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ブラックフォーマルとは?メンズ・レディース別の選び方とマナー完全ガイド

ブラックフォーマル(礼服)と喪服は、適切な着用シーンや、生地・素材などが異なります。格式やマナーが重んじられる冠婚葬祭の場では、大人として恥ずかしくない立ち振る舞いができるよう、事前に正しい知識を身に付けておくことが大切です。この記事では、ブラックフォーマルと喪服の違いや、メンズとレディースで異なる喪服選びのポイントなどについてそれぞれ詳しく解説します。男女別の着こなしマナーや素材の違いも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ブラックフォーマルとは?(定義)

ブラックフォーマルとは?(定義)

ブラックフォーマルとは、冠婚葬祭で着用する黒色の礼服のことを指します。詳しくは後述しますが、ブラックフォーマルは慶事専用のものと慶弔兼用のものに分かれており、着用シーンによって使い分けが必要です。まずは慶弔兼用のブラックフォーマルを一着持っておくと、急に必要になったときに落ち着いて対応できるでしょう。

男性の場合、一般的には冠婚葬祭用のブラックスーツがブラックフォーマルにあたります。ただし、式の格式によってはモーニングコートや和装が求められる場合もあります。

女性はワンピース・アンサンブル・パンツスーツ・和装など、男性よりブラックフォーマルの選択肢が豊富です。ただし、男性と同様に式の格式によって求められるスタイルが異なるため、立場に応じた使い分けが必要です。

ブラックフォーマル(礼服)と喪服の違いとは?

ブラックフォーマル(礼服)と喪服の違いとは?

ブラックフォーマルと喪服、礼服にはどのような違いがあるのでしょうか?まずは、基本的な知識や歴史を押さえておきましょう。

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ブラックフォーマル・喪服・礼服の違い

ブラックフォーマルは、主に冠婚葬祭で着用する黒色の礼服の総称です。男性の慶弔両用ブラックスーツのように、小物を変えることで結婚式から葬儀まで幅広く兼用できるものもあれば、女性用のように弔事(お葬式)専用として仕立てられた漆黒のものもあり、ディテールによって着用シーンが異なります。

喪服は、お通夜や葬儀など、弔事のみに着用する服装を指します。

礼服は、結婚式や入学式の他、卒業式やお通夜、葬儀、公式イベントなど、あらたまった場に参列するときに着用する服装のことです。

ブラックフォーマル・喪服・礼服は、シーンに応じて使い分けが必要とされます。

カラーフォーマルとは

カラーフォーマルとは、結婚式・披露宴・入学式・卒業式・祝賀会などの慶事(お祝い事)に着る洋服のことをいいます。色は黒以外で、華やかな雰囲気のものが中心です。

「慶弔どちらにも使えるブラックフォーマルであれば、結婚式や卒業式などのセレモニーに着用してもマナー違反ではない」と聞いたことがある方もいるかもしれません。

慶事には慶事用のカラーフォーマルがあるにもかかわらず、なぜブラックフォーマルを着ても良いのでしょうか?その背景には、日本のフォーマルウェアの歴史が関係しています。

日本のフォーマルウェアの歴史

1970年代初頭頃まで、日本女性の正式な喪服は黒の和服とされており、洋装は略式とされていました。しかし、時代の流れとともに合理的な生活が求められるようになり、「葬式の時だけ着物を着るのは面倒」「夏の着物は暑くて苦痛」と感じる女性が増えていったようです。

そこで「一着の服で冠婚葬祭すべてをカバーできたら便利」という女性のニーズに応える形で、1969年に女性用の洋装ブラックフォーマルが開発されました。和服に代わる喪服として日本のフォーマル服メーカーによって開発されたブラックフォーマルは、百貨店のフォーマルコーナーに並んだことがきっかけで一気に需要が高まり定着します。

