アルスターコートとチェスターコートとの違いを解説
皆さんこんにちは!オーダースーツSADA福岡呉服町店です!
「アルスターコートとチェスターコートは何が違うのですか?」
コート選びの際によくいただく質問のひとつです。
どちらもスーツの上から着用できるロングコートですが、その成り立ちや雰囲気には大きな違いがあります。
まずチェスターコートは、英国で生まれたフォーマルなオーバーコートです。

無駄を省いたシンプルなデザインが特徴で、ビジネスシーンからフォーマルな場面まで幅広く対応できます。スマートで都会的な印象のひとつではないでしょうか。
一方のアルスターコートは、防寒性と実用性を重視して生まれたコートです。

チェスターコートよりも全体的にゆとりがあり、前合わせも深くとられています。ダブルブレスト使用が多く、大ぶりな襟やベルトなどのディテールによって力強い印象を与えます。もともとは風雨の中で着用するためのコートとして発展しました。
簡単に言えば、
チェスターコートは「都会的で上品なコート」。
アルスターコートは「重厚で英国らしいコート」。
というイメージです。
また、生地選びにも違いがあります。
チェスターコートはネイビーやチャコールグレーの無地など、比較的ドレッシーな生地がよく用いられます。
対してアルスターコートは、ヘリンボーンやツイードなど素材感のある生地との相性が非常によく、カントリー調の雰囲気を楽しむことができます。
私個人としては、スーツスタイルをより英国的に楽しみたいのでありばアルスターコートに魅力を感じます。
特にダブルスーツやスリーピースとの組み合わせは非常によく、冬ならではのクラシックな装いを楽しむことができます。
どちらが優れているというわけではありません。
スマートさを求めるならチェスターコート、重厚感や英国らしさを求めるならアルスターコート。
ご自身の理想とするスタイルに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
