細身スタイルはダサい？スーツマジックを味方に付ける！着こなしポイントや選び方も詳しく解説

世の女性たちを夢中にさせるスーツスタイル。スーツマジックと感激されることもあれば、「格好悪い」と幻滅され逆スーツマジックになることも。 今回は、女性目線から見たスーツマジックについてや活用方法、スーツスタイル中でも「細身スーツ ダサい」が検索上位に上がってしまう程、着こなしに心配の声が多い細身スーツの着こなしポイントや選び方を解説します。

スーツマジックとは何か？

スーツマジックとは、スーツを着た男性がいつもより5割から10割増しでカッコ良く見えることを言います。 「スーツを着ただけでいつもよりかっこいい、まるでマジックみたい！」という意味合いで、スーツマジックと呼ばれるようになりました。

そう、自分の体型に合ったスーツをきちんと着こなしているだけで、誰でもカッコよく見えてしまうのがスーツマジック。

普段スーツを着ている男性が私服になった途端「スーツを着ていたからカッコ良く見えただけだった。スーツマジックだった」と、恋愛感情が冷めてしまう逆スーツマジックもあります。

女性が好きなスーツスタイル

では、女性目線のスーツスタイルがカッコよく見える場合と格好悪いと感じてしまう場合にはどのような違いがあるのでしょうか？違いを比較してみました。

· 清潔感がある・・・スーツスタイルは、日常よりもフォーマルな場面やビジネスシーンで着用するため、身だしなみを整えます。その結果、清潔感も底上げされて好印象に。

· スタイルが良く見える・・・スーツは、男性の理想的なスタイルを目指してデザインされた服です。 そのため着るだけで、長身、着やせ、足長効果、背中が広い逆三角形スタイルに変化します。 革靴も基本ヒールが3㎝以上あるため、フラットなスニーカーよりも背が高くなります。

· 印象が良い・・・スーツの原点はイギリス紳士の服。 冷静、知的、大人っぽい、頼りがいがある印象が自然に備わります。 この印象の変化が、女性にはギャップとして魅力的に感じられます。

· コーディネートが素敵・・・派手すぎず、地味すぎないコーディネートが人気。

スーツのルールに従ってコーディネートするだけで、失敗無しの洗練された着こなしになります。

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スーツ姿が女性に好印象を与える理由

スーツは古代ギリシャの英雄像をモデルに設計された説が有力です。 実際に着用時のシルエットは非常にバランスが良く、スタイルアップして見えます。 女性は男性よりも視覚が広範囲で、色の違い、面積の差、生地の質感までを的確にとらえます。 これは本能的な差です。 男性は狩猟に特化していたため、獲物を狙う狭い範囲での視覚に優れています。 女性は採集と育児です。 広範囲の食糧採集、子供の顔色の変化に気付く敏感さに優れました。 そのため男性以上に、スーツスタイルでの変化を強く感じます。 つまり、理想のスタイルを計算されたスーツは、女性の視覚に確実に好印象を与える服なのです。

女性が嫌いなスーツスタイル

一概にスーツであればどんな着こなしでも良い、という訳ではありません。 一歩間違えれば似合っていないと判定されてしまいます。 以下のポイントが1つでも当てはまれば改善したほうがいいでしょう。

· 清潔感がない・・・ひじや膝のシワ、ホコリでイメージダウン。

· サイズ感が不自然・・・大きすぎるとおじさん認定、小さくてパツパツだとやりすぎ、パンツが短すぎるのも気になるなど、適切でないサイズに厳しい傾向です。 しかし、逆を言えばルールを守ればOKという意味でもあります。

· 黒無地の違和感・・・意外に見られている黒無地スーツ。 一部ハイブランドやモード系では見かけますが、一般ビジネスではタブーな色柄。 黒の無地は喪服やリクルートスーツのように見えるため女性からも不評です。

· コーディネートがキツイ・・・カラフル過ぎる、柄が多い、主張が強いと女性は引いてしまいます。

· 靴に違和感・・・すでに流行が終わった、つま先長めのロングノーズを合わせている。

靴にもスーツ同様に流行があるため、履けるからと数年前のデザインを履いていると浮いてしまいます。

スーツマジック発動の条件とは？

スーツマジックを発動させる方法は、スーツ着こなしのルールを守るだけ。 スーツにはサイズ感からコーディネートまで、簡単なルールが存在するため、最初はそのルールを守るだけで十分です。

