グレースーツは失礼なのかをスーツの専門家が徹底解説!魅力から着こなしまで一挙にご紹介
ビジネスやフォーマルの場で選ばれることが多いグレースーツ。しかし、一般的なネイビースーツと比べて、「失礼にあたるのでは?」と不安に思う方も少なくありません。そこで本記事では、グレースーツが失礼と思われる理由から、おすすめのシーン、注意するべきNG例まで専門家が詳しく解説します。さらに、グレースーツの種類から、相性の良いネクタイやワイシャツ、小物の選び方まで、あなたの魅力をより一層引き立てるヒントが満載です。場にふさわしい着こなしをマスターして、スマートな印象を手に入れましょう。
グレースーツは本当に「失礼」なのか?結論と専門家の見解

結論として、黒が基調のフォーマルシーンでは着用を避けるなどTPOへ適切に配慮したり、正しいスーツマナーで着こなしたりできれば、グレースーツだからという理由で失礼な印象を与える心配はいりません。
なぜグレースーツが失礼だと思われているのか、正しい着こなし方などを専門家の見解は以下の通りです。
グレースーツが「失礼」と思われる理由とは?(ネイビー・黒との比較)
グレースーツが失礼だと思われる理由は、黒やネイビーなどフォーマルな濃い色に比べて雰囲気が軽く、カジュアルな印象を与えるためです。特にライトグレーのような明るいトーンはカジュアルで軽い印象になりやすいため、シーンによってはフォーマルさに欠ける軽率な装いと思われるリスクがあります。
TPOを強く意識してネガティブな印象を与えないように注意しましょう。
そもそもグレースーツはビジネスでNGではない:TPOとトーンが重要
カジュアルな印象になりやすいグレースーツは重厚さや信頼感を演出するには不向きですが、ビジネスシーンでNGの装いではありません。TPOに応じた色のトーンを間違わなければポジティブな印象を強く与えられるため、むしろビジネスシーンにおいてグレースーツは有効な定番カラーです。
重すぎない適度なフォーマルさと幅広いシーンに対応できる汎用性の高さを備えるグレースーツは、欧米をはじめとする世界のビジネスシーンでは定番カラーとして親しまれています。
【シーン別】グレースーツはこんな時におすすめ!最適トーンと着用マナー

グレースーツはコーディネート次第で品格や清潔感、華やかさを演出できるため、大人のテーラードスタイルとして幅広いシーンで重宝します。
以下はシーンごとのグレースーツの最適なトーンや着用マナーの一例です。
社内会議・一般オフィスワーク:ミディアムグレーで親しみやすい印象
日常的なビジネスシーンでは、親しみやすさと落ち着いた大人の雰囲気を両立できるミディアムグレーがおすすめ。
チェックやストライプなどの柄ものも許容されるシーンです。細かめのストライプやグレンチェックなど主張が強くない柄で、少しだけおしゃれな雰囲気を演出するのもよいでしょう。
重要な商談・プレゼンテーション:チャコールグレーで信頼感を演出
商談やプレゼンなどの重要なシーンでは、重厚感があり威厳や信頼感を演出できるチャコールグレーがおすすめ。
特に信頼感を優先したいシーンでは最もダークなチャコールグレーを選び、ネクタイもネイビーやボルドーなどの濃い色で光沢が少ないソリッドタイを合わせると全体が引き締まります。ウール生地などの光沢が少ないものは信頼感を一層高めてくれるでしょう。
クリエイティブ系・夏のクールビズ:ライトグレーで軽やかなスタイル
服装の許容範囲が広いクリエイティブ系やクールビズなどのシーンでは、明るく軽やかな雰囲気のライトグレーがおすすめ。
爽やかで若々しい印象を与えられる反面、軽薄な印象を与えないようインナーや小物を上手に使うのがポイントです。黒や濃紺などのダークトーンを取り入れて全体を引き締めましょう。明るい色同士の組み合わせはカジュアルになりすぎるため、許容範囲に収まるかどうか注意が必要です。
グレースーツ着用で注意すべきNG例:失敗しないための絶対ルール

グレースーツの着こなしで失敗しやすいポイントは、カジュアルすぎる組み合わせやTPOに合わない色柄を選んでしまうこと。体に合うサイズ感やシワのケアはもちろん大切ですが、ほかにも注意すべきNGポイントがあります。
NG事例1:結婚式・披露宴での「光沢の強すぎるライトグレー」
結婚式や披露宴などのフォーマルなシーンでは、派手な光沢があるライトグレーはNGです。
主役の新郎新婦や親族よりも目立ってしまう装いはマナー違反であり、失礼にあたるため避けます。フォーマルシーンでは、基本的には礼服(ブラックスーツ)などの正装が賢明です。
NG事例2:面接・就職活動での「明るすぎる色味と柄物」
誠実さや清潔感、信頼感の印象付けが重要な就職活動や転職面接では、明るすぎる色味や柄物などのカジュアル感が強い装いは原則NGです。
ライトグレーや遠目からでもはっきりわかるチェック柄などは、カジュアル感が強く軽薄な印象を持たれやすいので避けましょう。無地のチャコールグレーなど落ち着きのある色柄が無難です。
NG事例3:全体のトーンが「カジュアル」になりすぎる組み合わせ
グレースーツは、黒やネイビーなどのダークトーンと比べてカジュアル感が高いため、合わせるシャツやネクタイも明るい色味や派手な柄にしてしまうと全体的に印象が軽薄になりがちです。
ネクタイやシャツのどちらかをダークトーンで引き締めるなどして全体のトーンを調整し、メリハリをつけましょう。
【Q&A】「グレースーツは失礼?」よくある疑問を専門家が解説

結婚式・面接・商談などのTPOごとのグレースーツの着こなしや、礼服との違いをスーツ専門家が解説します。
Q.結婚式にグレースーツは失礼?
