ツーピーススーツとは?スリーピーススーツとの違いや選び方を解説! – オーダースーツSADAのアイキャッチ画像
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ツーピーススーツとは?スリーピーススーツとの違いや選び方を解説! – オーダースーツSADA

「ツーピーススーツとスリーピーススーツは何が違うの?」「ツーピーススーツの選び方が分からない」とお悩みではありませんか?
社会人にとって必要不可欠なスーツは、シーンや用途に応じて多くの種類があります。その場にマッチしたスーツが選べるかどうかは、上司や取引先からの印象・評価を大きく左右するといっても過言ではありません。

この記事ではツーピーススーツやスリーピーススーツの違い、ツーピーススーツのメリットや種類を解説します。新しいスーツをお探しの方は、ぜひ最後までお読みください。

ツーピーススーツとは?

ツーピーススーツとは、ジャケットとパンツ(スラックス)が同じ素材で作られたものを指します。

昨今のビジネススタイルとして主流であり、多くの方がスーツ=ツーピーススーツと認識しているのではないでしょうか。

なお、ジャケットとパンツで異なる生地を組み合わせた装いは「ジャケパン」または「ジャケパンスタイル」であり、ツーピーススーツには分類されません。

スリーピーススーツとの違い

ツーピーススーツとスリーピーススーツは、それぞれ以下のように構成が違います。

ツーピーススーツ:ジャケット・パンツ
スリーピーススーツ:ジャケット・パンツ・ベスト

上記のように、ツーピーススーツとスリーピーススーツの違いは「ベスト」があるかどうかです。

また、ツーピーススーツもスリーピーススーツも全て同じ素材で作られていることが条件で、スリーピースは日本語で「三つ揃え(みつぞろえ)」とも呼ばれます。

ツーピーススーツのメリット

ビジネススタイルにおいてツーピースが主流となっているのは、いくつかのメリットがあるためです。ここではツーピーススーツのメリットについて見ていきましょう。

高い着回し力 

ツーピーススーツはジャケットとパンツというシンプルかつ機能的な構成で、高い着回し力があります。

たとえば、ジャケットに別のパンツを合わせればジャケパンスタイルになりますし、寒い季節は中にカーディガンをプラスして保温性を高めるといった着こなしもできます。防寒対策なら、パンツの上にセーターを合わせるのもおすすめです。

ツーピーススーツはネクタイのあり・なしでも印象が大きく変わり、暑い季節はノーネクタイスタイルにしたり、パーティーやおしゃれとして蝶ネクタイを合わせたりできます。

動きやすさ

ジャケットとパンツのみのツーピーススタイルは、ベストを着用するスリーピースより動きやすい点も特徴です。体を締め付けるアイテムがないので長い時間着ていても疲れにくく、ビジネスシーンにマッチしています。

ビジネスシーンでは、スーツスタイルで移動したりお辞儀をしたり、何かと動き回るものです。だからこそ、動きやすいツーピーススーツがスタンダードとなっています。

コストパフォーマンス

ツーピーススーツはジャケット・パンツのみで構成されるため、コスト面でも優れています。

スリーピースになるとベストの費用もかかりますが、ツーピースの場合ベストを作る必要がありません。生地代と縫製代が抑えられるため、ツーピーススーツの方が費用は安くなります。

またツーピーススーツでは“ツーパンツスーツ”として、同じパンツが2本セットになっているものもあります。スーツは摩擦の多いパンツの方が劣化が早いため、2本のパンツを交互に履くことで、スーツを長持ちさせることができるのです。

ツーピーススーツのデメリット

動きやすさやコストパフォーマンスに優れているツーピーススーツですが、「フォーマルさ」はスリーピーススーツにかないません。

ベストも揃っているスリーピーススーツはフォーマルな印象が強く、結婚式やパーティーなどでも堂々と着用できます。スタイルの完成度が高く、紳士的な印象を与えたい時はスリーピーススーツの方が向いているでしょう。

ツーピーススーツの種類

ツーピーススーツにはいくつかの種類があり、あなたの立場や着用するシーン、与える印象を考えて選ぶ必要があります。ここではツーピーススーツの種類について解説します。

シングル・ダブル

ツーピーススーツではシングル・ダブルがあり、これはジャケットのボタンの数と配置のことです。

シングルはボタンが1列に並んだタイプで、ツーピーススーツで主流となっています。すっきりとした印象で着こなしやすく、幅広い年代が着用できる、ビジネスでもっとも定番のタイプです。

ダブルはボタンが2列に並んだタイプで、フォーマルな場やクラシカルに装いたい時に向いています。

ダブルタイプはボタンが2列になるのでスーツの前身ごろが大きくなり、生地の面積も大きくなります。その分重厚感や貫禄・威厳といった印象につながり、取締役や役員といったハイクラスのビジネスパーソンに人気です。

威厳や重厚感を与えるダブルタイプは、目上の人が多いオフィスや取引先では避けるのが無難です。特に先輩や上司が多い若手の方は、着用シーンに気を付けなければなりません。

ノッチドラペル・ピークドラペル

ツーピーススーツは襟(ラペル)にも種類があります。スーツの定番である「ノッチドラペル」や、個性を出せる「ピークドラペル」は知っておいて損はありません。

ノッチドラペルのノッチドは「切れ込み」という意味があり、襟に切れ込みが入ったようなデザインが特徴です。襟の先端が下向きに傾斜しているノッチドラペルはシャープですっきりした印象で、年代やシーンを問いません。日常使いのスーツにベストなタイプといえます。

ピークドラペルのピークドとは「先のとがった」という意味があり、襟の先端が上に向かって尖ったデザインが特徴です。タキシードで使われることも多いピークドラペルは個性があり、華やかさや力強さといった印象を与えることからフォーマルスーツやダブルでよく採用されます。

近年はスリーピースも人気?