当時は「シンプルに着こなすとお葬式用になります」「アクセサリーをプラスして華やかにすれば結婚式用としても使用できます」などと宣伝されていたようです。

これに対し、カラーフォーマルが開発されたのはそれより遅い1980年代初めになってからのことです。つまり、ブラックフォーマルの方が先に誕生し、冠婚葬祭全般を担っていたという名残が、「ブラックフォーマルを慶事に着る」という現代の慣習につながっているのです。

ただし、現代のマナーにおいては、お葬式用として売られている「光沢のない漆黒のブラックフォーマル」をそのまま結婚式に着ていくことは、小物を変えたとしても避けるのが無難です。結婚式に黒で参列する場合は、レースや光沢感のある慶事用のドレスや、カラーフォーマルを選ぶようにしましょう。

その後もブラックフォーマルは、有名ファッションデザイナーとの提携などを経てさらに進化を遂げてきました。

一方で、世界では1920年代からココ・シャネルの活躍により、黒色のドレスやスーツが人気を博します。黒は「誠実さ」「真面目」「高級」といったイメージから、女性を美しく魅せる色として定着していました。

日本のブラックフォーマルもこの影響を受け、現代においても各ブランドでファッショナブルなデザインのブラックフォーマルが多く扱われています。

見分けるポイント|生地の濃淡・光沢・色の違い

ブラックフォーマルには、慶事専用のものと、慶弔兼用できるものがあります。慶事専用のブラックフォーマルを喪服の代わりに着用するのは、マナー違反です。

慶事専用のブラックフォーマルと喪服を見分けるポイントは、主に以下の3点です。

  • 色味
  • 素材感
  • 装飾の有無

慶事専用のブラックフォーマルの多くには、サテンやシャンタンなどの光沢のある生地が使われています。

一方、慶弔兼用のブラックフォーマルや喪服には、故人への敬意と哀悼の意を表すため、より黒の色が深い漆黒色の生地が使われています。生地には光沢がなく、ウール100%などのマットな素材が基本です。

装飾も抑えられた極めてシンプルな印象のものが多く、弔事に着用する際はこの「漆黒で光沢がない」という点が最も重要とされています。

メンズのブラックフォーマル

メンズのブラックフォーマル

男性のブラックフォーマルは濃い黒色のシングルスーツが基本です。これは略礼服と呼ばれるスタイルで、冠婚葬祭で着用される礼服の中で最も格式が低いタイプのものとされます。格式が低いというのはカジュアルというわけではなく、正式な場でなくても着用できるスーツという意味です。

ブラックフォーマルには慶事用と弔事用があります。スーツの生地に光沢のあるものは結婚式などの慶事用です。葬儀などの弔事に参列する際は光沢のないものを選びましょう。

シャツは白無地が慶弔共通の基本です。結婚式などの慶事では、ジャケットはベントあり、白や明るい色のネクタイと光沢のある黒い靴が一般的です。一方、葬儀などの弔事では、ジャケットはノーベント、ネクタイは黒無地、靴も光沢を抑えた黒色を選びましょう。

ブラックフォーマルは頻繁に買い替えるものではないからこそ、最初から体にきちんと合った一着を選びたいところです。

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レディースのブラックフォーマル

レディースのブラックフォーマル

女性のブラックフォーマルは、主にワンピース・アンサンブル・パンツスーツの3タイプに分けられます。それぞれ着心地や適したシーンが異なるため、自分の年代やライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。

ワンピースタイプ

ワンピースタイプの喪服は、締め付けが少なく体型を選ばないのが大きな魅力です。特に最近主流となっている前開きファスナー仕様のワンピースは、着脱もスムーズで体型カバーがしやすいため、着用機会が増える40代・50代の方からも非常に人気の高いアイテムといえます。