A. ゲストなら濃いチャコールグレーで光沢がないものならOKです。
親族や主賓として出席する場合はブラックスーツが基本です。ゲストも礼服が基本ですが、友人や同僚として招待されたカジュアルな結婚式や二次会では、光沢のない濃いチャコールグレーのスーツなら着用できます。
結婚式では、新郎新婦の色である白や新郎新婦以上に目立つ派手な色柄を避けるのがマナーです。白っぽいライトグレーや光沢がある派手な生地など目立つものは避けましょう。
Q.面接でグレースーツは大丈夫?
A. 業種によりますが、チャコールグレーの無地なら可です。
一般企業やクリエイティブ系であれば、チャコールグレーの無地は許容されることが多いでしょう。金融や公務員などの堅い業種では、基本の黒やネイビーのスーツが推奨です。
ライトグレーのようなカジュアル感が強いものは避け、白のワイシャツにネイビーやボルドーなどの落ち着いたカラーのネクタイを合わせると良いでしょう。
Q.上司との商談はライトグレーでもですか?
A.相手の印象を最優先に考え、ライトグレーは避けるのが無難です。
ライトグレーはカジュアルに見られがちで、相手によっては軽い印象を与えかねません。特に目上の方や重要なクライアントとの商談では、ミディアムグレー以下のダークトーンに留めるのが無難です。
ただ英国やイタリアをはじめとする世界各国では、ライトグレーは定番カラーとして定着しています。日本のビジネスシーンではネイビースーツが主流ですが、あくまでも日本独自の習慣であることも覚えておくとよいでしょう。
ライトグレーは知的で落ち着いた大人の雰囲気を演出できる一方、色の濃淡やサイズ感、生地の選択を誤るとネガティブな印象を与える可能性があるので注意が必要です。
グレースーツの魅力は?おしゃれな着こなし方やコーディネートを紹介-オーダースーツSADA
グレースーツは季節や性別、シーンを問わず着回しやすいアイテムです。清潔感や知的な印象で、好感度が高いでしょう。グレースーツの魅力やおしゃれな着こなし方、コーデも解説します。
グレースーツの種類|色の選び方と印象の違い(トーン別)

グレースーツは色の濃淡によって、ライトグレー、チャコールグレー、ミディアムグレーの3種類に大別できます。色によって与える印象が異なるのは前述のとおり。TPOに合わせて相手に与えたいイメージにマッチする色の選び方を理解すると、1年を通してさまざまなシーンでグレースーツを楽しめます。
ライトグレー:軽快で若々しい、春夏やカジュアルなTPOに
グレーの中で最も明るいライトグレーは、華やかさやさわやかさを演出できる色です。軽快で若々しく、おしゃれな印象を与えられます。明るい色味によるレフ板効果で顔を明るく見せる効果もあり、初対面でよい印象を与えやすいのが魅力です。パーティーなどの華やかなシーンで重宝するでしょう。
一方でライトグレーは膨張色のため、体にぴったりフィットしていないとスタイルダウンしやすいのがデメリット。涼し気な印象から夏用スーツに選ばれやすい色ですが、生地によっては透け感や光沢感が目立ってしまう点にも注意しましょう。
またカジュアルで派手な印象があるライトグレーは、重要な商談や会議などでは不適切と評価されることも少なくありません。職種や社風などを考慮しつつTPOに応じて適切に使い分けましょう。
ミディアムグレー:万能で上品な定番、コーディネートの幅が広い
中間色であるミディアムグレーは、ネイビーと並んで使いやすい万能な定番カラーです。柔らかく落ち着きがあり、程よく大人の雰囲気を演出できます。さまざまなデザインのネクタイやシャツと合わせやすく、扱いやすいビジネススーツとして人気です。
肌のトーンによっては明るいグレーしか似合わないと感じる場合もあるでしょうが、中間色のミディアムグレーは誰にでも合わせやすいのが特徴。上品で落ち着いた雰囲気を演出できます。
明るいライトグレーは春夏、暗いチャコールグレーは秋冬と季節感が出やすい色味ですが、中間色のミディアムグレーは季節を問いません。オールシーズン着られる使い勝手のよさに加え、幅広い色柄のシャツやネクタイにも合わせやすい万能さが魅力です。
チャコールグレー:最もフォーマルで信頼感がある、秋冬や重要シーンに
チャコールグレーのスーツは、洗練された品格や重厚感のある落ち着いた大人の雰囲気を与えられる色で、ダークグレーとも呼ばれます。チャコールとは炭や木炭を意味し、黒に近い灰色のこと。日本では消炭色(けしずみいろ)とも呼ばれます。
ネイビーに次ぐ人気色でビジネスシーンで着られる機会が多いのはもちろん、冠婚葬祭などのフォーマルな場でも着られる使用範囲の広さも人気に理由。初めて仕事をする相手や大事な商談などにもおすすめです。
チャコールグレースーツは、シングルでもダブルでもスリーピースでも相性抜群。シングルスーツで落ち着いた大人の雰囲気を演出するもよし、ダブルスーツでクラシカルな重厚感を演出するのもよし、スリーピーススーツで上品さとエレガントさを兼ね備えた紳士的なイメージを演出するのもよしです。
チャコールグレースーツの魅力は?3つの着こなしポイントと相性のいいシャツの色も解説-オーダースーツSADA
スーツ初心者にもおすすめな万能色、チャコールグレー。人気の理由や魅力とメリット、他のグレーとの違い、似合う人の特徴、相性の良いシャツや小物の色も解説します。着こなしポイントも参考にしてください。
グレースーツの柄の選び方:無地・ストライプ・チェックの印象

スーツの柄によっても雰囲気が変わります。ここでは代表的な、無地、ストライプ、チェック柄の特徴を解説します。
無地:どんなシーンでも使える最もフォーマルなスタイル
