
酷暑も乗り切る、暑さを軽減する快適「夏スーツ」の選び方
クールビズのコーデ、あなたは「これだ!」という組み合わせを準備していますか?2005年から始まり、徐々に浸透してきたクールビズ。近年ではコロナ禍でテレワークが広がったこともあり、ノーネクタイ・ノージャケットのスタイルが当たり前になってきましたね。
職種によっては普段からジャケットを持ち歩かない、という方も増えてきているでしょう。とはいえ営業マンや会社の大事な役職に就いている方は、ジャケットを着て仕事をするのは避けられないですよね。大事なビジネスシーンではジャケットを着用するのが基本です。とはいえスーツはやはり暑いのが最大の難点です。熱中症などの危険性も心配です。
ですがスーツにも季節に合わせた生地素材が使われていて、いくつか種類があるのはご存じですか?スーツには春夏用と秋冬用、オールシーズン用の3種類があり、季節によって使い分ければ比較的快適に過ごせます。特に夏スーツは需要が高くバリエーションも豊富になってきているため、ポイントを押さえておけばオシャレも両立できますよ!
そこで今回は、スーツコーデのプロフェッショナル集団「オーダースーツSADA」のスタッフが、夏スーツを選ぶ際に押さえておきたい4つのポイントを解説します。
もうすっかりお馴染みとなってしまった、日本の猛暑。クールビズが推奨され、次第にノージャケット、ノーネクタイが許容されるようになってきましたが、大事なビジネスシーンにおいてはジャケット着用を求められることも依然として多いです。
そこでオススメしたいのが、「夏スーツ」という選択。
スーツは大きく分けて「春夏用」「秋冬用」「オールシーズン」の3タイプがありますが、日本の高温多湿な気候でも快適に過ごせるようにと、昨今「夏スーツ」のバリエーションが増えてきています。
今回は夏のビジネスシーンでも活躍するスーツを手に入れるために、押さえておきたいポイントからお伝えしていきます!

オールシーズンスーツと春夏・秋冬スーツの違いを理解して、スーツの季節感をマスターしよう
ポイント1:涼やかで軽やかな生地素材を選ぶ
汗をかきやすい夏の時期はやはり、吸湿性や吸汗性のあるものや、通気性のある軽やかな生地素材を選ぶのがベストです。
代表的な素材といえば、コットンやリネン(麻)素材があります。どちらもカジュアルスタイルに向いていると言われる素材ですが、色やデザインによってビジネス仕様に仕立てることができます。
①コットンスーツ
コットンはオールシーズン対応のスーツにも用いられることが多いメジャーな素材。吸湿性に優れ、肌触りが良いことから夏にぴったりな素材として知られています。
低価格でスーツが仕立てられるため、デザインやカラーでバリエーションを楽しみたいというお洒落な方から支持されるコットンスーツ。ある程度は自分で手入れできるという扱いやすさも人気の理由です。
初めての夏スーツデビューであれば、取り扱いもしやすいコットン素材を選ぶのがベターかもしれません。
【コットン素材の特徴】
・オーソドックスなものから色鮮やかなものまで、カラーバリエーションが豊富
・ビジネスからカジュアルまで幅広い種類のデザインがある
・価格が安い(素材であるコットン自体の価格が安く、仕立てるのに比較的手間がかからないため)
・熱に強く、頑丈で破れにくいため、自宅での手入れが可能
・スーツの味が出るのが早い
またウールやリネンよりも繊維が柔らかいため、着用を重ねるうちに表面の繊維が毛羽立ってきます。この繊維の毛羽立ちこそ、スーツの味。光の当たり具合によってスーツに渋みのある陰影を与えてくれます。
ウールやリネンは味が出るまでに10年以上かかる一方、コットンは3年程度で味が出てくるといわれています。しかし味が出るのが早いということは、スーツとしての寿命も短いということ。ある程度着こんだら、着用の頻度を減らし、大事に使いましょう。
②リネン(麻)スーツ
高い吸水性と通気性を持つリネン(麻)は、涼やかなおしゃれ素材。定番から一歩進んだ一着を手にしたいという方に最適です。
ジメジメとした梅雨時期の服が肌に張り付く不快感も、圧倒的な吸水性を誇るリネン素材なら問題なし。いつでもさらりとした着心地で快適に過ごすことができます。
【リネン素材の特徴】
・綿のおよそ4倍もの吸水性
・通気性・発散性に優れている
・雑菌の繁殖を抑える効果や防臭効果がある
・カジュアルスーツとしての着こなしも可能
ただしリネン100%のスーツを選ぶとシワが入りやすいという難点も。
デスクワークが多い方や長時間着用するという方はポリエステル混やウール混の生地を選びましょう。爽やかさが漂う軽やかな一着は、女性にもオススメです。
③羊毛スーツ
冬用のイメージが強い羊毛素材ですが、実は夏用スーツにも使われていることをご存知ですか?