一枚で着用できるため、夏場は特に利便性を感じやすいでしょう。ジャケットと組み合わせればオールシーズン対応可能で、長時間の着用でも締め付けが少なく楽に過ごせます。

ジャケット+スカート(アンサンブル)タイプ

ジャケットとワンピース、またはスカートの組み合わせが基本のアンサンブルタイプは、さまざまな冠婚葬祭の場で着回せる汎用性の高さが最大のメリットです。

慶事の場ではコサージュなどをプラスして華やかに、弔事ではシンプルに着用すれば、シーンに応じた着こなしを楽しめます。最も一般的で格式が高く見えるスタイルなので、一着持っておくと安心です。

パンツスタイル喪服

一般的に、女性の喪服はスカートスタイルが定番とされてきました。しかし、多様性が認められるようになってきた時代の流れを受けて、近年ではパンツスタイルの喪服の需要は増加傾向にあります。

パンツスタイルの喪服は、一般の弔問に参列者として参加する場合は着用に関して特に問題はありません。また、受付や親族側のお手伝いを依頼されているなど、動きやすさを重視したい場面にも適しています。この他、冬場の防寒対策として選ばれることも多いタイプの喪服です。

ただし、年配の方が多い場では伝統的なスカートスタイルの方が無難な場合もあるので、シーンに応じた配慮を心がけましょう。

年代別に見る喪服(メンズ・レディース)の選び方

年代別に見る喪服(メンズ・レディース)の選び方

ここからは、喪服を選ぶ際の具体的なポイントを、年代別・男女別にそれぞれ詳しく紹介します。

20代・30代の喪服選び

20代・30代の喪服選びでは、女性の場合はフレアスカートやフレアパンツなど、動きやすいデザインのものがおすすめです。弔事の際に立ち回りがしやすいだけでなく、飽きのこない長く着られるタイプのものが多いので、一着あると急な訃報があった際にも焦ることがありません。

また、妊娠・出産など、ライフスタイルの変化に伴い体型が変わりやすい年代でもあるので、ゆとりのあるワンピースタイプも根強い人気です。

男性の場合はビジネス用のブラックスーツを略喪服として兼用できる時期でもありますが、社会的なマナーとして、弔事専用の準喪服は早めに用意しておくといいでしょう。

40代・50代の喪服選び

40代・50代になると、会社や地域での立場・役職が上がり、格式高い場への参列が増えるだけでなく、親族としての参列機会も多くなってくるでしょう。

そのため、喪服を選ぶ際は生地の質や仕立てのクオリティにもこだわり、大人の品格が伝わるような上質なものを選ぶと安心です。

男女ともに体型に変化が出やすい年代でもあるので、長時間の着用でも窮屈さを感じないよう、体型カバーができる工夫が施されているものや、ストレッチ性のある生地を使ったタイプのものを選ぶのがおすすめです。

60代以降の喪服選び

60代以降になると、自身が喪家側(近親者)になる機会も増えてきます。そのため、品格のある正喪服として着用できる、より格式高い礼服を準備しておくと良いでしょう。

また、体型変化に合わせた着脱しやすいサイズ感や、着座時にもストレスなく着られる素材感などを意識することも大切です。

女性の場合は、肌の露出を極力抑えたくるぶし丈やロング丈のワンピースタイプの喪服を選ぶと、より洗練された印象を演出できます。

季節別の喪服(メンズ・レディース)コーディネート

季節別の喪服(メンズ・レディース)コーディネート

喪服は季節を問わず着用する機会があるため、シーンによって着用時の快適さやマナーへの配慮が変わってきます。そこでここでは、喪服のコーディネート例を、メンズ・レディースごとに詳しく解説します。

夏の喪服

夏の暑い時期に喪服を着用する際は、熱中症や体調不良を防ぐためにも、暑さ対策が欠かせません。喪服を選ぶ際は、通気性の良いリネン素材や接触冷感素材などを選ぶと快適に過ごせるでしょう。

女性は七分丈や五分袖のワンピースに、裏地が薄めのジャケットを着用するのが基本です。長袖で肌の露出を抑えるのがマナーですが、ワンピースが半袖の場合も、ジャケットを羽織ることで対応できます。