どんな場面でも着用できるのが無地のスーツです。無地はシンプルで主張が強くないため、さまざまな色や柄のシャツやネクタイと相性がよく、汎用性の高いスーツです。重要な会議でも無地のスーツであれば、周りに悪い印象を与えることなく、どんなシーンでも安心して仕事ができます。
無地に対して地味なイメージを抱く人もいるかもしれませんが、アイテムの組み合わせ次第で雰囲気を変えられます。また、派手さはなくてもシンプルかつスマートに着こなせば、大人の雰囲気漂うおしゃれ感を演出できます。
グレー無地スーツの着こなし6つのコツ
シンプルな無地を避けたい場合は、無地にも見える織柄があります。個性を出して周りと差別化を図りたい方は、以下のような織柄がおすすめです。
シャークスキン
クラシックで伝統的な柄であるシャークスキン。シャークスキンとは日本語に訳すと「サメの肌」という意味です。無地の生地を織る場合は縦横どちらも同じ糸で生地を織りますが、シャークスキンは縦横別の糸で織ります。そうすることでサメ肌の表面のような模様になります。遠目ではシンプルな無地に見えるので目立つことはありませんが、幅広く使えて、大人の落ち着いたおしゃれをしたい人に向いている柄です。
ヘリンボーン
英国発祥の伝統的な織柄で、人気が高いヘリンボーンを紹介します。ヘリンボーンを日本語に訳すと「ニシンの骨」という意味です。名前の通り、柄がニシンの骨のように見えるストライプ柄の一種です。こちらも遠目だと無地に見えますが、近づくと光の加減でストライプ柄が浮かびます。生地も華やかなので、スリーピーススーツのベストを付けた際にもおしゃれに決まります。
また、秋冬に使われるツイード生地のバリエーションとしても有名で、スーツ以外にコートの衣料でもよく見かける柄です。
バーズアイ
バーズアイは異なる2色の糸で織られていて、小さな円形が狭い間隔で規則正しく並んだような柄です。これが鳥の目のように見えるため、バーズアイ(鳥の目)と呼ばれています。グレースーツのバーズアイは品格があり上品な印象を与えます。無地に比べてクラシカルで落ち着いた雰囲気のある柄です。
グレー無地スーツの着こなし6つのコツ
ストライプ:シャープな印象でスタイルを良く見せる効果
ストライプはビジネススーツでは定番の柄で、無地に比べて洗練されたスタイリッシュな雰囲気を与えられます。シャドーストライプ、ピンストライプ、ペンシルストライプ、チョークストライプなど種類が多く、ストライプの太さや色のコントラストによって与える印象がガラッと変わるのが特徴です。
シャドーストライプ
シャドーストライプはビジネスシーンで着る人が多く、ストライプのなかでも人気の柄です。光の当たり方や見る角度によっては無地にも見え、派手すぎずコーディネートしやすい柄です。汎用性が高いのも人気の所以ですが、誠実さや論理的な印象を与えることからも、好まれているといえるでしょう。
ピンストライプ
ピンストライプは名前の通り、針の頭のような小さい点が連続してライン状に連なった模様をしています。ストライプのなかでも控えめで、落ち着いた印象の装いとなるビジネスで定番のデザインです。主張が強くないため、どんなシャツやネクタイにも合わせやすい柄です。無地のシャツと合わせたり、反対に幅の広いストライプのシャツを合わせたりするとよいでしょう。スーツの柄と外すようにするのもおしゃれに決まります。
ペンシルストライプ
ペンシルストライプは、ピンストライプよりも線に見えるような模様をしています。鉛筆で書いたような線に見えることから、ペンシルストライプと呼ばれています。線がはっきりするので縦ラインが強調され、スマートな印象に。スーツに合わせるシャツは、ネクタイは比較的シンプルなものを合わせるのも一つです。または英国調のペイズリー柄など、クラシカルなネクタイをして、こなれた着こなしをするのもおすすめです。
チョークストライプ
ピンストライプやペンシルストライプと比べて主張が強く存在感のある模様です。銀行家が好んで着用したことから「バンカーズストライプ」という名前が付き、信頼を与える象徴的な柄として愛されてきました。チョークで書いた少しかすれたような線の模様で、秋冬のスーツや、フランネル素材と合わせることが多い柄です。
チョークストライプにはソリッドタイ(無地)や、ブロックストライプ、クラブストライプのネクタイと合わせると個性があっておすすめ。ブロックストライプとはストライプ幅の広いネクタイで、クラブストライプは赤色や白色などの比較的派手な色でできたネクタイのことです。少し派手さを抑えたい場合は、スーツと同系色のソリッドタイを合わせると派手さを抑えられます。
ストライプスーツが与える印象や着こなしは? シャツやネクタイのおすすめもご紹介します
スタイリッシュで洗練された印象が魅力的なストライプスーツですが、着こなしにはいくつかのポイントがあります。今回は上手にストライプスーツを着こなす方法やコーディネート例をご紹介します。
チェック:おしゃれだがTPOを選ぶ、柄の大きさやデザインに注意
無地やストライプに比べて、カジュアルな印象が強いチェック柄。ビジネスではその派手さや合わせづらさから、敬遠されている人も多いのではないでしょうか。しかし、チェック柄を着こなすとやわらかさや、親しみやすさ、おしゃれといった印象を与えられます。伝統的なチェック柄の特徴は以下の通りです。
シャドーチェック
シャドーストライプと同様に、柄がハッキリとしておらず、光の当たり方や見る角度によって無地にも見えるチェック柄です。チェック柄が細かいシャドーチェックは、上品さや洗練されたイメージを与えます。
グレンチェック(グレナカートチェック)
