ボタンダウンシャツはあり?なし?結婚式のマナーとは | TOPICS(更新情報) | オーダースーツSADAは19,800円~ | 東京・大阪・福岡

ボタンダウンシャツはあり?なし?結婚式のマナーとは

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  • 大切な人の幸せをお祝いする、フォーマルな場である結婚式。前もって結婚式用のスーツを用意していても、ボタンダウンシャツを着てもいいものか迷いますよね。結婚式では服装のマナーが数多くあるので、お呼ばれしたときはマナー違反にならないように気をつけましょう。今回は、結婚式にボタンダウンシャツを着てもいいのかどうかを含めて、結婚式にふさわしいシャツのマナーについて説明します。

    ボタンダウンシャツって何?

    まず、そもそもボタンダウンシャツとはどのようなものかを知っておきましょう。ボタンダウンとは襟の形の名称のことで、ボタンダウンシャツとは襟先に小さなボタンがついているシャツのことをいいます。襟先がボタンによって押さえられているので、襟がめくれたり傾いたり、ヨレたりすることはありません。襟元にすき間ができ、美しいロール状を描くのも特徴です。 
    ボタンダウンシャツはもともと、アメリカで1900年ごろに誕生しました。風で襟がバタバタとあおられるのを防ぐために、競馬競技用に作られた競技ユニフォームにはボタンがついていました。その競技ユニフォームのアイデアをニューヨークの紳士服の老舗が取り入れ、発案したといわれています。その後、ボタンダウンシャツの襟元の美しいロールデザインが多くの人に受け入れられ、アメリカンスタンダードとなりました。 
    このように、ボタンダウンシャツは競馬競技にルーツがあるため、カジュアルやスポーティーといった印象が強いものです。襟がめくれる心配がないので、ノーネクタイスタイルでもだらしなくなることはありません。レギュラーカラーシャツはネクタイを結ぶことが前提で作られているので、ネクタイをしないと襟元が安定せずに崩れてしまいがちです。しかし、襟先がしっかりとボタンで固定されたボタンダウンシャツなら、第1ボタンを開けていても襟が横に広がることはなく、コンパクトにおさまってくれます。ネクタイをしなくても清潔感をキープできるので、クールビズでも愛用されています。 
    カジュアルスタイルやクールビズで人気のボタンダウンシャツですが、通常のビジネスシーンで着用しても問題はありません。ノーネクタイだけでなく、ネクタイを締めても襟元のおさまりが良いので好印象です。ジャケットと合わせてもきちんとした印象で、格好良く決まります。

     

    結婚式にボタンダウンシャツはありなの?

    ビジネスの場で着用できるのであれば、結婚式にボタンダウンシャツを着ても良いのではないかと思われるかもしれません。しかし、結婚式のようなフォーマルなシーンでは、クラシカルな正装が基本です。結婚式は単にお祝いする場だけではなく、式典という意味合いも強いため、ボタンダウンシャツを着用するのはマナー違反となってしまいます。フォーマルな場でボタンダウンシャツを着ると、カジュアル感があるのでかしこまった印象が弱まり、悪目立ちしてしまいかねないので避けるのが無難です。 
    ホテルのラウンジやオープンガーデンなどで行われるカジュアルな結婚式であれば、ボタンダウンシャツを着用しても問題ないケースもあるでしょう。結婚式が行われる場所や集まるメンバーなどから、どれほど正式なスタイルがふさわしいかを予想できます。とはいえ、基本的には結婚式にボタンダウンシャツは避けるのが無難です。お祝いの場で晴れやかな日である結婚式に出席するときは、かしこまった正式な服装が基本です。特に、格式高いホテルで行われるときや、会社の関係者として参列する場合などは、カジュアルな印象を与えてしまうボタンダウンシャツは選ばないようにしましょう。

     

    二次会ならボタンダウンシャツでも問題ない?