織り方の違いによって、夏でも快適に過ごせる素材があるのです。夏向き羊毛素材として知られる3つの生地をご紹介します。
●モヘア
モヘアはアンゴラヤギから取られた羊毛素材です。モヘアは繊維のキューティクルが浮き上がっていないためチクチクとした肌ざわりはありません。
また、モヘアにより作られたスーツの生地は張りが強く、シワになりにくいというメリットがあります。このため立ち座りをする機会の多い人には最適です。光沢があり、清涼感を感じさせることからも夏向きの素材と言われます。
ただしモヘアは基本的には羊毛であるため、100パーセントの生地では着用時に暑さを感じてしまいます。夏にモヘア素材のスーツを着用する場合にはモヘアの混紡生地を選ぶことが必要です。
●サマーウール
サマーウールスーツとはその名のとおり夏向けに作られているウールを使ったスーツです。
サマーウールは複数の羊の毛を細くねじり合わせることで作られています。シワになりにくく通気性が良い上、生地がさらりとしているため涼しい着心地を感じられるという点が魅力です。
ウールサージと呼ばれる高級感があって滑らかな触り心地の生地は夏にピッタリです。
●トロピカル素材
夏用スーツに使われることの多い素材にはトロピカル素材もあります。
トロピカル素材とはウールを使って平織されたトロピカルクロスという生地のことです。熱帯地方を意味する言葉が名前となる夏向き素材で、吸汗性に優れているという特徴を持っています。
トロピカル素材で作られたスーツは薄くて軽く、丈夫であるという点も夏スーツに適している理由です。

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ポイント2:織り方によっても快適度が変わる
ホップサック織り
ホップサックと呼ばれるようになったきっかけは、ビールの苦みの原料でもあるホップを運ぶのに使われた麻袋がこの織り方だったことが始まりです。
ホップサック生地は、かごの目状に織られているのが特徴で、生地のメリットとしては、軽くて通気性に優れている点が挙げられます。
主に、夏用の単品ジャケットなどに使われることが多いですが、最近ではスーツの生地としても注目を集めています。
ホップサックを用いたアイテムは、価格に対して高いコストパフォーマンスを発揮する生地として多くの方から人気です。
シアサッカー
シアサッカーは「しじら織り」とも呼ばれており、夏用の衣類に使われることが多い生地です。
主に、綿で作られていることが多く、縦糸を強く張ったものと弱く張ったもので交互に組み込んでいく織り方となっています。シアサッカーの生地は表面が凸凹しており、ザラザラした肌触りが特徴です。
このザラザラとした凸凹の表面によって、肌との接地面積が少なく、通気性に優れています。 もともとは、カジュアルウェアやパジャマなどに使われることが多かったのですが、最近ではスーツなどのフォーマルな洋服にも使われるようになりました。夏用のスーツに使われることも多くなった生地のひとつです。
ポイント3:明るい青系カラーでさらに涼しく!
スーツといえば、黒やグレー、ネイビーが一般的に選ばれる色味ですが、夏スーツは寒色を意識して青系のカラーをチョイスして見た目から涼感をプラスしてみてはいかがでしょう!
また青色にはビジネスマンに味方する心強い効果もあるのです。
青色が与える効果
- 清潔感
- 誠実さ
- 信頼感
- 知的さ
爽やかなブルーには、様々な印象を与える効果があり、自分の魅力をさらにアップさせてくれる色味とも言えるのです。
ビジネスで着用するスーツで青系の色というとネイビーが定番です。ネイビーは特に濃い色であればあるほど落ち着いた印象を与えます。そのため無難さを求めると濃紺のような重いカラーを選びがちです。
しかし、涼しさを求める場合には、同じ青系でも明るめの色を選ぶことがポイントとなります。具体的にはライトネイビーやブルーグレーなどの色のスーツが良いでしょう。さらにネイビー系のスーツを爽やかに着こなしたい場合には、淡い色のネクタイで首元に明るい印象を与えると効果的です。
スーツをより涼しげに着こなすためにはネクタイの素材にもこだわると効果が高まります。ウールネクタイだと、秋冬の雰囲気が出て暑苦しい印象となってしまうので、軽さがある織感のニットタイや麻素材のネクタイ、光沢感のあるシルク素材のネクタイを選ぶことが夏らしさを感じさせるコーディネートのポイントです。
その他、クールビズでジャケットやネクタイが不要という場合には、サックスブルーや淡いピンクのカラーシャツを取り入れてみることで、見た目に涼しさと爽やかさを演出することができます。

青いスーツを着こなそう!選び方のポイントは?