英国の代表的な柄でもあるグレンチェック。正式名称をグレナカートチェックといいます。千鳥格子柄とヘアラインの格子柄を組み合わせた柄を、グレンチェックと呼びます。グレンチェックは季節を問わず、多くの生地ブランドが扱っている定番の柄です。ジャケットやパンツそれぞれ単品でもよく使われている柄のため汎用性が高く、英国柄人気の高まりによって注目を集めています。知的で大人の雰囲気を演出する柄ですが、若い人でも品のあるイメージに仕上がります。
グレンチェックスーツの選び方と着こなし方は?マナーやコーデ、お手入れの方法を紹介
グレンチェックスーツの特徴や選び方から、シーン別コーデやマナーまで詳しく解説します。初心者でも上品に着こなせるポイントをわかりやすく紹介します。
ハウンドトゥース(千鳥格子)
ハウンドトゥースとは和訳すると「猟犬の牙」を意味します。言葉の通り、犬の牙が並んだように見えることから付いた名称ですが、日本では鳥が飛んでいるようにも見えることから千鳥格子と呼ばれています。
ハウンドトゥースは柄の大きさの大小がありますが、大きな柄はジャケット単体やコートにおもに用いられています。小さいハウンドトゥースは上品な印象を与えられるので、スーツの柄でよく用いられて人気です。小さい柄は遠目に見ると無地のように見えるため、チェック柄を初めて着る人にとってもチャレンジしやすい柄です。
ウィンドーペン
ウィンドーペンは名前の通り、窓の格子のような単色の四角形の格子柄で、チェックのなかでも大きな模様をしています。カジュアル要素が強い柄で、若々しさや親しみやすいといった印象を与えます。しかしながら英国で古くからある伝統的な柄でもあるので、クラシックな印象で貫禄のある雰囲気も要素として持っています。
ウィンドーペンはジャケットでもよく取り入れられる柄なので、ジャケット・パンツスタイルのジャケットに使うのもおすすめです。その場合に合わせるパンツは、無地などの目立たない柄を選びましょう。
グレースーツに合うネクタイの色は?色の相性で印象を操作する

グレースーツは無彩色のため、さまざまな色柄のネクタイと合わせやすい色です。グレースーツ自体の主張があまり強くないため、ネクタイでメリハリを付けたり同系色でまとめたりして全体のバランスをまとめるのがおしゃれに着こなすポイントです。
ジャケット、ワイシャツ、ネクタイで構築する胸のVゾーンは、印象の7割を決めるといわれます。ネクタイは全体の印象を良くも悪くも左右するため、上手な組み合わせのポイントをしっかりと覚えておきましょう。大まかな色の特徴は以下の通りです。
チャコールグレースーツに合うネクタイ3選
チャコールグレースーツに合うネクタイを紹介します。
(1)ボルドーのソリッドタイ
ボルドーのソリッドタイは、チャコールグレースーツに合うネクタイで定番といえるでしょう。ボルドーとはフランスのボルドー産の赤ワインにちなんだ色で、明るさを少し抑えた暗めの赤色のことです。結婚式やお祝いの席などは鮮やかな赤でも似合いますが、ビジネスの場面では胸元が明るすぎて浮いてしまうリスクがあります。
ボルドーであれば落ち着いた色味のなかに、アクティブさやエネルギッシュさを演出できます。情熱を伝えたいプレゼンテーションの場面でも、活躍するネクタイです。ダークカラーのなかにボルドーを取り入れることで全体にメリハリが付き、おしゃれのアクセントとして楽しめます。
ボルドーのネクタイの素材としては、シルク素材がもっとも一般的です。光沢感があって上品でなめらかな表面をしており、オールシーズンで活躍できます。リーズナブルなポリエステル素材もありますが、シルク素材は上品な見た目にくわえてネクタイを締めやすく、結び目が解けにくい利点もあります。
(2)ブラックのニットタイ
チャコールグレースーツには、ブラックのニットタイもよく似合います。ニットタイとは20世紀前半に生まれたネクタイで、ニット編みされたネクタイのことです。なめらかな手触りのネクタイが多いなか、ニットタイは独特の手触りで特別な雰囲気を演出します。ニットタイはカジュアルな印象にはなりますが、コーディネートにうまく取り入れると、こなれたおしゃれができます。
ニットタイを選ぶ際は、季節に合った素材かどうかも確認するとよいでしょう。春夏であれば、コットンやリネン素材でさわやかさを演出しましょう。秋冬はウールやカシミヤで温かさや落ち着いた印象に。
ニットタイを選ぶ際に、よくイメージされるのは、先端が水平になっているスクエアエンドタイプではないでしょうか。コーディネートのアクセントになりますが、カジュアルさが強くなるので着用シーンには注意しましょう。ここではビジネスで使いやすい大検タイプをおすすめします。
ブラックのニットタイを身に付ける際は、白シャツで合わせると全体がモノトーンの仕上がりに。モノトーンのコーディネートは、都会的で洗練されたイメージを与えます。ネクタイが黒色なので生地選びに注意しないと、喪服のようにフォーマルな着こなしになるので注意が必要です。
(3)ブラウンの柄タイ
チャコールグレースーツにブラウンの小紋柄のネクタイを身に付けるとこなれた雰囲気や、シックな大人の雰囲気を与えます。
小紋柄とは規則的もしくは不規則に、連続して並んだ柄のことです。柄には花柄やひし形、紋章などがあり、もっとも古典的な柄で日本の着物の柄にも使われています。柄が小さくて控えめなものから、柄が大きくて大胆なものまで、着るシーンによって使い分けが可能です。小さいものほど上品であり落ち着いた雰囲気で、ドレッシーな装いに取り入れるのもおすすめです。柄が大きいとカジュアルな印象になるので、使い分けするとおしゃれが楽しめます。
ビジネスの場面では小さい小紋柄ほどコーディネートには使いやすく、主張も強くないので、商談の場でも好印象です。大きい柄の小紋柄を身に付ける場合は、使われている色が少ないデザインを選ぶとうまくまとまります。