    結婚式と二次会では、フォーマル度合いが異なります。結婚式は新郎新婦が主催者となり、誓いの儀式や指輪交換などを行って、二人が夫婦として生きていくことを神様や参列者の前で誓います。そのため、フォーマル度が高い正式な式典です。親族や会社の関係者などが多く招待されているので、年配の人も多いかもしれません。教会や神社など神聖で厳かな場で行われることも多いため、マナーが重要視されます。 
    一方、二次会の主催者は主に友人で、出席者の年齢層も若い人が多いでしょう。親族や会社関係者が出席せず友人たちのみを集めるケースも多く、それほど堅苦しい雰囲気ではありません。二人の結婚を友人たちでお祝いするパーティーで、楽しく華やかな雰囲気です。 
    二次会でも結婚式場やホテルなどフォーマルな場で行われるのであれば、ドレスコードもフォーマルで出席するのがマナーです。しかし、レストランやカフェ、パーティースペースなどで行われるカジュアルな二次会では、服装は「平服でお越しください」とされているケースがよくあります。平服指定であれば、普段のビジネススーツや上下揃ったスーツではないジャケットスタイルでも問題ありません。無地の白シャツではなく柄シャツを取り入れることもできます。結婚式よりもややカジュアルダウンして参加すると、場の雰囲気に合うでしょう。そのような場合は、ボタンダウンシャツで出席しても問題はありません。カジュアルな服装が指定されている場合や、気軽な雰囲気のお店が会場となっている場合には、ボタンダウンシャツを着用することもできると覚えておきましょう。 
    「ノーネクタイ可」とされている二次会では、レギュラーカラーやワイドカラーよりもボタンダウンのほうがネクタイを外したスタイルがすっきり決まるということもあります。TPOをわきまえつつ、自由度の高い二次会では華やかでおしゃれなスタイルで決めて、楽しくお祝いしましょう。

     

    ボタンダウンはフォーマルとして扱われないのか

    ボタンダウンは先ほど取り上げたように、もともとは競馬競技というスポーツがきっかけで作られたタイプのシャツです。スポーティーやカジュアルな印象を与えやすいため、フォーマルとしては扱われず結婚式には適さないとされています。 
    しかし、マナーは時代とともに変化しています。何がふさわしく何がふさわしくないかという基準は、時代の変化とともに変わることがあるのです。たとえば、ビジネスの場でドレスコードが変化した要素の一つに、クールビズがあります。かつて日本のビジネスシーンにおいては、真夏でもかっちりとしたスーツスタイルが「平服」とされていました。しかし、5月~9月の夏季シーズンはクールビズが推奨されるようになり、現在では多くの企業や会社で導入されています。ラフなドレスコードがどこまで許容されるか、ガイドラインはそれぞれの企業や会社によって異なりますが、ノージャケットやノーネクタイは広く受け入れられるようになりました。職場によっては、ポロシャツや半パンを善しとしているところもあります。 
    服装の変化は、夏季限定のものではありません。多様な働き方を推し進める「働き方改革」により、働く時間や場所だけではなく、働く服装の自由化も進んでいます。大手企業の中にも「脱スーツデー」や「カジュアルフライデー」を制定し、カジュアルな服装での出勤を認めるところが増えています。 
    これらは、ひと昔前の日本では考えられなかった変化です。これまではマナー違反とされていたノージャケットやノーネクタイが、温暖化対策や自由な働き方に貢献するとして推奨され、広く受け入れられているのです。このようにマナーは時代や背景とともに変化するため、ボタンダウンシャツのビジネスにおけるマナーも変化するかもしれません。実際、クールビズの普及によりノーネクタイが決まりやすいボタンダウンシャツは、ビジネスシーンでも浸透しつつあります。人気のあるシャツで多くの人に愛用されているため、今後はフォーマルとしても認められる可能性はないとは言い切れないでしょう。

     

    ボタンダウンシャツを着るのに向いているシーン

    #カジュアルな雰囲気の職場で 
    ボタンダウンシャツはカジュアルな印象があるため、カジュアルな雰囲気の職場での着用にはぴったりのアイテムです。IT業界や広告代理店、出版業界などは職場のカジュアル化が進んでいるため、ボタンダウンシャツは向いているでしょう。それ以外の職場でも、相手に堅苦しい印象を与えたくないときに、ボタンダウンシャツでカジュアルダウンするのは一つの手です。たとえば、セミナーや勉強会に参加するときやカジュアルな会食などのシーンが挙げられるでしょう。社外の人と会わない日や大切な会議やプレゼンがない日、アフターファイブに予定のある日などにボタンダウンシャツを選ぶ人もいます。 

    #ノーネクタイのときに 
    襟がしっかりと立つボタンダウンシャツは、ネクタイをしていなくても襟元がきれいに見えます。特に、ノーネクタイでジャケットを着ると、レギュラーカラーシャツであれば襟が動いて襟元が崩れてしまいがちです。一方、襟先が固定されているボタンダウンシャツならノーネクタイでジャケットを着用しても崩れることはなく、美しい襟元をキープできます。 
    また、ノーネクタイで第1ボタンを開けても、ボタンダウンシャツなら襟元のロールが美しく、清潔感が失われることはありません。ノーネクタイが推奨されるクールビズでは大活躍するアイテムなのです。