ポイント4:通気性の高い裏地で快適に
スーツの隠れた主役といえば、裏地。
基本的にスーツは全体的に裏地が付いている「総裏」と呼ばれる仕上げになっており、裏地があることで摩擦を軽くし、着脱がしやすく、さらにダメージを軽減してスーツの痛みを防いでくれます。
裏地のデザインや色味に遊び心を加えるのが楽しいという、お洒落な上級者もいらっしゃいますが、「総裏」は保温性に優れているため、夏は蒸れて不快に感じてしまう場合があります。
そこで通気性を求めたい夏用ジャケットによく使われているのが、着丈の上半分に裏地が付いた「半裏」、半裏と総裏の中間である「背抜き」です。
どちらも総裏に比べると裏地が少なくなっている分、中のシャツが透けてしまう場合やカジュアルな印象を与えてしまう場合もあります。着用のシーンには注意が必要です。
「総裏」とは
「総裏」とは、見頃と背、袖まで全体的に裏地が付く仕立て方。
一般的なスーツは総裏仕上げが主流となっています。
それは裏地があることでスーツが丈夫になり、かっちりとした印象のスタイルに仕上がること、加えて裏地がスーツの生地を守り、ダメージを軽減してくれるからです。保温性にも優れていることから秋冬のスーツ向きといえます。
「半裏」とは
「半裏」とは、前身頃、背裏の一部に裏地がついたもの。
中部分に湿気や熱がこもりにくい作りとなっているので、夏用スーツの定番といえる仕立て方になっています。 裏地だけではなく、表地や内部の芯地も薄手となるので、全体的に軽い作りになっているのが特徴です。 デメリットとしては、背抜き仕立てよりもさらに薄くなっているので、痛みやすくなっている点に注意が必要です。しかし、普通に着る分には問題ない耐久性なのでそこまで気にする必要はありません。
「背抜き」とは
「背抜き」とは、前身頃は全て、後ろ身頃は肩の辺りだけ裏地が付き、背中部分には付いていないもの。
背抜き仕立てのメリットとしては、背中に裏地がない分、風通しが非常によくなり、ジャケット内に湿気がたまりにくい仕様になっています。ジャケットを着ていると、どうしても背中部分が蒸れてしまうことが多くありますので、蒸れを解決する方法としておすすめの裏地です。ジャケット自体が軽量になるため、春夏用のスーツで多く採用されている裏地となっています。
逆にデメリットとしては、生地が薄くなる分、痛みやすいことが挙げられますが、お手入れをしっかりすることで対策できます。
アンコン仕立てとは
聞く機会が少ないであろうアンコン仕立てですが、肩のパッドや芯地などの副資材をできるだけ減らし、軽くて着心地をよくするように作られたのがアンコン仕立てです。
快適さを重視した裏地の仕立て方で、 肩パッドや厚い裏地がない分、きれいなシルエットに仕上がるのが特徴です。軽く着回しが楽な点や夏の暑い時期に涼しさを感じられる点が最大のメリットとして挙げられます。
一方、肩パッドや芯地、裏地が少ないことでカジュアルな印象を与えてしまうこともあります。TPOをしっかりと意識して着用シーンを選ぶ必要がある裏地だといえるでしょう。

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ポイント5:ネクタイとのコーディネートで清涼感をプラス
スーツの素材やカラーを選んだら、ネクタイの素材や色味にもこだわることをお忘れなく。
より清涼感のある印象を与えたいなら、
・軽さがあるニットタイ
・麻素材
・シルク素材
目の詰まった織りのネクタイは、首回りに熱がこもりやすいため夏向きではありません。そのためざっくりとした編み目のもので、通気性を確保したタイを選ぶことで首回りの暑さを軽減することができます。
また淡い色味や青系のクールなカラーをアクセントにすると首元に明るい印象を与え、こなれ感がぐっと上がりますよ。
ポイント6:機能性の高いスーツを選ぶ
自宅で洗濯が可能な「ウォッシャブル」機能
夏のスーツ着用は非常に汗をかきます。当然ですが汗をかくたび、クリーニングに出すわけにもいきません。そんな時に嬉しい機能が「ウォッシャブル」機能です。このウォッシャブル機能は、洗濯の際に気になるシワが付きにくかったり、糸がほつれにくかったりと、自宅でスーツを洗うための非常に便利な機能です。
いつでも自宅で洗濯ができるため、たいへん衛生的です。それに加えて、クリーニングに出す手間も省けて、経済的な一面も持っています。衛生的、経済的とメリットがとても大きいので、夏用のスーツにぜひとも欲しい機能です。
抗菌、消臭加工
汗をかいたときにすぐ乾くからといって、そのままにしておくと雑菌が繁殖してしまうリスクが高まります。雑菌をそのままにしておくと、生乾きのような臭いを発生させてしまいます。
嫌な臭いを発生させないためにも抗菌、消臭加工がされている生地がおすすめです。暑すぎる夏にスーツを着る機会が多い方にとっては、欠かせない機能のひとつといえます。
防シワ加工
夏では、クールビズなどの取り組みや室内外での気温の変化が激しいこともあり、ジャケットを脱ぐ機会が多くなります。ジャケットを持ち歩いて移動する機会も自然と増えるでしょう。
ジャケットを持ち続けているとシワになることが多く、シワになった状態で着てしまうと、ビジネスマンとしての印象があまりよくありません。
防シワ加工がされているスーツであれば、持ち続ける時間が長くても、シワを気にする必要がないので安心です。
吸水速乾
吸水速乾機能が付いているスーツは、湿気や汗を素早く吸い取って蒸れさせない特徴があります。速乾機能は、気化熱作用によって涼しさを向上させるメリットもあるため、非常に欠かせない機能です。
最近では、速乾に優れたCOOLMAXを採用したスーツなども販売されています。このCOOLMAXはスポーツウェアなどに使用されることが多い機能で、スーツに取り入れられることも増えました。
スーツスタイルでの、クールビズには欠かせない機能の一つになったといえます。盛夏用としても大活躍してくれます。
夏用スーツを着るタイミングは?