ブラウンの小紋柄のネクタイをチャコールグレースーツに合わせる場合は、白シャツに革靴はブラウンを選ぶのもおすすめです。センターがブラウンでそろってバランスがよく、大人の雰囲気を演出します。
クラシックにもカジュアルにも対応できる、ブラウンの小紋柄のネクタイは幅広いシーンで使える便利なネクタイです。
ミディアムグレースーツに合うネクタイ3選
ミディアムグレースーツに合うネクタイを紹介します。
(1)ネイビーのソリッドタイ
ミディアムグレースーツにネイビーのソリッドタイの組み合わせは、定番のコーディネートです。ネイビーのソリッドタイを合わせることでスーツの持つ落ち着きと、ネクタイの持つさわやかさや、誠実さを演出できます。大事な商談の場面では誠実さは必要な要素ですが、クライアントにも悪い印象は持たれません。
シャツをサックスブルーのシャツにすると青系で胸元がまとめられて、知的なコーディネートにもなります。ネイビーのストライプ柄のシャツを着てみても、シックで大人の雰囲気の装いに。その際にシルバーのタイピンを留めると、メリハリが付いて、よりおしゃれな着こなしになります。
(2)ネイビーのチェックタイ
カジュアルさを足して遊び心のあるコーディネートをしたい場合は、ネイビーのチェックタイを合わせるのがおすすめです。ネイビーのチェックタイは親しみやすさとやわらかな印象を与えます。
目立つ見た目で相手の印象に残れば、新たな仕事につながる機会も増えるでしょう。ただし、コーディネートの色数が多いとカジュアルになりすぎるため、2色でまとめるなどシンプルなバランスを心がけましょう。
(3)ブラウンのストライプのネクタイ
ミディアムグレースーツにブラウンのストライプのネクタイと、サックスブルーのシャツを合わせたコーディネートは、こなれたおしゃれ感を演出できます。
サックスブルーのシャツにブラウンのネクタイを合わせた「アズーロ・エ・マローネ」と呼ばれるイタリア定番のコーディネートが完成します。アズーロ・エ・マローネとは青色と茶色の組み合わせのことを指し、イタリアで流行に左右されずに長年愛されているスタイルです。寒色系の青色と暖色系の茶色は補色関係にあり、組み合わせるとお互いを引き立て、落ち着いた雰囲気に加え、上品さと洗練さが際立ちます。
アズーロ・エ・マローネのスタイルでもグレースーツによってうまくまとまり、ビジネスのコーディネートに取り入れても問題はありません。革靴もブラウン系の靴を選ぶことで、全体に統一感が出るのでおすすめです。
イタリアスーツスタイルとは?他の国との違いや特徴について解説-オーダースーツSADA
イタリアスーツスタイルの特徴や着こなし方を初心者向けに解説!イタリアンスタイルに興味のある方やイタリアスーツをオーダーメイド作りたい方は、ぜひ参考にしてください。
ライトグレースーツに合うネクタイ3選
ライトグレースーツに合うネクタイを紹介します。
(1)小紋柄のネクタイ
ライトグレースーツに合うネクタイとして、同じライトグレーの小紋柄のネクタイをおすすめします。グレーのネクタイには、穏やかで落ち着いた雰囲気を与える効果があります。グレーは主張が少ないカラーでもあることから、相手に警戒心を与えないことも特徴の一つです。商談や営業の際にグレーのネクタイを付けていくのは有効であり、多くの人と接するパーティーシーンでも効果的です。
ただし、ライトグレースーツに同系色のネクタイだと全体的に印象が薄くなりがちなので、ピンクシャツを着ることでメリハリがつきます。また、柄のサイズが大きすぎない小紋柄を選ぶことで、ビジネスシーンでもうまく着こなせます。ライトグレーのネクタイや小紋柄は年代問わず合わせやすいため、ライトグレースーツに合わせるネクタイ選びに迷った場合は、同色や小紋柄から試してみましょう。
(2)ブラウンのレジメンタルタイ
ブラウンのレジメンタルタイにピンクシャツを合わせると、柔らかな雰囲気が生まれ好印象を与えられます。このようにピンクをコーディネートに取り入れると、初心者でもおしゃれに着こなせるためおすすめです。
なお、レジメンタルタイを海外出張で着用する場合は注意が必要です。レジメンタルとは英語で「連隊に属する」という意味合いがあり、17世紀ごろにイギリス陸軍が、連隊ごとに異なる色の斜めストライプのネクタイを着用したことが起源です。19世紀頃になるとイギリスの名門大学も起源にならって、レジメンタルタイの色によって出身大学を示す風習ができました。
したがって、イギリスのフォーマルな場でレジメンタルタイを着用することは、学歴を自慢していると捉えられるリスクがあります。マナーを知らないと思われる恐れもあるのでフォーマルの場では避けたほうが無難です。
また、レジメンタルタイには「英国式」と「米国式」の2種類があります。英国式はストライプの線が正面から見たときに、カタカナの「ノ」の字のように右肩上がりになっているのが、英国式です。一方で、ストライプの線が右肩下がりになっているのが「米国式」で、「リバース」とも呼ばれています。
(3)ブラックポルカドットタイ
ライトグレーのスーツにブラックのポルカドットタイ、ピンクのシャツのコーディネートもおすすめです。ライトグレースーツとピンクのシャツで淡くぼやっとしたところを、黒色のポルカドットタイが引き締めます。ドット柄はカジュアルな印象が強いため、ビジネスには不向きだと考える人もいますが、ドットのサイズや色味によってビジネスでも使用可能です。
ポルカドットは5〜10mmサイズのドットのことで、上品で穏やかな雰囲気を感じさせる柄が特徴です。
ポルカドット以外にも、1〜2mmサイズの小さな柄のピンドットや、柄が大きなコインドットがあります。サイズが小さいほどフォーマルで、大きいほどカジュアルな装いとなります。コインドットはカジュアルな要素が強くなるため、ビジネスにはピンドットやポルカドットが適していると理解しておきましょう。
