円安がスーツ業界に与える影響とは?スーツ業界の今後の展望もあわせてお伝えします。のアイキャッチ画像
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円安がスーツ業界に与える影響とは?スーツ業界の今後の展望もあわせてお伝えします。

円安はなぜ起きるのか

円安とは、円の価値がほかの国の通貨と比べて低くなることです。

円安が進むことで、100円で交換できる外国通貨の金額が下がってしまうという状況です。

そして現状円安の流れが続いており、2011年に付けた円の最高根からの通貨価格はおよそ半分までに目減りしています。

なぜここまで円安が進んだのか、それにはいくつかの原因があります。

1,アメリカとの金利差

現在、アメリカではお金の価値よりも物価が上がっているインフレの状態が続いていることから、金利を上げています。一方、日本ではデフレスパイラル(※)と呼ばれる状況が続いていることから、金利を下げています。このように金利の高低差が広がることにより、円安が進んでしまっているのです。

※デフレスパイラル…物価の下落が企業収益や生産の縮小を引き起こし、それがさらに物価の下落を招く状況。それにより、人員や賃金が削減され、失業が増加、需要の減衰が起こり、更にデフレが進むという連鎖的な悪循環のこと。

2,ロシアのウクライナ侵攻

2022年4月に起こったロシアのウクライナ侵攻により、原油や天然ガスの需要が高まり、物価が上昇しました。通常であれば、物価が上昇した場合には、金利を上げることが検討されますが、今回の物価上昇は需要拡大や賃金上昇といった通常の物価上昇要因によらないため、このまま金利を上げてしまうとさらに日本の不景気が加速してしまうことから、上げられない状況になっているのです。

スーツ業界に円安が与える打撃

円安になると利益が上がる会社があります。それは輸出関連会社です。輸出関連会社とは、原料や商品を輸出して海外で販売している会社のことです。

例えば、海外に自動車を輸出している自動車会社や、海外で販売されている製造メーカー、国内で作られた建設機械を輸出している、建設機械メーカーといったものです。

一方で、スーツの場合、三大国と呼ばれるイギリス、イタリア、アメリカの生地やブランドを使用しているものや、その他の国で製造されたものも多くあります。その場合は、生地や製品を輸入しているという状況であるため、先ほどお伝えした輸出関連会社とは逆の立場となる輸入関連会社だといえます。このように、海外から原料や製品を輸入して日本で販売している業界では、円安の場合輸入にかかるコストが上がるために、大きな打撃となってしまいます。

他にもある世界情勢がスーツ業界に与える影響

ここ最近でスーツ業界に大きな絵以上を与えた事柄と言えば、コロナです。コロナの蔓延により、在宅ワークを取り入れる企業が多くなり、スーツを着て出勤し仕事をするという機会や人口ががくっと減りました。実際に、最も需要が減った2020年には2014年対比で売上が約6割まで減少した企業もありました。スーツが必要なくなるという事態は、スーツ業界にとってあまりにも大きすぎる打撃となりました。

その他にも、円安の影響による輸入材料や商品の価格、そして海外の工場で働く人の給料があがることで、製造コストが高騰し、仕入れ価格が上昇しているというのも買い控えの原因の一つです。

さらに、ロシアのウクライナ侵攻による原油価格の高騰によって、クリーニング代が高くなっているという現実もあります。購入に留まらず、維持をしていくコストが上がるというのも、消費者にとってはなかなか大きな痛手です。

まだなかなか収束の見えないコロナの状況ではありますが、この状況を打破するためにスーツ業界で新たな取り組みをおこなっている企業もあります。

それは、スーツ業界の成長を支えてきた安売り一辺倒のスタイルから脱却し、顧客ニーズに合った商品を提供するというスタイルで普及拡大につなげるというものです。

具体的な取り組みをご紹介していきましょう。

まず一つ目が、高機能スーツの開発です。高機能スーツとは、普通のスーツに比べて軽く型崩れしにくい、家庭で洗えるなど非常に扱いやすいスーツです。これまでのスーツにはない機能性が魅力です。機能的でありながら、低価格で購入できるという所が魅力となり、普及が拡大しています。

二つ目に、スーツを着る機会が減った分、着用する際にはよりこだわりの一着を着たいという考えを持つ人が増えていることもあり、質の良いスーツを求める人も増えてきています。

このようなニーズにはオーダースーツが答えてくれます。

着心地の良さと自分好みのデザインなどを取り入れたオーダースーツも今後さらに注目を集めていくことでしょう。

働き方改革によって変わるスーツの立ち位置

働き方改革とは、働く人々がそれぞれの事情に応じた多様な働き方を選択できる社会を実現するための改革です。

具体的には、時間外労働の上限規制の導入やフレックスタイム制の拡充といった働きやすい環境の整備のための項目が盛り込まれていますが、その流れに伴い働く際のドレスコードにも変化が起こっています。

仕事着=スーツという概念が変わってきて、仕事着の自由化を打ち出す企業が増えてきているのです。クールビズ、ウォームビズの流れもあり、だんだんと加速する服装の自由化に伴い、スーツだけでなく、オフィスカジュアルと呼ばれる仕事でも相手に不快感を与えないきちんとした服装が求められます。

これからスーツ業界においては、セットアップスーツだけでなく、さまざまなニーズに合わせたスタイルの提案が求められていくでしょう。

オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?

オーダースーツSADAは2022年11月現在、全国に49店舗を展開するフルオーダースーツ専門店です。フルオーダースーツは、一人一人の体型に合わせて1から仕立てていくことで、最高のフィット感と着心地を得ることができます。また、デザインや生地・素材、ボタンや裏地といった細部にまでとことんこだわることができ、満足のいく商品を手に入れることができるというのも魅力です。

オーダースーツSADAでは、初回限定価格19,800円(税込21,780円)~本格オーダースーツを仕立てることができ、「オーダースーツ=高い」というイメージを覆し、良質な商品をお手頃価格で提供することを実現しています。(※2022年11月時点の価格です。価格は変更になることがあります。)

購入から1か月以内のお直しの無料サービスや、ウエスト構成やズボンの裾のほつれの修正などのお直しはずっと無料など、アフターサービスも充実しております。

初めてオーダースーツを仕立てるので不安という方や、スーツの知識が少なくて心配という方でも、スーツのプロに相談しながら自分の納得のいく1着に出会うことができるでしょう。

今回の話を聞いて少しでも興味を持った方は、まずは公式ホームページより最寄り店舗を検索のうえ来店予約してください。

来店予約はこちら

オーダースーツは仕立てるのに約1か月の期間を要します。欲しいと思ったタイミングで動き出すのがおすすめです。現時点ではまだ仕立てるかどうか迷っているという方でも、採寸や生地の閲覧での来店も可能です。一度店舗を覗いてオーダースーツの魅力にぜひ触れてみてください。皆さんのご来店を心よりお待ちしております。

穂谷 優之