     

    結婚式に向いているフォーマルなシャツ

    #白い無地のシャツが無難 
    結婚式で着用するシャツは、白の無地がスタンダードです。一般的に白い無地のシャツは、シャツの中でもっともフォーマル度が高く、ドレッシーな装いにふさわしいとされています。格式高いホテルや教会での結婚式なら、迷わず白シャツを選びましょう。親族や友人、職場の上司・部下など、どんな人の結婚式に出席するときでも、白シャツなら周囲を不快に思わせてしまうことはありません。 
    白のシャツならダークカラーのスーツとのコントラストが美しく、メリハリのあるスタイルに仕上がります。清潔感のある着こなしになるだけでなく、悪目立ちを避けてフォーマルな周囲の雰囲気ともうまく調和できるでしょう。 
    白いシャツを選んでも、柄入りのシャツなら一気にカジュアルになってしまいます。ぱっと見ただけでは無地に見えるさりげない織り込み柄などであれば、きちんとした印象とおしゃれな雰囲気を両立できます。しかし、やはり格式高い結婚式では織り込み柄も避けたほうが無難です。結婚式には、上品でフォーマルな雰囲気のある白の無地のシャツを着用しましょう。 

    #カラーはレギュラーカラーかワイドカラーにする 
    結婚式では、襟の長さや開き方がもっとも標準的なレギュラーカラーシャツを選ぶのが一般的とされています。おしゃれに決めたいなら、襟羽が長く襟足が高めのワイドカラーシャツでも問題ありません。襟元の開いた角度が100~180度と大きいワイドカラーシャツなら、ネクタイの結び目が強調され、いっそう華やかな印象になります。

     

    シャツに合わせるネクタイの色や柄は?

    結婚式で着用するシャツを選んだら、今度はネクタイです。昔は、ネクタイもシャツの色と合わせた白色が基本とされていました。しかし、最近ではネクタイのマナーも変化しつつあり、フォーマル用のカラーネクタイを着用しても問題はありません。白とシルバーが一般的とされていますが、さわやかな水色や華やかなピンクなどのパステルカラーも選ぶことができます。 
    避けたいネクタイの色は、縁起が悪いとされる黒色です。一般的に黒は喪服をイメージさせるので、晴れやかなお祝いの場にはふさわしくありません。素材はきちんと感のあるシルク素材が一般的です。上品な光沢があるので、華やかな場にはぴったりです。 
    ネクタイはシャツとは違い、柄入りを選んでも問題ありません。チェック・ストライプ・ドットなどの定番の柄を選びましょう。細かい柄なら、結婚式にふさわしい上品な印象を残すことができます。 
    どんな色や柄を選ぶときも、気をつけたいのは派手すぎるものを避けることです。出席者が新郎新婦よりも目立つなら、マナー違反になってしまいます。ほかの出席者に不快感も与えかねません。お祝いの気持ちを表す華やかなネクタイを選びながらも、強い色や大きな柄など、派手な印象のものは避けましょう。

     

    襟を立たせたいときに使えるシャツ

    ボタンダウンシャツは、美しく襟を立たせることができるのが魅力の一つです。しかし、襟は立たせたいものの、カジュアルに見えるボタンは見せたくないという人もいるでしょう。そんなときには、スナップダウンシャツや隠しボタンダウンシャツを活用できます。昼間は職場できちんとネクタイを締めて、夜の飲み会ではネクタイを外したいときなどに使える便利なアイテムです。 

    #スナップダウンシャツ 
    スナップダウンシャツは、襟の裏側にスナップボタンがついたシャツです。裏側にあるのでボタンが見えてしまう心配はありません。スナップボタンなので、通常のボタンダウンシャツよりもボタンをはめたり外したりしやすいというメリットもあります。 

    #隠しボタンダウンシャツ 
    襟の裏側の先端にループがついていて、ループでボタンを留めるのが隠しボタンダウンシャツです。スナップダウンシャツよりやや襟が浮きやすいものの、クラシカルな印象を与えることができます。

     

    結婚式での着用は避けるのが無難!

    カジュアルな式であれば問題ない場合もあるものの、基本的にボタンダウンシャツを結婚式で着用するのはマナー違反なので避けるべきです。クールビズやカジュアル通勤など、ボタンダウンシャツの着用に向いているシーンで活用しましょう。