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テレワークに最適なスーツとは?押さえておくべきポイントを解説

在宅ワークでもスーツ着用が必要な理由

新型コロナウイルスの感染拡大により、急速に在宅ワークが広がっていきました。

在宅ワークには、社員が出社することなく、場所や時間の制約を受けることなく柔軟に働くことのできるというメリットがあります。

テクノロジーの進化も相まって、自宅から上司やクライアントと打ち合わせや商談までもが気軽におこなえるようになりました。

また、在宅ワークの導入を機に、フレックスタイム制度を運用し、社員一人ひとりが自分の生活リズムに合わせた働き方をするという多様な働き方も広がってきています。

さまざまなメリットがある在宅ワークですが、自宅での仕事ということで、ついつい身だしなみを整えることに手を抜いてしまいがち・・・といった方も多いのではないでしょうか?

しかしいくら自宅から会議に参加できるといっても、ラフな格好で参加するのはビジネスパーソンとして良くありません。これぐらいなら大丈夫だろうと手を抜いていると、案外画面の向こう側にだらしない印象が伝わってしまうものなのです。

オンラインミーティングは上半身しか映らないとしても、きっちりとした服で挑むことで相手に失礼のないようにというだけでなく、自身のやる気にスイッチを入れることができます。

ビジネスモードに切り替えスーツをしっかり着こなして、遠隔でもデキるビジネスパーソンの風格を漂わせましょう。

とはいえ、オフィスで着用するスーツをそのまま着用すればよいというものではないということをご存じでしょうか?

実はオンライン会議におすすめのスーツの柄や色、また着こなしというのがあるのです。

せっかくの在宅ワークだからこそ、着心地良く快適に過ごすことのできる素材やアイテムを取り入れることもおすすめです。

今回は、急な環境の変化に戸惑うビジネスパーソンのために、リモートワークで選ぶべきスーツやオンライン会議でのスーツの着こなしの注意点についてご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

在宅ワーク時のスーツを選ぶポイント

1,きちんとしているけれど動きやすく着心地の良いものを選ぶ

テレビ会議などの際には、相手に失礼のないような装いをすることが基本となりますが、オフィススーツのようなかちっとしたものを着用する必要はなく、着心地重視でスーツを選ぶことができるのが、テレワークスーツのメリットです。

2,清潔感はオフィスでも在宅でも変わらず重要

テレワークだと、一休みの際にソファーやベッドに寝転がってゴロゴロするという方も多いのではないでしょうか?

オンオフを切り替え、仕事に取り組むことは問題ありませんが、スーツを着たままだとシワなどがつきやすくなります。

画面越しからも清潔感はしっかりと伝わるものです。

シワになりにくい素材を選んだり、休憩を取るときはジャケットを脱ぐなどの対策を取り、身だしなみを整えておくことは忘れないようにしましょう。

3,ウォッシャブルスーツだとお手入れ簡単

オフィスに通勤となるとなると、汚れが付きやすかったり、季節の変わり目で衣替えをするためクリーニングに出す機会が都度出てきます。

一方、在宅ワークの場合には、室内での着用であるため、汗をかいたりすることも少なく、また温度変化の少ない中ではスーツの衣替えをすることも限られます。

そのため、クリーニングに出すまでもない…けれどもそのまま保管しておくにはにおいや汚れが気になるということが出てきます。

そんな場合にもってこいなのが、ウォッシャブルスーツです。

ウォッシャブルスーツであれば、自宅で簡単に洗うことができるため、毎回クリーニングに出す必要がなく、非常にお手入れが簡単です。

洗ってもシワにならないように耐久性に富み、扱いやすいというのも特徴です。

着心地抜群、ストレッチ素材が在宅に最適!

オンラインの会議や商談では、遠隔といえども相手に良い印象を与えるためにかっちりとした服装が必要です。しかし自宅にいるのだからこそ「そのまま部屋で寛げるような気軽さも欲しい」というのが本音ではないでしょうか。

そんな方は、機能性と快適性とを兼ね備えたストレッチ素材のスーツを選びましょう。

ストレッチ素材とは

ストレッチ素材は、生地を縦・横に伸ばすことができるほど伸縮性や弾力性に富んでおり、運動性の高い素材です。

原料としてメジャーなものはポリウレタンで、他にはウールや綿などがあります。(オーダースーツSADAではウール100%の生地を使用しています。)

糸はねじりの回数が多いほど引っ張る力が強まり、伸縮性も強くなるという特徴があるのですが、ストレッチ素材のスーツはねじりの回数が多い糸を使用しているため、柔軟に伸び縮みするようになっています。