· サイズ感のルール 肩は、ひとつまみできる余裕があるものを選ぶ。 袖は、手首にある骨(手くるぶし)が丁度隠れる長さ。 着丈はヒップギリギリ、細身スーツであれば、ヒップの下が少し見えるくらい。 スーツの袖から、シャツを1㎝出す。 パンツは、太腿の後ろをつまみ、親指第一関節くらいまであれば十分。 それ以下だとパツパツになり、握れるほどの余裕だとダボダボになるため注意。 裾丈は、ハーフクッション(裾が靴に当たり、少したわむ長さ)ノークッション(靴の履き口すれすれ)が、マナー上安心。 最近流行のくるぶしが見えるパンツは女性から見ても違和感が強いです。

· コーディネートの色柄ルール 使う色は3色までにする。

柄の組み合わせは、シャツ、タイ、スーツの3つのうち、柄は1つか2つまで。 この2無地1柄か、1無地2柄のルールを守るだけでも、すっきりコーディネートになります。

· コーディネートの襟幅ルール 襟幅の流行が標準に移った現在は、ナロータイ(細身タイ)は流行から少し外れます。 襟幅に近い標準幅ネクタイを合わせましょう。 襟の一番幅がある場所と、ネクタイの大剣(太い方先端)を重ねて近いサイズを選ぶ。 シャツ襟はワイドカラーで襟の長さをスーツの襟と同じ長さの物を選ぶ。 スーツの襟、シャツ襟、ネクタイ幅をあわせるのは基本ルールです。 慣れてきたら、他の合わせ方もチャレンジしてみましょう。

· 清潔感・・・スーツの毎日のメンテナンスは必須。 豚毛ブラシでのブラッシング。連続着用はせず、最低3着でローテーションする。 シワ伸ばしスプレーやスチームで着用ジワは必ず伸ばす。

· ヘアスタイル・・・目と眉、耳、襟足がすっきりとしたヘアスタイル。

· 靴下・・・毛玉注意。ビジネススーツで白は使いません。スーツか靴の色に合わせます。

· カフス・・・女性はキラキラしたものが大好きです。 腕を曲げたときにちらりと見えるカフスをプラスしてみましょう。

女性から見て細身スーツはダサいの？

結論から言うと細身スーツは令和の時代にも人気が高く、身体のラインにフィットさせスッキリと見えるシルエットを特徴とした、若々しくスタイリッシュな印象を与える人気のスーツです。ダサいなんてもってのほかです。

しかしながら「細身スーツ」とネット検索すると、続いて上位予測検索に「ダサい」と表示されます。

それだけ細身スーツはサイズ選びや着こなしに不安を感じやすく、一歩間違えれば似合っていないと認定をされてしまいがちなスーツでもあります。

細身スーツが与える印象

細身スーツが周りに与える印象にはこんなものがあります。

若々しくスタイリッシュ

細身スーツを着用するとスタイリッシュに見える為、おしゃれで若々しい印象を与えられます。フレッシュな清潔感を強調できるので、新入社員であれば年の近い先輩や一回り年の離れた上司にも好印象を与えられます。

年齢より若く見られることもあるスーツなので与える印象で使い分けるのが良いでしょう。

体形に変化が出ても、あえて体のラインを強調することでスリムに見せられることもメリットの一つです。

本来の体型よりスリムな印象を与える

細身のスーツを着ることで身体のメリハリが強調され、体型以上に見た目をスリムかつスマートに見せられます。

体型が気になるからあえて細身のスーツを着用するなんて方も。

カジュアル過ぎる反面も

細身のスーツは相手にスタイリッシュな印象を与え、スマートなでおしゃれな男性へ印象付けられる人気のスーツです。

ですがご自身の年齢や、取引先の方と大事な会議といったシーンによってはカジュアル過ぎると思われてしまうかも。大事な場面では普段より落ち着いた色を選択するなど、細身スーツの着こなしは場面に応じる事も大切です

