【細身 スーツ】細身スーツは着る人を選ばない!?フィッテングとコーディネートのコツ

今回は、細見スーツの特徴、フィッテングとコーディネートのコツをご説明します。

細身スーツとは

細身スーツとは標準スーツと同じサイズでも、シルエットがスッキリと見えるように縫製されたスーツです。

細身スーツの特徴

  • 1襟・・・細身スーツは本来ナローラペルと呼ばれる7センチ程度の襟幅ですが、最近の細身スーツは、幅広のラペルが人気です。
    シルエットは細身でも、ラペルは広く8センチ前後の物が増えました。
    カラー(首回りの襟)とラペル(胸前の襟)が接するゴージラインは高めです。
  • 肩幅・・・標準的なスーツよりも余裕を削り、肩幅は狭くなっています。
    そのため肩幅が広い方は、細身スーツではサイズが変わる場合があります。
  • 胸回り・・・標準サイズでは、胸元に握りこぶしが入るくらいの余裕がありますが、細身スーツは手のひら一枚分の余裕があれば良いとされています。
  • ウエスト・・・上着のウエストが細く、体に沿うような作りです。標準スーツとのシルエットの大きな違いは、このウエストシェイプです。
    着用時にはウエストと腕の隙間も広くなります。
  • パンツ・・・パンツは太腿が標準スーツよりも細くテーパードラインです。
    テーパードとは、裾に向かって次第に細くなるパンツです。
    一般的な細身スーツは裾幅が17センチ前後になっています。

リラックス系ビジネスカジュアルで、ペッグレッグ風のシルエットを取り入れたスーツも見かけるようになりました。
ペッグレッグとは、ゆったりとしたタック入りパンツです。
腰まわりはタック入りですが、裾に向かって次第に細くなるテーパードラインで、細身系スーツに分類されます。
細身スーツの中では比較的余裕がある点が特徴です。
昨今のクラシック回帰や、ビジネスシーンのカジュアル化で、このような細身スーツのバリエーションも増えました。

細身スーツに年齢制限はありません。
細身スーツは若者のスーツというイメージがありませんか?
実は、タイト過ぎない程よいスリム感の細身スーツは全年齢にオススメです。
何故かというと、スーツで最も大切なのは体にサイズが合っているかどうか。
ジャストフィットで着用しているなら、細身と標準どちらでも問題ありません。
つまり、20代30代はもちろん、40代50代もスッキリと着こなすことが可能です。
更には、60代70代の方も、肩や股上の長さが合うものを選ぶことで、快適な着心地とシルエットの両立が可能です。
実際に着用されると「悪くないね」と多くの方が納得されます。
今まで着慣れた標準スーツと細身スーツをビジネスで併用される方も多数。
ビジネスと冠婚葬祭で着こなしを変えるなど、スーツスタイルの選択肢も増えます。

また、細身スーツは着る人の体型も問いません。
誰でもスッキリと見えるシルエットになります。
スーツが他の洋服と異なる最大の特徴は、体型補正効果を持つ構築的なデザインです。
服地の下に芯がある構造のスーツは、男性の体系をより美しく、バランスよく見せる効果を備えています。
スーツは、年齢、体型を問わず、男性がカッコよく見える服と言えます。
現在の細身スーツは以前よりもタイトさが和らぎ、程よい余裕が主流になってきました。
改まった席でも使いやすいサイズ感の流行が来ていますので、この機会に是非お試し下さい。

【体型別】細身スーツの選び方

ガッチリ体型
筋トレやスポーツが好きな方は、イタリア系細身スーツがオススメです。
肩幅があり胸板が厚い方は、イタリアスーツの柔らかな生地が、しなやかなにフィットします。
鍛えた筋肉のラインに自信がある方は、是非一度イタリアスーツをお試しください。
スッキリ体型
細身でスッキリとしたシャープな印象の方は、ブリティッシュ系がオススメ。
ハリのある生地とカッチリとした作りが、肩からウエストにかけてのラインを強調します。
逆三角形のシルエットが、少し高めのウエストシェイプで非常に精悍な印象になります。
全体的に体格が良い方
肩幅が広い方、胸回りが厚い方、どちらかと言うと上半身にボリュームのある方はイタリアスーツがオススメ。
堂々として非常に良く似合います。
逆にウエストが大きい方、腰回りや太腿にボリュームのある方は、ブリティッシュスーツの引き締め効果を活用すると、肩幅が広くウエストはスッキリとして見えます。
標準体型の方
イタリアスーツ、ブリティッシュスーツどちらも合いますが、日本人の体型ではブリティッシュ系が似合う方が多い傾向にあります。

ポイント
細身スーツは特に袖、着丈、裾の長さが重要です。
裾丈が長すぎるだけで、全体の雰囲気は台無しになってしまいます。
自分の身長、体型をありのままに理解してベストなサイズを選ぶ事で、完璧なシルエットを手に入れる事ができます。

サイズ選びのコツ

ジャケット

細身スーツの着丈、袖丈、裾は標準スーツよりも若干短めが主流です。
しかし、フォーマルなシーンでは、タイト過ぎるスーツや短すぎる裾は失礼にあたるので、冠婚葬祭での使用には標準スーツに近いサイズがオススメです。

