礼服とビジネススーツの4つの違い!特徴と選び方は? | TOPICS(更新情報) | オーダースーツSADA|フルオーダーのスーツが19,800円 全国55店舗

2018年7月29日(日)

  • コラム(その他)

礼服とビジネススーツの4つの違い!特徴と選び方は?

礼服とビジネススーツの4つの違い!特徴と選び方は?

礼服とビジネススーツは同じスーツでもその特徴は大きく異なります。それぞれ着る場面を間違えてしまうと、周囲から白い目で見られるようなこともあり得るのです。そこで、今回は礼服とビジネススーツの4つの違い、そして礼服の特徴と選び方について解説します。礼服とビジネススーツの間にどんな違いがあるのか、詳しくみていきましょう。

礼服の特徴って?


スーツには大きく分けてビジネス用と冠婚葬祭用の2種類があり、冠婚葬祭に使われるスーツを礼服といいます。年を追うごとに礼服を使う機会は増えるもの。だんだんと礼服の必要性が感じられるようになりますよね。礼服の中でも格式の高い順に正礼装、準礼装、略礼装の3種類があり、一般的に喪服と呼ばれるブラックスーツは略礼装のことを指しています。 
正礼装には昼の正礼装と夜の正礼装があります。昼の正礼装とされているのがモーニングコートで、フロックコートの前裾を切り落としたようなジャケットがその特徴です。後ろの裾を斜めに長く切り込んだ形も特徴的ですよね。フロックコートは主に結婚式の新郎や両家の父親がよく着ています。葬式の喪主や記念式典の主催者などが着ている姿を目にすることも多いでしょう。一方、夜の正礼装といわれる燕尾服は名前のとおり、ジャケットの後ろの裾がツバメの尾のように2つに分かれているスーツです。披露宴や格式の高い結婚式場などで着用されることが多いスーツとなっています。 
正礼装に次いで格式が高い準礼装と呼ばれるのが、タキシードとディレクターズスーツです。タキシードは主に夕方以降の時間帯に催されるフォーマルなパーティなどに着ていくもので、夜の準礼装とも呼ばれます。ドレスコードが「ブラックタイ」と指定されているときはこのタキシードを着ていくのが正解です。参加する場によってはタキシードが正礼装として認められることも。ディレクターズスーツは重役クラスの着るスーツにふさわしい格調高いフォーマルな服装だといえます。ディレクターズスーツの正式な着こなし方では、黒のジャケットにグレーのベスト、そしてコール地のストライプ柄のスラックスを合わせます。なお、コール地のストライプ柄のスラックスは正礼装や準礼装のスーツでよく着用されているパンツです。 
一般的に喪服と呼ばれるブラックスーツが礼服の中では格調の低い略礼装となります。礼服は黒一色が基本で他の色は許容されないことになっていますが、濃いネイビーやグレーのダークスーツが略礼装として認められることも。ただし、ダークスーツを葬式などに着ていく際は、マナーとしてネクタイと靴下は黒のものを揃えましょう。このブラックスーツは黒のビジネススーツと一見同じものに見えますが、実はその特徴は大きく異なります。見る人が見れば分かる特徴なので、ブラックスーツとビジネススーツの違いはしっかりと把握しておく必要があるのです。

 

【礼服とビジネススーツの違い1】色


礼服とビジネススーツの違いとして真っ先に挙げることができるのがその黒の色の深さです。礼服のスーツは真っ黒で光沢がありませんが、黒のビジネススーツは光沢があるため、黒でも少し薄く、グレーがかって見えるのです。一般的に、礼服は黒の色が濃いほどいいとされています。そのため、高級な礼服は何度も重ねて黒染めをしており、ビジネススーツとは比べ物にならないほど深い黒色をしています。礼服とビジネススーツの色の違いは並べて見比べれば分かりますが、日光の下だとより一層顕著に違いが表れます。 
葬式に参列するときにビジネススーツを着ていくと、出棺のタイミングで黒の色合いが薄いことがばれてしまい、親族から白い目で見られるということも。礼儀がなっていない人だと思われてしまうこともあるので、やはり葬式にはブラックスーツを着ていくほうが無難でしょう。ビジネススーツには黒以外にも、紺やグレー、青、茶色などがあるのに対して、礼服には黒のものしかないのにはこんな理由があったのですね。また、礼服の素材には主に高級なウールしか使われていないのに対し、ビジネススーツの素材には安価なポリエステルが混じっていることがあります。この素材の違いもまた黒の色合いに差を生み出しているのです。