ストレッチ素材のメリット

①動きやすい

動きやすさと丈夫さが特徴のストレッチ素材のスーツは、立ち上がったり腕を上げたり階段を登ったりなど、日常的な動作にかかるストレスが軽減されます。また伸縮性の高さは破れにくいというメリットもあります。よく股下や脇の部分を破いてしまう・・・という人にもぴったりで、外回りをする営業職の人にも重宝されているスーツです。

在宅ワークの場合には、座っていることが大半となるため、パソコン作業による腕や肩、座っているときのパンツの伸縮性があると、作業効率アップにつながります。

②シワになりにくい

化学繊維を含むストレッチスーツはシワが付きづらいのが特徴です。

また、伸び縮みする生地はシワになりにくく、きれいなシルエットを維持しやすいというのもメリットです。

忙しくて手入れする時間がなくても、ストレッチスーツなら生地の持つ復元力である程度のカバーが可能となっています。

③スタイルアップ効果

ストレッチスーツには体型をカバーしてくれる嬉しいメリットもあります。

伸縮性に劣る一般的なスーツの場合、サイズに少し余裕を持たせたものを選ぶ必要があるのですが、それでは布地が余ってしまい上品さに欠けてしまうというデメリットがあります。また硬い生地のスーツの場合、着崩れが起き、着こなすのにも苦労します。

その点、ストレッチスーツはジャストサイズで着ることができるので、スマートな着こなしが可能になり、スタイルアップの効果を期待できるのです。

ストレッチ素材(ポリウレタン生地)のデメリット

一般的なストレッチスーツに使われているポリウレタンは、伸縮性など優れた面を持つ一方で、ウールやポリエステルなどの素材に比べ、

・若干劣化が速い

・形状を維持しにくい

・静電気が起こりやすい

などのデメリットがあります。

動きやすいというメリットが、逆にスーツの生地の劣化に繋がってしまうのです。

そのため、オーダースーツSADAでは劣化の速いポリウレタンの生地をあえて使用しておりません。

2つのストレッチ素材から選ぼう!

オーダースーツSADAではストレッチ素材として「ナチュラルストレッチ服地」「防シワナチュラルストレッチ」という2種類のストレッチ生地から選ぶことができます。

ナチュラルストレッチ服地

自由度の高い伸縮性と美しい質感が特徴。体の動きにフィットするので、着心地抜群。若い方の支持が厚い細身のスーツにぴったりです。

防シワナチュラルストレッチ

通常のストレッチ素材でもある程度のシワを防ぐことができますが、より復元力が強い生地としてオススメしているのが「防シワナチュラルストレッチ素材」です。パソコンの前に長時間座りっぱなしになるリモートワークでもシワが気になりません。

どちらのストレッチ生地も、ウール100%でありながら抜群の伸縮性を持つとともに、優れた高級感も魅力。実際に手にとって、選んでみてくださいね。ストレッチ素材のスーツを手にして、自宅での寛ぎの時間も快適に過ごしましょう。

在宅ワークにおすすめのスーツの選び方

続いては、テレワークの際におすすめしたいスーツの選び方をポイントごとにご紹介していきます。

1,ジャケット

きちんと感を演出するうえで活躍してくれるのがジャケットです。

自宅で一人で仕事を進めている際には、ジャケットを脱いで、会議等他の人とカメラで顔を合わせる際にはジャケットを羽織れば簡単にオンオフを切り替えることができます。

先述のように、ストレッチ素材であれば着心地も抜群です。

2,シャツ

きちんとしたスーツスタイルを作る場合には、インナーに着るシャツは襟付きのものを選びます。

ジャケットを脱いでもきちんとした印象を保つことができます。

3,パンツ

在宅での仕事は大半が座っての作業となるため、シワになりにくく、さらっとした素材のものがおすすめです。

会議などがあってもどうせ上半身しか見えないからと気を抜いて、下はパジャマのままで過ごしたりしていると、ちょっとした拍子にばれてしまって恥ずかしい思いをするなんてことにもなりかねないので、注意しましょう。

ジャケットとパンツの組み合わせはセットアップに限らず、上下の組み合わせを変えてコーディネートを楽しむというのも一つの方法です。

スーツ以外におすすめのコーディネート

続いては、スーツ以外の服装がOKの場合におすすめしたい着こなしをご紹介していきます。ポイントは、カジュアル感をプラスしながらも、きちんとした印象にまとめるということです。

