スーツのオリジナリティを求めて。オーダー上手な常連さんが仕立てた、大人の遊び心あるスーツを解説!のアイキャッチ画像
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スーツのオリジナリティを求めて。オーダー上手な常連さんが仕立てた、大人の遊び心あるスーツを解説!

みなさんはオーダースーツを作ったことがありますか?オーダースーツは生地やデザインはもちろん、裏地やボタンホールの色、ボタンの種類など細かい部分までカスタマイズできるスーツのこと。既製品スーツには出せない「個性」と「ジャストフィットのサイズ感」が手に入るのがオーダースーツの魅力。生地やカスタマイズ選びの過程を楽しんでいる方も多いです。例えば今回ご紹介させていただく、当店の常連のSさんは「派手すぎず、ちょっとだけ捻ったデザイン」で上手く個性を出せるよう、毎年のようにスーツをオーダーしていただいています。周りの人からほとんど見えないような裏地にアクセントを入れたり、微妙に色味に変化をつけたりと、まさに「上級者」の楽しみ方をしていますよ。Sさんによると、「よく見ると分かるデザイン性」や「オプションの遊び心」がこだわりのポイントで、ただカスタマイズを重ねるのではなく「最終的なまとまり感」も重視しているのだとか。みなさんも、Sさんのようにこだわりのある1着を作り上げてみませんか?実際にスーツを仕立てた「オーダースーツSADA」のスタッフとSさんの会話をベースに、オーダースーツのこだわりを解説します。

オーダースーツには、注文した方々のこだわりが満載。生地感やシルエットを重視して仕立てる人もいれば、裏地やボタンホールの色、ボタンの種類など細かなディテールにまでこだわって作る人まで、十人十色の一着が出来上がるのがオーダースーツの面白さです。

オーダースーツSADAでは、生地や柄、シルエットに加え、ボタンやボタンホールの色、ステッチなどさまざまなオプションを選ぶことができ、誰とも被らない自分だけのオリジナルの一着を作ることができます。

中には、人からは見えないような細かなデザインや色味にも遊び心を取り入れて、自慢の一着を仕立てるおしゃれ上級者も。

そこで今回は、オーダースーツSADAで毎年お気に入りのスーツを仕立ててくださっている常連のSさんに、最近仕立てたオーダースーツのこだわりをスタッフが伺いました。

<常連のお客様代表:Sさん>
52歳・男性・WEB系ベンチャー企業経営
以前は海外ブランドやセレクトショップの吊るしのスーツを愛用していたが、友人の紹介でオーダースーツSADAを知り、オプションの豊富さに魅了され、それ以降は毎年のようにお仕立て。ブランド品のお洒落なデザインよりも、自分で作る個性を大事にしている。派手過ぎず、ちょっとだけ捻ったデザインを組み合わせることで個性を出すのが好き。

<オーダースーツSADAスタッフ:阪本>
入社5年目、神田・秋葉原店店長を経て、8月からマネージャーとして本社勤務。

デザインで自分らしさをプラス。他と差がつく生地選び

オーダースーツを仕立てる楽しみの一つが生地選び。カラーはもちろん、デザインや生地の種類など豊富なサンプルからお気に入りを見つけることができます。

ビジネスシーンでスーツを着用する機会が多く、毎年オーダースーツを仕立てるSさんは、オーソドックスなスタイルではなく、パッと見ただけでは気づかないような生地の柄や、裏地にもこだわっているそう!

よく見るとわかるデザイン性

Sさん:
ネイビーやグレーの定番色は手持ちにあるので、今回仕立てたスーツは、チャコールグレーをベースに紫ストライプの柄が入ったものをセレクトしました。遠目では無地のグレー生地に見えるのですが、よく見ると紫の差し色がわかり、さらに細かいですがストライプもステッチのようなデザインになっているのがお気に入りです!

阪本:
就活などには使用が難しいと思いますが、立場的にも年齢的にも影響はなく、既に複数スーツを持っている方のチョイスとして非常にオススメの柄です。定番色からすると少し冒険した色合いですが、お堅い職場でなければ、既成にはあまりない色柄ですし、Sさんのこだわりをビシビシ感じますね。

裏地はちょっぴり派手がこだわり!

