。

また、ジャケットやパンツは基本的にセットで購入するので特に気にする必要はないですが、ベルトやバッグなどの小物はどのようなものを選べば良いか悩む方もいらっしゃると思います。

基本的に就職活動では落ち着いた色でシンプルなものが好ましいのでベルトは黒を選んでおけば無難でしょう。
またバッグの色も黒が好ましく、リュックではなくいわゆる「リクルートバッグ」と呼ばれるものを買っておけば問題ありません。

リクルートスーツは他の場面でも着用できるか?

リクルートスーツは学生の就職活動の際にしか着れなくて勿体ないと思ってしまう方もいるかもしれませんが、実は就職活動以外にも着ることが出来ます。
まず、新入社員の間はお仕事の際にリクルートスーツを着用しても問題ありません。
他には学校の卒業式や結婚式、お通夜などで着用することが出来ます。

結婚式は新郎新婦よりも目立たない服装を選ぶことが望ましく、リクルートスーツは黒やネイビーといったダークカラーが基本なので、結婚式にも適切なスタイルとなっています。
また、お通夜は急に訪れる出来事ですので喪服ではなくリクルートスーツでも問題ありません。
特に昔はお通夜に喪服を着ていくと「故人が亡くなることを待っていた」と思われてしまい、失礼にあたるという考え方もありました。
なのでお通夜ではリクルートスーツでも問題ないことを覚えておきましょう。
ネクタイは黒ネクタイが基本なので間違えないようにしましょう。

お葬式に関しては急な出来事ではないので、基本的に喪服を着ることが原則です。
リクルートスーツはダークカラーであるため見た目が似ているように思う方もいるかもしれませんが、喪服には光沢がなくリクルートスーツには光沢があったりと仕立てが違っています。
気にしない方もいるかもしれませんが、お葬式では喪服を着ることが望ましいでしょう。

メンズ向けリクルートスーツを買うならどこがおすすめ?

リクルートスーツは基本的に大型量販店や百貨店、オーダースーツ専門店などで購入することが可能です。
それぞれの特徴をご紹介しますね。

大型量販店

高価格帯のものも販売していますが、最低価格が低いことが特徴です。
また、種類が豊富なのでお気に入りのセットアップスーツを見つけやすかったりします。
型崩れがしやすかったり長持ちがしなかったりなどありますが、とにかく安く手に入れたいという方は大型量販店で購入するのが良いでしょう。
基本的に量販店で買う方が多く、1着ではなく2着購入する方も少なくありません。
就職活動で必要になる他のアイテムも一式そろえることが出来るので、安価ですぐに揃えたい方にはおすすめです。

百貨店

百貨店は大型量販店より販売している量は少ないですが、品質が高いものが多いです。
混んでいない時間はスタッフの人が丁寧に説明してくれるので、価格が少し高くてもゆっくりと納得して購入したい方は百貨店がおすすめです。

オーダースーツ専門店


オーダースーツ専門店では価格は高くなってしまいますが細かい要望を伝えて、自分にピッタリのリクルートスーツを作ることが出来ます。
よって着心地は非常に良いのはもちろんのこと、サイズが合わないことによる摩擦で傷んだりすることも少ないでしょう。

自分に合うスーツを選びたい方は、オーダースーツ専門店で購入するのがおすすめです。

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千地 淳子