ポルカドットはドット特有のポップさやカジュアルさもありながら、英国やイタリア、アメリカの紳士服文化には人気で、ビジネスでも使用されています。パーティーでもよく使用される柄です。
ビジネススーツに遊び心を加えたい人は、ブラックのポルカドットタイのような控えめな柄からスタートすることをおすすめします。
グレーのスーツに合わせるネクタイのおすすめコーデは?着用シーンや魅力について紹介 グレースーツに合わせるネクタイのおすすめのコーデは?着用シーンや魅力について紹介
グレースーツにネクタイを合わせる際に気をつけたいことや、おすすめのコーデについて紹介しています。一括りにグレーと言っても明るいものから暗いものまで種類があります。それぞれの特徴と着用シーンについて解説しています。
グレースーツに合うシャツの色は?ネクタイとのカラーコーディネート

グレースーツはさまざまな色のシャツに合わせやすい色合いながら、全体のバランスを考えてコーディネートをまとめることが大切です。
シャツの定番カラーは、最も汎用性が高くカジュアルでもフォーマルでも着られる白。親しみやすさを演出できるピンクや清潔感を感じられるサックスブルーなどが合わせやすいでしょう。それぞれの色の特徴やネクタイとのカラーコーディネートのポイントを以下で紹介します。
白
まずはスタンダードな白シャツです。白シャツもグレースーツと同じように、無彩色でコーディネートしやすいシャツです。
白色は信頼感や清潔感があり、ビジネスシーン以外に、就職活動やフォーマルな場でも使われるベーシックなカラーです。堅い仕事の現場でも白シャツであれば失礼に当たらず、どの年代が着てもおかしくないコーディネートです。
白シャツはグレースーツをはじめ、あらゆるカラーのスーツに合わせられ、グレースーツのような無彩色とのバランスもよく、明るい雰囲気を演出します。
ただし、グレースーツと白シャツは無彩色の組み合わせのため、ネクタイの選び方が重要です。ネクタイが目立ちやすいため、TPOや着用シーンを意識したコーディネートが求められます。一方で、自由度が高く、さまざまなスタイルを楽しめる点も魅力です。
ピンク
華やかな印象を醸したい場合は、ピンクのシャツがおすすめです。ショッキングピンクのような派手すぎない淡いピンクを選ぶことがコツで、さりげないおしゃれさが魅力です。
ピンクは春夏らしい爽やかな季節感を演出できるカラーですが、秋冬にはやや深みのあるピンクを選ぶことで、温かみのある印象を与えることができます。グレースーツと合わせることでピンクの甘さが中和するため、普段ピンクのシャツを着ない人でも取り入れやすくなります。
ただし、ピンクのシャツは他のカラーよりも素材選びに注意が必要です。オックスフォードシャツのような厚手のコットン素材はカジュアル感が増すため、ビジネスシーンでは薄手のシャツを選びましょう。また、襟のタイプもビジネスのシーンに適したものを選んでください。
堅めの職種であればピンクのシャツはNGとなる場合もあるので、取引先によっても考える必要があります。
TPOを気にする必要もありますが、ピンクのシャツは相手を不快な気持ちにさせることもないのでおすすめのシャツです。さりげないおしゃれを楽しみたい人や、やわらかな印象を与えたい人は、ピンクはおすすめです。
サックスブルー
サックスブルーのシャツは、グレースーツが持つ上品で落ち着いた雰囲気に、清涼感をプラスできるためおすすめです。サックスブルーとは青色にグレーを足したような薄い色をしたシャツのことです。白シャツと同様にビジネスの場では定番の人気カラーともいえます。サックスブルーにもグレーの要素が含まれているため、グレースーツとの相性は抜群です。
白シャツよりも堅苦しさがないため、職種によってはサックスブルーを白シャツの代わりに選ぶ人も少なくありません。また若々しさも伝える役割があるので、年配の人でも好んで着るシャツです。年配の人がグレースーツに白シャツだと貫禄や生真面目さの印象が強くなり、若手社員に距離を置かれるかもしれません。サックスブルーのシャツを着ることで、貫禄をやわらげる効果が見込めます。ピンクシャツに比べてハードルが低いため、気軽におしゃれを楽しみたい人にもサックスブルーのシャツはおすすめです。
ストライプシャツ
ストライプシャツは、海外では無地よりもスタンダードなケースも多くあるほど定番です。ビジネスシーンでは無地のシャツが無難ですが、控えめなストライプ柄であればビジネスシーンでの着用もおすすめです。
スーツ同様にシャツのストライプの幅が広くなると、カジュアル寄りになるので着るシーンが狭まります。また、見た目によっても印象が変わり、ストライプが細いと知的さやスタイリッシュな印象に。ストライプが太いと、力強くゆったりと華やかな印象を与えます。
ビジネスでは人気のシャツですが、さけるべき場面も理解しておきましょう。重要な取引先との商談がある場合は、ストライプシャツをさけて無地のシャツを選ぶほうが無難です。就職活動の面接時でもストライプシャツはさけて、無地の白シャツにしてください。ストライプシャツが面接官によっては、えらそうだと思われる可能性があるからです。面接の第一印象を外見で悪くするのはもったいないので、さけなければなりません。
このように避けるべき着用シーンや、ストライプ幅には注意したうえで、ストライプシャツでおしゃれを楽しんでみてください。地味になりがちなグレースーツをおしゃれに着こなすための一つとしておすすめです。
グレースーツに合うワイシャツとは?ネクタイも合わせたおすすめコーディネートをご紹介!!?