生地を選んだら次に選ぶのは裏地。普段は隠れている部分とはいえ、お洒落を目指すなら、ジャケットを脱いだ時にチラリと見える裏地も楽しんでこそ。常連Sさんももちろんこだわりの裏地をオーダーしていました。

Sさん:
ジャケットの裏地選びもオーダースーツの醍醐味ですよね。見えない部分ですが、やはり裏地も自分らしさを出すことができるポイントの一つです。今回仕立てたスーツは生地のストライプにポイントで使われている紫色をセレクト。裏地は少し派手な色味で遊びたくなりますね。

阪本:
同色でのチョイスはまとまって見えることもあり、店頭でも同色系を合わせる組み合わせが多いですね。私は常に3ピース(ベスト着用)なので、あえて派手に反対色を選ぶことが多いですが、同色のほうがスーツとしてまとまりがあります。生地本体の色か今回のSさんのように一部分を拾った色合わせも非常にお洒落ですね。

オプションで細かな遊び心を!

豊富なオプションからオリジナルな一着を仕立てることができるオーダースーツSADA。常連のSさんもオプションを駆使して、スーツのディテールにもオリジナリティを詰め込んだスーツが完成しました。

襟の型は王道をあえて外すのがSさんのこだわり!

スーツのフォーマル度をはかるものさしとして、襟(ラペル)の種類があります。

一般的なビジネススーツではノッチドラペルという襟が用いられますが、フォーマルなシーンでは先が尖った襟、ピークドラペルのスーツが好まれます。通常は使用するシーンから選ぶのがメジャーですが、Sさんの場合は、生地やデザインとのバランスを考えてオーダー。

Sさん:
スタンダードなスタイルはノッチドラペルだと思いますが、今回はあえてピークドラペルをセレクトしました。生地同様に定番スタイルのものはすでに持っていることと、生地が落ち着いたグレーの色味をチョイスしたので、襟は少し遊び要素を入れてみました。

阪本:
オフィス勤務をする方など、ビジネススーツとしてはノッチドラペルを選ぶ方が多いですが、礼服などフォーマルスタイルは先が尖った形のピークドラペルが標準。生地のデザインでカジュアルさを演出してもどこかドレッシーな印象を与えます。パーティー等の使用も可能でオーダーの違いを出すポイントとして、通常のビジネススーツにピークを選ぶという選択はアリですね!

またオーダースーツSADAではラペルの幅も選ぶことができます。スーツのディテールでオーダーできる部分として、襟(ラペル)幅があります。
通常はネクタイの幅に合わせることが多いですが、太めにして力強さを演出してみたり細目にしてやスタイリッシュな印象など、好みによって細さを変えてみるのもオススメですね。

49種類から選べるオーダースーツSADAのボタン

49種類もの中から選べるオーダースーツSADAのボタン。スーツのアクセントとなるボタンは、色味だけでなく素材にもこだわってワンランク上のスーツへ仕上げるのがSさん流。

Sさん:
ボタン一つでスーツの表情はかなり変化するものなので、反対色など色で狙うか質感で遊ぶかを悩みました。結局選んだのは、シルバーの縁取りのあるもの。ラペルと相まってカジュアルな雰囲気のスーツが締まり、高級感を出すことができたと思います。

阪本:
オーダースーツの選択肢としては種類も多いですから、裏地と共に悩む箇所ですよね。銀細工を使用しており、Sさんが言われるようにピークドラペルとあわせてよりドレッシーさが増したジャケットとして仕上がっていますね。Sさんの様に色合いや素材感を合わせる使い方もありますが、オーダー的にはナットや本水牛(水牛の角)といった天然の素材を使うのも人気です。

カラーで遊ぶ。12色から選べるボタンホール

12色から選べるボタンホール。営業先やクライアントへのプレゼン時など、意外と目がいく手元。ふとしたときに見えた袖口にチラリと覗くさりげないアクセントを楽しむのも、大人のスーツの遊び方。

Sさん:
ボタンホールの色糸は1箇所だけシルバーグレーに指定しました。それだけでなく左右をアシンメトリーに配置し、本開きを選ぶことでトラディショナルっぽさもプラスしてみました。商談のときなどテーブルの上で見える袖口がきっかけで会話が弾むこともあるんですよね。

阪本:
店頭にご来店いただくお客様の中にも普段着ているスーツに遊び心を入れたいというお客様は多いですが、左右アシンメトリーは珍しいですね!なかなか一般の方は挑戦しないようなこだわりはさすがお洒落上級者のSさん。スーツの色柄とボタンホールの色が違和感なく、色合いがまとまりがあるので違和感なく仕上がっています。やり過ぎない演出が素敵です。

さりげなくお洒落を演出するステッチ

オーダースーツSADAのオプションではAMFステッチとミシンステッチから選べます。AMFステッチとは、ミシンステッチに比べ縫いの間隔が開いたもの。手縫い風のステッチワークが高級感を演出してくれます。SさんもAMFステッチを選択!

