水色ネクタイの魅力を活かし、”より美しく魅せる”スーツコーデにするポイントを解説のアイキャッチ画像
水色ネクタイの魅力を活かし、”より美しく魅せる”スーツコーデにするポイントを解説のアイキャッチ画像

水色ネクタイの魅力を活かし、”より美しく魅せる”スーツコーデにするポイントを解説

今回はスーツのバランスや印象を整えるうえで欠かせないアイテムのネクタイについて解説いたします。水色のネクタイを使ったコーディネート方法もご紹介いたします。

水色ネクタイを使ったコーデ例

初めに、ネクタイはスーツの色味に合わせて選ぶのが基本です。水色のネクタイは明るめのネイビーや定番の黒のスーツが相性抜群です。

ブラックスーツ+白シャツ+水色ネクタイ

定番の合わせ方ですね。どんな色味のネクタイでもあわせることができます。
定番だからこそ抑えておきたいポイントは、着用するアイテムの中で取り入れてもよい柄の種類は二つまでです。

全体をまとめつつ胸元のアクセントを活かすのが綺麗に着こなすコツです。
この合わせ方はどんな方でも着用できるのが特徴で、新入社員の方でも就職活動でも着用いただけます。ただし明るすぎる色味のものは避けましょう。

清潔感と爽快感があるので夏場のクールビズシーズンにも良いですね。
はじめて着用を検討している方はこの組み合わせから挑戦してみましょう。

ネイビースーツ+白シャツ+水色ネクタイ

こちらもブラックスーツと同じく定番の組み合わせになります。ブラックスーツとは違い同じ定番色でもネイビーには大きく分けて三種類の色味が存在します。

色が濃い順に、ダークネイビー・ネイビー・ライトネイビーに分かれていますが水色は同系色なのでどのネイビースーツにも合わせることが可能です。

ネイビースーツに合わせる際のコツはスーツの色味よりも、やや明るいネクタイを選ぶことです。そうすると、色味のメリハリがつき引き締まった印象になります。

ブラックスーツよりも表現力豊かな色なのでビジネスシーンだけに限らず、結婚式などのパーティーでも着用いただけますよ。

中に着るシャツの色を変えるのも良いですね。例を挙げるならば、ダークネイビーのスーツに同系色のネイビーのシャツを着用し、あえて明るめの水色のネクタイを取り入れるのもおしゃれに仕上がります。

シャツをスーツに合わせて明るい色味のネクタイを選ぶことで、全体的に暗いイメージのなかで胸元の水色のネクタイの存在感が強調されることで全体のバランスが整います。

ただしビジネスシーンには不向きになります。シャツの色を大きく変えるとカジュアルな印象は変えられません。

ではビジネスシーンにはどんな組み合わせが好ましいのか。
それはダークネイビーかネイビーでコーディネートをすることです。

水色のネクタイを取り入れてビジネスシーンで着用するなら落ち着いた色のスーツが一番です。
ネクタイの柄もドットかストライプのものにしましょう。水色は色単体での主張が強いため柄も控えめなものがおすすめですよ。

では水色のネクタイを合わせた際の印象はどのようなものなのでしょうか。

水色ネクタイが人に与える印象とは

青色には「知的」「成実」「論理的」といった印象を与える効果があります。さらに色が明るくなると爽やかで爽快感のある印象となります。

また、水色には人の視線を集める効果も期待できます。明るい色に視線をもっていかれやすいのは人間の本能だとも言われています。

着用の際はシチュエーションにあわせることが重要です。例えばパーティーなどの交流の場ではカジュアルな印象で明るめの色味のものを選んだりなど、ネクタイの生地にも注目して選んでみるのも良いですよ。

光沢のあるものは上品な印象に仕上がります。なので敷居の高い場面での着用をおすすめします。反対にフォーマルな場面では無地のものがよいでしょう。

水色は扱いが難しいため、スーツに取り入れる際はいかに他のアイテムで印象を整えるかが大切になります。

水色ネクタイで使いたい柄は何がいいか?