ビジネスシーンではツーピーススーツが主流ですが、「スーツでおしゃれを楽しみたい!」「クラシカルにスーツを着こなしたい」という若い方を中心に、スリーピースの人気も高まっています。

パーティーや結婚式といったフォーマルさを重視したいシーンの“特別な1着”としてフォーマルに着こなせば、デキる男に見えること間違いなしです。

スリーピーススーツはツーピーススーツよりも個性が強く、目上の人が多い商談や就職活動には向いていません。

シーンを選ばないツーピーススーツが主流ではありますが、ここぞ!という場で活用できるスリーピーススーツを1着持っていれば、大人のおしゃれを楽しむことができます。

スリーピーススーツとは?かっこいい着こなし方、タイミング、マナーについても紹介-オーダースーツSADAのアイキャッチ画像
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英国スタイルとして知られるスリーピーススーツは、近年日本でも人気が高まっています。しかし、日本ならではの職場文化やマナーなどが気になり、どう扱えばいいかとお悩みの方も多いのではないでしょうか。本記事で紹介しているスリーピーススーツの着こなし術や着用のタイミング、マナーを参考に、英国スタイルにトライしてみてください。

希望が叶うオーダースーツ

ツーピーススーツにもスリーピーススーツにもメリットがあり、シーンに合わせてスーツを着こなすことができれば、周りからの評価もグッと上がります。

しかしどのようなタイプのスーツであっても、体型にマッチしなければスマートに決まりません。肩幅が合っていないダボダボのスーツや手首が見えるほど短いジャケットでは、素敵なスーツも台無しです。

既製品のスーツはコスパが良く手軽に購入できますが、自分の身体にジャストフィットしたものに出会うのは難しいでしょう。生地は色もオーソドックスなものが多く、すでに何着もスーツを持っている方は物足りなさを感じるかもしれません。

「他の人と被らない、自分だけのスーツが欲しいな」と思ったら、オーダースーツを検討してみませんか?自分の身体に合わせて仕立てられたオーダースーツは、既製品では感じられないフィット感や動きやすさで、毎日のビジネスシーンをより良いものにしてくれます。

オーダースーツの種類と費用

オーダースーツには、以下の3種類があります。

フルオーダー:採寸や型紙作成から、すべて職人が1から仕立てる。最も自由度が高くあらゆる部分をミリ単位で調整できる。費用は最も高く1着20万円以上かかる

イージーオーダー:既存の型紙をベースとして、身体に合わせて調整して仕立てる。フルオーダーより費用を抑えることができ、1着5~20万円が相場

パターンオーダー:用意されている複数のサンプルスーツを試着して、1番体型に合ったものを選び、着丈や袖丈を微調整する方法。費用は最も安価で、1着2~5万円が相場

上記のようにオーダースーツには種類があります。種類によって費用が大きく変わるので、予算と照らし合わせながら選びましょう。

オーダースーツを仕立ててもらう上での主なポイント

オーダースーツを仕立ててもらうときは、目的や予算をはっきりさせておくとより良いスーツに仕上がります。ここではオーダーの際に知っておきたい事について、順番に見ていきましょう。

目的を明確にしておく

スーツはさまざまなシーンで着用するため、「どこで着るスーツを仕立てたいのか?」を明確にしましょう。オーダースーツは、既製品と違って生地やデザイン、スタイルを自由に決められるからこそ、目的がなければ迷子になってしまいます。

ビジネスの場で着るのか、結婚式のお呼ばれなど華やかな場で着るのか、それだけでもスーツのデザインやスタイルは変わります。また「信頼感を得たい」「動きやすさを重視したい」など、大事にしたいポイントも決めておきましょう。

予算を決めておく

オーダースーツは、数万円で購入できるお手軽なものから20万円を超えるものまであり価格の幅がとても広くなっています。

また生地や裏地、ボタンや機能性など、オーダースーツはさまざまなオプションが用意されています。あれもこれもと追加すると予算を大幅に超えてしまうこともあるので、オーダーする前に、おおよその予算を決めておきましょう。

初めてのオーダースーツならSADAへ

「オーダースーツが初めてで不安…」という方は、ぜひSADAまでご相談ください。SADAは初回お試し21,780円~(税込)とリーズナブルな価格で、質の高いスーツを提供しています。

元総理大臣や人気芸人など、著名人のスーツを仕立てた実績もあり、お仕立てしたスーツの累計は5,000,000着を超えます。SADAは全国各地に店舗があるので、ぜひご予約の上お立ちよりください。

ツーピースとスリーピースの違いを知って購入しよう!

ツーピーススーツとスリーピーススーツの違いやツーピーススーツのメリット、種類などを解説しました。

どちらのスーツも魅力があり、シーンによって使い分けることで大人のおしゃれを楽しむことができます。普段使い用、パーティーなど華やかな場所用など、賢くスーツを使い分けましょう。

スーツはどのスタイルであっても、着る人の身体にきちんと合っているかが最も大事なポイントです。「既製品のスーツだといつもサイズが合わない」とお悩みなら、1度オーダーしてみることをおすすめします。

ぜひあなただけの1着を手に入れて、スーツスタイルを楽しんでください。

(構成・編集/yoko)