【スーツ 面接】面接スーツ必勝ガイドのアイキャッチ画像
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【スーツ 面接】面接スーツ必勝ガイド

就職面接の結果を左右する第一印象。
好印象なスーツスタイルは、基本が重要です。
今回は、面接のスーツスタイルで守るべきポイントをまとめました。

面接用スーツの色

新卒・・・黒無地。
リクルートスーツと言えば黒無地です。
大半の学生(約8割)は黒無地スーツを着用しています。

しかし、本来のビジネスシーンでは、黒無地スーツは喪服に見えるため着用を避けます。
企業側は、流行で黒無地を選ぶ学生が多いため許容しているにすぎません。
ビジネスマナーを知っている学生は、最終面接では紺無地を用意しています。
現在は、リモート面接も増えたため、紺無地もおすすめです。
画面越しの印象も良く、就職後も着用できます。

ポイント
リクルートスーツの黒無地は、例外的に許容されているスーツです。
就職後は、すみやかに黒無地以外のスーツを用意しましょう。

医療系・・・紺無地、チャコールグレー無地。

医療系は、黒無地が喪服を想起させるため、縁起が悪く、配慮に欠けるため着用しません。
知らずに黒無地を着用する学生が多いためリクルートでは黙認されていますが、本来は紺無地かチャコールグレー無地です。
チャコールグレーは、黒に近いグレーです。

外資系・・・紺無地、チャコールグレー無地。

海外のビジネススーツは、紺系かグレー系が基本です。
黒無地はタキシードやモーニングなどのフォーマルな色であるため着用しません。
面接では紺無地か、チャコールグレー無地を用意しましょう。

転職・・・ダークカラー。

転職の場合は、黒、紺、グレーのダークカラーからミディアムカラーまでが目安です。

服装規定が比較的厳しい公務員、金融、不動産系はダークカラーがおすすめ。
服装規定が比較的ゆるやかなアパレル、広告代理店、IT系などはダークカラーからミディアムカラーまでを目安とします。
各業種、社風に合わせて華美にならないスーツを選ぶと無難です。
黒無地は喪服の色、茶系はカジュアルになるため避けます。

面接用スーツの柄

新卒・・・無地のみ。

転職・・・シャドーストライプ(生地の織柄)やピンストライプなど薄い柄と黒以外の無地。

ボタンの数は?
スーツのボタンの数は、2つボタンが基本です。
段返り(ローリングダウンラペル)と呼ばれる、お洒落な3ボタンも避けます。

面接用スーツのコーディネート

清潔感のある爽やかなコーディネートを意識しましょう。

  • シャツ・・・レギュラーカラーか、ワイドカラーの白無地です。襟先にボタンのある、ボタンダウンシャツはカジュアルになるため避けます。転職の場合は、サックスブルー無地(淡いブルーにグレーを混ぜたような落ち着いた色)も着用できます。
  • ネクタイ・・・紺系かボルドー系ストライプタイが無難です。転職の場合は、小紋もおすすめ。落ち着いた印象になります。
  • ベルト・・・シルバーのバックル、黒革のスムースレザー(型押しなどのないシンプルな革)。
  • ・・・黒の紐靴でストレートチップ(つま先に横一線の切り替えがあるもの)を選びます。
  • コート・・・秋冬は合繊素材のトレンチコート、ステンカラーコート、スタンドカラーコートのいずれかを黒で用意します。

ポイント
オンライン面接は、画面越しで顔が暗く見えるため、なるべく額を出すヘアスタイルや、部屋の光が顔に当たる角度を選びましょう。
うつむいてカメラを見ると、顔に影が入り暗い印象になります。
パソコンの位置を10センチほど高くして、カメラと目線が合うようにするだけでも、表情が明るく見えます。