細身スーツはダサくない！着こなし方やサイズの選びの方法

着るだけで一気にスタイル良く見えスーツマジック効果を発揮させ、スマートな印象を与

える細身スーツですが、一歩選び方を間違えるとかえってカッコ悪く見えてしまう危険性もあります。

しかしカッコよく着こなすポイントや選び方を知ると、清潔感もありスマートで仕事ができる雰囲気を醸し出せる武器に変身します。

もう細身スーツはダサいなんて言わせない！

長持ちさせる為にも適正なサイズ選びはとても重要となりますので、細身スーツの大事なポイントを学んでいきましょう。

ジャケット

仕事上スーツでいう方は、体とジャケットの間にこぶし一つ分のスペースが空く程度のサイズだと、動きを妨げられずかつ細見スーツの良さも活かせるサイズ感です。

肩回り

着用時、肩にひとつまみの余裕があるか実際につまんで見て確認しましょう。オーダースーツの場合はプロに見立ててもらいます。

バスト

胸囲は、ジャストサイズ一択です。

前ボタンを留め、胸元に手のひら一枚分の余裕があるか確認します。

小さいスーツ正面から見ると一見良さそうに見えますが、後ろから見ると不自然な張り付きが起きて窮屈に見えてしまします。より細く見せたいのであれば、胸ではなくお腹周りの余裕を削ると視覚的により細身に見せることができます。

しかし細くし過ぎると、ボタンを留めた時にシワが出来て残念なスーツスタイルになってしまうので気を付けましょう。

で胸あたりのラペルが立ち上がらないものならOKです！

肩が合っていれば、こぶし一つ程度の余裕でも大丈夫です。

着丈

ビジネスシーンで好まれる着丈はお尻が2/3隠れるまたは全部隠れるかまでの間の着丈感が、大人さやおしゃれさも出せて細身の良さも残しつつカッコよく着こなせます。

細身のジャケットは着丈が短めにある傾向にありますが短すぎると窮屈に、長すぎても胴長でアンバランスな印象になってしまいます。

スラックス

細見スーツのスラックスはとても重要で一番の肝です。ジャケットと同様に付かず離れずのある程度のゆとりをもたせつつ、すっきりと見せる細さ選びが必要になります。

身体にフィットしたラインが特徴の細身スーツでも、膝やふくらはぎのラインが出ているピタッとしたスラックスは、少々やり過ぎのサインです。

適切なサイズを選べなければ「細身スーツは格好悪い」と思われる可能性があります。

太もも周り

親指と人差し指で太腿後ろをつまみ、親指第一関節くらいまでつまめる余裕があればいいでしょう。

スラックスの太ももは、ゆとりがなさすぎると窮屈でダサい印象を与えます。普段スキニージーンズなどピタッとしたズボンを穿いている人が特に失敗しやすいポイントです。

お尻から太ももにかけて余裕がないと、座ったときに極端に生地が引っ張られるので耐久性にも影響してしまいます。また、ポケットの口が開いてしまうので、シルエットが崩れるだけでなく、生地の消耗をも招きます。

裾

トレンドを意識するならノークッション。（裾が靴に触れない程度）

フォーマルな場面での使用も考える場合は、ハーフクッション（裾が靴に触れて、少したわむ程度）が最適です。

細身のスラックスを選ぶ時は裾の長さが重要なポイントです。

フォーマルなシーンにもOKで一番スタイルに着こなせる長さは、裾が靴の甲に少しかかる程のハーフクッション。

短く靴下が見える長さのノークッションも流行りのデザインで魅力的ではありますが、ビジネスシーンではあまり良いとは言えませんので注意しましょう。

全体のサイズ感は？

細身スーツの特徴でもある身体のラインにフィットしていることはマストです。

その上でバストや太もも周りなどに着目し、程よいサイズ感であるかどうか。細すぎても緩すぎてもこのスタイルの良さは生きてきません。

ボタンを掛ける時にシワが寄る、ボタンをとめるのに一苦労するほどは、絞りすぎかもしれません。ご自身の身体の変化が出てしまいやすいスタイルなので、窮屈さやゆとりの多さが気になった際は最寄りのスーツ店に相談してみると良いでしょう。