一方、男性の夏の喪服マナーには特に注意が必要です。どれだけ暑い時期であっても、ジャケットの下には長袖の白無地シャツを着用するのが鉄則です。半袖シャツはジャケットの袖口から肌が見えてしまい、フォーマルさに欠けるため避けましょう。夏場は夏用に作られた通気性の良い通年用のスーツを選び、吸汗速乾性の高いインナーなどで暑さ対策をするのがスマートです。

冬の喪服

冬の寒い時期は、防寒対策をしながらもマナーを守る工夫が必要です。防寒用のコートは男女ともに黒・濃紺・ダークグレーなどの無地のものを選び、毛皮(ファー)やダウンは殺生やカジュアルさを連想させるため避けましょう。

女性はジャケットの下に黒の薄手のインナーを着用し、足元は黒のストッキングを履いてください。防寒のためにタイツを履きたくなるところですが、タイツはフォーマルな場ではカジュアルとみなされるため、厚手のものは避けます。寒さ対策をする場合は、肌がうっすら透ける30デニール以下の黒ストッキングの下に、発熱性のある機能性インナーを重ねるなどの工夫をしましょう。

男性は黒の礼服に白シャツ・黒ネクタイが基本スタイルといえるでしょう。

男女ともに、防寒着として外で身につけるマフラーや手袋も無地の黒で統一し、会場内では外すのが一般的なマナーです。

喪服に合わせる小物・靴・バッグの選び方

喪服に合わせる小物・靴・バッグの選び方

喪服着用時は、合わせる小物類もマナーに配慮することが大切です。ここでは、靴やバッグなどの小物類の選び方を、男女別にそれぞれ詳しく解説します。

男性は黒の革靴で、最も格式が高いとされる内羽根式のストレートチップを選びましょう。

女性はシンプルな黒のパンプスを選び、ヒールの高さにも気をつけてください。一般的には、3〜5cm程度のローヒールのものを選べば問題ありません。また、つま先やかかとが見えるミュールやサンダルはカジュアルな印象が強いため避けましょう。

この他、光沢感のあるエナメル素材の靴や、派手な金具の装飾がある靴は、マナー違反に当たるため男女共通でNGです。

バッグ

バッグは男女ともに、光沢のない黒色のシンプルなデザインのものを選びましょう。

女性は布製やマット素材(サメ革・ホースヘアなど殺生を連想させないもの)のタイプを選び、ブランドロゴが目立つようなものは避けます。

男性は、基本的にセカンドバッグやクラッチバッグは持たない方が無難です。荷物が多い場合は、黒無地のシンプルなブリーフケースを持参してください。

アクセサリー・小物

アクセサリーは、基本的に結婚指輪のみの着用が望ましいといえるでしょう。

女性がこの他のアクセサリーを付ける場合は、白か黒の一連の真珠のネックレス、またはイヤリングのみに留めましょう。ストッキングは必ず黒色を着用します。

男性のネクタイと靴下は、無地の黒色で統一しましょう。腕時計はシンプルで目立たないデザインであれば、着用してもマナー違反には当たりません。

男女ともに、弔事の場にふさわしい、控えめな小物選びを心がけてください。

喪服・礼服を持ってない人は買うべきか?

冠婚葬祭の中でも、特に葬儀はいつ参加することになるか予測ができません。学生時代は制服で代用できますが、社会人になるとそうはいかないので、一着は用意しておきたいものです。


いち社会人としてあらかじめ喪服を購入しておくことは、慌てずに葬儀へ参加するための心構えの面でも大切です。この機会に、ぜひ喪服の購入を検討してみませんか?