春夏用のスーツ、秋冬用のスーツが存在しますが、どういったタイミングでスーツのスタイルを変更するべきなのか悩まれている方も多いです。
「夏用のスーツを着るタイミングがわからない」
「何月からスーツの衣替えをするべきなのか」
と考えている方も多いのではないでしょうか。
そのような方のために春夏用のスーツに衣替えするタイミングを紹介します。
ずばり、春夏用のスーツを着るタイミングとしては、4月を中心にした3月~5月の間がベストです。
初夏を迎える前のこの時期は桜の開花時期や入学シーズンなど、暖かくなり始める時期のため、スーツの衣替えには最適なタイミングといえます。
近年では3月中でも暑い日があったり6月であっても気温が落ち着いたりと、気温の差が激しくなり、春夏用スーツを着るタイミングに悩む方が、多くなっています。
この時期から春夏用を着ないといけないというものはありません。暑さや寒さの感じ方はひとそれぞれのため、タイミングに困ってしまう方も多いでしょう。
そんな時は、気温が20℃以上になったら夏用を着るといったように、気温の目安を決めておく方法がおすすめです。タイミングに困ることなく、スムーズに夏用スーツへ移行できるでしょう。
夏用スーツで暑さを和らげよう!夏用スーツのおすすめショップ3選
ここでは「夏用スーツで暑さを和らげよう!」ということで夏用スーツをいくつかご紹介していきたいと思います。
①ニッセン
安くて涼しい夏用スーツとして有名です。ニッセンはコストパフォーマンスがとても良く、サイズもデザインも多くの種類があるため、様々な選択肢の中からスーツを選ぶことができます。
柔らかく着心地の良い素材や自宅で洗濯ができるものもあります。夏場はスーツを洗うとなればクリーニングに出すことがほとんどだと思います。
自分で洗うのは容易ではなく、なかなか自分で洗えるものは多くは無いと思います。そのような面からニッセンの夏でも洗えるスーツはメンテナンスがしやすくてオススメです。
②セシール
続いてはセシールです。セシールの特徴としてはセット商品のラインナップがとても充実していることでお買い得感が得られることです。
ジャケット、パンツ、スカートの3点セットでも1万円を切るようなものもあります。予算の少ない学生や新卒の社会人の方には価格面でとてもオススメです。
また、セシールも自宅で洗濯できるスーツを販売しています。この点でも夏にはとてもオススメすることができます。
③スーツセレクト
最後はスーツセレクトです。スーツセレクトの特徴としては今流行りのスーツを用意している点です。
その為とてもおしゃれなスーツを選ぶことができます。少々値段が高いという難点はありますが、長期的に使えるメリットもあります。
そのようなメリットとデメリットを考えて自分に合うと思った場合にオススメしたいと思います。
もし、就活時に購入していれば社会人になってからも長期的に使うことができるので、とても便利な1着になると思います。
夏用レディーススーツを選ぶポイント
スーツを選ぶにあたってメンズ、レディースでは違いがあるのでしょうか。 基本はメンズスーツの選び方と変わりはありませんが、レディーススーツならではの選び方も存在しますので紹介していきます。
軽くて薄い生地
レディースの夏用スーツでは、軽くて薄い生地がおすすめです。
特におすすめが夏用のウール生地です。夏用のウールは通気性がよく、さらりとした肌触りが特徴です。生地が柔らかく、刺激が少ないこともあって、レディーススーツでは人気がある生地となっています。
夏の季節感を出したいという方は、コットンやリネンなどの素材もおすすめです。コットンやリネンの生地には、特有の凸凹感があるため、肌に密着しづらくなっています。そのこともあって、べたつかずにスーツを着用することができます。
袖丈
メンズスーツにはないレディーススーツだけの特徴といえば、袖丈を選べる点ではないでしょうか。
一般的にスーツは長袖が基本となっていますが、レディーススーツだけは七分袖が存在します。七分袖にすることのメリットは、涼しさを得られること、手首が出ることによって細身に見える効果がある、などではないでしょうか。
女性にとってはとてもうれしいメリットとなるので、女性から多くの支持を集めています。
夏にスーツを着るときの注意点
どんなに暑い夏でも、ビジネスの場ではスーツを着ないといけない状況が存在します。そこで、スーツを着るときの注意点を紹介していきます。
シワになりやすい