40代からはサイズや質感を変えてみる

社会人としての経験値も上がり、スーツのバリエーションも増えてくる40代。

これまでのフレッシュさのある装いからは卒業して、見た目にも分かるダンディーな面や頼もしさといった男としての魅力も推していきたいところですよね。

メンズスーツ選びにサイズ感が重要なことは再三お伝えしてきましたが、40代からのビジネスマンはこれまでとは少しサイズ感を変えても良い時期です。ご自身の年代に沿ったベストなサイズのスーツを選んでいきましょう。

貫禄ある印象を与えたい40代は少し大きめのサイズを

40代からの男性におすすめのサイズ感は、細身スーツよりも「ジャストサイズから少し大きめ」のものです。

余裕のあるサイズ感でダンディズムを感じさせ、貫禄のある経験豊富な印象を与えることが出来ます。

細身スーツはスマートな印象を与えることができますが、細身過ぎると貫禄やダンディーさからは離れたフレッシュな印象になるため、与えたい印象にもよりますが40代からの男性は細身過ぎないものを選ぶのがおすすめです。

カラーは控えめに生地や質感にこだわる

40代になると今までとは立場が変わり、役職につく方も多くなってくるのではないでしょうか？

そこでおすすめなのが、肌触りや見栄えが非常に良いウール100％の生地です。

高級感のある装いを実現でき、貫禄や威厳といった上司として欲しいイメージを演出するに適しています。

他にも艶感のあるスーツは上品さと男性的な色気のあるスーツスタイルになります。

オーダースーツならサイズや生地をプロが見立ててくれる

ネットで購入することも可能ですが、スーツ選びのプロフェッショナルにお店でじっくり検討相談できるオーダースーツはスーツ選びに最適といっていいでしょう。

一生同じとはいかない体型の変化にもお直しとしてきちんと対応してくれるため、私服よりスーツを着用する時間が長いビジネスマンなどは特に長く付き合える馴染みの店を作っておくと今後も安心です。

私服にスーツマジックを応用

スーツマジックのルールは、私服にも応用できます。 私服で幻滅されないように、ルールをうまく取り入れてみましょう。

· 私服もサイズ感に注意する 芸能人でお洒落な人は、私服のサイズ感も完璧です。 Tシャツのサイズ感ですら、きちんと合わせています。 自分のスタイルにピッタリと合う物を選びましょう。

· 色のルールは3色 スーツと同様に色は増え過ぎないように3色までにします。

濃い青と水色は同系色なので1色と数えます。 白とベージュ、ライトグレーに黒など定番を決めても良いでしょう。

· 柄物は避ける 私服をおしゃれにしたいなら、まずは無地を揃えましょう。 柄が欲しい場合は、インナーにボーダーを合わせキレイめスタイルを目指すと無難です。

· 清潔感 清潔感は女性にとって非常に重要です。 清潔感が感じられないと、どれほどコーディネートがカッコ良くても、女性にはまったく届きません。 ヘアスタイル、歯磨き、爪の手入れをきちんとしましょう。

オーダーマジックを体験！

スーツは生地が変わるだけで、印象も変わります。 高級ウールの質感は女性ならすぐに分かります。 非常に細いウールでできたSuper130’sの生地は特におすすめです。

オーダーならではの高級生地でオンリーワンのスーツを作りませんか？ オーダースーツSADAは、丁寧な採寸で個人のパターンを作成するフルオーダー。 既製服では合わせにくい着丈や袖丈、パンツラインも安心です。 さらに、シャツやネクタイもスーツに合わせて購入すれば、コーディネートに悩む必要がありません。 スーツの追加購入も、パターンデータを使えば、ネットで注文が可能になります。

あなたのためだけのスーツを一着ずつ丁寧に作成いたします。

まとめ

今回は、スーツマジックや細身スーツがダサい？などの疑問についてまとめました。 女性がドキッとするスーツスタイル。 スーツのサイズ合わせは「㎜」の世界です。

体にフィットしたサイズ感と色柄のルールを守ったコーディネートで、ビジネスシーンでも私服時にもスーツマジックを活用しましょう。