喪服や礼服を一着以上持っておくと良い

葬儀への出席機会が増える50代の方は、男女ともに親族の立場でも正喪服として着られる礼服を準備しておくべきでしょう。

購入時には、流行に左右されないシンプルなデザインのものを選んでください。女性はスカート丈は膝下、襟元の開きがより小さいものをチョイスするのがポイントです。

男性は喪服と一緒に黒色のネクタイも忘れずに揃えておきましょう。購入の際は試着して、着脱のしやすさや窮屈さがないかも確認しておくことが大切です。

喪服や礼服を購入するならどこで買う?

喪服や礼服の購入先は、スーツ専門店やショッピングモールなどに入っている実店舗とネット通販があります。

実店舗で購入する場合は、商品を試着してサイズ感や着用感を確認したうえで購入できるため、失敗しにくいでしょう。特にオーダースーツ専門店なら、自分のサイズにぴったりのスーツが仕立てられる点も魅力です。

ネット通販は近くに実店舗がない人も購入しやすく、24時間いつでも注文できます。他店との価格の比較も容易にできることもメリットです。

スーツ専門店や量販店の喪服

しまむらやユニクロなどの量販店は、店舗数が多く気軽かつ安価に購入できるというメリットがあります。ただし、購入できるのはあくまで略喪服・略礼服の代用レベルのアイテムなので、その点だけ注意しましょう。

一方で、青山やAOKIなどのスーツ専門店の喪服や礼服は、サイズ展開が豊富で一定水準の品質をクリアしているものがほとんどです。試着もしながら比較的コストをかけずに汎用性の高い一着を入手できるでしょう。

百貨店

百貨店のフォーマルコーナーで取り扱っている喪服や礼服は、品質が重視されているものが多く、長期使用に最適な一着を見つけたい方におすすめです。

生地の手触りや仕立てが格段に良く、専門知識を持つ店員に相談しながら、自分の年代や雰囲気にふさわしい格式高い一着を選ぶことができるでしょう。

価格帯はやや高めですが、品質の良さから長持ちしやすいため、結果的に長く安心して着用できるという点がメリットです。

オーダーメイド

オーダーメイドの喪服や礼服は、自分の体型や好みにぴったり合った一着を仕立てられることが最大の魅力です。着心地が良いだけでなくシルエットも美しく、周囲に洗練された印象を与えられるでしょう。

オーダーメイドのスーツはオーダースーツ店で注文するのが一般的ですが、多くのオーダースーツ店ではスーツの着用シーンに合わせて、生地の濃さや素材のマット感、シルエットなどを自由に選ぶことができます。

もちろんブラックフォーマルのレパートリーも非常に豊富なので、自分に合ったオリジナルの一着を手に入れたい方は、オーダースーツ店の利用を視野に入れてみましょう。

喪服や礼服の購入とレンタルの違い

喪服や礼服の購入とレンタルの違い

喪服や礼服は頻繁に着るものではないので、レンタルで済ませるか購入した方が良いのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。ここでは、購入・レンタルそれぞれのメリット・デメリットを紹介します。

喪服を購入するメリット・デメリット

メリット1:急な葬儀でも慌てずに対応

葬儀はほとんどの場合、急に参加しなければいけません。喪服を持っていれば服装で悩むことはないでしょう。

・メリット2:事前に用意しておけば購入価格を最小限に抑えられる

前もって準備しておけば、かなり安く買えることもあります。安価で購入できると毎回レンタルで済ませるよりトータルとしては安上がりになるでしょう。

・デメリット1:体型の変化にあわせて買いなおしが必要になり得る

太ったり痩せたりして体型が変わると、せっかく購入した喪服がいざという時に限って着られない、ということもありえます。喪服を再度購入するとレンタルで済ませたほうが安くなってしまいます。