夏時期のスーツ着用は、お世辞にも快適と呼べるようなものではありません。暑い夏はジャケットを脱ぐ機会が多くなります。ジャケットを脱いだ状態で、手に持っている時間が長くなるとシワになりやすく、スーツの劣化につながります。
そこで、スーツを脱ぐ機会が多い場合は、ジャケットを脱いだ際にこまめにハンガーがけをするなどの対策が必要です。出先などでハンガーがない場合は、自宅に帰ってからアイロン掛けなどのケアが必須になってきます。
大切なスーツを長く着用したいのであれば、しっかりとしたスーツのケアが必要になって来るので、チェック項目などを作ってケアの仕方を一覧にしておくのも効果的でしょう。
カビが繁殖してしまう
室内であれば冷房がかかっているので、さほど汗をかく心配もありません。しかし、ひとたび外に出ると灼熱の太陽にジリジリと照らされます。太陽にさらされていると否が応でも、汗が吹き出し、大量にかいた汗はスーツの生地が吸い取ってしまいます。
そのままにしておくとカビなどにつながり、衛生的によくありません。 汗を吸って湿ってしまったスーツはどの様なお手入れが必要でしょうか?
<お手入れ方法>
1,定期的にクリーニングに出す
汗をかく夏の時期には、冬よりもクリーニングに出す頻度は多くなり、一般的に2週間に1度程度必要だとされています。あまりにも頻繁にクリーニングに出すと、生地を傷めスーツの劣化の原因にもなってしまうため2週間を一つの目安としてください。
汗ジミが気になる場合には、しみ抜きのオプションを選ぶことでよりクリーニングの効果が得られます。
2,ウォッシャブルスーツを選ぶ
自宅で手軽に洗濯することのできるウォッシャブルスーツは、特に暑い夏の時期に大変重宝します。
クリーニングに頻繁に出すのは、結構コストと手間がかかるものですが、ウォッシャブルスーツであれば自分が気になったタイミングですぐにお手入れすることができるため、非常に扱いが楽です。
また、ウォッシャブルスーツはストレッチ素材のものが多く着心地の良さも魅力となっています。少しでも夏の暑い時期をスーツ姿でも快適に過ごすために、スーツ選びには着心地の良さも重視して決めましょう。
汗対策が必須
汗をかいてしまうと、においや汗ジミなど清潔感にかけてしまう可能性があります。
出来るだけ汗をかかないように事前に対策を取っておくのが良いでしょう。具体的な汗防止対策をいくつかご紹介します。
1,インナーを夏仕様にする
まず前提として、夏であってもインナーは必ず着用しましょう。少しでも涼しくする方法として1枚でも着用枚数を減らすためにインナーは着用しないほうがよいのでは?とお考えの方もいるかもしれませんが、インナーなしで直接素肌にワイシャツを着ると汗ジミが目立ったり、ワイシャツが肌に張り付く感じが気持ち悪く感じたりします。
快適かつ清潔にワイシャツを着こなすうえでは、インナーは必須です。
吸水・速乾性に優れたインナーは着心地がよく、暑い夏でも快適に過ごせます。
また、汗対策インナーには、抗菌・防臭加工が施されており、気になる汗のにおいを抑えてくれる効果があります。
汗ジミが気になる方は、パッド付きのものがおすすめです。あらかじめパッドが付いていれば、湧き汗パッドなどを毎回付けたり外したりする手間もなく手軽です。
インナーは半袖のほか、タンクトップのものや首元がUネックのものやVネックのものなどデザインもさまざまです。また、色も白やグレー、ベージュなどありますが、ワイシャツの襟元から見えたり、透けたりすることのないものを選びましょう。
2,汗は放っておかない
汗をかいていると感じたら、ハンカチなどでこまめにふき取るようにしましょう。そうすることで清潔に保つことができます。また、市販の汗ふき取りシートなどを使うと殺菌消臭効果があり、またふき取ったときの清涼感もあってより心地よさを感じることができるのでおすすめです。
3,制汗剤を使用する
汗が発生することを抑えてくれる制汗剤は汗をかく前に使用することで効果が得られます。スプレータイプやスティックタイプ、ローラータイプなどさまざまなものが販売されていますので使い勝手の良いものを選びましょう。真夏を快適に過ごすのに活躍してくれるアイテムです。
汗をかいた後のスーツのお手入れ方法
夏場にスーツの格好で活動をすると汗をかくのは当然です。汗かきを最低限にする対策をすることももちろん大事ですが、それだけではケアが足りないと考えられます。
その為、汗をかいた後のケアをかかさず行いましょう。
では汗をかいた後のケアとは一体何になるのでしょうか??