グレースーツはその濃淡によって雰囲気が変わり、おしゃれを楽しむことのできるアイテムです。ワイシャツやネクタイとのおすすめの組み合わせをご紹介していきます。
グレースーツに合う靴やベルトの色は?「黒」と「ブラウン」の使い分け

グレースーツをスマートに着こなすには靴選びも重要です。ビジネスで履く革靴といえばブラックが定番ですが、グレースーツにはブラウンも人気です。グレースーツはどちらも合わせやすいですが、スーツの濃淡に合わせて靴の色を合わせるとまとまりがよくなります。逆にスーツのトーンと合わないような靴を選んでしまうと一体感がなくなり、スマートな着こなしにはなりません。
チャコールグレースーツのようなダーク系のスーツにはブラックの革靴をおすすめします。ミディアムグレーやライトグレースーツのような明るめのスーツには、ブラウンの革靴を参考として挙げています。それぞれの靴のよさがあるので、理解したうえで選択してください。
黒:フォーマル度が高まり、全体を引き締める
最もフォーマルな色である黒色は、あらゆるシーンに合わせられる王道カラー。とくにチャコールグレースーツのようなダーク系のスーツとの相性は抜群で、黒色の靴を合わせると全体のコーディネートが引き締まります。デザインによってフォーマル度が変化するため、シーンに応じて適したデザインを選びましょう。
ここでは、チャコールグレースーツにおすすめの黒色の靴を紹介します。
黒色の内羽根ストレートチップ
革靴のなかでもっとも格式高いデザインで、フォーマルな場でも履けます。内羽根式とは羽根が甲の部分と一体しているか、甲の前部分の革に入り込んでいるデザインの靴です。内羽根は外羽根よりもフォーマルであり、冠婚葬祭の場でも履けます。
上品さや落ち着き、エレガントな印象を与えるデザインです。海外では内羽根式の革靴を「オックスフォード」とも呼びます。日本ではオックスフォードとは、黒色の革靴の総称のことを呼ぶので少し異なります。
またストレートチップとは、革靴のつま先に一本の直線が入ったデザインの総称です。黒色の内羽根式は、ビジネスでも冠婚葬祭でも対応できる汎用性のあるデザインなので、1足は持っていると安心です。革靴を初めて買う人も、黒色の内羽根ストレートチップを買うことをおすすめします。
黒色の外羽根プレーントゥ
シンプルなデザインで人気の外羽根のプレーントゥ。内羽根式がフォーマルな印象に対して、外羽根式は少しカジュアルなデザインです。羽根と甲が一体していない外に羽根が開いたデザインです。内羽根式よりも、ひもを結んだときの調整がしやすい靴となっています。外羽根式を海外では「ダービー」とも呼びます。
ちなみにプレーントゥとは、つま先にデザインがなくてシンプルなデザインの総称のこと。内羽根式のプレーントゥと異なり、羽根と甲が一体していない外に羽根が開いたフォルムです。また、プレーントゥのスタンダード型とも呼ばれており、内羽根式よりも紐を結んだときのフィット感を調整しやすい点も魅力的です。
黒色の外羽根Uチップ
テーパードパンツのスーツに合わせるのであれば、重厚感やボリュームのある黒色の外羽根Uチップがおすすめです。Uチップとはつま先部分にU字の装飾がある革靴の総称です。Uチップのなかでも、外羽根との組み合わせがスタンダードといわれています。適度にカジュアルでビジネスでも履ける革靴です。
Uチップはいまではドレスシューズの一つとして使われることもありますが、起源はカントリーシューズといわれています。カントリーシューズとは、田舎道を歩くのに適したシューズのことです。
ちなみにフランスでは狩猟靴として、アメリカではゴルフシューズとして愛用されてきました。このようなことからも流通しているUチップの多くが、しっかりとした丈夫なシルエットをしています。
また、外羽根のUチップはテーパードスーツとの相性は抜群ですが、オフィスカジュアルのジャケット・パンツスタイルにもおすすめの一足です。
黒色のコインローファー
カジュアルさが強い黒色のコインローファー。ペニーローファーとも呼ばれ、名前の由来は諸説ありますが、革靴のサドル部分に1セント硬貨(ペニー)を差し込んだことから、そう呼ばれているようです。
ローファーはひもがないタイプで、「なまけ者(Loafer)」が起源とされているようです。その名前からも予測されるようにローファーはひもがないので、履いたり脱いだりする際にひもを結ぶ手間がありません。フォーマル感のあるチャコールグレースーツを少しくずして着こなす際には、おすすめの一足です。
以上のように黒色の革靴はフォーマルなものからカジュアルなものまであるので、コーディネートのテーマに応じて選びましょう。
ダークブラウン:おしゃれで大人な雰囲気を演出
グレースーツに合わせる靴の色は、ブラウンもおすすめ。全体的にイメージが重くなりがちな黒色に対し、ブラウンは華やかさをプラスしつつ、おしゃれで大人な印象を与えられます。ミディアムグレースーツやライトグレースーツとブラウンの靴の組み合わせも人気です。フォーマル度は黒色より低くなるため、TPOに合わせて選びましょう。ベルトと靴の色味を合わせると全体がきれいにまとまります。
おすすめのデザインは以下の通りです。
ブラウンの内羽根ストレートチップ
これまでにブラウンの革靴を履いたことがない人は、そのカジュアルさに抵抗感がある人もいるでしょう。そういった人に対しては、ブラウンの靴のきっかけとして内羽根のストレートチップがおすすめです。内羽根ストレートチップのフォーマルな部分と、ブラウンのカジュアルさが混ざって、初めての人にも取り入れやすい靴となっています。ミディアムグレースーツによくなじむ色で、店舗で試し履きしてみると印象が変わるかもしれません。
ブラウンの外羽根スエードフルブローグ
秋冬にはブラウンのスエード素材のフルブローグもおすすめです。フルブローグとは別名ウィングチップとも呼ばれており、つま先がW状で装飾された革靴です。材質がなめらかな革ではなくスエード素材にすると、マットな質感になり派手さを抑えています。上質なスエード素材は起毛がやわらかく、上品な雰囲気を演出します。