  • 首回り・・・襟が首周りに密着しているかを見ます。背中側に引かれて隙間がないかをチェック。
  • 肩幅・・・着用時、肩にひとつまみの余裕があるかつまんで確認します。
  • 胸回り・・・前ボタンを留め、胸元に手のひら一枚分の余裕があるか確認します。
    肩が合っていれば、こぶし一つ程度の余裕でも大丈夫です。
  • 着丈・・・足とヒップの境目が少し見える程度。もしくは、ヒップの下半分が見える程度。
  • 袖丈・・・手くるぶしがギリギリ隠れる長さです。
  • Xシワ・・・前ボタンを留めた際に、サイズが小さい時に出るシワ。ボタンを中心としたX状のシワが無いかをチェックします。
  • 胸回りの浮き・・・胸囲がスーツよりも大きいと、胸回りが開くので、ラペル周辺が肌に沿っているか、浮いていないかチェックします。
  • ツキジワ・・・背中の肩甲骨周辺に横ジワ(肩幅が合っていない時に出るツキジワ)が出ていないかを見ます。

スラックス

  • ウエスト・・・指2本をウエストに対して直角に当てて入る余裕。
    もしくは手のひら1枚の余裕です。
  • ポケット・・・ポケットが開いていないかを見ます。
  • 太腿・・・親指と人差し指で太腿後ろをつまみ、親指第一関節くらいまでつまめる余裕がベストです。
  • 裾丈・・・トレンドを意識するならノークッション。(裾が靴に触れない程度)
    フォーマルな場面での使用も考える場合は、ハーフクッション(裾が靴に触れて、少したわむ程度)が最適です。

細身スーツの裾のポイントは、ジャスト丈でスーツのシャープなシルエットを完成させる事です。
裾に向かって細くなるテーパードラインは短めの裾丈がベスト。
裾を長めにすると下へ落ちることなく足首周りにもたつき、スーツの持つ足長効果を消してしまいます。
思い切ってジャストサイズを選びましょう。
特に身長に対するベストな丈、隙の無い完璧な長さを選ぶ事が重要です。

ベストな裾丈を得るコツ
採寸時の姿勢を意識します。
裾丈は、ちょっとした姿勢の変化でも変わってしまいます。
例えば、採寸時に俯いたり、体をねじってミラーを見たりしていませんか?
リラックスした状態で姿勢を正し、まっすぐに前を向いて採寸します。
可能であればベルトも着用し、より実際の使用状態に近くする事が大切です。

細身スーツのコーディネート

  • とシャツ・・・細身スーツのタイトな印象に合うシャツは、ショートポイントと呼ばれる襟の長さが短いタイプです。
    細身スーツの襟幅にシャツ襟を合わせますので、スーツの襟幅が広めになりつつある現在は、ショートポイントのワイドカラーなどがバランス良くまとまります。
    肩幅、胸回り、ウエストは、スーツ同様に細身デザインのシャツを合わせると、ジャケットを脱いだ際のシルエットもスッキリとして見栄えが良くなります。
    また、細身スーツに標準シャツを合わせると襟型でバランスが崩れるため、着用を避けます。
  • ネクタイ・・・7センチ幅ナロータイは現在減りつつあり、8センチ前後の標準タイが主流になってきました。
    襟幅と同じくらいの幅のネクタイで、結び目は小さくプレーンノットがオススメです。
  • 靴・・・細身スーツのテーパードラインは、ロングノーズと呼ばれるつま先が長めの靴が似合います。
    ロングノーズとは、革靴のつま先に捨て寸と呼ばれるスペースがある物です。
    かつてのブームからみると、現在の捨て寸は、かなり短くなりました。
    2㎝程度の捨て寸がある靴を合わせるとバランス良く見えます。
    また、つま先が丸いラウンドタイプの人気も伸びてきました。
    靴のデザインは、かっちりまとめるなら内羽根式ストレートチップのロングノーズでブラックを。
    お洒落な雰囲気にしたいなら、ダブルモンクのロングノーズでブラウンを。
    旬な外羽根式ラウンドストレートチップであれば、ワイズが細身の物を合わせるとバランスが良くなります。

裾丈はオーダーを活用

細身スーツは裾丈が非常に大事です。
特に、ビジネスカジュアル全盛の今は、裾の仕上げにシングルではなくダブルを選ぶ方も増えました。
人気の理由は、裾をダブルにすることでカジュアル感がでる事、ダブルの重みでパンツラインが綺麗になる事などが上げられます。
実はこのダブル、幅を何センチにするかで印象が変わります。
一般的には3.5センチですが、流行は少し広めの4.5センチであったり、身長に応じて幅を変えるパターンもあります。
迷った時は、オーダースーツSADAのスタッフにご相談下さい。
シングルはもちろん、ダブルもお客様にピッタリな裾丈をご案内します。
最も大切なフィッティング。
じっくり検討相談できるオーダーは失敗しないスーツ選びに最適です。

まとめ

今回は、細身スーツにスポットを当ててご紹介しました。
シャープな印象が特徴の細身スーツ。
体型に合わせた生地やサイズ選びで、幅広い方に着用頂けるスーツです。
適度な余裕と、ベストなサイズでスーツスタイルを楽しんで下さい。

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