1つはスーツのお手入れになります。スーツの手入れは必ず行ってください。
では具体的に何を行えば良いのでしょうか??そもそも、なぜ使用後のケア、メンテナンスを行わないといけないのでしょうか?
それは、スーツから異臭がすることを防ぐ為です。
一般的な服もそうですが、汗をかいたまま放置しているととても臭くなりますよね。それはカビが生えていることが原因となっています。スーツを使用後、床に置くなどして放置していくことはしないように気をつけましょう。それが異臭の原因になります。
スーツ使用後はまずハンガーにかけましょう。そして、ぬらしてからしっかりと絞ったタオル等でしっかりと拭くようにしましょう。
ここでの注意点として、汚れやすい点を重点的に拭くようにしてください。
例えば、汗が移りやすい背中部分や脇の部分などです。そのような点は丁寧に拭くようにしましょう。また、このとき、タオルで強くこすってしまうとスーツの色落ちのリスクが増えてしまいます。強くこすりすぎないように気をつけましょう。
このように一連の作業を行い、最後にアイロンがけをしたらおしまいです。アイロンも強く当てすぎてしまうと、色落ちの原因となってしまいます。タオルと同様に強くこすりすぎないように気をつけて行ってください。
以上が一連の流れとなります。
このようにスールは色落ちのリスクなど様々なリスクと隣り合わせでメンテナンスを行わなければいけません。色落ち1つで相手に与える印象というものは変わります。そのことを考えて、メンテナンス作業はすべての作業を丁寧に且つ慎重に行うようにしてください。
夏にジャケットはなくてもOK?
スーツのコーディネートはジャケットとスラックスの上下セットアップが一般的です。
しかし、暑い夏にジャケットを着たくないと思う方も大勢います。とはいえ、暑いからといってジャケットを脱いでしまうと、相手に対して失礼な印象を与えかねません。
夏の暑い時期に、ジャケットを脱いでもいいのかという疑問を持つ方もいます。
前提として、環境問題に対する取り組みなどによって日本では、クールビズが誕生しました。このクールビズは「夏場の軽装による冷房節約」を目的としていて、2005年4月の一般公募からクールビズと命名され、そう呼ばれるようになりました。クールビズは電気代の節約などに大きく貢献し、今でも多くの会社が取り組んでいます。
このクールビズ期間中であれば、ジャケットを着用しなくても問題ないようになりました。サンダルやハーフパンツなど、ラフすぎる服装はNGですが、ジャケットやネクタイを着用しないことに関しては今では当たり前となっています。
脱いだジャケットの取り扱い
ジャケットは訪問先を訪れる際などには失礼のないよう着用していくと安心です。
とはいえ、社内や移動中などは極力暑さを避けるために脱いでいたいものです。
脱いだものを雑に扱ってしまうとシワの原因となってしまいますので、正しい畳み方についてあらかじめ知っておきましょう。
ジャケットの畳み方
1,ジャケットのボタンを留めて背中が手前に来るようにする。
2,ジャケットの左右の方を合わせて縦に二つ折りにする。
3,袖の付け根を縦二つ折りのラインと平行にして折る。反対側の袖も同様にする。
こうすることで、さっと持ち運ぶときにも無駄なシワが付きにくく、綺麗な状態を保つことができます。
出張などの場合の持ち運び方
出張などで長距離移動の場合には、収納してジャケットを持ち運ぶということもあるでしょう。そういった場合におすすめのアイテムをご紹介していきましょう。
1,スーツカバー
スーツ購入時にもらったスーツカバーはハンガーを付けた状態で持ち運びが可能であり、シワや汚れからスーツを守ってくれます。
2,ガーメントバッグ
ガーメントバッグとは、衣類専用の収納バッグです。
スーツカバーよりもしっかりとした作りであり、ネクタイやシャツ、ベルトなどの小物類が入れられるもののほか、靴まではいる大容量サイズのものまであります。
自分が必要なサイズ感のものを見つけて、快適に移動できるようにしましょう。
3,スーツケース
出来るだけ荷物を増やしたくないという方であれば、他の荷物とともにスーツケースにしまって持っていくということもあるでしょう。スーツケースに入れて持ち運ぶ場合には収納袋に入れたりタオルで包むなどして他の荷物と分けて収納することでシワが付きにくくするような工夫が必要です。
また、スーツを上にのせて収納することで、他の荷物に押しつぶされてできるシワを防ぐことができます。
クールビズの着こなしとは?