 

【礼服とビジネススーツの違い2】デザイン


礼服とビジネススーツの違いはそれぞれのデザインにも表れています。まず、ビジネススーツは身体にフィットしているのが一般的ですが、礼服はビジネススーツよりもゆったりとしたシルエットのものが多いです。また、ジャケットのラペルにAMFステッチが入っているかどうかによってもスーツの格式の高さが変わってくるのです。AMFステッチとは、ジャケットの襟の端に沿って施された縫い跡のこと。AMFステッチが施されているものほどカジュアル度合いが高いとされており、モーニングやタキシードなどのフォーマルな礼服にはAMFステッチはまず入っていません。ただし、ブラックスーツには入っていることもあるので、フォーマルな礼服を求めているときには入っていないものを選ぶようにしましょう。 
ラペルの形にはピークドラペルとノッチドラペルがあります。ピークドラペルとは下の襟の先端がとがっていて上を向いているラペルのデザインのことで、より格式が高いデザインだとされています。一方、ノッチドラペルは下の襟の先端が下を向いているデザインで、通常のビジネススーツはたいていこのノッチドラペルを採用していますよね。このように、礼服を選ぶときにはラペルのデザインが重要なので、見落とさないように注意しましょう。 
そして、ジャケットの後ろの裾にある切れ込みのことをベントといいますが、この部分も礼服とビジネススーツではデザインが違います。ビジネススーツでは基本的に後ろの裾の中央に切れ込みの入ったセンターベントか、両わき腹の部分に切れ込みの入ったサイドベンツを採用しています。もともとベントはポロのようなスポーツ競技から生まれたとされており、忙しく動きまわる必要があるビジネススーツにはこの切れ込みが必要なのです。しかし、フォーマルな礼服の場合は主に切れ込みのないノーベントになっています。ベントが入っていないほうが冠婚葬祭には適していることを覚えておきましょう。 
ところで、礼服にせよビジネススーツにせよ、どちらも購入するときにシングルかダブルかを選ぶことがあります。シングルとはジャケットのボタンが1列に並んだデザインのことで、ダブルは2列に並んだデザインのことですよね。ダブルのほうが格式が高いと考えている人も多いようですが、シングルとダブルに格式の違いはありません。ですから、すっきりとした印象になるシングルか貫録を感じさせるダブル、どちらでも自分の好きなほうを選んでください。礼服を選ぶうえで大切なのは、ボタンの並び方よりもラペルやベントのデザインなのです。

 

【礼服とビジネススーツの違い3】シルエット


色やデザインと同様に、シルエットについても礼服とビジネススーツでは大きな違いがあります。そのときの流行にもよりますが、ビジネススーツは細身のスタイルが一般的ですよね。しかし、反対に礼服はシルエットがゆったりとしているものが多いです。シルエットが違う理由はそれぞれの着る頻度が違うことにあります。恐らく、冠婚葬祭に参加する機会は多くても月に数回程度でしょう。つまり、礼服を着る機会も月に数回程度だということになります。一方、ビジネススーツはメインで使っているものであればほとんど毎日着ているはずです。毎日のように着ていればスーツの消耗が早いのは想像がつきますよね。 
消耗が早いぶん次のスーツを仕立てるのも早くなるので、ビジネススーツを買うときに今後の自分の体形の変化などを考慮する人はあまり多くないでしょう。しかし、礼服の場合はスーツがほとんど消耗しないので長い間着ていくことになります。そうなると、5年経ち10年経った後で、体型が変わってしまっても着られるようなシルエットである必要があるのです。それが礼服にゆったりとしたシルエットのものが多い理由となります。ですから、まだ若いからといって細身の礼服を買ってしまうと、10年経ってから後悔するようなこともあるかもしれません。ビジネススーツとは違い、礼服は先を見越して選ぶ必要があるのです。

 