Sさん:
ステッチは手縫いの風合いが魅力的なAMFステッチを選びました。糸色も選べるのですが、生地の柄が派手目なので、ボタンホールの色糸指定したものと同じさりげなく主張できるシルバーグレーにしました。ラペル、ポケット、背中にステッチが入り、スーツの良いアクセントになりました。

阪本:
全体を同系色、ステッチも同色でまとめることでスーツとしての完成度が非常に高いです。AMFは店頭でも人気のオプションの一つです。コツはやはりさりげなさ。色を変えることが出来ますが、極端な反対色や派手な色はスーツとしてはまとまりがなくなり逆に悪目立ちしてしまいます。Sさんのスーツは他の箇所との調和がとれており、さりげないお洒落を感じる作りになっていて店員としても参考になります。

パンツはシルエットを保つための必須オプション「PP加工」

立ったり、座ったりが多い業種では、目立ってしまいがちなパンツのシワ。これを解消するために、オーダースーツSADAではPP加工のオプションを用意しています。いつでもかっちり綺麗なスーツ姿を保ちたいSさんもいつも付けるオプションなのだとか。

Sさん:
PP加工はいつも利用するオプションです。仕事中は座ったり立ったりが多く、折り目がすぐになくなってしまうんです。そのためそれらを防いでくれるPP加工は必須ですね。この加工をしておくだけで一日中綺麗なシルエットが保たれています。あとオーダースーツSADAさんでは、パンツにシャツが飛び出さないよう、滑り止めのマーベルトが標準装備なのも付いているのも嬉しいですね。

阪本:
PP加工はパンツでの人気No.1オプションです。PP加工は後付けも出来ますが、注文時に付けて頂いた方が安くなります。折り目がないスーツは見た目も良くないですし、オススメですよ。マーベルトは既製品や他のスーツショップでは付いていなかったり別料金のところもありますが、オーダースーツSADAでは標準装備としています。

オーダースーツのポイントは「まとまり感!」

阪本:
Sさんのこだわり満載のスーツ紹介、ありがとうございました! さすがオーダー上手ですね。これだけの遊び心を取り入れた一着は、自分の個性も出ますし、着るのが楽しくなりますよね!

Sさん:
こちらこそありがとうございました。今回このような企画に呼んで頂き、ぼくのスーツ愛を思いっきり喋ることができて、思いの外楽しかったです。

オーダースーツの良さはもちろん体型にフィットしたスーツが作れることです。それに加えて、SADAさんのオーダースーツの楽しみは、オプションを選んで自分なりの個性をデザインできることなんですよね。

遠目から見ると落ち着いたスタンダードなスーツだけど、よく見ると細部に遊び心があるデザインに仕上げるのが好きなので、今回のスーツも理想通り。色目を多くしすぎないように、生地のベースとなっているグレーとパープルで糸色などもまとめたことが今回のポイントです!

オーダースーツの楽しみ方は人それぞれありますが、やり過ぎないのもコツの一つ。

Sさんのスーツは最初から最後まで元の色合いからはみ出さず、全体のまとまりを維持して少しだけ遊び心をプラスする、というスタンスが維持されており、ビジネスにもパーティー等のシーンでも活躍できるいいデザイン例となっています。

Sさんの様に、商談でのきっかけづくりやこだわりの表現なども参考に、店頭でスタッフと相談しながらオーダースーツを楽しんで注文してみてはいかがでしょうか。

Sさんがおすすめするオーダースーツは、オーソドックスなスタイルから外した、よく見ないと気付かない生地の柄や裏地がポイント。例えば今回の場合は、チャコールグレーをベースに紫のストライプ柄を入れて、「遠目で見たらグレーだけど、近づくとストライプで、しかもステッチが入っている」というさりげないオシャレを演出しています。裏地はストライプの紫色を合わせて、派手ながらも統一感のあるスタイルにまとめています。襟の形をあえて王道から外すのもポイントで、生地の色を落ち着いたカラーにした分、襟はピークドラペルで遊びを入れました。ボタンはシルバーの縁取りが入ったものをチョイスすることで、カジュアル目なスーツの雰囲気を高級感のある雰囲気にまとめ上げています。ボタンホールのカラーチェンジもオシャレ。左右1箇所だけ色糸にして、あえて配置はアシンメトリーにするのも通ですね。全体のSMFステッチも色糸と合わせたカラーを入れて、丁度いいアクセント感を加えています。実用的な面でも「PP加工」をつけてシワを防止。折り目をしっかりキープしてスーツのきれいなシルエットを保ちます。ぜひSさんを参考に、こだわりのオーダースーツを作ってみてくださいね。