「ジャケットを着なくてもいいことはわかったけど、着こなし方がわからない」 「なにかおすすめの着こなしはあるの?」 と考える方が多いのも事実です。 そう考える方のためにクールビズ期間中の着こなしを紹介しますので参考にしてください。
そもそもクールビズとは
地球温暖化対策の一環として、2005年から政府が提唱する過度に冷房を頼らずに様々な工夫をして夏を快適に過ごすライフスタイル。室温の適正化とその温度に適した軽装などの取り組みを呼び掛けています。(環境省)
それまでは、暑い夏であってもビジネスシーンではジャケットやネクタイを着用するものとされており、社内の冷房温度設定も低かったという状況でした。
しかしながら、それは消費電力の増加による地球環境の悪化や、強い冷房に長時間当たることによる血行不良や乾燥等の健康状況の悪化を引き起こす原因となりかねません。
クールビズは、環境に配慮し、また働く人の健康維持にも役立ち、さらには会社にとっては冷房の使用減による費用負担の軽減にもつながるというさまざまなメリットがある対策だといえます。
クールビズ期間は5月1日~9月30日となっていますが、10月以降であっても暑い日にはクールビズを取り入れることが推奨されています。この環境省の提言をもとに会社ごとに期間や服装を決めて取り組まれています。
スーパークールビズとは
クールビズ期間中において、一層クールビズに特化した取り組みをおこなうのがスーパークールビズです。
ポロシャツやアロハシャツ、チノパンなどクールビズではNGとされているようなよりカジュアルで着心地の軽いアイテムの着用が可能となります。
スーパークールビズで注意すべきポイントは、外勤や取引先を訪問する場合です。
社内では許されている計装であっても、取引先を訪問するには失礼にあたったり、浮いてしまったりする可能性があります。
取引先を訪問する場合には、基本的には取引先のスタイルに合わせるようにし、あらかじめわからない場合にはすくなくともジャケット、必要に応じてネクタイを用意しておくと間違いありません。
【着こなし①】シャツ&ノーネクタイ
クールビズでの最も定番なコーディネートになります。 シャツとスラックスを合わせたスタイルはどんな人でも簡単に着こなすことができます。
選ぶシャツによって相手に与える印象は大きく変わってくるので、選ぶシャツには注意が必要です。 シャツを選ぶときは無地のものよりも、襟元や袖口の形にこだわっているものやストライプ柄やブルー系の色シャツを取り入れるとさわやかな印象を与えることができます。
【着こなし②】ジャケット&シャツ&ノーネクタイ
仕事をするうえでジャケットを着なければならない状況も出てきます。そういったときにおすすめな着こなしが「ジャケット&シャツ&ノーネクタイ」です。
この着こなしはスーツのジャケットを活かしながら、ネクタイは付けないコーディネートになります。スーツジャケットの色や柄などによって、着用するシャツなどをかえていくのがおすすめです。
例えば、着ているスーツの色がネイビーやグレーなどの地味目な色の場合は、ブルー系の明るめのシャツを合わせることでジャケットとのバランスが取れて、落ち着いた雰囲気になります。
逆にスーツの柄がチェックやストライプなど、主張が強めの場合は、無地のシャツを着ることでまとまりのある着こなしにすることが可能です。
夏用スーツのおすすめコーディネート
「春夏用のスーツのコーディネートの仕方がわからない」 「春夏用スーツのコーディネートで失敗したくない」 という方も多いと思います。
そんな方のために、相手に好印象を与えるコーディネートはどういったものがあるかを紹介しますので見ていきましょう。
ベージュのスーツで上品さをたたせる
春夏用のスーツは全体的に淡い色が好まれて着用されることが多く、淡いベージュなどを春夏用のスーツとして使用する方も増えてきました。全身を淡い色で合わせることで、涼しげな印象を与えることができるのでおすすめのコーディネートといえます。
ブルー系でインパクトをもたせる
ブルー系と聞くと、コーディネートが難しそうで抵抗があるという方もいるのではないでしょうか。
しかし、ブルー系はネイビーと同じ系統なので他のアイテムとも相性がいい色となっています。 ブルー系の無地のスーツには、柄もののネクタイやシャツを合わせることで、関連のあるまとまった印象になります。
柄もののアイテムをビジネスに取り入れる場合は、他の2アイテムを無地にするなど、バランスを考えることで落ち着いたコーディネートになります。
グレースーツと柄を合わせてきれいめスタイル
グレーのスーツに柄ものを合わせるテクニックです。スーツ、シャツ、ネクタイのそれぞれに違う柄を使って、Vゾーンを目立たせるコーディネートになります。
バランスが取れ、きれいな組み合わせになるので夏のコーディネートにはおすすめです。 柄を統一すると全体的にまとまりが出て、スタイリッシュなコーディネートにすることが可能です。
こだわりの涼感スーツで夏を乗り越えよう
一様に夏向きの素材といっても、触り心地や着心地などはさまざま。ビジネスシーンを思い浮かべながら、好みの素材とカラーを見つけてみましょう。
汗が吹き出すほど暑い日々でも、快適に着こなすことができる夏スーツをオーダーして、爽やかなコーディネートを楽しみませんか?