【礼服とビジネススーツの違い4】着用シーン


いうまでもないようなことですが、礼服とビジネススーツでは着用するシーンが違います。ビジネススーツは職場や営業先で着用するもので、ブラックスーツはお通夜や葬儀で着るものです。ビジネススーツのデザインによっては冠婚葬祭で使えることもありますが、礼服として仕立てたスーツとはやはり違う部分も多くあります。見ている人は見ているもので、礼儀がなっていないと思われてしまうことも。お通夜や葬式に参列するときは、たとえ職場帰りであってもあらかじめ喪服を用意しておいて着替えたほうがよいでしょう。 
また、基本的には礼服をビジネスシーンで着るようなこともできません。職場の同僚や取引先の人などに「身内に不幸があったのかな」などといらない気遣いをさせてしまうためです。要するに、礼服は冠婚葬祭で、ビジネススーツはビジネスシーンで着用するという使い分けが大事なのだということです。そのためにも、礼服とビジネススーツの違いはしっかりと理解しておきましょう。

 

礼服選びのポイント


礼服選びのポイントとしてまず挙げられるのが、黒の色が濃いものにするということです。先述のとおり、礼服とビジネススーツは兼用することができません。ビジネススーツとしても使えるようにと中途半端な色合いのものにしてしまうと、ビジネスシーンでも冠婚葬祭でも周りから浮いてしまう可能性があります。礼服は礼服として使用できるように、黒の色の濃いフォーマルなものを買うようにしましょう。 
また、長く着られるものにするというのも大事なポイントになります。礼服はほとんど冠婚葬祭でしか着る機会がないため、1度購入すると5年から10年程度は着続けることになります。そのため、流行に左右されないクラシカルなデザインのものを選べば、5年や10年が経過しても違和感なく着こなすことができるでしょう。長い間に体格が変化することも考えて、サイズがゆったりとしたものを選ぶことも重要です。そして、冠婚葬祭に出席する機会はどのタイミングで訪れるか分かりません。特に最初の1着はオールシーズンに対応できる素材のものが好ましいでしょう。 
礼服は着用できるシーンが限られているので、これから長く使うからといって高過ぎる礼服を買うのは避けたほうがよいです。礼服はもちろん結婚式にも着ていくことができますが、礼服を着まわしているという印象を持たれてしまうこともあります。結婚式には濃いネイビーなどのビジネススーツなどを着ていったほうがオシャレに見えるケースが多いのです。安物のほうがいいというわけではありませんが、礼服はビジネススーツと同じ程度の予算で購入するのが望ましいでしょう。結婚式でも着られるようなフォーマルなスーツを求めているのなら、できるだけ色が黒に近い、無地のスーツを1着用意しておくのがおすすめです。ビジネスシーンから結婚式まで、いろいろな場面で着用することができるはずですよ。

 

礼服のシャツやネクタイの選び方


礼服を着る際はシャツやネクタイの選び方も重要です。基本的にはシャツは白の無地にし、シャツの襟はウイングカラーかレギュラーカラーのものにするようにしましょう。結婚式ならネクタイは白かシルバーグレーで、華やかな雰囲気にしたいなら明るい色のポケットチーフを胸に差すのがおすすめです。葬儀ならネクタイは黒一択で、靴は黒のプレーントゥかストレートチップを選ぶのが無難でしょう。光沢のあるものや装飾が施されているものは避けるようにしてください。

 

礼服にこだわれるオーダースーツ


礼服はビジネススーツと同様にオーダーで購入することができます。オーダースーツにはコストパフォーマンスが高い、ネット上で便利に注文ができるなどの魅力があるので、有効に利用することをおすすめします。オーダースーツSADAのフォーマルスーパーブラックには撥水加工が施されており、フォーマルウルトラブラックは撥水加工に加えて静電気を防止する機能が備わっています。通常のビジネススーツと同じような価格帯で購入することができるお得な礼服だといえるでしょう。ラペルやベントのデザインも自由に選べるので、自分好みの礼服をオーダーで作ることができますよ。

 

礼服とビジネススーツを分けて使おう!


色やデザイン、着用シーンなど、紹介してきたように礼服とビジネススーツは全く異なるものです。そのため、ビジネススーツはビジネススーツ、礼服は礼服でそれぞれ用意する必要があります。オーダースーツSADAなら安価に性能の高い礼服をオーダーで注文することができるので、この機会に1着購入してみてはいかがでしょうか。