スエード素材なので磨いたりする手入れがない代わりに毛並みを整えたり、経年劣化によって色の変化など味わいのある素材です。雨にも比較的強く、防水スプレーをかけることで水をはじきます。少しカジュアル要素が強いですが、ミディアムグレースーツに相性がよく、上品でやわらかな印象を与えます。
ブラウンの内羽根クォーターブローグ
ストライプ柄やチェック柄のミディアムグレースーツに、ブラウンの内羽根クォーターブローグもおすすめです。クォーターブローグとは、パンチドキャップトゥとパーフォレーションが施されたデザインのことをいいます。ちなみにパンチドキャップトゥとは、つま先の一文字部分が穴飾りで装飾されたものです。パーフォレーションとは、甲や側面に穴のあいた装飾が施されたデザインのことです。
フルブローグやセミブローグの靴では装飾性が強く、カジュアルさが強い側面があります。しかし、クォーターブローグはフォーマルさとカジュアルさを兼ね備えたデザインをしています。そういった面ではビジネスでも履ける一足といえるでしょう。
イタリアンカーフの内羽根ストレートチップ
ライトグレーのスーツには、イタリアンカーフ製のブラウンの内羽根ストレートチップがおすすめです。カーフとは生後6カ月以内の仔牛の革のことです。カーフは大人の牛の革にくらべてキメ細かくなめらかで美しく、高級素材として扱われています。イタリアンカーフを使用していることで、革靴の質感はやわらかく、上品な光沢があります。ダーク系のスーツに合わせると足元が浮いてしまいますが、ライトグレーのスーツであれば相性がよい靴です。
ライトブラウンのダブルモンクストラップ
ブラウンのおすすめの靴の最後に、ビジネスでもプライベートでも使えるライトブラウンのダブルモンクストラップの靴をおすすめします。ダブルモンクストラップとは、英国のウィンザー公(エドワード8世)が、英国紳士靴を代表する高級ブランドのジョン・ロブに注文したことが起源とされています。
モンクストラップとは、ベルトと金属のバックルでサイズの調整をする靴で、ひもが付いていないタイプです。金属のバックルが付いているため、ほかの靴にはない派手さやラグジュアリーな雰囲気があります。モンクストラップはストレートチップが基本デザインで、ひも靴ではないタイプでは唯一のクラシックスーツに合う靴です。ライトグレーのスーツに合わせて華やかに、かつ上品におしゃれを楽しんでみてください。
グレースーツを完璧に着こなすなら「オーダースーツ」が最適である理由

黒やネイビーなどダーク系の色と比べてカジュアルな印象があるグレースーツは、色柄や組み合わせる小物選びが適切なら失礼な印象を与えることはありません。自分の体型にぴったりとフィットする美しいシルエットならなおのこと、サイズ感や生地選び次第で広く好印象を与えられるでしょう。
問題は、既製品から生地の質や色柄に加えてスタイルにぴったりフィットするスーツを見つける難易度。グレースーツを完璧に着こなすなら、オーダースーツで自分だけの1着を仕立てるのが最も確実な方法です。
既製服では難しい?グレースーツの「微妙な色味」と「光沢」の調整
グレースーツはライトグレー、ミディアムグレー、チャコールグレーなど色味のバリエーションが豊富で、生地の光沢や織り方などを含めると膨大な選択肢があります。自分の肌や着用シーンに応じて最適な組み合わせを既製服で探すのは簡単ではないでしょう。
その点、オーダースーツは微妙な生地の調整も思いのまま。膨大な生地見本から質や色味、柄、光沢などを細かくオーダーして、自分にぴったりのグレースーツを仕立てられます。
完璧なサイズ感は「失礼」な印象を払拭する最大の要素
グレースーツに限らず、失礼な印象を与える最大の要因はサイズが合わないスーツを着ていること。自分の体にぴったりフィットしたスーツならば、失礼な印象を与えるリスクを大きく軽減できます。
サイズ感ぴったりのスーツが欲しい場合、最も確実な選択肢はオーダースーツです。中でもオーダースーツSADAは全身の細部まで採寸して仕立てるフルオーダースーツのため、格別のフィット感が得られます。とくにグレースーツはサイズ感が合わないと野暮ったく見えやすいため、一人ひとりに合わせて仕立てられるオーダースーツは最適です。
まとめ|グレースーツは正しく着こなせば好印象を与えられる!

グレースーツはサイズ感や生地の選び方が難しく、チープさやカジュアル感が出てしまいやすいのが難しいところ。その反面、正しく着こなせば失礼にあたらないどころか、むしろTPOに応じた気品や落ち着きを演出しやすく好印象を与えられます。
グレースーツの魅力を最大限に活かすなら、オーダースーツSADAへ!
フルオーダースーツはジャストなサイズ感はもちろん、季節感や高級感を意識した生地選びからコーディネート提案までサポートしてもらえるのが大きな魅力。すべてプロが見立ててくれるため、初めてスーツを仕立てる方でも何も心配する必要はありません。
オーダースーツSADAは、フルオーダースーツを19,800円(税別)からオーダー可能。既製服と変わらないリーズナブルな価格で、自分だけのグレースーツを仕立てられます。まずはお気軽にご相談ください。
オーダースーツを着用するときのマナー12選。格好良く着こなすために知っておきたいポイントを伝授
スーツ初心者でも失敗しない!オーダースーツを着るときの基本マナー12選をわかりやすく解説。ボタンの留め方、ポケット・靴下・サイズ選び、シーン別の着こなしまで、好印象に見せるためのポイントを徹底紹介します。
グレースーツの魅力や特徴について紹介しました。グレースーツに合うネクタイやシャツ、靴などスーツの着こなしに関わるアイテムにも触れました。なお、オーダースーツSADAではスーツ以外にもオーダーシャツをつくることも可能です。ネクタイも買えるので、スーツ以外の全体のコーディネートについてもお気軽にご相談ください。自分ひとりではなかなか決めにくいスーツのコーディネート。信頼のあるオーダースーツSADAでグレースーツを新調してはどうでしょうか。全国に約50店舗展開しているのでアクセスも便利です。SADAのWebサイトから事前予約をして、一度足を運んでみてください。