面接時のビジネスマナー

  • ボタンのルール・・・スーツのジャケットは下のボタンを外して着用します。
    アンボタンマナーと言われるマナーです。
    着席時の前ボタンは全て外すというビジネスマナーがあります。
    しかし、シワ防止を目的としたマナーなので、面接時は外さない方が無難です。
    面接官の前で前ボタンを外すと、本来は肌着であるシャツが丸見えになり、あまり印象が良くありません。
    面接よりも服のシワを気にするという意味にも取れます。
    学生が受ける面接は、ビジネスシーンではなく試験であるため、留めたままにしましょう。
    転職面接では、すでに社会人であるため、ビジネスマナーを守ります。
    ボタンの留め外しをして着席、起立します。
  • ベルトと靴の色・・・黒で揃えます。
  • 名刺入れ・・・シンプルな革製の黒を用意します。金属製は、落とした場合に訪問先の床を傷つけるため避けます。名刺を受け取る際の受け盆の役割もあります。
  • ハンカチ・・・汗を手で拭うようなことは避けましょう。薄い綿のハンカチで、ダークカラーのシンプルなものを胸の内ポケットに入れておきます。ヒップポケットや、パンツのサイドポケットは面接中に取り出しにくいため、内ポケットが安心です。汗はそっと押さえるように拭きます。
  • ビジネスバック・・・椅子の横に置くため、安定性のある底鋲つきの黒を選びます。
  • ヘアスタイル・・・表情が読み取りやすいヘアスタイルは印象が良くなります。額や眉が見える、耳周りと襟足が短く清潔感があるショートがおすすめ。ワックスやジェルでセットしてある方が、移動時も乱れにくく、印象もスッキリとします。

スーツのメンテナンス

帰宅したら厚みのあるスーツ用ハンガーにジャケットをかけ、ポケットにあるものは取り出します。
全体を軽くブラッシングして、風通しの良い場所にかけておきます。
パンツはベルトをつけたまま、裾をパンツハンガーに挟み裾からウエストに向かってブラッシングします。
次にウエストを挟み、ウエストから裾へ向かってブラッシング。
これだけでもスッキリしますが、余裕があれば、再度ベルトをつけたまま裾を挟み、シワ取りスプレーや、消臭スプレーをかけておきます。
ウール素材のスーツは、湿気を与えると、ベルトの重みでシワが伸びます。
手入れが終わったら通気性の良い場所へかけ、汗の湿気が抜けた後、ジャケットとともにクローゼットへ収納しましょう。
可能であれば、連続着用は避けます。
連続着用する場合は、極力汗を抜くため、クローゼットへは入れずに、エアコンの風が当たる場所などへかけて置きましょう。

クリーニングに出す時間が無いときは、ブラッシングとスプレーで十分整います。

ハンドスチーマーがあれば、高温のスチームで消臭とシワを伸ばしが同時にできます。
入社後も使用できるため、用意しておくと便利です。

スーツの第一印象

スーツの印象はサイズ感が重要です。
実際、袖丈、着丈、裾丈が長すぎるスーツを着ている人を多く見かけます。
プロが見れば、その差は数センチ。
正しい採寸のひと手間で、完璧なサイズ感になります。
身だしなみやスーツの着こなしが完璧であるだけで、第一印象の信頼感は大幅にアップします。
自己管理ができる証明となり、それはそのまま仕事の管理能力があることを示します。
大切な第一印象のために、スーツのサイズ感はプロにお任せ下さい。
一度、正しいサイズを把握すれば、今後ずっとサイズに迷う事はありません。
オーダースーツSADAでは、オーダーデータを保存することも可能です。
入社後の多忙な時期に、スーツをネットオーダーできる事も大きなメリットです。

まとめ

今回は、面接スーツのポイントをまとめました。
色、柄、コーディネート、ビジネスマナー、メンテナンスとサイズ感。
簡単な基本を守るだけで、第一印象は劇的に変わります。
基本という土台ができれば、何も心配はありません。
安心して面接に臨みましょう。
あとは爽やかな笑顔で必勝間違いなしです!

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