スーツの印象を格段と引き上げる要因になるのはネクタイの柄です。水色ネクタイの印象をより引き上げるには定番のストライプ(レジメンタル)が一番です。定番だからこその味があり、なによりストライプはより誠実さを演出することができます。

なので就職活動などでの、第一印象を大事にしていきたい場面では重宝されているのです。
もちろん柄の幅や使用されている他の色によって見える印象は変わります。

また、ストライプにも「右上がり」「右下がり」といった種類があるのはご存じですか?
それぞれに意味があり、仕上がりにも影響するんですよ。

右上がり

市場に多く流通しているのは「右上がり」のネクタイです。
なぜ右上がりのネクタが多いのかというと、それは「右上がりのほうが美しく見えるという錯覚」があるからです。

本来はどちらでも見える印象に変わりはありませんが、日常生活で私たちがよく目にするものには右上がりのものが多く、右下がりのものに違和感を抱くようになったとされています。

右下がり

先ほどの話を聞くと右下がりのネクタイはおすすめできないのではないかと思いますよね。いえ、右下がりもしっかりと使用することはできます。

右下がりのネクタイはネクタイの結ぶ目のラインが反対に出てくることです。反対に出てくることで、結ぶ目しか見えないようなベストやジャケットを着用した際におすすめです。
ここまでストライプをおすすめしていますが、他の柄も非常によく合うものがあります。

ドット

こちらも定番の柄ですね。ドットが与える印象は「おしゃれ」で「シック」な印象です。
水色と組み合わせるとかわいらしい、柔らかい印象になります。

ドットの大きさにもよりますが、小さくなるとクラシカルな印象となり、大きくなるとカジュアルな印象となります。

ドットの色は白やネイビーなどがいいですね。もちろんビジネスシーンでも着用することができます。

チェック

ドットに続いて相性がいいのはチェック柄です。カジュアルな印象が強いためビジネスシーンでの着用は難しいですが、水色+白のチェック柄はかわいらしい印象になります。

水色ネクタイはフォーマル向きか?カジュアル向きか?

かわいらしいとかクラシカルとか様々な印象があるけど、カジュアルかフォーマルかでいうとどちらなんでしょうか。

結論、「ややカジュアル向きだが柄や色の濃さにもよる」です。
絶対にこうだという答えではありません。

先ほどネクタイの柄についてお話ししたように、柄や色によって印象が変わりやすいため、適切な選び方をすれば葬式などの場面を除いて着用することができます。

基本的に水色のネクタイを着用する場面は、パーティーやお祝い事の場面です。
堅くなりすぎず、爽やかな印象を与えてくれるので周りの空気を崩すことがありません。

もちろんビジネスシーンでの着用も可能です。爽やかな印象を使えば新入社員でも着用することができますよ。ですが明るすぎるものは避けましょう。

水色は様々な印象がつきやすい色ですので、過度な主張になるような色味はどんな場面でも避けるといいですよ。

水色ネクタイとスーツを合わせる時に注意点とは

水色のネクタイはカジュアルに近い印象となるため、スーツ自体の色味は暗めのものにする必要があります。もちろん着用シーンによって明るいネイビーのスーツに合わせることも可能です。

主張の強い水色をうまくコントロールするにはスーツの色やシャツでバランスを保たなければいけません。ここで注意しなくてはいけないのは、スーツを着るうえでの基本になる「柄ものは二つまで」と「色は三色まで」この二つの基本を守りましょう。

なるべくネクタイの色も二色以内のものに抑えるのが理想的な形です。
ストライプでよく見かける四色以上取り入れられたネクタイは情報が多くなってしまい存在感が大きくなりすぎてしまうので避けましょう。

柄はストライプかドットが好ましいでしょう。小紋柄やペーズリーといった個性的な柄は、もともと主張の強い水色とは相性はいまいちです。先ほどもお話ししたように柄ものは二つまでです。