1,ニット・カットソー

ジャケットの中を、シャツからニットやカットソーに変えるだけでガラリと印象が変わります。

ニットやカットソーは動きやすく、またカジュアルな雰囲気になります。

季節に合わせて素材を選ぶこともできるので、コーディネートの幅が広がります。

2,ポロシャツ

ジャケットが必須でない場合には、襟付きのシャツのほか、ポロシャツもおすすめです。

着やすく、これ1枚できちんと感が演出されるため、何枚か揃えておくと便利です。

オンオフに関わらず着られるところもうれしいポイントです。

3,カーディガン

こちらも、ジャケットが必須でない場合におすすめのアイテムです。

ジャケットよりも手軽に使えて、また体温調整がしやすいので、使い勝手が良いのが特徴です。

カーディガンはジャケットと比べるとカジュアルな印象になるため、中に着るものは襟付きのものを選ぶなど、メリハリのあるコーディネートを心がけましょう。

羽織るものなので、若干大きいサイズのものを選ぶと着やすいです。

4,ベスト

今回ご紹介するベストとは、スリーピーススーツのベストではなくニットのベストのことです。

1枚羽織ることで、こなれ感が出て、お洒落な印象になります。また、防寒対策としても使うことができるアイテムです。

オンライン会議で知っておきたいスーツの注意点!

ジャケットやネクタイが必要なオンライン会議において、コーディネートと背景との相性が大事なポイントだということをご存知ですか?

背景によっては、ジャケットと同化して見づらくなってしまったり、それによってせっかくかっちりとしたスーツを着こなしていても印象が薄くなってしまったり・・・という予期せぬ事態に陥ることもありえます。

そこで、オンライン会議での着こなしの注意点についてまとめました。

<注意点1> ジャケットカラー

オンライン会議時のジャケットは、背景と同色のものを避けることが重要です。同系色にしてしまうと、背景との境がわかりにくく、同化して見づらくなってしまうという可能性があるからです。

そのため、できる限り背景とのコントラストが強い色味を選びましょう。例えば、白い背景ならばブラックやネイビー、木目調の背景ならばライトグレーなどの明るい色です。

オンラインの画面では、バーチャル背景を利用することも可能です。

背景が雑然としていると、だらしない印象がついてしまうので、必要に応じてあらかじめバーチャル背景を選んでおくこともおすすめします。

<注意点2> ジャケットやネクタイの柄

こなれ感の出るストライプやチェック柄のスーツは、実はオンラインには不向きです。自分ではおしゃれに決めているつもりでも、画面越しに見ると、目がチカチカしてしまい、注意力が散漫になってしまうからです。

そのため細かい柄(チェックや織柄)のものは避けた方がベターです。またシャツやネクタイなどをギンガムチェックや細かいアーガイルのデザインなどにしてしまうと、そこだけ悪目立ちをしてしまうこともありますので、画面越しに一度自分の映りを確認しておくことをおすすめします。

全体的に黒や紺のベーシックなカラーを選ぶことが良いでしょう。

<注意点3> 着こなし

社内の会議ならばある程度ラフな格好でも許されるかもしれませんが、ネクタイを締めずに首回りを大きく開けていると肌着が見えてしまうこともあり、良い印象を与えません。会議の間だけでもネクタイを締め、シャツのボタンは上まで留めるようにしましょう。

またシャツだけよりもベストがあれば、着用するとよりフォーマルな印象になりますよ。

特に在宅ワークの場合には、状況に合わせた着こなしが必要となってくるため、肝心な時に間違った格好をしないように注意が必要です。

オンラインだからこそ油断は禁物!

以上、在宅ワークにおすすめのスーツの選び方などについてご説明してきましたが、いかがだったでしょうか?

自宅だから、遠隔だから、画面上だからと、ついつい油断してしまいがちなオンライン会議ですが、テクノロジーの進化にともない、近年は画質の良いカメラが増えているため、手抜きしている様子も意外とバレてしまうものです。

リモートワークといえども業務中ですから、状況に合わせて、また相手がいる場合には相手に失礼のないようにきちんとした服装を心がけましょう。

これからスーツをオーダーされる方は「リモートワークに最適かどうか」というポイントも、選択基準の一つにしてみてはいかがでしょうか。

オーダースーツSADAで仕立てる

オーダースーツSADAでは、メンズ、レディースのビジネススーツのほか、ジャケット単体やシャツなど幅広いアイテムをフルオーダースーツで仕立てています。

フルオーダースーツは、採寸により一人一人の体型に合わせて仕立てることが可能であり、また生地やデザイン、裏地やボタンなど細部にまでこだわることができるという点が魅力です。

オーダースーツSADAなら、今回お伝えしてきた在宅ワークでも快適に着られるスーツがきっと見つかるはずです。

気になった方はぜひ一度ホームページをご確認のうえ、来店予約してみてください。

専門知識豊富なスタッフが親切丁寧に対応いたします。

なお、オーダースーツは仕立てるのに約1か月の時間を要しますので、早めの動き出しがおすすめです。