スーツの衣替えは何月にするのが正解?衣替えの時期を季節ごとに徹底解説
この記事では、スーツの衣替えの時期について解説します。スーツの衣替えは春と秋の2回行われます。気温の差が変わってくる時期に徐々に衣替えをするのがおすすめです。シャツやネクタイの衣替えについても解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?
これまで解説した夏スーツのポイントをまとめて押さえるスーツとして、オーダースーツもおすすめです。また、オーダースーツSADAが取り扱うスーツは、オーダースーツの中でもフルオーダーとなっています。
しかし、
「オーダースーツは自分には高価すぎる」
と思っている方も多いのではないでしょうか。
オーダースーツのハードルは高いイメージがありますが、今では既製品とほとんど変わらない値段でオーダースーツを手に入れることができます。理由は「工場直販」だからこそ。価格を抑えながらも、高品質かつスピーディーにオーダースーツが完成します。
オーダースーツSADAの強み
【生地の仕入れ・縫製・販売まで一貫体制】
中間コストをかけずにお客様に商品を提供しています。
【スケールメリットが大きい】
1日500着、年間12万着のオーダースーツを製造しています。
スケールメリットを生かして仕入れコストや物流費を全体として抑えています。
【機械化による大量生産】
通常であれば職人が行うような作業を、最新の機械を導入したことで、大量生産が可能になりました。
初回お試し価格は、シングル上下1着で19,800円(税込21,780円)〜と大変お得になっています。
※価格は2023年現在のものになります。
また、大きいサイズの割増料金、仕立て1ヶ月以内の寸法調整は無料であり、ウエストのお直しはずっと無料というアフターサービス等も充実しているところも安心です。
オーダースーツを仕立てる際の実際の流れ
続いてスーツを仕立てるまでの具体的な流れをお伝えしていきます。
1.来店予約
オーダースーツSADAは全国に2023年3月現在全国に49店舗を構え、オーダースーツチェーン店で店舗数日本一を誇ります。 インターネットでお近くの店舗を検索のうえ、来店予約をします。仕立てるかどうか迷っている段階であっても、採寸のみの訪問も可能なので、気になったら一度店舗を訪れてみることをおすすめします。
2.店舗にて採寸
予約店舗にてスタッフが採寸を行います。その際に、好みのデザインや生地を選びます。
3.一人一人のパターンを作成
注文情報をもとに、自動設計システムが一人一人のオリジナルパターンを作成します。
4.オーダースーツの仕上げ
作成された型紙データをもとに、縫製が進められて、仕上げられます。
5.お届け
検品のうえ、お客様にご提供します。なお、スーツができ上がるまでにはおおよそ1ヶ月間かかります。
オーダースーツSADAでは、サイズのみでジャケットが300通り、スラックスが250通りの基本パターンがあります。裏地やボタンの種類は無料の範囲でも豊富 裏地は約20種類、ボタンは約15種類を無料で選ぶことができます。1着目に採寸を行っていれば、そのデータをもとに2着目以降はネットショップから購入することも可能です。時間をかけたくないという方なども、非常に手軽に利用することができます。なお、採寸データは5年間保存され、すべての店舗でも共有できるので、転居等の移動があっても安心です。
採寸だけではわからない、なで肩、いかり肩、猫背、反り腰、出尻、O脚などお客様ひとりひとりの姿勢や骨格の悩みは尽きません。機械にしかできないこと、人にしかできないことを理解し、しっかりと対応してくれます。
自分だけのオリジナルで仕立てたオーダースーツは、愛着も湧きますし、長く大切に使い続けることができます。 気になった方はぜひオーダースーツSADAを利用してみてください。 今回の記事が、夏スーツで酷暑を乗り切る手助けになれば幸いです。
夏スーツ選びのポイントは「涼やかで軽やかな生地素材を選ぶこと」「明るい青系カラーでさらに涼しく見せること」「通気性の高い裏地で快適性を高めること」「ネクタイとのコーディネートで清涼感をプラスすること」の4つです。夏スーツのおすすめ素材は、肌触りがよく低価格、カラーバリエーションが豊富な「コットン」や、通気性や発散性に優れ、抗菌性・防臭効果もあり汗対策にも最適な「リネン」夏でも快適に過ごせるよう織り方を変えた、モヘア、サマーウール、トロピカルのような「羊毛」の3種類。通気性や吸湿性がある素材を選べば、暑さも汗のべたつきも軽減できて夏にピッタリです。夏スーツのカラーは青がおすすめ。真っ青だとちょっと明るすぎるという方には、ライトネイビーやブルーグレーがおすすめです。青系のスーツは清潔感や誠実さを与えつつ、涼しげな雰囲気を感じさせます。裏地にもこだわり、「半裏」や「背抜き」のような一部を取り除いた涼しい仕様にするのが良いでしょう。合わせるネクタイも麻やシルクのような清涼感のある素材や、軽さのあるニットタイがおすすめです。夏用の涼感スーツと合わせるアイテムで、自分も周りも涼し気に演出しましょう!