・デメリット2:レンタルと比べると1着あたりの値段が高い

頻繁に着用するものではないので、安く済ませたい場合は購入よりレンタルが向いています。

喪服をレンタルするメリット・デメリット

メリット1:喪服が低予算でまかなえ

基本的に購入するよりも一回あたりのレンタル料の方が安いです。

メリット2:体型が変わっても対応できる

レンタルならそのときの体型にあわせてサイズを選ぶことができるので問題ありません。

デメリット1:自分のサイズの喪服がレンタル中の場合がある

突然の葬儀の場合、自分のサイズの喪服が用意できない場合があります。そうなると自分に合った喪服を探すためにレンタル店をハシゴすることにもなり兼ねません。

デメリット2:葬儀の回数が頻繁になると購入したほうが安い場合がある

一度や二度のレンタルなら購入するより安いですが、葬儀が続くと喪服を購入したほうが安く済む場合があります。

また、葬儀は結婚式などのように数か月前から決まっているものではなく突然訪れるものです。長くても一週間後、短いと当日に参加する場合も少なくありません。そうなるとレンタルでは葬儀に間に合わなくなってしまいます。社会人としてマナーを守り、正しい服装で葬儀に出席するためにも、喪服はあらかじめ一着は用意しておきたいものです。

オーダースーツSADAでは、2万円台から本格的なオーダースーツを仕立てられます。

体型にぴったり合ったブラックフォーマルは、長く着続けられる一着となるでしょう。大切な場面に備えて、自分だけの一着をご検討ください。

喪服を選ぶときのチェックポイントまとめ

喪服を選ぶときのチェックポイントまとめ

失敗しない喪服選びのため重要な4つのポイントについて、それぞれ詳しく解説します。

サイズ

体型変化や長時間の着用に対応できるよう、喪服はサイズ調整しやすいデザインや、ストレスなく着られるややゆとりのあるシルエットのものを選ぶと安心です。

女性は締め付けのないワンピースタイプがおすすめですが、男性の場合は体型に合っていないスーツはだらしなく見えてしまうため注意が必要です。

特に肩や丈のサイズ感に気をつけ、体に程よくフィットする大きさのものを選ぶことが重要です。

生地

弔事に着用する喪服は、上述したように光沢感のない漆黒の生地を選ぶことが最重要です。また、ウール混やポリエステルなど、耐久性がありシワになりにくい素材を選ぶと長くきれいに着られるでしょう。

この他、長時間の着用でも着崩れしないか、座ったり立ったりしても形が保たれるかなど、動きやすさや扱いやすさにも注目すると安心です。

デザインライン

喪服は流行に左右されない、長く着られるシンプルなデザインのものを選ぶことで、立場やシーンを問わずに安心して着用できます。

女性は基本的にアンサンブルタイプで、スカート丈は膝下を厳守し、露出を抑えたデザインのものを選びましょう。男性はシングル・ダブルを問わず、最も一般的でオーソドックスなデザインのものを選ぶのが良いでしょう。

シーズン対応

オールシーズン対応できるタイプの喪服を一着持っていれば、季節を問わずに着用できるため非常に便利です。

ただし、夏の暑さが苦手な方や、冬はしっかり防寒対策をしたいという方は、シーズンに合った喪服を数着用意しておくと良いでしょう。

最近では通気性に優れたサマーブラックなどを扱っている店舗も多いため、自身の好みに合わせてシーズン対応の有無をチェックすることをおすすめします。

ブラックフォーマル・喪服選びでよくあるQ&A(FAQ)

ブラックフォーマル・喪服選びでよくあるQ&A

ブラックフォーマル・喪服選びで気になるポイントをQ&A形式で紹介します。

Q. ブラックスーツやリクルートスーツを喪服代わりにしてもいい?

A. 急なお通夜などで喪服がない場合、ブラックスーツで参列することはマナー違反にはなりません。ただし、葬儀や告別式に参列する場合は、ブラックスーツではなく弔事専用の喪服で参列する方が望ましいです。

ビジネス用のブラックスーツは色が明るめであったり、光沢があったりすることが多いため、喪服の代わりにはなりません。リクルートスーツも同様に、ビジネス色が強く生地の黒が薄いため、代用は避けるべきです。どうしても用意ができない場合は、濃い黒で光沢なしのスーツを選びましょう。

