スーツを長持ちさせるためのお手入れ方法クリーニングの基礎知識 | TOPICS(更新情報) | オーダースーツSADA|フルオーダーのスーツが19,800円 全国55店舗

2018年7月30日(月)

  • コラム(その他)

スーツを長持ちさせるためのお手入れ方法クリーニングの基礎知識

スーツを長持ちさせるためのお手入れ方法クリーニングの基礎知識

ビジネスシーンで欠かすことのできない「スーツ」。冠婚葬祭などのフォーマルなイベントでは着用することが多い傾向です。デザインと品質にこだわったスーツも数多く存在します。大切なスーツを小まめにお手入れするのは意外と大変です。今回はそんな男性にも知っておいてほしい「スーツのお手入れ」の基本知識について説明します。

スーツのクリーニングはどれぐらいの頻度がいい?


スーツをクリーニングに出すペースはどれくらいがベストでしょうか。「着用の頻度」「汚れの程度」や「種類」など、スーツの素材や状態によってクリーニングのペースはまちまちですので、一概に「これぐらいのペースが正解」とは言えません。毎日スーツを着るという方なら、それぞれのスーツを1週間に1回、少なくとも1カ月に1回といったペースになるでしょう。「プロに任せたら問題ない」という安心感もあって汚れたらとりあえずクリーニング店にあずけているという場合も多い傾向です。 
ただしスーツをできるだけ長持ちさせたいと考えているのならば、あまり頻繁にクリーニングに出すのは考えものです。スーツの素材の多くはウールで作られています。ウールにはスーツの表面に美しいツヤを出す「脂質」が含まれているのですが、洗浄力の高いプロ用の洗剤で洗いすぎてしまうと、この「脂質」が落とされていってしまうのです。「脂質」が過度に失われるとツヤを失ったスーツの表面がテカってしまいますので、スーツの持ちが悪くなります。そのためクリーニングに出す前にできるだけ自分でメンテナンスをし、「自力ではケアできない汚れが出た場合にはクリーニングに出す」というペースでクリーニングを利用することが大切です。
 

スーツのお手入れ方法の基本その1しわとホコリ対策


スーツは1日着用したあとは2日間ほど休ませるのが基本です。スーツのウール素材には高い復元力がありますので、着用時にできてしまった「しわ」や「型崩れ」は少し休ませればスーツ本来の力で元に戻すことができます。もし深いしわができてしまった場合は、ハンガーにかけたままの状態でスチームアイロンやスチームブラシで軽くしわを伸ばしておきましょう。スチームには殺菌力や消臭力がありますので、日々のお手入れには最適です。パンツはパンツプレッサーや当て布をしたアイロンがけをすることでしわを取ることができます。 
またウール素材はホコリをため込めやすいという弱点があります。ウールの繊維質は湿気を吸収しやすい構造になっているのですが、湿気のないところでは水の代わりにホコリをため込んでしまう傾向があるのです。そのため着用後のスーツは軽くたたいてホコリを表面に浮き上がらせ、ブラッシングなどでホコリを取っておくようにしましょう。ホコリを取ったあとは軽く霧吹きで湿気を与えた状態で風通しのいいところでハンガーにかけておきます。ホコリを取る際にガムテープやコロコロを使うことが多いですが、生地を傷めてしまう恐れがあるのであまりおすすめではありません。
 

スーツのお手入れの基本その2シミ汚れと油汚れ


「食べ物や飲み物をこぼしてしまった」というトラブルで付いてしまった「シミ」は、基本的にクリーニングの出して取ってもらうことになります。ただ汚れが付いてすぐに対処しておかないとクリーニングでもなかなか落ちません。 
そこでシミが付いてしまったらとりあえず霧吹きでシミ部分に水を含ませて10秒ほど待ってみましょう。シミが水を含むようであれば「水溶性」のシミと判断できるので、シミの下にハンカチやティッシュを敷いておしぼりで上からたたいて汚れを移していきます。 
マヨネーズや口紅などの「油溶性」のシミは、浮いた油分をつまみ取る以外はその場ではそのままにしておきましょう。家に帰ってからシミ部分の下側に当て布をして水で溶かした洗濯用洗剤を含ませたタオルなどでシミの上からたたきます。とりあえずの応急措置が済んだらなるべく早くクリーニングに出すようにしましょう。 
夏場は汗をたくさんかきますので、スーツには皮脂や汗がたまります。汗汚れはクリーニングでもなかなか取りにくいので、普段から小まめにお手入れしておくことが効果的です。汗が染みこんでしまっている箇所を中心に水溶性のシミ汚れと同じ要領で対処しておきましょう。ハンガーで干すときには除菌消臭スプレーなどをかけておくと臭い対策にもなります。
 

クリーニングに出すときの注意点


クリーニングに出すときはポケットの中にモノが入ってないかチェックしておきましょう。スーツ専用のカバーやハンガーはクリーニングに出すときは持っていかなくても大丈夫です。スーツだけをあずけたほうがクリーニング店も対応しやすい傾向です。クリーニングの値段の相場はスーツ上下1着で1,000円前後といったところ。もちろんスーツの素材やシミや汚れの状態によって多少の価格差はありますが、クリーニングの価格帯は比較的安定しています。チェーン店のほうが早さと安さという点では個人店よりも優れていますので、大量のスーツをクリーニングに出すなどの場合はチェーン店を利用したほうがいいでしょう。一方、個人店のほうがクリーニングの質自体が高い傾向にあるので、オーダーメイドのスーツや手強いシミ、汚れなどがあるという場合は個人店に頼んでみるのもおすすめです。 
またクリーニング店にスーツを持っていくのが面倒という方には「宅配クリーニング」というサービスがあります。アイロンがけや日々の手入れをする余裕がないという方や、近くにクリーニング店がないという方におすすめのサービスです。夏場に汗取りだけを頼みたいという人には「汗抜きクリーニング」という汗汚れ専門のサービスを提供するクリーニング店も増えてきています。どうしてもクリーニング頻度の増える夏のシーズンには、こういったサービスを使い分けて利用すると非常に効率的です。
 

しっかりお手入れをして、効果的なクリーニングを


このようにスーツを長持ちさせるためには日々の手入れをしっかり行いつつ、適度なタイミングでクリーニングに出すことが大切です。頻繁にクリーニングに出すとスーツが傷みやすくなりますし、汚れやシミが目立つようだと早めにクリーニングに出さなければなりません。スーツの生地や素材、シミの種類などによってクリーニングの方法が変わってくるので、クリーニングに出す際はクリーニング店に詳しく問い合わせてから適切なサービスを選ぶことも重要です。しっかりメンテナンスをして大切なスーツをできるだけ長持ちさせるように心がけましょう。