柄ものを二つまでといっても同じ柄をスーツとネクタイに入れるのは避けましょう。また、主張の強い柄「チェック柄」や「大きめの水玉模様」などの組み合わせはNGです。

主張の強い柄を複数取り入れるのは難易度が高いため初心者の方にはおすすめできません。
必ず主役の柄を決めて。それをベースにして他のアイテムを取り入れましょう。
失敗しない組み合わせは無地を取り入れることです。

スーツには一定の法則が存在しており、着用するアイテムを色の濃い順に並べた際に
スーツ・ネクタイ・シャツの順番になるとバランスが整うとされています。

スーツの美しさは主張しすぎない落ち着いたところにあります。同系色でまとめると上手くシルエットが保たれるでしょう。

どうしても好みの小紋柄があって取り入れたいけど、それとあわせてスーツの柄も取り入れたい。そんな悩みもお任せください。
先ほどは相性がいまいちといったのは明るい水色のネクタイの場合を仮定しての話です。

結論からお話しすると、ネクタイの色味をできるだけ暗い水色にしてスーツと同じ色にすれば両方に柄を入れることは可能です。しかし、水色を暗くしても合わせられるスーツの色味はライトネイビーになるのでビジネスシーンでの着用は見込めません。

水色のネクタイは着こなすのが少々難しいですが、スーツの基本さえ理解すれば気軽に扱うことが可能です。このように相性もあるので着用できない場面も当然存在します。

水色ネクタイを装着できない場面はどんなシーンか?

水色のネクタイは存在感と主張が強いためフォーマルな場面においての着用はおすすめできません。葬式や通夜などは絶対にNGです。

爽やかな印象があるから就職活動などでの着用は大丈夫!という訳でもないんです。
色味によりますが、就職活動生は黒かネイビーまたはダークネイビーのスーツが基本です。落ち着いた印象のスーツに明るすぎる水色のネクタイを取り入れると主張が強くなり反って印象が落ちてしまいます。

はじめにお話ししたネクタイの組み合わせ方では、スーツの色を暗くすれば問題ないと説明しましたが、着用場面によって許容されない場面もあります。ネクタイを選ぶ時は明度に気を配ることが必要です。

そして新入社員も同様です。まずは落ち着いた雰囲気を演出しなければいけませんので明るいものは避けましょう。ですが近年ではオフィスのカジュアル化が進行しています。

着用できる職場環境なのかも水色に限らず把握することが必要になります。とはいいますが、やはり最初のうちは落ち着いた色にしましょう。

このままビジネスシーンでの着用を前提でお話しすると、商談や謝罪の場での着用もおすすめできません。明るい色には視線を集める効果もあるので、大事な場面で相手の意識を紛らわしてしまう場合もあるので避けましょう。

ここまで長くお話してきましたが、水色のネクタイを扱うのは難しいと感じた方がほとんどかと思います。いざ着用してみようと思ってもうまく着こなせないのも無理はありません。

ではどうすればよいのか、それはお店で相談しながら選ぶことです。
お悩みなどは「オーダースーツSADA」にお任せください!

オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?

オーダースーツSADAのおすすめポイント

・オーダースーツ総合満足度1位!
・本格フルオーダーのスーツを圧倒的な低価格で提供
・初回お試し価格で(税込)21,780円~
※2022年9月20日時点の価格です。価格は変更になることがあります。
・全身20箇所以上の丁寧なサイズ採寸
・専門スタッフがトレンドからスーツマナーまでご案内
・色・柄・ブランド、100種類以上の選べる豊富な生地素材

オーダースーツを初めて作るような方、特殊な体形で既製品のスーツでお悩みがある方などどんな方でもご満足いただけるようにスタッフが生地選びから完全サポート!

丁寧なサイズ採寸で一人一人に合わせたパターンを作成し、最先端のマシーンメイドで本格フルオーダーを実現しています。
オーダーならではの動きやすさ、シルエットの美しさを実感していただけるのはオーダースーツSADAの魅力。

定番の色から個性を演出できるものまで、幅広くご対応致します。

ぜひ、お気軽にご相談、ご来店ご予約をお待ちしております。

千地 淳子