Q. おしゃれな喪服はマナー違反?

A. 弔事の場では、過度に華美な服装や、派手な装飾はマナー違反です。「おしゃれさ」より「控えめで品がある」ことを重視してください。

具体的なNG例として、以下のようなものが挙げられます。

  • スパンコールの装飾
  • ラメ素材
  • エナメル素材(靴・バッグ)
  • 光沢のある革製品
  • 肌が透ける素材
  • 胸元が開きすぎるデザイン
  • 体のラインを強調するシルエット

また、上述したように毛皮や毛皮風の装飾は殺生を連想させるため厳禁であることを覚えておきましょう。

Q. クリーニング頻度や保管方法は?

A. 着用機会が限られる喪服は、保管期間が長いからこそ一度着用したら都度クリーニングに出すのが基本です。汗や汚れが付着したまま放置すると、カビや虫食いの原因になってしまうため注意しましょう。

保管時には、クリーニング後のビニールカバーは必ず外してください。保管場所はなるべく通気性の良いところを選び、定期的に風を通すことが、喪服を長持ちさせるためのポイントです。

Q. 女性のパンツスーツは失礼?

A. パンツスーツについても、近年は広く受け入れられるようになってきましたが、葬儀の場合、年配の親族や僧侶からマナー上の指摘を受けるケースが稀にあります。格式の高い場や年配の方が多い場に参加する際に迷ったときは、スカートスタイルを選ぶと安心です。

一方で、足腰に不安がある場合など、体の事情によってパンツスーツを選ぶことは問題ありません。また、案内状に「平服(へいふく)でご参列ください」と記載されていた場合、これは普段着ではなく「略喪服(ダークスーツや落ち着いた色味のスーツ)」を意味します。このような場面でも、きちんと感のあるパンツスーツであればマナー違反にはあたりません。

Q. 女性が着用するストッキングの色指定はある?

A. 女性の場合、弔事では基本的に黒のストッキングの着用が求められます。肌色や薄手のものは明るい印象を与えるため、故人を悼む弔事の厳粛な場にはふさわしくありません。素足での参列は季節を問わず厳禁です。

夏場は薄手で涼感タイプのストッキングを選ぶと、着心地よく履けるでしょう。また、寒さが厳しい冬場であっても厚手のタイツはカジュアルに見えるため避けるのが基本ですが、肌がうっすらと透ける30デニール以下の極薄手の黒タイツ(あるいは黒ストッキング)であれば、防寒対策として着用しても差し支えありません。

なお、和装で参列する場合はストッキングの代わりに、足袋を着用してください。

まとめ:失敗しない喪服選びで安心して参列を

まとめ:失敗しない喪服選びで安心して参列を

喪服は着用機会の少ないフォーマル服ではありますが、いざという時に慌てずに故人への哀悼の意を表すためにも、社会人として一着は持っておくようにしましょう。

今回紹介したように、喪服と礼服、ブラックフォーマルの違いを正しく理解しておくことで、大人として恥ずかしくない立ち振る舞いができるようになります。年代や体型、シーズンに合わせて、自分にぴったりの一着を選ぶのが賢明といえます。

喪服の購入先は量販店や専門店、百貨店などさまざまな選択肢がありますが、効率的に自分に合った一着を購入したい方は、オーダースーツを利用してみてください。

オーダースーツSADAなら、高品質でリーズナブルな生地を選べるだけでなく、お客様の体型にジャストフィットする一着を仕立てられます。体型変化にも対応しやすく、フォーマルな場にも安心して着用できる理想的な喪服をご用意できるので、ぜひお気軽にご相談ください。

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ブラックフォーマルと喪服は同じ「黒の服」でも用途や素材、マナーに明確な違いがあります。シーンに合った装いを選ぶことで、大切な場でも安心してふるまえます。体型やTPOに合った一着を用意するなら、オーダースーツSADAのブラックフォーマルがおすすめです。

(構成・編集/志田実恵)